2010年3月30日

主役は平井だけで良かったのに…

 
 
当日は仕事で中継を見ることができなかったんですが、
録画してた仙台戦を、さっきようやく見終わりました。
 
ガンバ新時代のエースの覚醒を告げる、平井の決勝ゴールで、
今季リーグ初勝利を飾る!! …で、ええんとちゃうん?
 
審判のハットトリックで勝ち点1を分け合う試合なんか、
全然絵になれへんし。
 
 
 
ガンバ大阪22ベガルタ仙台
 
 
 
試合全般は相変わらず低調な内容。
 
平井のゴールでそのまま試合が終わってれば、
そんな試合の内容なんか抜きにして、
めでたし、めでたしで良かったんやけどね。
 
それだけ、この日の平井のプレーは、良かったと思う。
2回しか無かった決定機のうち、1つを見事に得点に繋げたわけやし。
 
その得点も、グラウンダーのクロスを合わせた、
とても難しいものやったから、大黒と姿をダブらせたくなるのは無理もないかな。
 
それに、大黒の時もそうやったけど、
平井が入ると二川がプレーしやすそうやね。
 
“浪速のアンリ”って呼ばれてるのに、好きな選手が、
フェルナンド・トーレスっていう、矛盾があんまり好きじゃなかった平井やけど、
これからは次代のエースを、本腰を入れて応援するわ。
 
でも、今年の夏場かシーズン後に、山本が変な補強して、
平井の出場機会を奪っちゃったりするんだろうな~
 
 
 
あ、山本の話題が出たところで思い出したんやけど、
ゼ・カルロス…、なに、あれ?
サッカーの試合に出てるのに、ほとんど歩いてるか、止まってるやん。
 
ブラジル人サッカー選手って言うより、ハワイ出身力士ですって言った方が、
しっくりきそうな見た目やし。
 
山本は、本当にこの選手のプレーを見て獲得を決めたんだろうか?
 
もしかして、プロの試合じゃなくて、引退した選手が集まる、
フレンドリーマッチかなんかで活躍してたから獲ってきたんか?
 
ガンバが勝てない時期って、多かれ少なかれ監督に対する不満があるけど、
こんな選手をベンチに入れなきゃいけないなんて、
今回ばかりはアキラに同情してしまうわ。
 
 
 
ただ、そんなことを言いながらも、アキラに不満が無いわけじゃなくて、
最後の安田の投入はなんやったんやろ、と。
 
平井のゴールが決まる前から、安田に準備をさせてたから、
そのまま出したんやろうけど、守備に難がある安田を、
守備に奔走させるために、ピッチに送り込むより、
あそこは武井を投入した方が良かったんじゃないかなぁ。
 
まあ、結果論やけどね。
 
 
そして、PKについて。
 
まあ、山口のハンドは弁解の余地は無いとして、
(っていうか、なんであんなことしたの?)
1回目と2回目は、厳しすぎるんじゃないかと。
 
それに、もしあれらがPKなんやったら、
他にもPKになるような場面はあったんやけどなぁ。
 
まあ、判定の基準がバラバラなんは、イエモッツやから、
何を言ってもしょうがないんやろうけど、
どうしても、彼が試合を裁くだけでやるせない気分になるよね。
 
 
 
これで、ガンバはリーグ4戦を戦って、3分1敗の勝ち点3。
首位鹿島との勝ち点差は、もうすでに7ですか…。
 
しかも、豚、新潟、仙台って、優勝争いに絡んでこなさそうなチームと
試合してこれやから、先が思いやられるわ。
 
まあ、次はホームでACLシンガポール戦やから、
万博でしっかり勝利して、浮上のきっかけを掴んでほしいね。
 
40年ぶりに太陽の塔の目が光ってるってことやけど、
灯台もと暗しって言うし、案外、劇薬は万博に落ちてたりする(はず)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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2010年3月25日

広島とハインドマーシュ

 
 
2年前に現地に行ったわけじゃないけど、
やっぱり、ハインドマーシュを見ると、ガンバがACLで
優勝した時の事を思い出すなぁ。
 
ただ、その時にガンバが歓喜に浸った場所は、
広島にとってほろ苦いものになってしまったね。
 
 
 
サンフレッチェ広島23アデレード・ユナイテッド
 
 
 
この試合を見ていて、ガンバサポとして、
どうしても目が行ってしまったのが、山崎。
 
実況の角澤に、名前を連呼してもらっていた割に、
ケガの影響からか、全然チームにフィットできていない事が残念やったわ。
 
それにしても、未だに広島の選手って感じがしないのは何故なんやろう?
それだけガンバサポにとって愛着のある選手やったってことかな。
 
 
 
一方のアデレードも、2年前にガンバが3度も剣を交えた相手。
 
その時のメンバーは半分ぐらい入れ替わってるみたいやったけど、
運動量豊富なキャプテン、ドッドと、“巨人”コーンスウェイトの右サイドは健在。
 
他にも、オーストラリア代表GK、ガレコヴィッチ、
何気に俺のお気に入りやった、左SBのジェイミーソンもいたよね。
(実況ではジャミソンって言ってたから、最初は誰かわからんかったけど)
 
昨シーズンはAリーグで最下位やったってことやけど、
この日の戦いぶりから、そんな脆弱な感じは一切無かった。
 
Eグループでは、一昨シーズンの王者、
メルボルンが苦戦してるのを考えると、やっぱりACLって
経験値がものを言うんだなぁって思うわ。
 
まあ、ヴィドマー監督も、一昨年にガンバに3連敗したこともあって、
日本のチーム相手の戦い方がわかってきてるのかもしれんし。
 
実際に、ガンバがアデレードとCWCで3度目の対戦をした時、
先の2試合とは違って、結構苦戦させられたからね。
 
 
 
そう考えると、広島は悪い相手と当たってしまったなぁって思う。
 
まあ、この試合では守備の要のストヤノフが、
前半のうちに退場して、数的不利になったのにも関わらず、
そこから逆転したのは、大したもんやと思ったけどね。
 
しかし、浦項とアウェイで試合した時もそうやったけど、
問題やったのは、そこからの戦い方。
 
これは、経験不足っていう言葉で片付けられるのかもしれんけど、
こういう試合をモノにできるかどうかって、Jでの試合でも問われるやろうから、
決してACLに限ったことじゃないと思うけどね。
 
今年のACLで、広島がぶち当たったものは、
今後広島が、国内外に於いて、ステップアップしていくために克服すべき
宿題なのかもしれへんね。
 
 
 
まあ、長々と広島について書いちゃいましたけど、
ヨソの心配してるほど、ガンバに余裕があるわけでもないんやけどね。
 
グループ首位を走る水原三星が、シンガポールや河南に
勝ち点を落とすとは考えにくいから、
ガンバとしては、4月13日のホームでの水原戦が、首位通過を懸けた
天王山になりそう。
 
ただ、首位通過したところで、相手がまた川崎になりそうなのが、
なんとも言えんところやねんけど…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2010年3月23日

遅れてやってきた、ガンバの春

 
 
なんか、相手チームに安田みたいな金髪モヒカンの選手いたよね。
ラティフって言ったっけ?
 
別に、安田みたいに20代前半なら許せるかもしれんけど、
あの選手、30歳みたいやね。
 
いいトシしてなんちゅう頭してんねん。
 
っていうか、ガンバも“熟成されたチーム”って世間では言われてて、
格下と呼ばれるチーム相手に、なんちゅう勝ち方してんねん。
 
 
 
ガンバ大阪42アームド・フォーシズ
 
 
 
こんなモッサリした相手に、わざわざ2点もプレゼントするなんて、
ガンバ大阪の半分は優しさでできてるのかっていう、バファリンさを発揮。
 
さらに、安田のホームランシュートや、橋本のゴール前でのトラップミスなど、
前半で試合を決めずに、後半までドキドキさせてくれる、
余計なエンターテイナーぶりも健在やったね。
 
まあ、新潟戦から中2日、高温多湿の気候を踏まえたら、
その中で、今シーズンが開幕してから、ガンバサポが待ち望んだ勝ち点3を、
しっかり獲ったってのは良かったと思うけどね。
 
 
 
まず、何と言っても、ハットトリックを達成した平井将生。
 
今シーズン、FWの流れからの得点が無いと嘆かれていた中で、
それを払拭する素晴らしい働きやったね。
 
1点目と2点目のゴールも素晴らしかったけど、
個人的には、3点目の、ペナルティエリア左の深い位置で切り返し、
角度の無いところから、「ここしかない」っていうコースに決めた、
シュートが一番好きやったかな。
 
相手は格下のチームやったとは言え、スウェーデン人とイギリス人の
CB2人はそこそこのレベルにある選手やと思ったから、
このハットトリックは、高く評価してもいいやろうね。
 
正直、ダブルハットトリックも狙えたと思うけど、
それらは次の試合以降に取っておくっていう解釈でいいんやな?
次の試合でも決めてくれよ、平井!!
 
 
 
あと、FW陣に関して言えば、チョ・ジェジンは、
平井の2点目のゴールのお膳立てをしたヘディングでの落としは、
圧巻の高さと強さやったけど、やっぱりまだゴールが遠いね…。
 
後から出てきた、ゼ・カルロスの方が、
短い出場時間ながら、惜しいシュートを何本も打ってて、
得点の可能性が感じられたわ。
 
…ただ、ゼ・カルロスは、ゴール前でボールを待ってる以外、
基本、何もしないのか?
 
う~ん、そう考えると、スタートはしばらく、
平井とチョ・ジェジンでいくべきみたいやね。
 
 
 
そして、2-2の同点の場面で勝ち越しゴールを挙げた、中澤!!
まさに気迫のゴールやったね!!
 
ゴールを決めた後、気合い満点の表情で、一目散に
明神の下半身に抱きついた時は、「やっぱりこの2人はラブラブなんか?」って、
思ってしまったけど…。
 
ただ、中澤1人の責任では無いとはいえ、
本職のDFの方は、まだ高木とのコンビネーションは難があるのか、
特に、セットプレーから喫した2失点目は、ありえへんかった。
 
今シーズンみたいに、山口が欠場した時、
高木や菅沼と組むことがあるやろうから、守備面での約束事をはっきりとして、
誰が出ても、いいコンビネーションを、発揮できるようにしてほしいわ。
 
 
 
これでガンバはようやく2010年シーズン初勝利。
2月24日の水原三星戦から、約1カ月…長かったわ。
 
まだまだ課題は多いけど、このいい流れを、
日本に持ち帰って、リーグでも勝ち点3を掴んでほしいね!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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2010年3月20日

ガンバの2010年はいつ開幕するんだろう?

 
 
世間はすっかり春めいてきましたが、
ガンバ大阪に春が訪れるのは、まだ先のことのようです。
 
 
 
ガンバ大阪00アルビレックス新潟
 
 
 
内容だけやったら、完全に負け試合、
ゴールポストの活躍で、なんとかドローに持ち込んだ試合やった。
 
オレンジアレルギーとか、そんなん関係無しに、
酷い試合やったね。
 
それにしても、敵ながらマルシオ・リシャルデスはホンマに上手い。
この間までケガしてたのが信じられへんほど、クオリティの高さを
見せつけてた。
 
本間と三門のダブルボランチも、素晴らしかったし、
あと、チョ・ヨンチョルもいい選手やと思ったね。
 
 
 
一方でガンバの方はどうやったかっていうと、
この1週間何してたんだっていうほどのグダグダぶり。
 
まず、アキラが迷ってるのが、選手の起用に表れてるもん。
 
ルーカスの負傷退場はアクシデントやったとはいえ、
佐々木は、上半身のケガで体のバランスが悪く、
明らかに試合に出れるコンディションじゃなかった。
 
佐々木を出場させた時点で交代枠を1つ無駄にしてしまったね。
 
それと、ルーカスの代わりで入ったのに、25分だけのプレーで
平井と交代させられたペドロ。
 
まあ、目も当てられないほど酷いプレーをしてたから、
交代させられてもおかしくないと思うけど、
こんな交代やってる時点で、チームが上手くいってないのを物語ってるわ。
 
ペドロが交代をさせられた後、ベンチに向けて怒りを露わにしてたように、
この件で、ペドロとアキラの間に確執が生まれそうやけど、
個人的には、どんな理由があっても、ガンバのユニフォームを
あんな風に扱う選手に、青黒のユニフォームを着てほしくないね。
 
 
 
そして、またしても露呈してしまったガンバの決定力不足は深刻やと思う。
 
ただ、この試合に限っては、FWの責任というより、
中盤のビルドアップの段階でのミスが多すぎたし、
あんなにセカンドボールを相手に拾われてたら、効果的な攻撃ができへんて。
 
この試合では、いつもの4-4-2じゃなくて、4-2-3-1の布陣やったけど、
1トップに入った、ルーカスやチョ・ジェジンまでボールが行かんくて、
完全に孤立してたように見えたし。
 
ACLで優勝した時のように、4-2-3-1の布陣が上手くいく時って、
トップ下に入った、遠藤が違いを生み出してるイメージがあるんやけど、
この試合の遠藤は、違いを生み出すどころか何もしてない。
 
特に後半なんて、セットプレーのシーン以外では、
どこにおるんかわからんかったし。
 
おそらく、「大丈夫」とは口でいってるものの、
コンディションは相当悪いんやと思う。
 
事前の報道でもあったように、来週のシンガポール遠征の、
メンバーから外してほしいね。
 
 
 
その中で、数少ない良かった点と言えば、
代表復帰が囁かれてる、加地の調子が良さそうなのと、
(あのキャノンシュートは入ったかと思ったわ)
安田が、名古屋戦の時と比べると、かなりマシになってたこと。
 
まあ、安田に関しては、マシなだけで良いとは言えんけど、
この試合ぐらいシンプルにプレーしたほうが、
いいプレーができるんじゃないかなと思うね。
 
 
 
とうとう、これで公式戦6試合勝ち星無し。
こんな状況で、明日からシンガポール遠征に向かうガンバの選手達。
 
どうしても悲観的になってしまうけど、2008年の夏に、
10試合勝ち星が無かった時、シリア遠征が劇薬となり、
ガンバが復活したように、このシンガポール遠征が、
今のガンバの劇薬になってくれることを願います。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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2010年3月17日

本田さんかっけー

 
 
最近になって、ようやく“本田△”の意味を知りました。
 
でも、この試合での本田はマジかっこよかったわ!
 
 

 
 
日本人選手初のチャンピオンズリーグベスト8進出やけど、
そんなの関係無いって言ってのけるあたりが、彼らしいなと。
 
ただ、こういう、本田の勝気な性格って、謙虚な性格の日本人には、
あまり受けないから、批判が多いのも事実。
 
実際、北京五輪の時とか、発言に結果が伴ってなかった時は、
俺もあんまり良く思って無かったし。
 
 
 
でも、誰に何を言われようとも、向上心をもって、
自分を信じて努力を続け、ステップアップのために移籍願望すら、
堂々と公表するあたり、本田がヨーロッパでやれているのも、
この日本人離れしたメンタリティによるものなのかもね。
 
テクニックがある、フィジカルが強いってのも重要やけど、
サッカー選手が成功するためには、強いメンタルが必要やって事やね。
 
まあ、これはサッカー選手に限った事では無いと思うけど。
 
とにかく、本田には、これからも我が道を行って、
日本人が世界でどこまでやれるのかを見せてほしいね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2010年3月14日

凡ダービー

 
 
長居行ってきました。
 

 
俺はいつも、豚戦の前には、昼食で吉野家の豚丼を食うって言う、
ゲン担ぎをしてるんやけど、この日も例に違わず行ってきました。
(ちなみに神戸戦の前は牛丼を食います)
 
俺がこのゲン担ぎをやり始めてから、ガンバはダービーで
ずっと勝ってたので、この日もガンバのダービー勝利を願って、
豚丼を平らげたんやけど、思うようにはいかんかったね…
 
 
 
 
ガンバ大阪11セレッソ大阪
 
 
 
長居に来るたびにいつも思うんやけど、
スタジアム演出がカッコ悪すぎるんよね。
 
観客の声援や手拍子をスピーカーから流すなんて、
残念にもほどがあるわ。
 
それに、♪週末になったら、ビールが飲みたい♪とか、
歌ってた、あの変なロックシンガーは一体誰だ!?
 
やっぱり、こういう無粋な演出を目の当たりにすると、
個性的なシャウトでスタジアムの雰囲気をひとつにする、
仙石さんはさすがやなぁ、と思うわ。
 
あと、「セレッソを筆頭に関西を盛り上げましょう」って、
KY発言で、播戸や家長に匹敵するブーイングを浴びてた、平松市長。
 
森島の謙虚さを見習ってください。
 
 
 
そして、試合に関してなんやけど、
なんか、ACLの水原戦あたりは、結構楽観してたんやけど、
さすがにここまでうまくいかんとなると、重症やね。
 
ガンバが悪い時はいつも同じような事言ってると思うんやけど、
ゴールを奪うためのパス回しじゃなくて、パスを回すためのパス回しになってる。
 
一見、ガンバが押し込んでるように見えても、
あんなにシュート意識が低くて、足元へのパスばっかり繋いでたら、
相手も守るのは楽やって。
 
この日のセレッソのゴールマウスを守ってた松井は、
ジュビロにいた時から、ポジショニングに難がある印象があったから、
もっと積極的にミドルを打っても良かったと思うわ。
 
実際に、ガンバの先制点は明神の無回転ミドルやったわけやしね。
 
 
 
ただ、明神が得点を挙げたとはいえ、
やっぱり、FW陣の決定力不足は深刻やね。
 
チョ・ジェジンも、この日は前線で体を張ってて、
この試合に懸ける気合は感じられたんやけど、パスの出し手である、
二川と息が合ってない感じがしたなぁ。
 
そして、ルーカスは、この日一番チャンスが多かったけど、
あんなにシュートが枠にいかんとは…
 
途中出場のペドロも、自陣で闇雲にドリブルを繰り返して、
ボールを失い、セレッソのカウンターの起点になってもうてたしね。
 
誰かが1ゴールでも挙げられれば、また変わってくるんかなと思うけど、
なかなか問題の根は深そうな感じやわ。
 
 
 
あと、守備陣は裏取られすぎ、股抜かれすぎ、ボール回し怖すぎ。
 
加地も、中澤も、あんなチョロチョロした横パスじゃなくて、
もっと強いパス出そうよ。
 
正直言って、あれだけ決定機を作られてて、
よく1失点で済んだなぁって感じやわ。
この日は、セレッソのほうも、決定力不足やった印象やね。
 
それにしても、いつまでガンバのDF陣は山口に頼りきってるんやろうか…
 
 
 
とうとうダービーでも勝てず、次節はホームで新潟戦。
 
次節までは中5日あるし、長居での試合に引き続き、大阪にいるから、
コンディション調整も比較的楽やと思う。
 
それだけに、次節の試合でも結果が出なくて、
疲労を言い訳にするんやったら、スタメン変更を検討してほしいです。
 
もう、どんなにカッコ悪くてもいいから、
とにかく勝つところが見たいぞ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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2010年3月11日

なかなか調子が上がらない

 
 
河南建業って、サッカーに詳しくない大阪の人が聞いたら、
河南町にある建設会社やと思いそうやね。
 
実際に探したら、近い名前の会社ありそうやし。
 
でも、今日のガンバの対戦相手の河南建業は、
河南町じゃなくて、中国の河南省のチーム。
 
中国を意識してか、この日の中澤は、パンダ仕様の顔で出場してたね。
…え、違う?
 
まあ、そんな話はどうでもええねん。
 
肝心の試合の方やけど、
この日も残念ながら結果は出えへんかったね。
 
 
 
ガンバ大阪11河南建業
 
 
 
試合見てても、相手の選手の技術とかはそんなに高くなかったし、
去年の山東魯能戦のようなワンサイドゲームになっても
おかしくないと思ったんやけど、この日は、ドン引きした相手の守備を
崩す事ができなかった。
 
 
 
もともとガンバはスロースターターなところがあるけど、
今日は特に試合の入り方から、どことなくフワフワした感があって、
そのせいか、あっさりと先制点を許してしまった。
 
去年のシーズン後半なら、あんなにあっさりと
ボールを前まで運ばれることなんてなかったしね。
 
試合で結果が出えへんで、ナーバスになるのはわかるけど、
集中してピッチに出てほしいわ。
 
 
 
そして、この日も、得点力不足が顕著になってしまった攻撃陣。
 
決定機は多く作ってたから、名古屋戦の時のような閉塞感は無かったけど、
得点を奪えないことには、勝てないのがサッカーというスポーツ。
 
名古屋戦の時のように二川が絶好調なら、
なんとかなったかもしれへんけど、二川は過密日程になってくると、
コンディションを落とす傾向があるから、この日も例に違わず、
あんまり良くなかったね。
 
 
 
それに、FW陣は、チョ・ジェジンもなかなか持ち味を発揮できてへんし、
ペドロやゼを始め、コンディションが整わない選手が多くて、
にっちもさっちもいけへん状況。
 
ただ、そんなうだつのあがらないFW陣より深刻なのが、
疲労困憊の遠藤のコンディションやね。
 
パスの精度が悪いだけでなく、運動量も少ない、
多分、近年で1番悪い状態じゃないんかなと思う。
 
本来の遠藤は、自分がパスを出すだけじゃなくて、
ボールを持っているガンバの選手が、パスの出しどころに困った際、
その選手に近づいて行ってボールをもらうことで、
パス回しの潤滑油となる役割も担ってるんよね。
 
個人的に、遠藤がこういう黒子の役割を完璧にこなしている時って、
ガンバがいいサッカーをしている時やと思うねん。
 
ただ、今の遠藤は、これを全然できてないから、
ガンバがチームとして上手くいけへんのは当然の事かなと。
 
まあ、「休ませろ」って、口で言うのは簡単なんやろうけど、
実際にはなかなかそうはいかんねんやろうね。
 
 
 
こうやって見ると、なかなか楽観できる状況ではないけど、
まだ落ち込むのは早すぎる時期かなと思う。
 
1勝すれば、選手も精神的に楽になるやろうし、
その試合でFWがゴールを決めて、復調のきっかけにしてくれれば、
おのずとガンバが本来の姿を取り戻してくれる(はず)
 
もう日曜日には、皆の大好きなお隣さんとの試合が控えてるから、
あんまりサポーターがナーバスになりすぎんのも良くないしね。
 
それに、ガンバが本来の姿を取り戻すきっかけになった試合が、
ダービーっていうのも悪くない話やろ?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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2010年3月8日

塚本泰史のリアル

 
 
昨日の大宮と豚の試合の後、右大腿骨骨肉腫でチームを
離脱する、塚本選手の記者会見があったみたいやね。
 
 
 
【J1:第1節 大宮 vs C大阪】試合終了後の塚本泰史選手記者会見コメント
 
 
 
塚本選手も、こういう風に記者会見で自分の病気の事を話すまで、
色々な葛藤があったと思う。
 
でも、そんな苦しみを乗り越えて、現実に向き合い、
こういう場で公表することができた塚本選手は、
サッカー選手としても、人間としても本当に強い人だなと思う。
 
その、強い人の意志に、応援するクラブの垣根を越えて、
サッカーを愛する人たちが賛同する。
 
塚本選手は、皆の温かいメッセージを見て、前向きになったって語ってるけど、
病気に立ち向かう、塚本選手に勇気をもらってる人だって多いと思う。
 
俺はあんまり気の利いた事とか言える人間じゃないから、
頑張れっていう、月並みの言葉しか言えないけど、
塚本選手には、本当に心から頑張ってほしいと思います。
 
 
 
骨肉腫っていう病名を聞くと、どうしてもヤングジャンプで、
月1ぐらいで連載している「リアル」ってマンガを連想してしまうんよね。
 
結構有名なマンガやから、わざわざ説明するまでもないと思うんやけど
このマンガは、スラムダンクの著者でも知られる、井上雄彦さん作の、
車イスバスケの話。
 
そのマンガの中の登場人物の戸川清春が、中学生時代に骨肉腫を患って、
足を切断し、 車イス生活になり、一時は人生に絶望するんやけど、
車イスバスケに希望を見出し、そこからバスケで日本代表を目指すって
いうシーンが描かれてるんよ。
 
 
 
戸川は、中学生時代、陸上の短距離で全国大会にでるほどのホープやってんけど、
片足を失った事で、スプリンターとしての未来が閉ざされてしまうんよね。
 
マンガの中の話とは言え、大好きで、必死に打ちこんできたものを、
突然奪われた悲しみは、サッカー選手である、塚本選手にも通じるものが
あるんとちゃうかな。
 
ただ、車イスバスケに、新しい人生の希望を見出した戸川のように、
塚本選手も、「これから自分はこういう風に生きたい」っていう、
新しい目標をもって、闘病生活やリハビリに取り組んでほしいです。
 
 
 
…な~んか、今回は、すげえ偉そうな事書いちゃったな。
 
でも、骨肉腫って言ったら、肺に転移する可能性が高いから、
何ともないところから、切りとらないといけない。
 
…って、俺はリアルの中で読んだから、
塚本選手も足を切断しないといけないのかなと思って心配したんやけど、
今は他にも治療法があるみたいやねんね。
 
医学の進歩って早いんだなぁ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2010年3月6日

残念な開幕戦

 
 
いやぁ~、せっかくワクワクして迎えた開幕やったのに、
フラストレーションの溜まる試合やった…
 
 
 
ガンバ大阪12名古屋グランパス
 
 
 
今冬、大型補強で注目を集めた名古屋。
 
その影響で、連携面で突けいる隙があるかなと思ってたんやけど、
この日の名古屋の不安点らしい不安点は、
4-3-3システムの宿命とも言える、1ボランチのサイドのカバーぐらい。
 
ピクシーは、よく短期間で、これだけチームを仕上げたと思うわ。
特に、サイドを幅広く使った攻撃は、ガンバのDF陣を翻弄して、
苦しめてたね。
 
まあ、これだけ名古屋の良さが際立ったのも、
この日のガンバがグダグダやったってのもあるけど。
 
 
 
まず、ACL、ゼロックスと、奮闘していた守備陣が、
今日は良くなかった。
 
この日の失点は、どっちもミス絡みやったしね。
 
1失点目のシーンは、左からクロスが上がる直前に、
なぜか高木が、ケネディのマークを安田に預けて、
前方のスペースを埋めてたんよね。
 
高木の目には、安田の身長が190cmぐらいに見えたんやろうか?
結局、その安田とケネディのミスマッチをつかれて失点。
 
こういうミスが出てくると、山口の不在ってのが嘆かれるけど、
先の2試合では、このようなミスが無かったし、
そう考えると、菅沼って案外効いてたんかな?
 
 
 
そして、2失点目は、セーフティにゴールラインにクリアしとけば良いものを、
変にキープしようとして、ボールを失った、完全な遠藤のミス。
 
やっぱり遠藤疲れてるって。
この日は、遠藤の運動量が落ちていくのと共に、
ガンバのチーム全体のパフォーマンスも落ちていった気がするし。
 
でも、今後の日程を考えると、遠藤を休ませられる試合って、
無いよなぁ…
 
そう考えると、水曜日のバーレーン戦は、休ませてほしかった。
…岡田め(怒)
 
 
 
攻撃面では、裏を狙う動きってのが少なかったかな。
 
この問題点は、ルーカスとチョ・ジェジンが2トップを組むと、
いつも指摘される点やけどね。
 
去年のエコパでの磐田戦の時みたいに、
やろうと思えば、上手くできそうな気もするんやけど…
 
でも、この日は、先にも書いたように、
名古屋がピッチを幅広く使ってきたから、前線からプレスが掛からず、
ボランチとDFラインでボールを奪わざるをえなくなり、
攻撃のスタート地点が低かったように思ったわ。
 
こういう時は、もっと前線にシンプルに放り込んでもいいと思うんやけど、
それはアキラの美学に反するからね。
 
なんか、こういうガンバのジレンマをうまく突いてくる、
ピクシーっていやらしい監督やなぁと思ったわ。
 
 
 
そんな中でも、唯一明るい材料と言えば、
二川が相変わらず好調をキープしていることかな。
 
同点ゴールの、インサイドで狙いすまして決めたミドルは、
この試合のガンバ側の唯一のハイライトやったわ。
 
あれだけのスーパーゴールを、勝利に結び付けられなかったのが、
残念でならない。
 
 
 
これで、2010年シーズンが始まってから、
ガンバは3戦、1分け2敗と、未だ未勝利。
 
でも、まだ34分の1が終わっただけ、切り替えてやるしかないね!
 
次節の大阪ダービーは参戦予定なので、
今シーズン、リーグ戦初勝利を見せてくれることを期待してます!!
 
 
 
 
 
  
 
 
 
 
 
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2010年3月3日

海外組がもたらした、最低限の結果

 
 
皆さん、すでに心は今週末のJリーグ開幕に向いていると思いますが、
今日は、何気に日本代表の試合がありました。
 
この試合は、NHK-BSでの放送やったけど、
大体、NHKの実況のアナウンサーって、民放に比べると、
当たり障りのない、無難な喋りをする人が多いよね。
 
でも、ここ数試合の代表の不甲斐ないパフォーマンスからか、
今日の実況のアナウンサーの口調が、
妙に毒づいてたのが、おもしろかったわ。
 
まあ、今日の試合では、最低限の結果を残す事ができたから、
次回のNHKでの代表戦放送の時は、もうちょっとソフトな感じになるやろうね。
 
 
 
日本20バーレーン
 
 
 
インターナショナルマッチデイとはいえ、消化試合のバーレーン戦に、
海外組を含む、現時点で考えられるベストメンバーを招集するなんて、
ちょっと無粋かなと思ったんやけど、W杯本大会まで、
集まって練習できる機会も少ないから、こういうのもやむなしって感じなんかな。
 
ただ、Jリーグでプレーする選手が、オフ明けで体が出来上がってないのに対し、
海外組は、シーズン真っただ中やから、長距離移動の疲れがあるやろうけど、
コンディションの良さが窺えたね。
 
特に、長友との縦の連携で、左サイドを崩していた松井と、
攻守に奔走していた長谷部が良かったと思う。
 
 
 
日本の先制点は、その、左サイドの松井からのクロスを、
ファーで岡崎が合わせて決めたもの。
 
このゴールは、日本の狙い通りの攻撃の形やったと思うけど、
このイメージにとらわれ過ぎるから、日本の悪癖である、
単調な攻撃になりやすいんよね。
 
後半半ばに、俊輔がDFラインの裏へ、ロングボール一発で
岡崎を狙ったように、もうちょっと、こういうコンセプト度外視的な、
プレーをしてほしいなと思う。
 
あ、コンセプト度外視って言っても、CBの赤チョンマゲの
闇雲オーバーラップだけは、画面にフェードインしてくるだけで、
うんざりするので勘弁してほしいわ。
 
 
 
また、注目されてた本田も、終了間際にゴールを決めて、
結果を残したね。
 
結果論やけど、このゴールが無かったら、この試合そのものが、
なんとなく不完全燃焼なものになってたと思うわ。
 
本田に関しては、チャンピオンズリーグのセヴィージャ戦で、
存在感を発揮したことからも、実力は確かなものを持ってるし、
連携が深まってくれば、もっといいプレーができると思うね。
 
 
 
あと、やっぱり、ガンバサポとして心配なのが、
この試合でも遠藤が90分出場を強いられた事。
 
これで、オフが明けてから7試合連続のフル出場っていう、
明らかに労働基準法違反の働きぶり。
 
遠藤の性格からして、自分から休みたいとは言わないやろうし、
かと言って、アキラが休ませるとは思えないし…
 
まあ、サポーターに出来る事と言えば、
遠藤が、W杯本大会まで、体調を崩さずに頑張ってほしいって、
祈る事だけやろうね。
 
 
 
それと、日本のサッカーファンとして心配なのが、
W杯本大会まであと100日というのに、この試合を、
民放のどこの局も中継しようとしなかったこと。
 
ドイツW杯の頃の熱狂ぶりを考えると、
これは、ホンマに危機的な状況やと思う。
 
ただ、この日の豊田スタジアムが満員だったことが、せめてもの救いかな。
 
 
 
海外組が上手く融合して、久し振りに勝利という結果を残したけど、
ホームでの試合に付け加え、相手は、W杯に出場しない、
主力が何人か不在のバーレーン。
 
試合の中盤は、相手に主導権を握られる時間も長かったりで、
まだまだ楽観できる状況ではないよね。
 
ただ、東アジア選手権の時と比べると、いいプレーも多かったから、
一時の不調は底を打ったかなと思えるし、
ここからどんどん調子を上げていって欲しいね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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2010年3月1日

カーリング

 
 
カーリングはカーリングでも、サッカーのカーリング杯のことね。
 
昨日は、そのカーリング杯の決勝があったんやけど、
イングランドで、今季50回目の節目のこの大会は、
日本で言うところのナビスコカップみたいな位置付け。
 
しかし、ベストメンバーのアストン・ヴィラに対し、
連覇を目指すマンUは、ルーニー、ファン・デル・サールを
温存してきたね。
 
タイトルが懸かった試合でこんなことしたら、
ベストメンバー制を強く提唱する、どこかの国の会長なら、
「ファンに対する裏切り」とか言って騒ぎ出しそうやけどね。
 
ただ、この試合の聖地ウェンブリーは超満員。
 
この観衆の中に裏切られたなんて感じている人は、
いなかったやろうね。
 
 
 
マンチェスター・ユナイテッド21アストン・ヴィラ
 
 
 
カップ戦のファイナルということで、
両チームとも手堅く出てくるかなと思ったけど、
試合はいきなり動いたね。
 
ペナルティエリア左でボールを受けたアグボンラホールが、
マークについたヴィディッチを、自慢のスピードで振り切ると、
ヴィディッチは、たまらずファウルし、アストン・ヴィラがPKを獲得。
 
個人的に、アグボンラホールはイングランド人選手の中やと、
かなり好きな部類に入るわ。
 
最初は、変な名前やなと思って興味持ったんやけど、
あの、マークについた選手を簡単に置き去りにするスピードは、
一見の価値のある選手やろうね。
 
このPKを、ジェイムズ・ミルナーが確実に決めて、
アストン・ヴィラが先制!
 
 
 
ただ、やっぱりマンUに比べると、アストン・ヴィラは
こういうタイトルが懸かった試合に場慣れしていないのか、
浮足立ったプレーが散見されるようになったね。
 
そして、こういうミスを見逃さないのがマンUというチーム。
 
アストン・ヴィラの不用意なパスミスをカットした
ベルバトフがゴールに突進、一度はダンに止められるも、
こぼれ球を、オーウェンが決めてマンUが同点に追いつく!
 
やっぱり、こういう緊迫した試合になればなるほど、
経験値がモノをいうんやね。
 
 
 
ここから試合は一進一退の攻防が繰り広げられるんやけど、
一人の男の登場で、一気に試合が動く。
 
前半終了間際、オーウェンの負傷を受けて、
ウェイン・ルーニーがピッチに登場。
 
すると、74分、ヴァレンシアのクロスに
ルーニーがヘッドで合わせると、フワリと浮いたボールが、
ゴールネットに吸い込まれ、マンUが逆転!
 
その後も、同じような形からゴールポストを叩くシュートを放つだけでなく、
自陣に戻ってDFに奔走したり、攻守に躍動。
 
なんか、この試合でピッチに立っていた22人の中で、
マンUの背番号10だけが、別格の存在感を放ってたわ。
 
 
 
試合終了間際には、アストン・ヴィラがパワープレーで
ゴールに迫るものの、マンUがこれを凌ぎ切り、
マンUがカーリング杯連覇を達成。
 
表彰式でカップを掲げたのが、ギグスでもスコールズでもなく、
エヴラだったのが、あんまり絵にならんかったけど、
王者として、貫録の勝利やったね。
 
なんか、鹿島にしてもそうやけど、
こういう、タイトルが懸かった舞台での勝ち方を知ってるチームって、
ホンマ憎たらしいぐらい強いわ。
 
今、プレミアリーグでも、チェルシーと
熾烈な首位争いを繰り広げてるし、チャンピオンズリーグを含め、
今後のタイトルレースの展開が楽しみやね。