2013年3月31日

昨季のスコアの再現とまではいかなかったけれど



ガンバ大阪31コンサドーレ札幌


昨季J1で対戦した時は、4-0と大勝したこのカード。

昨季のスコアの再現とまではいかなかったけど、
試合を経るごとに、徐々に内容が良くなっていく中で、
ようやく結果がついてきてホッと一安心といったところか。



この試合のスターティングメンバーに、
ヨルダン帰りの遠藤と今野が名を連ねた事もあって、
熊本戦や千葉戦で見せたような、不安定なビルドアップは、
この日は見られなかったね。

それに加え、セカンドボールも拾えてたし、
中盤はほぼ制圧できていたと思う。

ただ、札幌がきっちりとディフェンスのブロックを形成して応対してきたこともあってか、
ボールは回せても、なかなか効果的な縦パスが入らず、決定機自体は少なかった。

こういう展開になると、札幌にワンチャンスをモノにされるっていうパターンが、
往々にしてつきものやけど、上里のミドルシュートがクロスバーを叩くなど、
この日は、運も味方していたように思う。
(まあ、このクロスバーは後半に倉田のシュートも阻んだんやけども…。)



このままスコアレスで前半を折り返しかなと思ってたら、
右サイドの裏の狭いスペースに走り込んだ倉田に、家長がスルーパスを送ると、
これを倉田がマイナス気味に中に折り返し、そこに待っていたのはレアンドロ。

前半終了間際という、相手にしてみれば一番堪える時間帯で得点を挙げる事ができたね。

それにしても、この日の倉田は、スペースへのランニングは冴えてただけに、
シュートが決まらなかったのが残念やったな。



後半に入って、両チームとも全体的に間延びして、
カウンターの応酬みたいな展開になったけど、
その中でガンバは、家長と岩下がゴールを挙げ、効率良く加点。

岩下のゴールに関しては、札幌の選手がクリアしたボールをヘディングしたのに、
なんでオフサイドになるのか意味がわからんかった。

遠藤がFKを蹴った時に、既にオフサイドやったっていうわけでもなさそうやし、
これからはこういう線審とも上手く付き合っていかなアカンねんなって、
ちょっと不安に思ってしまったね。



このまま3-0で試合をクローズしたいところやったけど、
そんなサポの思いとは裏腹に、1点返されてしまうのが、ガンバ大阪というチーム。

ここからのバタバタっぷりは、なかなか見るに堪えるものがあったけど、
残り時間が少なかったことや、藤ヶ谷のカード覚悟の遅延行為の甲斐もあって、
なんとか逃げ切りに成功。

正直、もうちょっと早い時間帯に1点返されてたら、
危なかったんじゃないかという気はしなくもないけど、
第2節以来の勝ち点3を積み上げに成功したね。



次節はホームでヴェルディと対戦。

ヴェルディは、今節、岐阜を3-0で破っているけど、
相手以上に気になるのが、昨季から続く、万博での連続引き分け記録。

これから、昇格争いをしていく中で、ホームが鬼門なんてあってはならないので、
ここらへんで負の連鎖をスパッと断ち切って、
万博でワニナレナニワを披露してほしいと思います。




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2013年3月27日

これぐらいの紆余曲折はあってもいいじゃない。最終予選だもの。



日本12ヨルダン


先の試合でオーストラリアが引き分けに終わったことで、
引き分け以上でも5大会連続のW杯出場が決定するという試合で、よもやの敗戦。

ブラジル行きの切符は6月にホームで行われる、
オーストラリア戦まで持ち越しになってしまったね。



30度を超える気温や、ボロボロのピッチ、観客席からはレーザー光線による妨害行為と、
劣悪なコンディションでの試合やったけど、
試合後に岡崎が言ってたように、今回のW杯アジア最終予選のアウェイゲームでは、
一番良い内容の試合ができていたと思う。

ザッケローニはイタリア人だという事もあってか、
必要以上にアウェイを意識するあまり、
引き過ぎて逆に苦戦してしまう傾向があったからね。

その最たる例が、去年の11月のオマーン戦やったように思う。

しかしこの試合では、長谷部と遠藤のダブルボランチが積極的に前線と絡み、
SBのオーバーラップも多く、チャンスを多く作り出す事ができていたけど、
前田が2本の決定的なヘディングシュートを、
決め切れなかったシーンに象徴されるように、
ことごとくチャンスを得点に結び付けられなかった。

そして、こういう時は往々にしてセットプレーで失点するもの。

岡崎が中央でマークを外したのが原因やけど、
決められる時に決めとかないとこうなりますよという、
まるでガンバの試合を見ているかのような試合展開やった。

それは、この日の日本代表にはガンバの選手が2人いたのが原因
・・・じゃないと思いたい。



1点ビハインドで前半を折り返し、後半に入っても攻めあぐねる日本。

必然的に前線にかける人数が増えて、
後ろに残っている人数が少なくなってくるわけやけど、
そんな状況で酒井高徳が左サイドの低い位置で突破を試みて、
痛恨のボールロスト。

これを相手選手に奪われると、
追いすがった吉田がドリブルでぶっちぎられてしまい、
最終的には川島もかわされて2失点目を献上。

吉田の鈍足ぶりにも驚いたけど、長友が故障欠場している間に、
ザッケローニにアピールしたかった酒井高徳にとっては手痛いミスやったね。

2点リードを奪ったことで、リトリートしたヨルダンを見て、
これでこの試合でのW杯出場決定は厳しいかなと思ってたら、
「自陣に引き籠るにはまだ時間が早い」と言わんばかりに、
ここから日本が攻勢に転じたね。

まずは清武の反転しながらのワンタッチループパスに反応した香川が、
落ち着いて決めて1点を返すと、その直後に、
右サイドをオーバーラップしてきた内田がペナルティエリア内で倒され、PKを獲得。

瞬く間に目の前に現れたブラジル行きの切符を掴むために、
キッカーを任されたのは我らが遠藤保仁。

・・・まあ、結果はどうなったかはご存じの通り。

蹴ったコース自体はゴール隅のすごく良いところだったと思うんやけど、
いかんせんGKに完全に読まれてしまっていた。

もしかしたら、ヨルダンのGKは、
以前、やべっちFCで、遠藤がPKのコツを喋った回を見たのかもしれない。

実際、あれ以来、JリーグでもPKを止められる回数が増えたしね。



その後、高さのあるハーフナーや、クロスの精度に定評のある駒野を中心に、
パワープレーを仕掛けるも、普段、そんな戦い方をやらない日本が、
ゴールを奪えるわけも無く、敢え無く敗戦。

まあ、負けてしまったのは残念ではあるけど、
ここまで順調に来すぎている感があったから、
1敗ぐらいした方が、W杯予選らしいハラハラドキドキ感が感じられて面白い。

それに次節のオーストラリア戦は、ホーム・埼玉スタジアム。

今まで日本がW杯出場を決めてきた場所は全て海外やったから、
今回は、日本で、皆と一緒に歓びを分かち合える機会をもらったと、
前向きに捉えましょう。

とは言ったものの、次節で決められなくて、
アウェイのイラク戦に持ち越しとかなったら笑えなくなってくるので、
絶対に次でブラジル行きを決めて欲しいね。



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2013年3月24日

改めて認識できた山口の健在ぶりとガンバの不甲斐なさ



ガンバ大阪11ジェフ千葉


開幕節の京都戦から比べたら、だいぶ良くなってきてる感はあるんやけど、
この日も決め手を欠き、3試合連続のドロー。

レアンドロにスルーパスを通そうとする二川と、
そうはさせまいと立ちはだかる山口の、
かつての盟友同士の腹の探り合いは見応えがあったけども、
それ以外は、特に見所の無い凡戦やったね。



前半は良くて、後半は失速するという、今季の慣習に倣って、
この日も試合の入り方は良かった。

でも、倉田や武井が決定機を決め切れずにいると、
千葉のジャイールに中央突破からゴールを許し、先制点を献上。

右サイドで加地をぶっちぎったシーンや、
後半の早い時間帯に、30mぐらいの距離からの強烈ミドルを放った時も思ったけど、
この、ジャイールっていう選手、J2レベルじゃないわ。

昨季、韓国のKリーグで18得点を挙げた得点力もさることながら、
そのキープ力で周りも使えるし、セットプレーでも良いボール蹴るし、
なんで千葉に来たんだろうって思ったね。

まあ、ヨソのチームから見たら、ガンバにレアンドロがいるのも、
同じようなもんなんやろうけど。

ただ、この失点の起点は、武井が自陣で意味不明なドリブルを敢行して、
ボールを失ったところなんよな。

守備的なボランチコンビである、明神と武井の間をぶち抜かれる光景を目の当たりにして、
いたたまれない気持ちになってしまった。



失点後すぐに、倉田が同点ゴールを決めて、試合を振り出しに戻し、
1-1のまま後半に突入。

いつもなら、ここから運動量が落ちて、押し込まれてしまうけど、
この日は、まだ頑張ってたんじゃないかなと思う。

ただ、前半からレアンドロとのホットラインで、
攻撃にリズムを作ってた二川が下がって、
家長が出てきたあたりから、徐々に雲行きが怪しくなり始めた。

それにしても、この日の家長も、ボール持っても仕掛けずにバックパスを繰り返し、
かと言って、パスを出した後も地蔵で、守備にも貢献しないときたから、
何しに出てきたのかさっぱりわからん。

家長と同じように交代出場で投入された岡崎が、プロデビュー戦ながら、
なんとかチームに貢献しようとピッチを走り回っているのを見て、
なおさらそんな風に思ってしまったわ。

ただ、結局はそんな気持ちも実らずに、試合はそのまま1-1で終了。

試合終了間際に、兵働のFKを山口にフリーでヘディングされた時は、
「万事休すか」と思ってしまったけど、これはなんとか藤ヶ谷が手に当て、
勝ち点1を守った格好になったね。

後半、自身のクリアミスからあわやのシーンを作ってしまい、
ケンペスのハンドでなんとか難を逃れた藤ヶ谷やけど、
飛び出しの判断とか、シュートに対する反応とかを見てると、
今季は調子が良いと見ていいのかな。

ただ、昨季の汚名を返上するには、まだまだ足りないから、
このパフォーマンスを1年間続けて欲しいね。



次節はアウェイで札幌と対戦。

いくらJ2が全体的に混戦模様と言っても、
ここで勝ち点3を積み上げられないと、そろそろ馬群に飲まれそう。

去年のこのカードは4-0で勝ってるし、代表組の遠藤と今野も帰ってくるので、
なんとしても白星を持ち帰って欲しいね。




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2013年3月23日

テストマッチの収穫物は、油断は禁物という意識



日本21カナダ


水曜日の熊本戦で、また一部のガンバサポがおバカな事をしてお騒がせしている中、
代表はドーハでカナダとのテストマッチを行いました。

結果的に勝利する事はできたものの、決定機の数を考えれば、
もっと楽な展開に持ち込まないといけない試合だったようにも思うね。



やはりテストマッチということもあって、
球際もそんなに激しくなく、カナダも自陣でのパスミスが目立ってたので、
これはそんなに労せずに先制点が奪えそうだなと思って見てたら、
前半の早い段階で岡崎が先制ゴール。

DFラインの裏へのスルーパスを処理するために、
前に飛び出していたGKが戻り切れていないところで、
頭上を射抜くループシュートでのゴールという、
泥臭いイメージの強い岡崎らしくない華麗なシュートやった。

ファーストタッチが大きくなりすぎて、シュートまでいけないかなと思ったけど、
左足に持ち替えてシュートを選択したのは冷静やったと思うわ。

ただ、この後にも、ポストを直撃した遠藤のFKなど、
決定機は何度もあったけど、それをことごとく決め切れなくて、追加点は奪えず。

左サイドからカットインして、シュートを試み、
何度もフカしていた乾が、悪い意味で目立っていたけど、
個人的には前田遼一の動きの悪さが気になるところ。

2度ほどあった決定機を決め切れなったのもらしくないけど、
あれほど攻撃機会が多かったのに、
チャンスらしいチャンスにほとんど顔を出してこなかった印象があるね。

やっぱり、日本にいる間、「デスゴールはどの対戦相手に決まるのか」という話題で、
マスコミに騒がれてるので、精神的に参ってんのかな。

まあ、去年、リーグ初得点を挙げたガンバが降格した事で、
今まで以上に注目される事になってしまったから、
前田には悪い事したなぁって思ってんやけどね。



前半を1-0で折り返し、迎えた後半。

前田に代わって投入されたハーフナーが、早い時間帯で訪れた決定機を、
2本続けてフイにしている間に、カナダのCKから同点ゴールを被弾するという、
決めれるところで決めとかないとこうなりますよという典型的な展開。

さらに、このCKでマークを外した伊野波は、懲罰的に栗原と交代させられてしまったね。

その後も、あまり良い流れとは言えなかったけども、
後半29分に酒井高徳が左サイドから上げたクロスに、ニアで香川が潰れ、
後ろで待っていたハーフナーがようやく決めて、なんとか勝ち越し。

そのリードを守り切り、日本がカナダに勝利を収めました。



ドーハのピッチがあまりにもきちんと整備されていた事や、
カナダのプレースタイルを考えると、
仮想ヨルダンに相応しい試合だったとは言い難いけど、
ホームで6点取って勝ってるからと言って、油断は禁物だよという感じで、
気持ちを引き締める意味では、この試合をやった価値はあったんじゃないかな。

ブラジル行きの切符はほぼ手中に収めている状況ではあるけど、
オーストラリアの結果を気にせずに、さくっと勝ってW杯出場を決めちゃいましょう。



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2013年3月20日

相変わらずガンバは相手の良さを引き出すのが上手いチームだ



ガンバ大阪22ロアッソ熊本


前節無得点に終わった攻撃陣が、前半で2得点を挙げるも、
前節無失点で試合を終わらせた守備陣が、後半に2失点を喫し、
2試合連続のドロー。

なんか、あっちが立てばこっちが立たないという、
弱いチームの典型みたいになってきてますな。



この日は、遠藤と今野が代表の遠征で不在という事もあり、
ボランチには明神と武井が入ったね。

ただ、この2人がボールを捌けるタイプの選手じゃないっていうのは、
わざわざ説明するまでもないはず。

特に試合序盤は、中盤で何度もパスミスを犯し、
相手の攻撃の起点となってしまっていたね。

押し込まれる展開が続く中、なんとか前線にボールを運ぶと、
倉田がペナルティエリア中央で粘ってキープしたボールを、
右サイドのレアンドロに落とし、これをレアンドロが決めてガンバが先制。

これで気持ちが楽になったのか、
ここからはガンバが主導権を握って試合を進める時間が続いたね。

そして、前半39分には、
藤本がバックヘッドでクリアしようとして失敗したボールを、
武井が豪快に蹴り込んで、2-0。

ボランチの選手があそこまで上がってフィニッシュに絡むって、
今のガンバに不足していたものではあるけど、
肝心のビルドアップでミスしまくってただけに、
この試合で武井の評価をつけるのはなんとも難しい仕事やと思うわ。



前半で2点リードし、後半は落ち着いて試合を進める事ができるかなと思いきや、
ここから失速してしまうのが今季のガンバの仕様。

前半の序盤同様、押し込まれる展開が続き、後半13分に、
セットプレーの流れから元ガンバの矢野大輔に決められ1点差に。

「また元ガンバの選手に恩返しゴール食らっちゃったよ」
なんて笑ってられる時間も無い間に、
次は仲間のミドルシュートが藤春に当たってコースが変わりゴールイン。

2点あったリードがあっという間にフイになってしまった。

同点にされた事を受けて、健太監督は、
倉田と武井に代えて二川と川西を投入するも、
これも有効な交代策とはならなかった。

と、言うより、この交代で、守備意識の乏しい家長をボランチに下げたことで、
スカスカになったバイタルエリアに、熊本の2列目,3列目の選手が、
北嶋のポストプレーを活かしてどんどん飛び込んできて、DFラインは炎上。

よく勝ち越し点を奪われずに済んだっていう印象やったわ。

昨季絶不調だった藤ヶ谷が、今季は好調なのがせめてもの救いやね。



このドローを受け、ガンバは第4節を終えて1勝3分けの勝ち点6。

J2のどのクラブも星を潰しあっていて、混戦状態になっているおかげで、
5位という順位にはいるものの、この混戦を抜け出すチーム力が、
今のチームから感じられるかと言えば、なかなか厳しい。

ましてや、次節の対戦相手は、こちらも昇格候補の千葉。

遠藤と今野の代表コンビが不在という状態で、去年8月から勝利が無く、
鬼門と化しつつある万博に迎えるには厳しい相手ではあるけど、
山口と大塚との再会を懐かしむのはほどほどにして、
是が非でも勝ち点3を取りに行きたいね。



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2013年3月18日

見所なき凡戦に、出るのはため息ばかり



ガンバ大阪00横浜FC


今野の姿がボランチのポジションにあるのを見て、
決勝まで勝ち進んだ天皇杯の良いイメージが頭をよぎったけど、
蓋を開けてみれば、絵に描いたような凡戦。

横浜FCは、京都のように前線から激しくプレスって感じでは無かったけど、
レアンドロや倉田に縦に入るところや、遠藤のところなど、
要所要所にはかなり厳しく来てて、なかなか攻撃の形を作る事ができなかったね。

それでも、前半の終盤には良い形を何度か作って期待を抱かせてくれたけど、
後半に入ってお約束のトーンダウン。

後半のファーストシュートが20分を過ぎてからという事実が物語るように、
終始、主導権を握られる展開。

横浜FCの決定力不足に助けられて、
なんとか無失点で試合を終える事ができたっていう印象やったね。



そんな試合で明るい話題と言えば、西野がJデビューを果たした事かな。

レギュラー陣の高齢化が進むガンバにとって世代交代は、
1年でのJ1復帰と同じくらい重要なミッションやからね。

身長190cmの大久保対策というタスクを背負っての出場やったけど、
周りの選手達のフォローもあって、なんとか及第点といったところか。

それにしても、大久保と西野のマッチアップを見ていて思ったのが、
身長は同じくらいでも、大久保の体の厚みが西野の2倍ぐらいある様に見えて、
ちょっとこの線の細さだと、J1レベルではしんどいかなと思わざるを得なかったね。

ミスはあったけど、なかなか鋭いフィードも蹴れるみたいやし、
落ち着いてもうちょっと周りが見えるようになったら、
良いパスも出せるんじゃないかと思ったね。

ただ、こういうプレーや身体的な特徴を列挙してると、
どことなく中澤と被る感じがするのが、なんとも言えないところやけども・・・



うだつの上がらない試合を3試合も続けて見せられて、
サポーターの不満も募る一方やけど、代表の試合による中断期間の無いJ2は、
水曜日にまたリーグ戦がやってきます。

遠藤と今野が代表に召集されて不在という事と、
中6日の試合でも後半にトーンダウンするのに、
これが中2日やとどうなんねんっていう気がしなくもないけど、
次節の熊本戦から加地が復帰できそうなのは朗報。

両SBが死んでて、サイド攻撃が機能していない現状で、
ようやく片方が蘇りそうやからね。

まあ、それぐらいしかポジティヴな要素が無いけど、
鬼門・万博での試合じゃないから、
なんとなく勝てそうな気がするのは俺だけだろうか。



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2013年3月10日

興行的には成功してもコンテンツの悪さは改善されなかったようで・・・



ガンバ大阪31V・ファーレン長崎


開幕戦の京都は、J1で何度も対戦しているし、
実力的にもJ1のチームと遜色の無いレベルのチームやと思うから、
あんまりJ2の試合っていう実感は無かったけど、
今節の対戦相手・長崎は、初めて訪れる土地で、
初めて対戦する相手ということもあって、J2を感じられる相手やと思う。

仕事で試合を見れなかったから、なんともコメントしようがないんやけど、
スコアの割にあまり良い試合だったとは言えなかったみたいやね。

なんでも、相手を格下だと思って、手を抜いてるのがまるわかりだったとか。

まあ、長いJ2のシーズン、どっかで手を抜かないと息切れしてしまうのはわかるけど、
今季2試合目で、もう手を抜く必要があるほど疲弊しているとは思えないし、
開幕戦の京都戦で不甲斐ないパフォーマンスを見せた後ということもあって、
サポーターの不安を増長させる結果になってしまったね。

長崎の選手にしてみたら、J2でも十分にやっていけるって、
自信がついて良かったんじゃないでしょうか。



そんな試合の収穫と言えば、万全じゃない家長とレアンドロを温存する事ができたことと、
レンタルから復帰した平井が2ゴールを挙げたことになるのかな。

まあ、京都戦と同様に、この日も長崎の前からのプレスに苦しんで、
ビルドアップでミスを連発してたらしいから、レアンドロが出場していても、
ボールが来なくて前線で孤立していたやろうし、家長に関しても、
皆が手を抜いてる中で1人だけ奮起するようなタイプじゃないし、
万全の2人が出場してても結果は変わらなかったような気はするけどね。

この試合で2ゴールを挙げて、今シーズン2試合目の出場にして、
もう昨シーズンの得点数を上回ってしまった平井に関しては、
2010年シーズンの序盤のようなゴールラッシュを期待したいところ。

まあ、あのシーズンの平井は、序盤こそゴールがたくさん奪えてたけど、
ゴールパターンが、裏へ抜け出してワンタッチしかないっていうのがバレてから、
ぱったり点が取れなくなったんやけどね。

まだJ2のチームにはその辺がバレてないやろうから、
しばらく通用すると願いたいね。



次節は万博で横浜FCと対戦。

キングカズとの対戦に注目が集まりがちやと思うけど、
もはやガンバでは恒例行事となった恩返しゴールを、
寺田紳一に決められないように注意しないとアカンね。




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2013年3月3日

まさか、「今季もこんな感じでいきます」って言うんじゃないよね!?



ガンバ大阪33京都サンガ


ガンバにとって初となるJ2でのシーズンが開幕しました。

「1年でJ1に復帰する!!」という言葉に、試合前から気持ちを昂らせていたけど、
いざ試合が始まると、まるで昨季の試合の再放送を見ているようなグダグダっぷり。

京都のハイプレスに屈して思うようにボールが繋げず、
自陣でボールを奪われて攻め込まれ、ズルズルとDFラインが押し込まれる。

いざマイボールになっても、DFラインが深いもんだから、相手ゴールが遠く、
レアンドロや家長が、ハーフウェアライン付近から、
長い距離のドリブルでボールを運ぶようなシーンが目に付いたね。

押し込まれながらも、CKがたくさんあったので、
そこでなんとか先制出来ないかなと思ってたけど結局先制点は奪えず。

逆に京都のセットプレーから、安藤に見事なボレイロを決められ、
先制点を献上してしまうという、なんとも情けない展開で前半を終了。



後半からガンバは布陣を微調整。

オーソドックスな4-4-2から、レアンドロを1トップに置き、
2列目は右から家長、倉田、阿部を並べて、中盤を厚くしてきたね。

その変更が功を奏し、ボールの回りが前半と比べて良くなると、
後半15分に右サイドの遠藤から、バイタルエリアに走り込んだ阿部に横パスを送り、
これを阿部がダイレクトで蹴り込んで、同点に。

さらに、その2分後には遠藤のパスに抜け出したレアンドロが、
ペナルティエリア内でファウルを貰い、
このファウルで得たPKをレアンドロが自分で決めて、
あっという間に逆転に成功してしまった。

前任者は余計な事をして、チームの推進力を失わせるような傾向があったから、
この辺は、さすがにJ1で6シーズンの指揮経験がある監督さんやなって思ったわ。

まあ、平井の投入の意味はよくわからんかったけど。



ただ、このまますんなり終わってくれないのがガンバであって、
後半36分に右サイドからのマイナスのパスを、
この日、再三、ガンバゴールを脅かしていた山瀬が豪快に決めて、
またも試合は振り出しに。

TVで見てても、「あそこのスペース空き過ぎやろ」って思ったぐらい、
バイタルエリアが空いてたのに、なぜ誰もそこを埋めようとしてないのか。

さらに、このまま2-2で試合終了かと思いきや、
アディショナルタイムに入ってすぐに、久保に決められて、
勝ち越しを許してしまうという、
去年の万博での鳥栖戦や浦和戦の再現のような被逆転劇。

なぜ、あの状況で明神の前に今野がいるのか。

去年、見飽きるほど見せられた失点パターンでもある、
今野が前に出て行ったスペースを使われるという形を、
今年も開幕戦から見せつけられてしまったね。

このまま万事休すかと思いきや、いつの間にか投入されてたパウリーニョが、
バヤリッツァにペナルティエリア内で倒されてPKを獲得。

これを遠藤がクロスバーに当てながらも決めて、
なんとか試合終了間際に勝ち点1を拾う事ができたね。



この2ヶ月間のオフの間、FC東京サポの上司や、
柏サポの同僚から、「J2は甘くないぞ」という、巷でよく聞く言葉を頂戴して、
J2の厳しさを理解しているつもりでいたけど、
食べた事が無い料理の味を説明されてるみたいに、
その言葉の本当の意味は理解できていなかったのかもしれない。

次節はアウェイで、今季JFLから昇格してきた長崎と対戦。

初めて訪れる土地で、初めて対戦する相手やけど、
油断して軽いプレーをしないように、球際を激しく、
勝ち点3にこだわって試合をしてほしいね。




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