2014年3月30日

天敵・鳥栖に三度目も屈す



3月末で退職するので、職場で送別会を開催してもらったんやけど、
盛り上がって3次会まで突入してしまい、終電で帰宅。

いつも、サッカーの試合で遠征する前日の飲み会は、
1次会で帰ることが多いんやけど、さすがにこの日は自分が主賓やったから、
帰るわけにもいかんかったんよね。

翌朝、7時40分の飛行機で羽田から博多へ飛んだけど、
おかげで、家出てから博多のホテルまでの記憶がほとんど無いわ。


そんな自分の話はここまでにしておいて、鳥栖に行ってきました。




駅近で、ピッチとスタンドの距離も近くて良いスタジアム。

できれば、晴れてる日に来たかったね。


ガンバ大阪02サガン鳥栖


試合前の報道では、加地と安田の舌戦(?)みたいなのが繰り広げられていたけど、
加地が故障でまさかのベンチ外。

おまけに米倉も故障という事で、右SBに入ったのはオ・ジェソク。

加地とのマッチアップに燃えていた安田から見たら、
肩すかしを食らった格好になったやろうけど、
ジェソクは鳥栖のストロングポイントである左サイドを、
体を張ったディフェンスでよく抑えていたと思う。

ただ、攻撃に於いては、右MFに入った阿部との連携不足と、
阿部自身のプレーがイマイチだったこともあって、
あんまり良い形は作れてなかったね。

阿部は、ドリブル突破も無いし、パスも上手くないから、
今、起用されている右MFが最適なポジションかと言われると難しいけど、
かと言って、FWで起用するにしても、あれだけシュートを枠外に打ってたら、
その選択肢も無くなってくる。

広島戦の時に見せたような裏への抜け出しも、この日は見れなかったし、
正直、どこで起用すればいいのか悩む選手やね。



一方、左サイドは、リンスが攻撃に守備に奮闘していて、
後半に決定的なチャンスを2回演出したけど、
やっぱり、周囲との連携がイマイチなんだよな。

もうちょっと藤春の上がりを使ってあげてもよかったと思うし、
リンスがボールを持った時にどういうプレーを選択するのか予想できなくて、
阿部と佐藤の動きに迷いが見て取れるんよね。

かと言って、佐藤がペナルティエリアでアイデアを発揮して得点できるわけでもなく、
FW起用の遠藤はこの日も効果的な動きが出来ずときたもんやから、
ボールは保持するものの、なんか全体的にチグハグな感じがして、
無得点なのも頷けるわ。



ただ、これまでこんな貧弱な攻撃陣でもなんとか戦ってこれたのは、
守備陣の奮闘があってこそやったんやけど、この日は、今季初の複数失点。

鳥栖と対戦するにあたり、最も警戒すべき、
1トップの豊田陽平目掛けたロングボールに対し、
前半はきっちりと体を寄せて対応できていたけど、
後半はその形でやられてしまった。

あそこからゴール前に放り込んでくると予想できなかったのか、
DF陣がボールウォッチャーになってしまい、誰も豊田に体を当てることができず、
ゴール上隅を狙う、完璧なヘディングシュートを決められてしまった。

後で映像を見たら、マークに行けるとしたら岩下だったよね。

岩下は、このシーン以外ではインターセプトにヘディングでの競り合いにと、
すごく奮闘していただけに、とても残念。

1点ビハインドになって、長谷川監督は丹羽を下げて二川を投入すると言う采配で、
ピッチにいる選手に攻撃のメッセージを送ったけど、
その二川が痛恨のパスミスを犯し、鳥栖に2点目を献上。

二川は、その後、リンスに決定的なラストパスを送るなど、見せ場は作ったものの、
ベテランがあのミスはいただけないね。


今のガンバに2点ビハインドを跳ね返すだけの攻撃力があるはずもなく、
試合はこのまま終了。

対鳥栖戦は3戦3敗と、完全に苦手意識がついてしまいました。

順位も昇格チームらしいところに落ちてきてしまったけど、
水曜日のナビスコカップ清水戦で、浮上のきっかけを掴んで欲しいね。

ここから鹿島、セレッソと厳しい試合が続くけど、
歯を食いしばって頑張るしか無い。



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2014年3月23日

勝てなかったと見るか、負けなかったと見るか



ガンバ大阪11サンフレッチェ広島


ゼロックスでマリノスを難無く退けた広島を見て、
正直、「このチームに勝つのはしんどいな」って思ったんやけど、
この日、万博のピッチにいた広島は、十分付け入る隙のあるチームやった。

ケガ人とか、この試合に限って言えば万博に対する苦手意識とか、
色々な要素が絡んでくるし、いくらJリーグを連覇しているチームでも、
長いシーズンをずっと同じパフォーマンスで戦う事は難しいんやろね。



水曜日のナビスコカップで復調の兆しのあった攻撃陣は、
その良い流れをこの試合に持続してきたみたいで、
前半から、広島のゴールに迫る場面が多かったね。

守備陣に至っては、確率の低いミドルシュートを放たれる事はあっても、
ペナルティエリア内ではほとんど勝負をさせず、
この日も安心して見ていられたね。

そんな良い流れで試合を進めていると、先制点が入るのも時間の問題で、
加地がDFラインの裏へ出したパスに阿部が抜け出し、
折り返したボールに合わせたのは、この日FWで起用された遠藤。

ボランチが本職と言いつつ、FWで起用されたり、2列目で起用されたりと、
このチームでは、どこのポジションで起用するのがベストなのか、
よくわからん感じになっている遠藤やけど、
それでもなんだかんだで目に見える結果を残してしまうのが、
この男のスゴイところではあるんよな。



後半に入ると、広島にもチャンスが増え始めたね。

まあ、柏や野津田を入れて、活性化を図ったのもあったんやろうけど、
ガンバの方も、低い位置でボールを失う回数が多かった。

前半はすごく気持ちの入った良い試合をしていただけに、
後半のミスの多さは残念やったわ。

ただ、それでも、守備陣の奮闘で大事には至って無かったんやけど、
後半15分に丹羽が痛恨のPK献上。

これを佐藤寿人にきっちりと決められて、同点に追いつかれてしまった。

まあ、厳しい判定ではあったけど、いつぞやの万博での広島戦で、
ルーカスが足滑らせて転んだだけなのにPKを貰ったっていう試合もあったから、
これでチャラということにしときましょう。



その後、両チームにチャンスは訪れるものの、
どちらも決める事ができず、勝ち点1を分け合うと言う結果に終わりました。

次節はアウェイで鳥栖と対戦するわけやけど、
降格した2012年シーズン、鳥栖にはホームとアウェイ両方で、
こっ酷い負け方してるから、ここで一矢報いとかんとね。

播戸や安田のようなガンバにもゆかりのある選手もいるから、
ガンバお得意の恩返しされんように気をつけながら、
勝ち点3を目指して戦ってほしいね。



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2014年3月20日

7年振りのナビスコカップグループリーグの勝利をクリーンシートで飾る!



ガンバ大阪20ヴィッセル神戸


仕事帰りに大崎のFootNikで観戦。

先日の仙台戦でシュート1本に終わった事を受け、
健太監督が、どう攻撃陣を修正してきたかが注目すべき点やったと思うけど、
シュートに持ち込めそうな場面すらほとんど無かった仙台戦と比べ、
この試合はアタッキングサードに侵入する機会が多かったよね。

先発起用されたリンスは前でボールをキープできるので、
全体を押し上げることで、攻撃に厚みを加える事ができたのが要因かなと思う。

それに加え、後半の早い時間帯に背番号9番の仕事をきっちりと果たし、
試合運びを楽にしてくれたので、この試合のリンスは間違いなくMOMでしょう。

それにしても、あのコンパクトな足の振り抜きで、
あれだけ強烈なシュートを放たれたら、GKは反応できんわな。

リンスの先制ゴールから6分後には、
これまでの試合で何度か決定機を迎えながら、ことごとく外していた佐藤が、
彼らしいワンタッチのシュートでゴールネットを揺らし2点リードに。

まあ、試合全体を見ると、「ガンバの攻撃力復活!」と言うには、
まだまだ程遠いけど、仙台戦の不甲斐ないパフォーマンスを受け、
奮起してくれた攻撃陣には素直に拍手を送りたいと思う。



そして、触れない訳にはいかない守備陣の安定感。

公式戦3試合連続クリーンシート、315分間無失点って、
どこのクラブの成績なんだろうか。

それに、この試合に関しては、これまでのリーグ戦3試合から、
DFラインの選手が4人中3人入れ替わったのにも関わらず、
リーグ戦の時と同じように守れていたのが大きい。

西野監督時代のガンバの守備って、属人化してしまっている部分があったけど、
今は約束事がきっちりしているから、
誰が入ってもそれなりにこなせるようにはなってるみたいね。

なんか、あまりのチームスタイルの変貌ぶりに、
違うチームを見てるような違和感に苛まれているのは、
きっと俺だけじゃないはずだと思うけど。

ただ、まだ相手の精度に助けられている部分もあるので、
日曜日に対戦する昨年王者広島を相手に、
これまでの4試合と同じような守備が披露できたら、
今季のガンバの守備は本物だと言えるんじゃないかなと思う。

ホームとは言え、タフな試合になるのは必至やと思うけど、
粘り強く戦って勝ち点を積み重ねて欲しいね。



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2014年3月16日

仙台まで行って守備練習を見て来ました。



仙台行ってきました。





ガンバ大阪00ベガルタ仙台


90分間でシュートはリンスが苦し紛れに打った1本のみ。

「もっと積極的にシュートを打てよ」って言うけど、
実際には、シュートに行けそうな場面すらほとんど作れていない状態。

まるで、ガンバが攻める方のゴールマウスは、
仙台が攻める方のそれよりも倍以上の距離があるんじゃないかと思うぐらい、
ゴールが遠かったわ。

まあ、この3試合、DF陣と新守護神・東口の奮闘で、
なんとか勝ち点4を稼ぐことができたけど、
ディフェンスだけで勝ち取れる勝ち点は1が限界やからね。

勝ち点1を3にするには、ゴールが必要やから、
一日も早い攻撃陣の復活に期待したいところやわ。



この試合では、先の2試合の好パフォーマンスが評価されて、
大森が先発出場を飾ったけど、コンパクトに守る仙台の中盤に、
ことごとくドリブルを封じられ、これといった見せ場も無く、
米倉との交代を告げられてしまった。

ただ、この試合で必要だったのは、大森でも米倉でも無く、
二川だったんじゃないだろうか。

この試合の仙台はDFラインを高めに敷いてきてたから、
佐藤や倉田が広く空いたDFラインの裏を狙う動きをしていたけど、
オフサイド8回っていう回数が示すように、
そこにタイミング良くパスが出ていたと思えないんよね。

二川だったらあの仙台のDFラインの裏のスペースを、
上手く使えそうなイメージが俺の中にはあったんだけどな。

あと、シュートが少ない展開だったら、
シューターの阿部を使っても良かったと思う。

まあ、今季はまだ公式戦に1試合も出ていないけど、
せっかくベンチに入れたんやし、交代枠を1つ余らせるぐらいやったら、
それぐらいの事は試しても良かったんとちゃうかな。

今の攻撃陣で一番期待できそうなのがリンスやねんけど、
ボールタッチはワクワクさせてくれるものがあるものの、
いかんせん、悲しいぐらいに周囲と合ってないからな。

宇佐美待望論やむなしといったところか。



次節は万博で広島とやけど、
その前にナビスコカップのグループリーグ神戸戦があるのか。

ナビスコカップのグループリーグを戦うのは、
優勝した2007年以来、7年振りとのことで、
どうりで久し振りな感じがするわけだ。

まあでも、正直、そこまで躍起になって
獲りに行くようなタイトルでもないと思うので、
リーグ戦とは違う事を試して欲しいなと思う。

GKに河田、CBに西野、FWにリンスとかね。



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2014年3月8日

今日なら胸を張って言える。「ただいまJ1!!」



新潟行ってきました。


ガンバ大阪20アルビレックス新潟


3月に東北2連戦なんて、日程君はガンバサポに寒行でもさせたいのだろうか。

しかも、ビッグスワンはスタジアムの周辺に何も無いせいで、
風が強いスタジアムなので、寒さも気温の2.3割増しぐらいに感じられるんよね。

さらに、前半のお寒い試合展開が相まって、
ハーフタイムの時点では、ガンバサポの身も心も冷え切ってたわ。



まあ、昨シーズンからホームで9連勝中と、
かつての魔境の姿を取り戻しつつあったビッグスワンで勝利するのは、
難易度の高いミッションであることは言わずもがなやねんけどね。

新潟が、佐藤にボールが入るところをかなり激しく潰しにきてたので、
前線に起点が作れず、なかなかボールを前に運べなかった。

しかも、ガンバの攻撃が左偏重であることを踏まえて、
明らかに左サイドをボールの狩場として設定しているようにも見受けられた。

この日のガンバは遠藤を中盤の左サイドに置く布陣を敷いていたから、
いつにも増して左サイドにボールが集まる傾向が強かったので、
相手の術中に完全にハマっているような感じやったね。

前半のガンバのチャンスと言えば、
藤春の低いクロスを佐藤が合わせたシーンぐらい。

ただ、そんな劣勢の中でも、岩下を筆頭に守備陣の奮闘が光り、
あれだけセットプレーを与えながらも、危ないシーンはほとんど無かった。

流れの中からシュートを打たれるシーンが何回かあったけど、
これは新潟の選手がことごとく枠外に外してくれたおかげで、
救われた感が強かったね。

凱旋試合となった東口からは気合いが入ってるのが伝わってきたけど、
実際、東口の手を煩わせるような場面って、そんなに無かったと思う。



後半になるとガンバが徐々にリズムを掴みはじめた。

選手や布陣の変更は無かったけど、
前半と比べて、右サイドを使う回数が増えたように見えたね。

こういう、ハーフタイムの微調整で、
後半のパフォーマンスがよくなるっていうのは、
西野時代のガンバを彷彿とさせるものがあるね。

そして、後半24分に遠藤のFKを岩下がニアで合わせ、
ようやく試合の均衡が破れた。

この試合で何度かあった遠藤のセットプレーはほとんどニアに蹴ってたから、
ようやく狙い通りのボールが行ったっていう感じやったね。

先制点を挙げたことで、余裕を持って試合を運べるようになったことと、
新潟の選手がガス欠を起こし始めたことで、ここからガンバのペースに引き摺り込み、
後半37分の大森のゴールで、完全にとどめをさしたね。

それにしても、あれだけ強くボールを要求したところや、
ニアを抜く難しいシュートを決めたあたり、
今の大森のプレーには自信が感じられるね。

先発出場した米倉も、持ち前の脚力で、速攻の際に攻撃に厚みを加えていたし、
中盤の右サイドはこの2人が面白そうやな。

今後、注目して見て行きたいわ。


今までになく、守備を褒められることの多い今シーズンのガンバ。

褒められるのは悪い気はしないし、
ましてや褒められるものが守備なんてのは今までになかったから、
くすぐったいような心境ではあるけど、
まだ1回完封したにすぎないし、まだまだこれからやと思う。

次節は、アウェイで仙台と対戦。

監督が変わって、あまり波に乗り切れていないように見えるから、
調子づく前に叩いておきたいところではあるね。

東北2連戦を2連勝で飾れるように、
来週もゴール裏で熱く応援してきたいと思います。




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2014年3月6日

前半と後半で別のチームが国立のピッチに立っていたようだ



日本42ニュージーランド


家でゆっくり見ようかなと思ってたけど、
定時ダッシュに失敗したため、会社の近くの大崎FootNikで観戦。

去年の9月のガーナ戦もFootNikで観戦したけど、
W杯イヤーということで、代表に対する注目度が高まってるのか、
その時よりもお客さんが多かったわ。



そんな代表チームに寄せられた期待に応えるかのように、
序盤から日本の攻撃陣が爆発し、前半20分までに4回もゴールネットを揺らしてみせた。

ただ、これは日本がすごいプレーをしたっていうより、
ニュージーランドディフェンスのザルっぷりが凄まじかった。

みんなボールしか見ないもんだから、
サイドからダイアゴナルランでDFラインの背後を狙う岡崎の動きに誰もついていけず、
DFラインの裏のスペースで、岡崎が何度もフリーでボールを受ける事ができた。

岡崎の2ゴールは2点とも同じような形やったしね。

そんな岡崎に裏を取られるのを嫌がってか、ズルズルとDFラインが後退した事で、
中盤にスペースが生まれ、日本としてはパスを回し放題。

「こんなイージーな試合で代表の強化試合として成立するのか?」なんて、
違う意味で心配していたんやけど、
そんなニュージーランド相手にもきちんと失点してしまうんやから、
あんまりよその事は笑えないね。



ハーフタイムを挟んで後半に入ると、前半とは打って変わって、
日本が押し込まれる展開が長く続いたね。

俺が思うに、岡崎を下げたことで、DFラインの裏を狙う選手がいなくなり、
相手のDF陣が守りやすくなったことが原因じゃないだろうか。

これまでも何度か見られた光景やけど、
香川、本田、清武の2列目だと、3人とも足下でボールを受けたがるから、
DFが背走して対応する守備機会が減るし、DFラインも思い切って上げれるから、
中盤にスペースも無くなってくるしね。

実は、日本の攻撃陣で一番代えの利かない選手って、
岡崎なんじゃないかって、個人的に思ってたりする。



結局、後半の日本の見せ場は、遠藤の落としから清武がシュートを打ったシーンと、
試合終了間際の本田のFKぐらいだったかな。

逆に、ウッドがアーリークロスから2点目を挙げて、
ニュージーランドに見せ場を作られてしまったね。

いや、主審がハムストリングを負傷して交代するっていう、
最大の見せ場があったか。

あんなの初めて見たから、大笑いしてしまったけど、
大事に至らんことを祈るわ。



まだまだ先だと思っていたブラジルW杯まであと3ヶ月。

この試合でも脆さを露呈してしまった守備陣は建て直せるのか。

本田や香川のような、所属クラブで満足のいく結果を残せていない選手は、
どのような状態でW杯に臨むのか。

負傷離脱中の長谷部や内田は、W杯に間に合うのか。

あんな事、こんな事を色々と考えながら、
W杯までの3ヶ月間を過ごしたいなと思います。


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2014年3月2日

J1復帰を勝利で祝えるなんて、そんな都合良くはいかない



万博行ってきました。



ガンバ大阪01浦和レッズ


2年振りのJ1開幕戦という事で、昂るものがあったのですが、
いやはや、しょっぱい試合になってしまいましたな。

まあ、昨年のJ1で6位、ACLにも出場しているチームと、
J2から上がってきたばかりのチームとの対戦結果としては、
妥当なものだったのかもしれないけどね。

ただ、以前、J1にいたときは、浦和に敗れるとすごく悔しかったのに、
今回の敗戦をすごく淡々と受け入れている自分がいることに対し、
違和感を感じているのも事実なんやけども。



2年振りにJ1で戦うにあたって、どうしても気になるのが、
守備がどの程度改善されているかっていうこと。

J2降格の憂き目に遭った、最大の要因でもあるからね。

ただ、これに関しては及第点の出来やったと思う。

セットプレーの守備をゾーンで行っているせいか、
1回跳ね返した後の役割分担がはっきりしていなくて、
二次攻撃でやられるっていうのは、J2で戦っていた昨年から見られた傾向。

そこを修正できていなくて、槇野に決められてしまったのは残念だったけど、
それ以外の場面は守備意識も高くて、ボールを支配される時間が長かったのにも関わらず、
よく体を張って守れていたかなと思う。

ただ、守から功への切り替えが遅くて、
奪ったボールを良い攻撃に繋げられていなかったのが、よくなかったね。

特に、GKの東口が、早めにボールを出そうとしているのに、
受け手が全然準備できていない場面が多かったのが気になった。

まあ、前任者の時はGK起点のカウンターなんてやってなかったから、
チームの攻撃オプションに無いことがそうさせているかもしれんけど、
どうも東口の能力を無駄遣いしている気がする。

あ、遅くなりましたけど、東口、最高でした。

ケガに気をつけてこれからもよろしく頼みます。



攻撃陣に関しては、かなり心配。

今シーズンのチーム編成が物語るように、
今季のガンバの攻撃は宇佐美ありきで考えられているところがあるから、
その宇佐美がいないとなれば、あとは言わずもがな。

昨季の浦和は守備に対してルーズな印象があったから、
つけいる隙はあるかなと思っていたけど、
ボールを奪われると素早く帰陣して5-4-1のブロックを敷くという、
手堅い方法を採用してきたから、スペースが無くてボールを前に入れられなかったし、
前述の宇佐美のような個で打開できる選手もいないから、
どうしても後ろで回している時間が長くなってしまっていた。

ただ、後半投入された、大森とリンスの動きには光明。

ドリブルで仕掛けられる大森は、
宇佐美のいない今のチームでは良いアクセントになると思うし、
リンスに関しても、ブラジル人ストライカーにありがちなサボる様子は無く、
よく走ってボールに絡もうとしていたね。

ただ、雨の万博のピッチに慣れていないのか、滑って転びまくっていたけど。

シジクレイとか、スパイクのチョイスをアドバイスしてくれるコーチは、
おらんのかと思ってしまったわ。



次節は、アウェイで新潟と対戦。

2節目にして東口の凱旋試合となるので、本人も奮起しているやろし、
頑張って恩返ししてもらいましょうか。

懸念の攻撃陣に関しては、後半の布陣を頭から見てみたいね。

3月の2週目の新潟って、まだまだクソ寒いやろうけど、
防寒対策をバッチリして、乗り込んできますよ。



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