2017年1月2日
まるで最初から手元にあったかのように賜杯を掲げた鹿島アントラーズ
あけましておめでとうございます。
本年も、インターネット上に駄文を垂れ流し続けている、
幣ブログを何卒よろしくお願いします。
マリノスに負けた時点で、誰かにチケットを譲ろうかなとも思ったんだけど、
「元日の予定は空けておいてください」という、我らが主将の言葉を受け、
ガンバが天皇杯決勝に進出することを前提に、
天皇杯観戦込みで実家に帰省する年末年始のスケジュールを立てていたので、
吹田スタジアムに足を運ぶことにしました。
ただ、贔屓のクラブの試合ではなくても、
元日の決勝の心が洗われるような独特の雰囲気は、
何度味わっても良いものだし、
試合自体もとても見応えのあるものだった。
このブログで何度か書いているけど、
川崎のような志の高いサッカーをしているクラブには、
タイトルという形で報われてほしいと思っている。
だから、どちらかと言うと川崎寄りのスタンスで観戦していたんだけど、
ボールを支配してもなかなかシュートを打つところまで辿り着けず、
セットプレーやバイタルエリアで簡単に鹿島の選手をフリーにして、
失点を喫しているところを見る限り、
シーズンの後半にチームのバランスを崩してから、
立て直せないままここまで来てしまったような印象を受けたね。
決勝の相手がゴールドコレクターの鹿島ということもあって、
シルバーコレクターの川崎は分が悪いという見方がされていたけど、
どこが決勝に出てきても、厳しい試合を強いられたように思う。
まあ、もっともこの試合は延長戦までもつれ込んだわけやけど、
川崎が粘ったからと言うよりは、
鹿島が、赤﨑というハンデを、
自らに課して試合に臨んでいたからじゃないだろうか。
赤﨑の代わりに金崎がスタメンで出ていたら、
90分で試合は終わっていたように思う。
対する鹿島は、チャンピオンシップから連戦続きで、
コンディション的に相当厳しかったと思うけど、主将の小笠原が、
自ら怒りのパフォーマンスでチームに鞭を揮い、チームを奮い立たせるなど、
カップ戦のファイナルでの手綱さばきはさすがの一言。
中村憲剛との場数の違いから来る、経験値の差を見せつける格好になったね。
そして、決勝ゴールは、
その小笠原との交代でピッチに入ったファブリシオだったわけやけど、
チャンピオンシップでスイッチの入ったチームの中で、
どこか蚊帳の外のような感があり、
見た目も含めてネタ外人なのかなと思っていたけど、
最後の最後で仕事をしたね。
思えば、いつぞやの天皇杯決勝で、ネタ外人枠と思っていたダニーロが、
決勝ゴールを決めて鹿島が優勝したこともあったし、
タイトルを獲得する時は、こういう思わぬ選手の活躍っていうのも、
重要なんやなと再認識させられたわ。
これで2016年シーズンの公式戦は全て終了。
リーグと天皇杯の2冠を達成し、
CWCで2位になってもなお、積極的に補強に動いている鹿島。
風間監督との4年半の蜜月に終わりを告げ、
鬼木監督共に新たな歴史を作っていこうとする川崎。
我らがガンバも含め、2017年シーズンのJリーグも、
熱い試合がたくさん見られることを期待したいね。
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