2010年11月28日

まだルーカスに「さよなら」は言わない

 
 
ガンバ大阪0-2横浜F・マリノス
 
 
前半の早い段階で失点、後半に進むにつれて徐々に攻勢に出るが、
引いて守る相手を崩せずに、結局敗戦って言う、
典型的なガンバの負けパターンな試合やったね。
 
マリノスは波戸がCBやってる時点で、
DF陣のメンバーのやり繰りに苦しんでるのが見て取れるけど、
さすがに、あんなに中央を固められると、崩すのはキツイよなぁ。
 
中央を固められたら、当然、サイドにスペースが生まれると思うんやけど、
ガンバには、高さで勝負できるタイプのFWはおらんうえに、
上質なクロスを上げられるサイドアタッカーもおらんから、
こういう展開になるとかなりツライものがあるわ。
 
まあ、もとはと言えば、序盤の2失点が全てって感じやけど、
1点目は安田が俊輔に、2点目は加地が渡辺についてて、
フリーで打たせたシュートじゃなかっただけに、ツキが無かったわ。
 
 
 
それにしても、最近指摘されている、前線と中盤の距離が開き過ぎる現象は、
この試合でも改善されてなかったね。
 
おかげで、宇佐美がボールを持った時に、宇佐美の周りには、
DFに囲まれているイ・グノぐらいしかおらんくて、
自分でドリブルを仕掛けてボールを奪われるパターンが多かったように思うわ。
 
まあ、宇佐美自身も、特に前半あたり、マリノスの徹底マークに熱くなって、
ムキになってドリブルを仕掛けてる感もあったけども。
 
多分、中盤にアタッカータイプがいないのが原因なんかなとも思うけど、
橋本と二川がFWを追い越すような動きができれば、
こんなことにはならんねんやろうと思う。
 
現時点でできていないから、黄ばんだ中盤とか言われてるんやろうけどね。
 
ここ数試合、ルーカスと佐々木の投入後に、これらの状況が改善されてるから、
スタメンのチョイスを見直してほしいもんやねんけど、
アキラにはまだあの4人が黄金に見えてるやろうから、指摘するだけ無駄やね。
 
とりあえず、リーグ終盤の怒涛の連戦は終了して、
リーグ最終節の清水戦まで1週間空くから、
この間にコンディションを整えて、日本平に乗り込んで欲しいなと思います。
 
 
 
そして、この試合の最後には、ホーム最終戦セレモニーがありました。
 
俺はTV観戦やったから、今シーズン限りで退団する、
ルーカスの挨拶は見ることができませんでした。
 
2008年のACL決勝でのゴール、今年の正月の天皇杯決勝での先制ゴール、
ルーカスを語ると、思い出に残っているシーンはたくさんあるけど、
まださよならを言うにはちょっと早いかな。
 
来年のACL出場権は確定してないし、天皇杯の試合もまだ残ってるから、
ルーカスにはまだ働いてもらわなアカン。
 
まあ、退団は決まっているけど、ルーカスと言う選手は、
天皇杯の大学生チームとの試合でも、前線からのプレスを惜しまないような選手。
 
だから、2011年の元日まで、彼は常に全力でガンバのために戦ってくれると思います。
 
さよならを言うのはその後でやね。
 
 
 
 
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2010年11月26日

優勝というポジティヴなサプライズ

 
 
日本10UAE
 
 
日本、アジア大会初優勝!!
  
 
いや~、大会が始まる前までは、このチームがここまでやるとは思わんかっただけに、
今回の優勝は嬉しさと驚きが入り混じってるね。
 
そもそも、このアジア大会って、アジアカップに比べると、
A代表顔負けのガチなチームで挑んでくる国もあれば、
あくまで選手育成の場と割り切って、若手中心のチームで挑む国もあるといったように、
力の入れ方が参加国によってバラバラな感がある。
 
これまでの日本のアジア大会におけるスタンスは後者であり、
しかも、今回はそんな若手中心の中でも、Jで出番の少ない選手と、
大学生が中心のメンバーということで、かなり下馬評は低かったしね。
 
それだけに、今大会の日本の優勝は、日本のサッカー界において、
ポジティヴなサプライズやったと思うわ。
 
 
 
この試合では、ほとんどの時間帯で試合を支配されてたんやけど、
セットプレーからの先制ゴールを守り切って勝ったし、
準決勝のイラン戦でも、先制を許しながらも逆転で勝利をモノにした。
 
国際経験の乏しいメンバーとは思えないような、
勝負強さを感じる老獪な試合運びやったね。
 
こういう戦い方ができるのは、チームとしての成長ももちろんあると思うけど、
この短期間でチームをまとめ上げた、関塚さんの手腕も評価したいところやね。
 
まあ、今回の代表チームには、川崎時代の教え子である、
安藤、薗田、登里がいて、自分の考えを選手に伝えやすい環境があったのかもしれへんね。
 
正直、川崎の監督時代のシルバーコレクターのイメージが強い関塚さんだけに、
戦前は、この決勝にあんまりポジティヴなイメージはできへんかったけど、
率いるチームが代表チームになっただけで、こうもあっさり優勝するとは…。
 
決勝の唯一の得点が、この試合で全くと言っていいほど可能性を感じなかった、
セットプレーからってのもそうやけど、サッカーってホンマにわからんもんやわ。
 
 
 
最後に、やっぱりガンバサポとしては、
大塚と菅沼の雄姿をもっと見たかったと言うのが本音やと思う。
 
まあ、今回の代表チームは、スタメンがほぼ固定やったし、
途中出場の選手もある程度決まってたから、なかなか難しい部分もあったけどね。
 
個人的には、2人がこのアジア大会でスタメンで出てた選手達より、
そこまで実力的に劣ってるとは思ってないけど、
2人には、この大会であまり試合に出られなかった事実に向き合って、
これからガンバでどういう日々を過ごすのかが重要やと思う。
 
この世代にでの実力差なんか、本人の努力次第で簡単にひっくり返せると思うから、
戦術や関塚監督の好み云々を抜きにしても、
使わざるをえないような選手になれるように、頑張って欲しいね。
 
 
 
 
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2010年11月24日

ゴールショーは開演とはいかなかったけど…

 
 
ガンバ大阪21湘南ベルマーレ
 
 
下平のクロスに、ニアで平井が潰れたところを、ファーサイドに走り込んだ橋本が、
ゴールネットを揺らしたのは、前半30秒のこと。
 
キックオフしてから、湘南の選手が一度もボールに触らない間に、
先制点を挙げた時には、これから始まるゴールラッシュに期待してしまったけど、
なかなか難しい試合をしてしまったね。
 
ゴールラッシュを期待したのは、観客だけじゃなく、
ガンバの選手も同じやったのか知らんけど、
追加点を狙って変に力んだ部分があったんかな?
 
試合の主導権は握っているものの、細かいミスが多くて、
どうもリズムに乗り切れてない印象を受けたわ。
 
ただ、相手はJリーグ最下位のチームとは言っても、
これだけミスをすればチャンスだって作られるわけで、
案の定、遠藤のパスミスをかっさらわれて、湘南の馬場に同点ゴールを献上。
 
まあ、このゴールは、敵ながら美しいゴールやったけどね。
 
 
 
結局、スコアは1-1のままハーフタイムへ。
 
ガンバは後半頭から平井に代えてルーカスを投入したけど、
俺はそこまで平井が悪かったとも思えんのよね。
 
あんまりいい形でボールをもらうシーンも少なかったし、
宇佐美との2トップも役割分担が不明瞭で、機能してなかったしね。
 
最近、平井はこういう、責任を負わされるには不憫な形での途中交代が多い気がする。
 
アキラの平井に対する信頼が揺らいでるみたいやから、
平井には頑張って信頼を取り戻して欲しいね。
 
春先の君の活躍が無かったら、今の順位は無かったわけやし。
 
 
 
後半に入っても、そこまで良くなった気はしなかったガンバやけど、
佐々木の投入から、流れを掴んだ感はあったね。
 
体がキレていると自分で言うだけあって、動きが良かったし、
佐々木の投入により、右サイドが活性化されたことで、
前半に比べて、加地がオーバーラップしてくる回数も増えたしね。
 
そして、ガンバ待望の勝ち越しゴールはその佐々木。
 
後から聞いた情報では、遠藤のロングパスに抜けだしてのゴール…
ということやったらしいけど、TVでは、リプレイの映像から切り替わった瞬間に、
ゴール前にいた佐々木がシュートしたから、
どういう流れでそういう状況になったのかわからず…。
 
結局、試合後のハイライトもシュートシーンしか映ってないし、
TBS(この試合の映像制作はMBSか…)に文句言いたくなったわ。
 
 
 
なにはともあれ、恐れていた格下相手の取りこぼしをやらかさずに、
勝ち点3を積み重ね、さらに2位の鹿島が磐田に敗れたことで、
これでガンバは2位浮上です。
 
まあ、ガンバの次節以降の試合は、マリノス、清水であるのに対し、
一方の鹿島は、京都、山形であることを考えると、
この2位という順位は34節が終わるまでの暫定的なものと考えて、
気を引き締めて、2位フィニッシュを目指して欲しいと思います。
 
俺はもう今季のリーグ戦は参戦できないけど(天皇杯は行く方向で調整中)、
次節のマリノス戦も勝利の念を万博に送りたいと思います。
 
 
 
 
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2010年11月21日

埼玉スタジアムで感じた時の流れ

 
 
埼スタ行ってきました。
 


昨シーズンから観客減少が著しい浦和やけど、
それでもやっぱり、他のクラブの応援と比べると迫力があって、
一線を画してる感はあるよね。
 
特に、試合前にやってた、浦和のゴール裏の人間が中央に固まって、
同じリズムでピョンピョン跳びはねてる光景なんて、
凄いを通り越して逆に気持ち悪いぐらいやったし。
 
ただ、応援の迫力はあると言っても、浦和は早々と優勝争いから脱落してるだけあって、
スタジアムの雰囲気は、かなりぬるかったように思う。
 
2006年のリーグ最終節や、2008年のACL準決勝の時みたく、
試合前から、アウェイサポーターに居心地の悪さを与えるような威圧感は、
この日の埼スタからは感じられへんかったわ。
 
 
ガンバ大阪20浦和レッズ
 
 
試合の方は、前半は浦和に攻め込まれる時間帯が長くて、
高橋のクロスバー直撃のシュートや、エジミウソンと藤ヶ谷の1対1など、
ヒヤリとするシーンも多かったね。
 
ガンバのチャンスと言えば、CKからの中澤のヘッドのみで、
流れの中からはほとんどいい形を作れてないままハーフタイムへ。
 
ただ、前半に訪れた危ない場面で失点しなかった事と、
前半の途中で、この日キレキレだった高橋が負傷交代してくれたのは、
ガンバにツキがあったね。
 
 
 
後半になると、ハーフタイムに上手く修正したガンバがリズムを掴んで、
橋本のスルーパスに右サイドから抜けだした遠藤が、絶妙なトラップからの先制ゴール!
 
それにしても、遠藤は浦和戦になるとよく点取るよな。
 
やっぱり、多くのガンバサポーターと同じように、
遠藤の中にもこのカードには燃える要素があるんやろうね。
 
 
 
そして、試合終了間際にも、ルーカスがCKから追加点!
 
今シーズンのガンバはセットプレーで点が取れてるのが強みやと思うんやけど、
これに関しては、どちらかというと浦和のディフェンスがまずくて、
これまでのガンバのCKで、中澤が2回もドフリーでヘディングしてたから、
そのうち入るんじゃないかって言う感じはしてたけどね。
 
まあ、ここまできたら後は無難にボールをキープして、
試合終了の笛を待つのみやったね。
 

これで2試合連続の完封勝利。
 
ただ、この日も、ここ最近のガンバのサッカーの傾向に倣って、
内容は悪いながらも、数少ないチャンスを確実にモノにして勝つって試合やった。
 
どちらかと言えば浦和の方が、ショートパスを繋いで相手を崩していく、
見ていて面白いサッカーができていたんとちゃうかな。
 
3,4年前のこのカードやったら、ガンバがボールポゼッションで上回って、
浦和を押し込むものの、浦和にワンチャンスをモノにされて、
負けるっていう展開が多かった。
 
あの時は、ガンバの方がいいサッカーしてるのに、
どうしてアイツらに勝てないんだって、いつも悔しい思いをしてたなぁ。
 
それだけに、同じカードで、今こうして両チームに逆の現象が起きてるのを見ると、
時の流れは色んなものを変えていくんやなって思うね。
 
 
 
この埼玉スタジアムでの試合と、同じ日に平塚で行われた試合で、
名古屋が湘南を降してリーグ初優勝を飾りました。
 
なんか、名古屋の選手やサポーターが喜んでいるのを見ると、
ガンバがリーグで初優勝した、2005年を思い出したわ。
 
ただ、あの時は、リーグ最終節やったけど、
今年はリーグ戦があと3試合残されているんよね。
 
この日、セレッソも川崎も勝って、ACL出場権争いもまだ熾烈やし、
鹿島を蹴落として2位に順位を上げることもできるから、
この3試合が消化試合になることは無い。
 
次節のホーム湘南戦は、また中2日での試合やし、安田と武井が出停で、
しんどい部分もあるけど、熱い戦いを見せて、勝ち点3を上積みして欲しいね。
 
 
 
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2010年11月18日

とりあえず正月の予定は空けておく

 
 
今日は仕事が定時で終わったので、自宅に帰ってから、
ガンバオフィシャルの試合速報で、試合の経過をチェックしてました。
 
まあ、半分、PSPでタクティクスオウガやりながらやったけど。
 
 
ガンバ大阪41柏レイソル
 
 
結果だけ見れば、4-1と差がついたけど、
実際は、J2で首位を独走する柏にかなり手を焼いたみたいやね。
 
後半の序盤らへんで、柏の茨田に先制ゴールを献上して、
そのままのスコアで試合終了まで残り10分を切った時は、
さすがに厳しいかなと思ったんやけど、天皇杯男、佐々木の同点ゴールで延長戦突入。
 
茨田って、J-SPORTSで千葉ダービーの再放送してた時に、
初めてちゃんと見たんやけど、攻守に渡って精力的に動き回るタイプのボランチで、
イングランドで言うところの、ボックストゥボックスなプレーヤーって印象やったね。
 
なんか、柏サポーターの間では、
ガチャピンに似てるって話らしいけど、遠藤には似てないです。
 
 
 
それにしても、2008年の年末も同じ事を思ったんやけど、
ガンバの選手達は本当にサッカーが好きなんやね。
 
わざわざこんな中2日で連戦が続く時期に、120分も試合やらんでいいと思うねんけど。
 
まあ、なんだかんだで昨シーズンもその前もこんな調子で優勝したわけなんやし、
これがガンバの仕様だと言えばそれまでなんやけどね。
 
結局、延長でパクドンが古巣相手にPKを献上してくれたり、
レアンドロ・ドミンゲスが退場になったりしてくれたおかげで、延長戦で3得点。
ガンバが柏を破って、天皇杯ベスト8に進出しました。
 
あ、ちなみにレアンドロ・ドミンゲスって、腹筋がほとんどできないらしいよ。
 
 
 
準々決勝は、クリスマスに浦和と試合。
 
ここ2年、浦和は天皇杯で早期敗退してたから、
天皇杯で浦和と試合するのは、2007年の決勝以来か。
 
あの、宮本を勝って送り出してあげられなかった試合ね。
 
今回は決勝では無いけど、来月の末ぐらいになると、
退団する選手の話も出てくるやろうから、
彼らにとってラストゲームにならないように、勝利で次に繋げて欲しいね。
 
 
 
 
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2010年11月15日

11月の19時30分キックオフと、ルーカス退団の話は狂気の沙汰です。

 
 
ガンバ大阪20サンフレッチェ広島
 
 
月曜日になる直前まで仕事をしていたせいで、
試合は見てないんですが、なんとなんとまさかの完封勝利。
 
9月のナビスコカップで苦汁を舐めさせられた広島相手やったけど、
なんだかんだでリーグ戦では相性が良いようで、きっちりと勝ち点3をいただきました。
 
それにしても、この時期の19時30分キックオフは、
観戦するには体に堪えるやろうなぁ、
しかも日曜日やから、たいていの人は明日仕事か学校やろうし。
 
参戦された皆さん、お疲れ様です。
 
 
 
じゃあ、試合を見ていないので、ここからはざっくりと。
 
この試合は高木が出場停止で、山口が出場してたみたいやけど、
他のガンバサポさんのブログを読む限り、無難にこなしてたみたいやね。
 
今年は、グアムキャンプで故障してから、
シーズンを通してコンディション不良に悩まされてた山口。
 
ただ、好調時の山口であれば、高木より高めにDFラインを敷くことにより、
コンパクトな中盤を形成し、ガンバのパスサッカーを際立たせることができるからね。
 
残念ながらこの試合では、その効力は発揮されず、攻撃陣はイマイチやったみたいやけど、
山口が先発で出た試合で、完封できたことで、
これから徐々に先発の機会も増えてくるんじゃないかと思う。
 
大人しい選手の多いガンバの中で、キャプテンシーを発揮できる数少ない選手やから、
老けこむにはまだ早いわ。
 
 
 
それと、やっぱりルーカスはさすがやね。
 
この試合の2点目を挙げたのもそうやけど、
ルーカスが入ることにより、前線からのチェイシングと、
セットプレー時の守備が、格段に良くなるからね。
 
先日、今季限りで退団という報道が流れたことで、
試合前には、いつも以上に大きな声でルーカスのチャントが歌われたらしいけど、
そもそも、今のチーム状態を見て、ルーカスを放出しようという、
選択肢に行きつくなんて、狂気としか言いようがない。
 
今年はケガで満足のいくシーズンを送れてないけど、
戦力面でも、精神面でも、まだまだガンバに必要な選手やと思うけどね。
 
 
 
次節は、埼玉スタジアムに乗り込んでの浦和戦ですが、
その前に、ミッドウィークに、天皇杯の柏戦があります。
 
ガンバはナイトゲームの広島戦から中2日という強行軍なのに対し、
柏は、7日の岐阜戦でJ1昇格を決めたうえに、今節試合が無かったため、
中9日という、万全の状態で万博に乗り込んできます。
 
なんとうか、あまりにも不公平な日程過ぎて、あからさまに、
ジャイアントキリングのフラグが立ってるような気がしなくもないけど、
案外、こういう逆境な時ほど、ガンバの選手っていいプレーする時があるからね。
 
NHKでは鹿と豚の試合を放送するみたいやから、
TV中継は無いけど、水曜日も万博へ向けて勝利の念を飛ばしたいと思います。
 
 
 
 
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2010年11月14日

ACL決勝を見に行って来た

 
日本のJリーグファンの気持ちは、リーグ30節に向いてる事だろうと思いますが、
昨日は国立でACLの決勝なる試合がひっそりと行われてまして、
こっそりと見に行ってきました。
 

正直、この試合のチケットを買った時は、こんなカードを見に来るなんて、
よっぽどの物好きなんやろうなと思ってたら、
なんと、この試合の観客は、2万7308人!!
 
一体どんだけばら撒いたんやろ…
城南側のゴール裏なんてほぼ満席やったしね。
 
そんな城南のゴール裏は、コールリーダーの掛け声に合わせて、
観客がスティックバルーン叩くっていう、バレーボールの試合見たいな応援してて、
対するゾバハンのゴール裏は、鳴り物が多くて随分騒々しかったわ。
 
まあ、国によって応援のスタイルは違うけど、
やっぱり、チャントと手拍子で応援するスタイルが俺は一番好きやね。
 
 
 
城南一和31ゾバハン
 
 
ガンバへの移籍の噂がある、城南のラドンチッチは累積警告で出場停止やったし、
正直、両チームのスタメン見ても、ピンとくる名前が少ない。
 
特に、ゾバハンの選手なんか誰もわからへんし。
 
まあ、ガンバが2年前のACL決勝を戦った時にアデレードにいた、
オグネノブスキーが城南のキャプテンを務めていたのには、
びっくりさせられたけどね。
 
 
 
試合の方は、ショートパスを繋いで攻めるゾバハンと、
ボールを奪ったら、素早く縦に出して、早く攻めようとする城南一和という構図。
 
前半の途中まで、中盤の主導権争いが激しくて、
両チームともなかなか決定機が作れてなかったね。
 
そんな展開を打開するのは、やっぱりセットプレー。
 
城南のキム・ソンファンのロングスローを、
ゾバハンのDF陣がクリアし損ねた所に詰めたのは、オグネノブスキー!
 
城南は、後半開始早々にも、セットプレーから追加点を挙げてるし、
この試合では、セットプレーがハマってたね。
 
そういや、セットプレーで思い出したけど、
ゾバハンのホセイン・マヒニって選手が凄いロングスロー投げてたけど、
あれ、ファウルスローちゃうの?
 
 
 
ゾバハンは、先制点を献上してから押されてはいたものの、
決定機の数では城南には負けてはなかったんよね。
 
ただ、城南のGK、チョン・ソンリョンは良いキーパーやわ。
 
この試合では、1失点はしたものの、決定的なシュートも何本か防いでたし、
ハイボールの処理も安定感抜群、それに、あのキックの距離と精度は素晴らしいわ。
 
ゾバハンも、普段ならあと1,2点は取れたと思うけど、
絶好調の現役韓国代表の守護神が相手だったのは、アンラッキーやったね。
 
 
 
城南は、試合終了間際にも1点追加し、3-1でゾバハンに勝利、
2010年のACLを制し、クラブW杯への出場権を獲得しました。
 

結果的に、ガンバはラウンド16で今年のACLでチャンピオンになるチームに
負けたっていうことになったね。
 
それにしても、国立で行われるACL決勝の舞台に、
2年連続で日本のJリーグのチームが出場しないなんて、物足りなさ過ぎるわ。
 
まあ、Jリーグの全日程が終わってない段階でこんな事言うのは気が早いと思うけど、
なんとかガンバには、来年のACLの出場権を獲得してもらって、
またこの舞台に帰ってきてほしいね。
 
この試合が始まる前に、オーロラビジョンに流れた、
ガンバがアジアチャンピオンになった時のVTRを見て、余計にそう思ったわ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2010年11月10日

低調な試合も、決勝トーナメント進出!

 
 
日本20マレーシア
 
 
前の試合の中国戦から中1日、気温27度っていうコンディションを抜きにしても、
低調な試合をやっとりましたな。
 
前半なんか特に、攻守の切り替えは遅いわ、相手選手へのプレッシャーは緩いわで、
カウンター狙いの格下マレーシア相手に、ボールポゼッションで下回る始末。
 
まあ、格下相手とは言え、引いて守る相手を崩すのは容易では無いっていうのは、
過去の日本の試合を見ていて重々承知しているけどね。
 
永井の先制ゴールあたりから、なんとかリズムが出てきて、
後半に入ってようやく持ち直したけど、全体的には物足りへん内容やったね。
 
 
 
ただ、そんな日本の中でも、光っていたのはやっぱり永井。
 
中国戦と同じく、1ゴール1アシストを記録したけど、
あの、2点目の山口のゴールをアシストした、左サイドをワンツーで崩してからの、
右足アウトサイドでのクロスには、思わず舌を巻いてしまったね。
 
あの狭いスペースで、こんな器用な事ができるなんて、
この選手、やっぱりなかなかの大器やな。
 
 
 
この試合では、中国戦で出場機会の無かった、
我らがガンバ大阪の大塚翔平が、後半から満を持して出場したわけですが、
残念ながらこれといった見せ場はありませんでした。
 
まあ、マレーシアは2点ビハインドだったにも関わらず、
前に出てくる気配も無かったし、日本も無理に攻める必要も無かったので、
こういう試合展開で何かをしろってのも厳しい話やったけど、
それでも、ゴールへ向かう気持ちは見せて欲しかった。
 
ロンドン五輪まであと2年あるって言うても、
既に選手選考のサバイバルは始まってるんやから、
この時点で、何のインパクトも残されへんようやったら、
関塚さんの招集リストからは外されてしまうで。
 
大塚や、この試合でも出場機会の無かった菅沼には、
もうちょっとがむしゃらに頑張って欲しいね。
 
 
 
これで、日本はグループステージ最終戦のキルギス戦を残して、
決勝トーナメント進出が決定。
 
まあ、グループステージ3位でも、他グループの成績次第で
決勝トーナメントに進出できるような緩いレギュレーションの大会やから、
これぐらいは最低限、別に喜ばしくもないねんけどね。
 
この試合は、中国戦のスタメンから1人入れ替えるだけに留まったけど、
次戦のキルギス戦では、さすがに関塚さんもメンバー変更もしてくると思うので、
今までチャンスが与えられなかった選手(特に菅沼)は奮起してほしいね!
 
 
 
 
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おフランスダービー

 
 
注文していたガンバの2011年度のカレンダーが届いたんやけど、
住所は合ってるものの、ファンクラブ会員番号と氏名が全くの別人だったので、
気持ち悪かったから、佐川急便さんに返品してもらいました。
 
っていうか、これでガンバのグッズが氏名間違いで届くの3回目なんやけど?
もうちょっとしっかりしてほしいわ。
 
 
 
まあ、愚痴はこの辺にしときまして、
さっきTVでJ-SPORTS見て、見慣れへんスタジアムで、
見慣れへんユニフォームのチームが試合してるなぁと思ってたら、
今週からJ-SPORTSでフランスのリーグ・アンの放送が始まったんやね。
 
ちなみに、今節の放送カードは、パリ・サンジェルマンvsマルセイユ。
 
HNが表わすように、俺はマケレレが大好きなんやけど、
他にもジュリやエインセなどのお気に入り選手も出てたから、
俺的にはかなり熱いカードやってんよね。
 
最近は、香川がドルトムント、内田がシャルケに移籍して、
長谷部もヴォルフスブルクで活躍している、ブンデスリーガが盛り上がってるだけに、
このタイミングでリーグ・アンを放送するなんて、
J-SPORTSも随分物好きやなとも思ったんやけども。
 
 
パリ・サンジェルマン21マルセイユ
 
 
リーグ・アンと言えば、2000年代に黄金期を築いた、
リヨンを真っ先にイメージする人が多いと思うんやけど、
現地で1,2を争う人気を誇るのは、フランスの2大都市を代表するこの両チーム。
 
それだけに、フランスダービーとも称されるこのカードなんやけど、
近年はサポーター同士の衝突が絶えなくて、
遂に今シーズンから、アウェイのサポーターは入場禁止になったんよね。
 
イタリアに比べると、サポーターの問題が、
クローズアップされることの少ないフランスやけど、
ヨーロッパ諸国のどこも同じような問題を抱えてるんやね。
 
 
 
その影響で、この試合が行われた、パルク・デ・フランスは、
100%パリ・サンジェルマンのサポーターで埋め尽くされたわけやけど、
マルセイユは前半から雰囲気に飲まれてたね。
 
まあ、マルセイユの11人全員と言うより、GKのマンダンダがね。
あの、先制点献上に繋がったファンブルはいただけなかったわ。
 
そういや、GKで思い出したけど、パリ・サンジェルマンのキーパーのエデルには、
別人疑惑が掛けられてるらしい。
 
と、言うのも、この選手は登録上では24歳になってるけど、
実は29歳で、本名もアンブロセ・ベヤマと言うらしい。
 
本人は否定しているらしいけど、日本ではタレントの
ボビー・オロゴンがそうやったように、アフリカ人選手のプロフィールって、
結構怪しい部分があるんよね。
 
この疑惑がホンマやったら、国際大会からの締め出しもありえるらしいけど、
どうなることやら…
 
 
 
試合はこの後、パリ・サンジェルマンがオアロのゴール、
マルセイユがルチョ・ゴンサレスのゴールで共に1点ずつを奪い、そのまま2-1終了。
 
試合全体の印象としては、両チームとも攻守の切り替えが早くて、
ゴールからゴールまでの展開が速い、スピーディな試合やったと思うわ。
 
個人的には、パリ・サンジェルマンが後半にボドメルを投入して、
上手く試合を落ち着かせる事ができたのが、この試合の勝因かなと思う。
 
マケレレも90分間、相変わらずの黒子ぶりでチームを支えてたし、
ジュリも、マルセイユの左SB、タイウォの上がったスペースに上手く走り込み、
マルセイユDF陣を混乱させてて、2人ともベテラン健在って感じやったね。
 
年齢的に引退も近いと思うけど、俺はこの2人のプレーは好きやから、
1年でも長く見ていたいね。
 
 
 
逆に、マルセイユは、早い段階で2失点してしまったのが痛かったのと、
エースのジニャクが大ブレーキやったのが、敗因かな。
 
マルセイユは昨シーズンのリーグ・アンの王者やけど、
あんまり安定した戦い方をするチームじゃないからね。
 
昨シーズンは、シーズン後半に破竹の10連勝をして、
逆転でリーグ優勝を果たしたわけやけど、
今シーズンも同じ奇跡が起こせるとも限らんから、監督のデシャンが言うように、
もっと安定感が出てこないと、連覇は厳しいと思うわ。
 
 
 
まあ、J-SPORTSがリーグ・アンを放送することにより、
自宅で見れる海外リーグが1つ増えたので、プレミアと並行して、
リーグ・アンもちょくちょくチェックしていこうかなと思う。
 
これに、GAORAがもう一度ブンデスリーガの放映権を取得してくれたら、
俺的には言うこと無しなんやけどね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2010年11月9日

日本>中国

 
 
日本30中国
 
 
いや~、ここ最近の日本政府の、腫れ物に触るかのような
弱腰対中外交に辟易していただけに、この快勝は気分が良いですな。
 
試合が進むに連れて、スタジアムに響く、
「加油(ジャーヨ)!!加油(ジャーヨ)!!」の声援が、
どんどん小さくなっていくのが印象的やったわ。
 
 
 
この試合のスタメンを見て、名前は知ってるけど、
実際にあんまりプレーを見たことが無い選手が多いっていう印象を受けたね。
 
かと言ってU-21世代には、良い選手がおらんっていうわけでは無くて、
名古屋の金崎とか、FC東京の権田みたいに、
J1のクラブでスタメン張ってる選手もいてるんやけど、
この大会には招集されてないんよね。
 
そんな実力のある選手達がなんで呼ばれてないのかと言うと、
過密日程などの影響で、数年前からJクラブが、代表の招集に対して、
あまり協力的じゃなくなったから、彼らのようないい選手ほど、
代表に呼びにくくなってしまったのが、そもそもの原因。
 
だから、関塚さんにしてみれば、そんな状況で勝てるチームを作るっていうのは、
なかなか大変な仕事やと思うわ。
 
まあ、クラブからすれば、代表チームに選手を無償で貸し出すわけやから、
ユース年代の大会ごときでケガでもされたら困るってのもあるんやろうけど、
先月、宇佐美が招集されてたU-19の大会みたく、若年層の日本代表が、
国際大会で早期敗退を繰り返してる現状は決して良いとは思えんけどね。
 
でも、この手の代表チームとクラブ間の問題って、日本だけじゃなく、
世界中で議論されてる問題やから、なかなか双方が納得のいく形で、
解決するのは難しいやろうね。
 
 
 
で、肝心の試合やねんけど、前半は磐田の山崎のゴールで日本が先制したけど、
内容としては結構拮抗してて、いい試合してたと思うわ。
 
それにしても、永井の浮き球のパスからの山崎のボレーは、綺麗な形で決まった。
 
3日のナビスコカップの決勝でも思ったけど、山崎はホンマに良い選手やわ。
この試合でも、キレキレやったしね。
 
あと、永井のあのパスは、たまたま上手くいっただけのような気がする…
あんな見事なパス、そう狙って何本も通せるもんじゃないし。
 
 
 
後半に入ると、その永井が、見事な頭トラップからのゴールで、2-0。
 
まあ、ヘディングしようとしてミスっただけなんやろうけど、
そこからのこぼれ球への反応が、ビックリするぐらい早かったから笑ってもうたわ。
 
その永井のゴールの直後に、
セットプレーから新潟の鈴木がゴールを決めて、日本が3-0と突き放す。
 
水沼のキックも素晴らしかったんやけど、中国も、2点目を取られたあたりから、
集中が切れたような感じになってたからな。
 
解説の金田さんも言ってたけど、中国って韓国とは違って、
メンタル的にはあんまり強くないんかな?
 
 
 
そんな快勝した日本の中で、一番印象に残ったのは、やっぱり永井。
 
1ゴール1アシストっていう結果もそうやけど、
フェイントをほとんど使わず、ボールを大きく前に蹴りだすだけで、
スピードでぶっち切ってしまう、あのドリブルは圧巻やったわ。
 
試合から消えてる時間も多いんやけど、後半に見せたような、
オフサイドをかいくぐる動き直しなんかを見ると、
ワンプレーで決定的な仕事ができそうな怖さがあるよね。
 
Jクラブの多くが注目しているのが、納得のできる選手やわ。
 
どこに入団すのかはまだわからんみたいやけど、
是非、ガンバ戦だけは大人しくしといてほしいもんやね。
 
 
 
まあ、そもそも、この試合は、ガンバから招集されている、
大塚と菅沼が出場するかなと思って見始めたんやけど、
2人ともベンチ入りはしたんやけど、出場機会は無かったね。
 
ただ、中1日で行われる、10日のマレーシア戦には出場予定らしいので、
是非とも頑張って欲しいもんやね。
 
 
 
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2010年11月6日

またも鬼門飛田給の攻略はならず

飛田給行ってきました。
 
 

ガンバ大阪1-1FC東京
 
 
前半にしょーもない試合して、ハーフタイムに監督に怒られ、
後半になってやる気を出すっていう、スロースターターのガンバに
よくあるパターンの試合やったね。
 
まあ、大黒のゴールも中澤のゴールも、ガンバゴール裏の目の前で決まったし、
90分を通して終始、こっちのサイドで試合が進んでたから、
良い意味でも悪い意味でも退屈せんかったけどね。
 
ホンマはそんなファンサービスいらんねんけど。
 
 
 
繰り返すけど、前半はホンマに酷い出来やった。
 
前半のシュート数、2っていうのが表わす通り、
いつシュート打つん?っていうぐらい、ボールを回してばかり。
 
そもそも、トラップすらまともにできない平井や、
不調でパスミス連発の橋本、二川を先発で使って、
宇佐美をベンチに置いてる時点で勝つ気があったのかどうか疑問やわ。
 
それに加え、守備陣に関しても、「よく1点で抑えられたな」っていうザルさ。
 
そして、その東京の1点は、
「よりによって一番決められたくない選手に決められる」…っていう、
ガンバのお約束のひとつである、大黒からの恩返し。
 
そりゃあ、あんなに完璧に前入られたら、大黒の実力を以ってすれば、決めてくるて。
その辺、一緒にやってたガンバの選手やったら良く分かってると思うんやけどな。
 
まあ、東京にしてみれば、前半で試合を決め切られへんかったのが、
この試合に勝ち切られへんかった要因やと思うわ。
 
 
 
そして、ハーフタイムに平井に代えて宇佐美を投入すると、
ここから俄然ガンバのペース。
 
前半のガンバに無かった強引なドリブル突破で、東京DF陣を惑わしてたね。
 
っていうか、高校生に依存している、
プロ1部リーグ3位のチームの攻撃陣ってどんなんやねん。
ベテラン陣しっかりせえよ。
 
まあ、ここから決定機がいくつか作れたわけやけど、
俺的には、東京のDF陣が宇佐美の対応に追われている間に、
佐々木やルーカスを投入して、一気に畳み掛けて欲しかったんやけどな。
 
中澤がセットプレーからゴールを決めて同点に追いつけたけど、
もうちょっと早めに勝負を仕掛けてもよかったんじゃないかなと思った。
 
結果論やけどね。


結局、いくつかの苦手なスタジアムを攻略してきた今シーズンも、
最難関の鬼門である飛田給では勝てず終い。
 
せっかく、明日出勤したら、東京サポの上司に向かって、
これでもかって言うほどのドヤ顔をするつもりやったのに残念やわ。 
 
ただ、より一層優勝が絶望的な状況に追い込まれたけど、
暫定的には2位浮上なんよね。
 
明日の鹿島と名古屋の試合の結果次第で、順位は変わってくるけど、
こんな試合をやってて2位っていうのは、なんとも不思議な気分やわ。
 
まあ、厳しい状況ではあるけど、優勝の可能性が残されているのであれば、
ファイティングポーズは取り続けて欲しい。
 
そのためにも、次節ホームで広島を叩かなアカンね。
 
 
 
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2010年11月3日

乱打戦を制したサックスブルー

 
 
ジュビロ磐田53サンフレッチェ広島
 
 
決勝の対戦カードが決まった時は、正直、地味なカードやなと思ったんやけど、
こんなに面白い試合になるとは予想できへんかった。
 
中立地一発勝負のカップ戦のファイナルで、
両チーム合わせて8回もゴールネットが揺れるなんて、
そうお目にかかれるもんじゃないしね。
 
 
 
とは言っても、前半はまだ落ち着いた試合展開で、
前半の見所らしい見所は、前半終了間際、李忠成の同点ゴールに繋がった、
ミキッチが右サイドで3人をぶち抜いたシーンぐらいかな。
 
ゴールを決めたのは李忠成やけど、
8割ぐらいはミキッチのゴールと言っても過言じゃないやろうね。
 
このゴールが広島の勢いに火を点けたのか、
後半開始早々に、左サイドから縦パスに抜けだした山岸が、
GK川口の動きを冷静に見極め、逆転ゴール!
 
ただ、このシーンに関しては、直前にイ・ガンジンが足を痛めたんやけど、
磐田の交代が認められず、一瞬、磐田DF陣の足が止まったところを、
広島に上手く突かれた格好になってしまった。
 
こういう大舞台では、一瞬の気の緩みが命取りとなるだけに、
この失点はいただけなかったね。
 
 
 
1点ビハインドになったことで、菅沼や山崎亮平を投入して、
同点を狙う磐田と、1点リードとなったことで、
青山や横竹を投入して、逃げ切りを狙う広島。
 
後半の途中から、両チームとも狙いがはっきりと分かれたけど、
狙いが功を奏したのは、磐田。
 
後半もロスタイムに入ろうかという時に、
CKのこぼれ球を詰めた前田が、起死回生の同点ゴール!
 
「どうしてここまで来て逃げ切る事ができないんだ」っていうのが、
この時の広島サポの偽らざる心境なんやろうけど、
広島は普段こういう戦い方してへんから、しょうがない部分もあるねんけどね。
 
まあ、俺もガンバを応援してて、似たようなシーンを何度も見せられてきたから、
広島サポの気持ちは悲しいかな、よくわかってしまうねんけど。
 
 

延長の前後半15分に入ると、さらにオープンな展開に。
 
延長前半12分、CKから那須が逸らしたボールを菅沼が決めて、
磐田が勝ち越し、さらにその直後、山崎亮平が決めて4-2。
 
これで勝負あったかと思ったら、延長前半ロスタイムに、
槇野が直接FKを決めて、4-3。
 
延長後半に入ると、前田がゴールを決め、5-3!
 
結果的に、この前田のゴールが広島の息の根を止める形となり、
 
ジュビロ磐田が12年振り2度目のナビスコカップ制覇を果たしました!!
  
 
 
広島も、延長前半早々の、高萩のクロスバーを叩いたミドルが決まってれば、
また違う展開になったんかもしれへんけどね。
 
ただ、試合終了間際に、槇野が自らダイブして得たPKを、
川口に止められたのには、思わず爆笑してしまった。
 
いつものように、後ろを向いてからPKを蹴った槇野やけど、
残念ながら、川口が止めるイメージしかできへんかったわ。
 
表彰式の時に、壇上で磐田の選手が喜んでいるのを、
下から悔しそうに見つめる槇野が印象的やったけど、
最後にオチがついてしまった感が否めないね。
 
 
 
かつて黄金時代を築いたが、最後にタイトルを獲ってから7年も経ってる磐田、
一方でクラブ初タイトルに臨む広島。
 
そんな試合で勝負を分ける活躍をしたのは、磐田の黄金時代を知る前田や西、
マリノス時代にJリーグ連覇を経験している那須といったベテラン陣やったね。
 
それにしても、この試合で2ゴール2アシストを決めて、MVPに輝いた前田は、
この試合に出場した選手の中でも別格の存在感やったね。
 
どうも地味な印象が拭えない前田やけど、
個人的には日本人で一番能力の高いFWやと思ってるんで、
世間に実力に見合った評価をしてもらえるように、代表でも頑張って欲しいね。
 
 
 
最後に、ここ3年連続で言ってるけど、
来年はガンバがこの、文化の日国立の舞台に立っていたいよね。
 
なんか、しばらくナビスコカップのタイトルから遠ざかってるせいか、
ナビスコカップ欲しくなってきたなぁ…