2011年4月30日

この心臓に悪い展開こそ、ガンバ仕様

 
 
ガンバ大阪32モンテディオ山形 
 
 
普通に、前半の2点リードを守り切って勝てばいいものを、
それだけじゃ見ているサポーターは面白くないだろうと、わざわざ同点に追いつかれ、
試合終了間際のラッキーなゴールで勝ち越すという、
ガンバのエンターテイナーぶりが最大限に発揮された試合やったね。
 
どちらのサポーターでもない人から見れば、面白い試合やったかもしれへんけど、
ガンバサポ的には、とても心臓に悪い試合やったわ。
 
 
 
この日は、右サイドバックに加地が待望の復帰。
 
加地の故障離脱以降、ガンバサポのほとんどが、
キム・スンヨンと下平のディフェンスに、ヒヤヒヤしていただけに、
スタメンに加地の名前があるのを見ただけで、ホッとした人も多かったはず。
 
それに、故障明けにも関わらず、あれだけの高パフォーマンスを見せられると、
「さすが加地やな」と言わざるを得なかったわ。
 
その一方で、負傷で途中交代した下平に代わり、
左サイドバックで出場したキム・スンヨンは、この日も散々の出来。
 
失点シーンも、2点とも「なんでそんなところにおるん!?」
って言いたくなるような、滅茶苦茶なポジショニングから、
ガンバの左サイドを破られて失点したものやったしね。
 
まあ、キム・スンヨン1人の責任じゃなくて、
これまでの試合で適性が無いって分かりきってるのにも関わらず、
このポジションで起用し続けているアキラの責任もあると思うけど。
 
とりあえず来週のメルボルン戦では、藤春の先発を希望します。
 
 
 
攻撃陣に関しては、2ゴールを挙げたアドリアーノも良かったけど、
やっぱり1ゴール2アシストと、全得点に絡んだイ・グノは素晴らしかった。
 
本人も言ってるように、決勝ゴールはラッキーだったと思うけど、
90分間、前線を右に左に精力的に走り回る姿を見てると、
今年のグノは本当にコンディションが良いんやなって再認識させられるわ。
 
あと、今年から韓国代表に復帰してるのも、
彼にとって良いモチベーションの材料になってるのかもしれへんね。
 
宇佐美が波に乗りきれてないのは気掛かりやけど、
2トップの連携も向上してきてるし、
今年は攻撃陣にさほど心配はいらなそうな気がするわ。
 
個人的には、ベンチ入りはしているものの、
まだ出場機会の訪れていない、アフォンソを見てみたいね。
 
 
 
これでガンバは、ACLの日程の関係で
来月の福岡戦までリーグ戦の試合は無し。
 
その間に、他のチームに先に行かれる可能性はあるけども、
これは地震の影響とかそんなの関係無く、事前に決まっていた事なので、
ここはACLに集中して、残り2戦を2連勝で飾って1位通過を決めてほしい。
 
俺も、4日のメルボルン戦は現地参戦するので、
オーストラリアでガンバの勝利を見届けてきたいと思います。
 
 
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2011年4月24日

Jリーグのある日常と、敗戦の痛みが同時に帰ってきた

 
 
ガンバ大阪14サンフレッチェ広島
 
 
ボロ負けでしたね。
 
今日は仕事だったので、試合は見ていないんやけど、
他のガンバサポの方々のブログを見てると、どんな試合をしてたか大体想像がつく。
 
ACLで2連敗を喫した時は、「試合勘が…」みたいなことを言ってたくせに、
いざ中3日で試合してこの有様とは。
 
ただ、同じACL組の鹿島と名古屋も3点差で負けてることを考慮すれば、
ここまで数試合こなしているチームより、地震によるリーグ中断期間に、
再開の試合に向けてきっちり準備してきたチームの方が、
良い試合をしたっていうことになるよね。
 
それに、ガンバの場合、広島に10年間負けてなかったということで、
慢心みたいなものもあったんとちゃうかな。
 
 
 
そんな体たらくな試合の中で、収穫と言えば、
ガンバの唯一の得点を挙げた、川西翔太。
 
俺は実際にプレーしているところを見た事は無いんやけど、
昨年の練習生の時から、ポテンシャルは高いとか、
ガンバにフィットしているとか、ポジティヴな噂が聞こえてきてたので、
公式戦で1回試してほしいなとは思ってたんよね。
 
そして、試合の大勢は決した中とはいえ、
与えられた最初のチャンスでゴールという一発回答は、素晴らしいと思う。
 
できれば勝ち試合でデビューさせたかったけど、
去年の平井も、なかなか自分のゴールがチームの勝利に繋がらんかったしね。
 
まあ、その平井の昨シーズンの雄姿は、
今シーズン見る影も無いんやけども。
 
川西には、これに奢ることなく引き続きアピールを続けてもらい、
アキラも継続的にチャンスを与えてほしいなと思うわ。
 
 
 
次節はホームで山形戦。
 
格下に見られがちな山形やけど、
去年の10月、アウェイで手痛い敗戦を喫しただけに侮れん相手。
 
それに、今のスキだらけのガンバ相手だったら勝てるんじゃないかと、
敵将のコバやんがやる気になってる姿も想像できるしね。
 
とにかく、次節は山形に勝ってもらって、
この試合での悪いイメージを払拭してほしい。
 
そして、コバやんには泣いて山形に帰ってもらいましょう。
 
 
 
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2011年4月21日

これで心おきなくメルボルンに行ける

 
 
ガンバ大阪31済州ユナイテッド
 
 
試合前の報道では、攻撃的に行くみたいな情報が多かったけど、
いざ試合が始まってみれば、DFラインは低めやし、
明神、遠藤のダブルボランチもほとんど前に上がってこないしで、
随分、慎重な立ち上がりやった。
 
まあ、前の試合が、前半飛ばし過ぎて、後半ガス欠したっていう感じの試合やったから、
この試合の入り方はこんな感じにしたんやろう。
 
対する済州も、アウェイということもあってか、
相手の出方を窺ってるようなところがあって、
前半は、球際の激しい攻防とかがあまり見られず、
淡々と試合が進んでるっていう印象があったね。
 
 
 
そうこうしているうちに、前半26分、
アドリアーノのゴールで、ガンバが先制。
 
後半開始直後にも、遠藤のスルーパスを受けたアドリアーノが、
この日、2点目のゴールを決めて2-0。
 
前の試合では、後半8分に失点して、
そこからズルズル行ってしまったので、
この試合では、逆に後半開始直後に追加点を奪えたのが良かったね。
 
アドリアーノに関しては、この試合でもまだ周囲との連携が拙い感じはあったけど、
なんだかんだで個人技で2点取ってしまうところは、
いかにもブラジル人ストライカーといったところ。
 
前の試合で、険悪ムードが漂っていたイ・グノと、
試合中に談笑するシーンもあったし、
今度は2人のコンビネーションからの得点が見たいところやね。
 
 
 
ところが、2点リードして、そのままセーフティに逃げ切るのかと思ったら、
お約束の形で失点を喫してしまうのがガンバ仕様。
 
こういうシーンを見せられると、いつもやったら、
「あぁ、またか」ぐらいで済ませられるけど、ここ最近の試合展開を見てたら、
どうしても嫌な予感を抱かざるをえなかったね。
 
ただ、そんなネガティヴなイメージを払拭したのが、
武井の目の覚めるような弾丸ミドル。
 
決まった時は、「そんなシュート持ってんの?」って思ってしまったけど、
しばらくして、大学時代の武井が、
同じようなゴールを決めた映像を見たことがあったのを思い出したね。
 
プロになって、すっかり守備がウリの選手になってしまった感があるけど、
こういうシュートを持っているんやったら、どんどん狙ってほしいね。
 
そして、またスンヨンの真似をして敬礼のパフォーマンスをする武井が見たいわ。
 
 
 
アウェイで済州に負けた時はどうなることかと思ったけど、
なんとか勝ち点を6に伸ばし、2位浮上。
 
グループリーグ敗退が決まってから、メルボルンに参戦するっていう、
最悪のシナリオが回避できてよかったわ。
 
そのメルボルンも、天津相手に2試合で勝ち点4を奪うなど、
3月にガンバと試合した時と比べると、調子を上げてきてるみたいやね。
 
今週末からJリーグが再開するから、メルボルン戦を迎える頃には、
試合勘も戻って、いい状態で臨めるはず。
 
5月24日を万博で迎えるためにも、1位通過を目指して頑張って欲しいね。
 
 
 
 
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2011年4月20日

疲れていてもなおユナイテッド

 
 
ニューカッスル00マンチェスター・ユナイテッド
 
 
いくらセント・ジェームズ・パークでの試合とはいえ、
実力だけの話をすれば、マンUが有利なのは火を見るよりも明らかなカード。
 
でも、リーグ戦だけに集中できるニューカッスルに対し、
まだ3冠の可能性を残しているマンUは、過密日程の中、
主力を思うように休ませる事ができず、ケガ人の多いベンチ事情も相まって、
動きの重い選手が多かったね。
 
ニューカッスルにしてみれば、マンU相手に勝ち点1は上等かもしれんけど、
勝てるチャンスは大いにあっただけに、見てる側としたら残念やったわ。
 
 
 
この日のニューカッスルで印象的だったのは、左サイドのグティエレス。
 
果敢なドリブル突破もさることながら、マンUボールの時は、
サイドバックと見まがうような位置に戻って守備するなど、
献身さも兼ね揃えたいい選手やね。
 
一昨年、ニューカッスルが2部に降格した時も、
当時、アルゼンチン代表を率いていたマラドーナが、
継続的に招集し続けてたのも頷けるわ。
 
 
 
まあ、そのグティエレスが、何度もファウルをもらったり、
CKを奪ったりしたんやけど、そのセットプレーのチャンスを、
ことごとくフイにしてしまったのが、ニューカッスルが勝てなかった要因かな。
 
っていうか、ニューカッスルのセットプレーは、ほぼバートンが蹴ってたけど、
他にキッカーはおらんのやろうか?
 
キックの種類に関しては、コロッチーニやアメオビらの高さを生かして、
ふんわりした高いボールを入れるっていう、パーデューの意図が感じられたけど、
いかんせん精度が悪すぎて、ほとんどチャンスに繋げられてなかったわ。
 
そう考えると、高精度のキックを持つ、新加入のアイルランドが、
このチームで果たす役割って、意外と多いんじゃないかなと思うんやけど。
 
 
 
一方のマンUは、局面局面では、チャンスも多く作ってたし、
守備面でも相手に決定的な仕事はさせなかったけど、
それでも、全体的にあんまり良くなかったなと感じるのは、
前述の通り、過密日程での疲労ってのが挙げられるやろうね。
 
ルーニーやギグスが、あんなに簡単なシュートを外すなんて、
そう簡単にお目にかかれるもんじゃないし、不用意なパスミスも多かった。
 
個人的には、オーウェンの姿を久し振りに見て、テンションが上がったけど、
試合の終盤に入り、ニューカッスルが守備を固めてきた時間帯で、
DFラインの裏にスペースが無いと生きないオーウェンを入れても、
効果的じゃないのは、火を見るより明らかやったね。
 
 
 
まあ、本調子じゃなくても、なんだかんだアウェイで勝ち点1を拾って帰るあたり、
さすがマンUやなといったところ。
 
2位のアーセナルに、この類の安定感があるかと聞かれたら、
首を縦に振ることはできへんしね。
 
この試合では、疲れた姿を見せていたけど、
おそらく照準は、チャンピオンズリーグのシャルケ戦に合わせているはず。
 
マンUが今シーズンの残された数試合を、どのように戦うのか、
その老獪な戦いぶりに注目やね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2011年4月19日

韓国サッカーと発煙筒

 
 
名古屋グランパス20FCソウル
 
 
いつも通り、この試合の感想を書こうかなと思ったんやけど、
ガンバサポのブログにも関わらず、
最近名古屋のACLの試合の感想ばっかり書いてるので、
今回はいつもと違う事でも書いてみようかなと思う。
 
 
 
先日の済州戦で、ガンバサポが客席で発煙筒を焚いたことで、
クラブ側が、発煙筒を使用したサポーターの入場禁止を発表したけど、
俺はこんなことをしても、根本的な解決にはならんと思うんよね。
 
なぜなら、韓国って、サッカーの試合の時、普通にグッズショップで発煙筒売ってるし。
 
俺は済州には行って無いから、自分の目で確認したわけじゃないけど、
ソウルでも、水原でも、城南でも発煙筒売ってたし、
済州のグッズショップにもおそらく発煙筒はあったと思われるわ。
 
これだと、「じゃあ、韓国って発煙筒OKなの?」
って思うヤツが出てきても別におかしくないと思う。
 
例えるなら、高校にタバコの自販機が置いてあるようなもん。
 
だから、今回ガンバがサポーターに処した対応は、
誰でもタバコが買える状況にありながら、それを買って吸っていた生徒に、
停学処分をくらわしたようなもん。
 
安全で安心なスタジアム作りを考えてるんやったら、
事前に韓国のクラブ側に連絡して、
発煙筒を売らないように頼めばいいだけの話やと俺は思うんよね。
 
 
 
こんな風に書いてると、韓国は発煙筒を容認してるのかと思ってしまうけど、
世界的に、スタジアムから発煙筒を締め出そうとしている流れがある中、
実際にはそんなことは無いと思う。
 
あの、「スタジアムで発煙筒」と聞いたら、真っ先に思い浮かぶイタリアでさえ、
表向きには発煙筒を禁止してるんやから。
 
まあ、イタリアも韓国も、「禁止ですよ」って口では言っときながら、
厳しく取り締まってるわけではないっていうのが実情やと思うわ。
 
日本では、発煙筒の使用は禁止されてて、かつ厳重に取り締まってるから、
発煙筒の使用はありえないことやけど、韓国ではそうではない。
 
こういう、国と国でのルールの認識のギャップを無くすためにも、
AFCがACLにおける各国共通の「これはOKで、これはNGだよ」っていう
観戦ルールみたいなものを作って、
それに違反したクラブは厳しく処分するってした方がいいと思うんよね。
 
その観戦ルールに則って試合が開催されたうえで、
発煙筒が使用された場合、今回のガンバがサポーターに下した処分は、
妥当やと言えるんじゃないかな。
 
 
 
なんで急にこんなこと書こうと思ったのかというと、
この試合で名古屋のサポーターが発煙筒使ってるのが見えたから。
 
今回、名古屋がサポーターに対して処分を降すのかどうかはわからんけど、
あくまで日本人的な感覚で言えば、スタジアムで発煙筒を使用しているのを見るのは、
あまり気分の良い事ではないわな。
 
せっかく、選手が、強豪のFCソウル相手に勝利を収めて、
グループステージ首位に立っただけに残念やと思ったね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2011年4月17日

エル・ニーニョの沈黙

 
 
ウェストブロムウィッチ・アルビオン13チェルシー
 
 
WBA、いいサッカーするなぁ!
…って思ったのは前半の20分ぐらいまで。
 
終わってみれば、チェルシーの順当勝ちやったね。
 
まあ、それでも一時期の降格の危機に瀕していた時期と比べれば、
勝ち点も着実に積み重ねてるし、状況はかなり好転しているみたい。
 
シーズン途中に、監督がディ・マッテオから、
ホジソンに代わったのが功を奏したんやろうね。
 
それにしてもホジソンは、WBAよりも圧倒的に戦力で勝る、
リヴァプール監督時代は散々な成績やったのに、
WBAに来てから、フルハムで見せていた辣腕が復活した感があるね。
 
「選手がプレーしやすい環境」って言い方をよくするけど、
監督も同じように「指揮を執りやすい環境」ってのがあるんやなと思ったわ。
 
 
 
そんなホジソンのこの試合での誤算は、カーソンとショーリー。
 
チェルシーの1点目と2点目なんか、GKが飛び出してれば防げる失点やったし、
ショーリーに至っては、ようやく相手からボールを奪って、
マイボールにできたと思っても、すぐに難しいパスを狙って失敗するから、
WBAがなかなかリズムを掴めなかったね。
 
2人とも、4,5年前はイングランドの将来を担う存在として、
期待されてた選手やったのに、久々にプレーする姿を見たと思ったら、
あまりにも情けない姿で、残念極まりなかったわ。
 
 
 
一方のチェルシーでどうしても注目してしまうのが、
英国史上最高の移籍金で入団しておきながら、ここまでノーゴールで、
すでに不要論まで噴出している、フェルナンド・トーレス。
 
まあ、同じ時期に移籍してきたダヴィド・ルイスが、
前評判に違わぬ活躍をしているだけに、なおさら肩身の狭い思いをしてるやろうね。
 
この試合では、ゴールネットを揺らすシーンはあったものの、
オフサイドの判定で、またしてもノーゴールという結果に終わってしまった。
 
ただ、動き自体は悪くないし、周囲との連携も噛みあってきてるから、
1点でも取れれば現状から解放されるのではないかなと思う。
 
コンディションさえ整えば、未だに世界最高クラスのFWやと思うし、
個人的にも好きな選手なので、何とか復活して、
リヴァプール移籍初年度のような活躍を見せてほしいね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2011年4月14日

やっぱり鹿島な試合運び

 
 
一昨日の名古屋の試合に引き続き、
昨日は地震の影響で延期になっていた、鹿島の試合があったね。
 
 
鹿島アントラーズ30シドニーFC
 
 
なんか、デカいスタジアムで試合やってる割には、
中継カメラのアングルが随分低いように感じたのは俺だけやったかな?
 
まあ、それはそれで置いといて、試合の方やねんけど、
前日の名古屋の試合とは違って、
前半から、両チームともゴールを脅かすシーンが少なく、
相手の良さを潰し合うような、堅い試合をやってた印象やね。
 
ただ、相手を圧倒してた訳ではないけど、
鹿島って絶好調の時でもこんな感じの試合をすることが多いから、
鹿島ペースで試合は進んでたって言ってもいいやろうね。
 
得点シーンを見ても、「ここ」っていう勝負所を見極めて、
前線に人数を掛けて、得点を奪うあたり、
相変わらず憎たらしい試合運びするよなって思ったわ。
 
 
 
この日の鹿島は、新外国人のカルロンが初先発。
 
ちゃんと見た事無かったから、どんなプレーすんのかなと思って見てたんやけど、
190cmの長身が武器っていうから、ポストプレーが得意で、
ヘディングで得点を量産するタイプなんかなと思ってたけど、
意外と前向いて勝負したがるタイプの選手なんやね。
 
興梠のポストプレーでカルロンが飛び出すシーンを見て、
「役割逆じゃないのか?」って思ってしまった。
 
意外と、興梠と組むよりは、大迫と組んだ方が相性は良いんかなと思ったね。
 
 
 
一方、相手のシドニーFCには、日本人の森安っていう選手が在籍してて、
試合中、何度も実況のアナウンサーに名前を呼ばれてたけど、
俺が気になったのは左SBのジェイミーソン。
(実況ではジャミソンって発音してたけど)
 
ガンバがACLを制した時、対戦相手のアデレードに在籍してた選手で、
その時からずっと、若くて良い選手やなって思ってたんやけど、
シドニーFCに移籍してたみたいやね。
 
こうやってアジアの他国リーグの選手を見て、
「あの選手今このチームにおるんや」って思うのも、
ACLの醍醐味の一つなんかもしれへんね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2011年4月13日

名古屋が中東勢を東地区で降す

 
 
昨日は、地震の影響で延期になっていた名古屋の試合があったね。
 
 
名古屋グランパス40アルアイン
 
 
スコアだけ見れば、名古屋の圧勝って感じやけど、
内容はそこまで一方的な試合じゃなかった。
 
4点取ったものの、どれも相手DFの寄せが甘いなぁって思うシーンばかりやったし、
簡単にシュートを打たれすぎな気もしたしね。
 
まあ、この辺は相手の弱さと楢崎の好セーブに助けられた感じやったわ。
 
 
 
この試合では金崎が2ゴールを決めたし、藤本も素晴らしいFKを決めたけど、
やっぱり名古屋の試合を見ていると永井に目が行くなぁ。
 
永井と言えばスピード…って言われるけど、
個人的に永井がすごいと思う部分は、高いオフェンススキルを持ちながら、
前線からの守備や、味方にスペースを作るための無駄走りなどを厭わない献身性やね。
 
前節のFCソウル戦の後にも書いたけど、
平井にはこの永井の姿勢を是非見習ってほしいんよね。
 
そんな永井の残念な部分を挙げるとしたら、顔があまりにモッサリしてる事やな。
もうちょっとイケメンやったら、もっと人気が出たやろうに。
 
 
 
そういや、アルアインの監督の名前、どっかで聞いたことあるなと思ってたら、
元FC東京の監督のガーロじゃありませんか。
 
速攻が持ち味だったFC東京にポゼッションの遅攻を持ちこんで、
大失敗した監督やね。
 
この試合を見た限り、アルアインでもポゼッションサッカーを志向してるみたいで、
DFラインから簡単に前線に大きく蹴り出すシーンも少なかったし、
FWがビルドアップに参加するために、中盤に下がってくる事も多かった。
 
まあ、この試合では名古屋にボコられてしまったけど、
東地区とは言えACLに出てくるあたり、
国内リーグでは良い成績を残してるんやろうね。
 
特にガーロを応援する義理も無いねんけど、ガーロには引き続き、
FC東京で叶えられなかった理想を追い求めて頑張ってもらいたいわ。
 
 
 
まあ、ACLの他のグループの日本勢が勝利を収める度に、
ガンバの一人負け感がどんどん露わになっていくよね。
 
多分、今日も鹿島はシドニーに勝つやろうし。
 
とにかく、来週の済州戦は絶対に勝ってもらって、
この状況から抜け出したいね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2011年4月11日

かつての第2勢力

 
さっきのブラックプールvsアーセナルに引き続き、
もう1試合TV観戦したので、そっちの感想も書きます。
 
 
アストンヴィラ10ニューカッスル
 
 
ここ数シーズン、トッテナムやマンチェスター・シティらと並び、
ビッグ4に次ぐ、第2勢力として数えられてたヴィラやったけど、
今シーズンはまさかの残留争い。
 
FWに故障者が続出したってのもあるけど、
一番大きかったのは、オニールがシーズン開幕直後に、
ミルナーの移籍問題を巡って、フロントと対立して監督を辞任したことやったね。
 
大体、この手の内紛が起こってしまうと、
ピッチ内にも影響を及ぼしてしまうもんやからね。
 
来シーズンのヴィラは、このままウリエが指揮を執るのかどうかはわからんけど、
いい選手は揃ってるんやから、また上位に争いに顔を出してきてほしいチームやね。
 
 
 
一方のニューカッスルは、シーズン途中にエースのキャロルを、
リヴァプールに引き抜かれるっていうアクシデントはあったものの、
昇格初年度のチームにしては及第点の成績やと思う。
 
ただ、この試合に関しては、ケガや出場停止で、
ノーランやアメオビなどの主力軒並みが欠場して、
かなりメンバーが苦しかったのは否めないね。
 
まあ、欠場していた主力選手が帰って来たところで、
ニューカッスル名物のザルのディフェンスが改善されない限り、
このチームが上位進出することは無さそうやけど。
 
 
 
試合の方は、ヴィラが前半にセットプレーで挙げた1点を、
そのまま守り切って勝利。
 
頭でコースを変えてゴールに流し込んだコリンズも巧かったけど、
アシュリー・ヤングの、左サイドから右足でカーブを掛けて、
ゴール前に入れるボールの精度は、相変わらず高いね。
 
良い時のヴィラは、この形からカリューが得点を量産してたから、
この形がもっと増えてくれば、チームも上昇気流に乗れるんじゃないかなと思う。
 
 
 
あと、今のヴィラには、昔アーセナルにいたピレスがいるんよね。
 
この試合にも出場してて、目立った活躍はしてなかったけど、
元気にプレーする姿を久し振りに見れて嬉しかったわ。
 
俺が海外のサッカーチームで一番好きだったのは、
無敗優勝を達成した時のアーセナルやったから、
ピレスに対する思い入れは深いんよね。
 
あの、ピレス、アンリ、アシュリー・コールの3人が織りなす、
左サイドからの崩しは、芸術の域やったなぁ。
 
ヴィラとの契約は半年間だけやから、夏にまた移籍先を探すらしいけど、
早く新しい移籍先を見つけて、悔いの残さないように、
現役生活を全うしてほしいね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2011年4月10日

レーマンの冷や水

 
 
今日はプレミアリーグの2試合の感想を書きたいと思います。
まずは1試合目。
 
 
ブラックプール13アーセナル
 
 
シーズン開幕前は、降格候補最右翼と言われていたブラックプール。
 
イアン・ホロウェイ監督の下、超攻撃的なサッカーを展開して、
序盤戦は下馬評を覆す戦績を残していたけど、
ここに来て本来いるべき所へ落ちてきた印象があるよね。
 
まあ、昇格初年度のハルシティもそうやったけど、
この手の攻撃志向の強いチームは、研究されて上手くいかなくなると、
ただの守備がザルのチームに成り下がってしまうんよね。
 
実際、この試合の前半も酷いもので、バカの一つ覚えみたいに、
オフサイドトラップを仕掛けてはミスってを繰り返し、
アーセナルにサンドバッグ状態にされてたわ。
 
あと、チームの大黒柱であるチャーリー・アダムが、
冬に移籍を希望したのも、チームのモチベーションに影響したのかなとも思うけどね。
 
 
 
前半だけ見たら、アーセナルが5-0とかで勝ちそうな勢いやったけど、
ブラックプールは、GKのキングソンの奮闘で、
なんとか踏みとどまっていた感じやった。
 
あと、GKと言えば、古巣アーセナルに現役電撃復帰した、
レーマンが出場して注目されてたね。
 
危なっかしい飛び出しは相変わらずで、ハイボールへの反応が遅れるなど、
試合勘が鈍ってる印象はあったものの、ブラックプールのCKの時、
靴紐を結び直して時間を稼ぐなど、セコい駆け引きは健在やったわ。
 
まあ、この期に及んで、レーマンみたいな年寄りに頼らないといけないアーセナルは、
いい加減にGKを補強せえよって感じやねんけど。
 
 
 
ただ、残留争いはしてるとはいえ、ブラックプールは、
今年に入ってからリヴァプールやトッテナムを降しているから、地力はあるチーム。
 
後半に入ってから攻勢に出たブラックプールは、
前半と同じチームやとは思われへんかった。
 
一矢を報いたテイラー・フレッチャーのゴールは、
シーズン序盤の調子が良かった頃のブラックプールが垣間見えたね。
 
逆に、アーセナルは前半で試合を決めとかなアカンわ。
 
最終的に試合に勝ったから良かったものの、
こういう所での甘さが、アーセナルが勝負弱い要因やとも思うんよね。
 
今シーズンの優勝はマンUでほぼ決まりやろうけど、
アーセナルには、残りの試合を全勝するぐらいの意地を見せてもらいたいね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2011年4月7日

状況はどこのチームも同じような感じなのかもしれない

 
 
名古屋グランパス11FCソウル
 
 
この試合の名古屋は、昨日のガンバと済州の試合と同じように、
後半になって失速した印象やったね。
 
以前、中田英寿が「実戦から長く遠ざかると、鈍るのは試合勘よりも、
真剣勝負の中で90分走り切るスタミナの方」って言ってたけど、
この2日間の試合を見る限り、なんとなくそれも頷けるわ。
 
ましてや名古屋の公式戦は、先月のリーグ開幕戦以来、
1カ月以上ぶりやから、なおさらやろうね。
 
 
 
この日の名古屋の選手で印象的やったのは、
ケガで欠場した玉田の代わりに出場した永井。
 
U-22の遠征でウズベキスタンに行ってて、実戦感覚が十分やから、
1人だけすごく運動量が多くて、コンディションの良さが窺えたね。
 
この日の名古屋の得点も、永井が決めたものやったけど、
相手DFがトラップミスをしたのを見逃さず、猛然とプレスを掛けてボールを奪い、
そのまま2人をぶっちぎって、右足のアウトで決めた、素晴らしいゴールやったわ。
 
他にも、相手GKがモタモタしてるのを見逃さずに、すかさずチェックに行き、
苦し紛れに外に蹴り出させ、マイボールのスローインにしてたしね。
 
平井には、是非、永井のこの姿勢を見習ってほしいと思う。
君に足りないのはまさにこの部分やわ。
 
 
 
一方のFCソウルでは、去年まで城南一和にいた、
モリーナがプレーしてたのには驚いたな。
 
アジア枠で、ウズベキスタン代表の司令塔でもあるジェパロフもいるし、
タレント力ではアジアでも屈指のメンバーやと思う。
 
ただ、監督が、去年まで大分を率いていたファンボ・カンってどうなん?
 
まあ、ファンボ・カンも悪い監督じゃないと思うけど、
セノール・ギュネスあたりの大物を監督に据えてたチームにしては、
随分地味な人選やなと思ったわ。
 
 
 
ほぼ同時刻に韓国で水原と対戦していた鹿島も、1-1ドロー。
 
国内リーグが中断しているのにも関わらず、
ACLはほぼ通常通りに日程を消化している状況で、調整が難しいとは思うんやけど、
それでも最低限の勝ち点1を拾うあたり、名古屋と鹿島はさすがやなとも思う。
 
正直、名古屋と鹿島のサッカーは好きじゃないけど、
こういう粘り強さは、ガンバに見習ってほしい部分やわ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
                

2011年4月6日

済州島で黄色信号点灯

 
 
チャリティマッチがあったとはいえ、
真剣勝負の公式戦は先月の天津戦以来、3週間ぶり。
 
だから、この試合が訪れるのを待ち望んでたファンも多かったと思うけど、
結果は残念としか言いようがないものやったわ。
 
 
ガンバ大阪12済州ユナイテッド
 
 
前半の30分ぐらいまで見てたら、この試合は勝てそうな気がしてたんやけどな。
 
中盤で良い感じにパスが回って、前線にいいボールを供給してたし、
加地・山口の不在が懸念されていたDFラインも、時折危ういシーンはあるものの、
そこまで2人の穴を感じることもなかったしね。
 
その中でも、この試合が今季の公式戦初出場となった、
明神と中澤の気持ちのこもったプレーが印象的やったわ。
 
中澤に至っては、セットプレーからガンバに先制点ももたらしたわけやしね。
 
 
 
ただ、イ・グノのシュートのこぼれ球をアドリアーノが、
無人のゴールに決められなかったあたりから、
リズムが悪くなっていったような気がするわ。
 
っていうか、自分がシュートを外しといて、
グノに、「なんでパスしないんだ」文句を言ってるアドリアーノは、
一体何様やねんって思ったけども。
 
グノは相変わらず調子は良さそうやったけど、彼も本来は生粋のストライカーやから、
アドリアーノには譲れないものがあるんやろうね。
 
今年は、アドリアーノがどんだけ頑張ってくれるかが、
チームの浮沈を左右するんじゃないかと思ってるのに、
これだけ周囲と合ってないと不安になってくるわ。
 
 
 
後半に入って、みるみるうちに劣勢に立たされたガンバ。
 
前半と後半で変わったところと言えば、ボールを奪ったら、
ガンバのDFラインの裏へのロングボールっていうやり方を、
前半にも増して徹底してきたことかな。
 
なんか、天津戦の時も思ったけど、アジアの舞台でもJと同じように、
ガンバと対戦する時はこうすればいいっていう形が相手から見えつつあるね。
 
結局、後半の2失点は、どちらもそのロングボールから。
 
天津戦の失敗を踏まえ、DFラインに高木・中澤の長身コンビを揃えたんやろうけど、
ラインはガタガタで全然オフサイドは取れないわ、
あろうことかヘディングでは競り負けるわで、試合見てるのが辛かったわ。
 
 
 
前節の天津戦は、地震の直後の試合ということもあって、
精神的な面で大変やったやろうって、同情もできたけど、
さすがに今回ばっかりは無理やわ。
 
試合内容を見る限り、試合勘云々って感じでも無さそうやしね。
 
グループステージの組み合わせと日程が決まった時、天津、済州と続く、
アウェイの2戦でどれだけ勝ち点を奪えるかがカギかなって思ってたけど、
0に終わるとは思ってもみなかったわ。
 
まさか、俺が参戦する予定のメルボルン戦の頃には、
グループステージ敗退が濃厚なんて事は絶対に勘弁してほしいんやけど。
 
選手たちは、この敗戦を本気で悔しいと感じてるんやったら、
次のホームでの済州戦から3連勝して、グループステージ突破を決めてほしいね。
 
 
 
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