2011年4月19日
韓国サッカーと発煙筒
名古屋グランパス2-0FCソウル
いつも通り、この試合の感想を書こうかなと思ったんやけど、
ガンバサポのブログにも関わらず、
最近名古屋のACLの試合の感想ばっかり書いてるので、
今回はいつもと違う事でも書いてみようかなと思う。
先日の済州戦で、ガンバサポが客席で発煙筒を焚いたことで、
クラブ側が、発煙筒を使用したサポーターの入場禁止を発表したけど、
俺はこんなことをしても、根本的な解決にはならんと思うんよね。
なぜなら、韓国って、サッカーの試合の時、普通にグッズショップで発煙筒売ってるし。
俺は済州には行って無いから、自分の目で確認したわけじゃないけど、
ソウルでも、水原でも、城南でも発煙筒売ってたし、
済州のグッズショップにもおそらく発煙筒はあったと思われるわ。
これだと、「じゃあ、韓国って発煙筒OKなの?」
って思うヤツが出てきても別におかしくないと思う。
例えるなら、高校にタバコの自販機が置いてあるようなもん。
だから、今回ガンバがサポーターに処した対応は、
誰でもタバコが買える状況にありながら、それを買って吸っていた生徒に、
停学処分をくらわしたようなもん。
安全で安心なスタジアム作りを考えてるんやったら、
事前に韓国のクラブ側に連絡して、
発煙筒を売らないように頼めばいいだけの話やと俺は思うんよね。
こんな風に書いてると、韓国は発煙筒を容認してるのかと思ってしまうけど、
世界的に、スタジアムから発煙筒を締め出そうとしている流れがある中、
実際にはそんなことは無いと思う。
あの、「スタジアムで発煙筒」と聞いたら、真っ先に思い浮かぶイタリアでさえ、
表向きには発煙筒を禁止してるんやから。
まあ、イタリアも韓国も、「禁止ですよ」って口では言っときながら、
厳しく取り締まってるわけではないっていうのが実情やと思うわ。
日本では、発煙筒の使用は禁止されてて、かつ厳重に取り締まってるから、
発煙筒の使用はありえないことやけど、韓国ではそうではない。
こういう、国と国でのルールの認識のギャップを無くすためにも、
AFCがACLにおける各国共通の「これはOKで、これはNGだよ」っていう
観戦ルールみたいなものを作って、
それに違反したクラブは厳しく処分するってした方がいいと思うんよね。
その観戦ルールに則って試合が開催されたうえで、
発煙筒が使用された場合、今回のガンバがサポーターに下した処分は、
妥当やと言えるんじゃないかな。
なんで急にこんなこと書こうと思ったのかというと、
この試合で名古屋のサポーターが発煙筒使ってるのが見えたから。
今回、名古屋がサポーターに対して処分を降すのかどうかはわからんけど、
あくまで日本人的な感覚で言えば、スタジアムで発煙筒を使用しているのを見るのは、
あまり気分の良い事ではないわな。
せっかく、選手が、強豪のFCソウル相手に勝利を収めて、
グループステージ首位に立っただけに残念やと思ったね。
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