2018年1月8日
ついに選手権の主役になったグッドルーザー
今年も選手権決勝に行って来ました。
流通経済大柏0-1前橋育英
これまで、僕の中で前橋育英と言えば
強豪校と真っ向から勝負を挑んで好ゲームを演じ、
美しき敗者として観客から拍手を送られて大会を去っていく、
高校サッカーに於ける名脇役という印象の高校だった。
ただ、昨年の選手権の決勝で屈辱的な大敗を喫し、
メインスタンド上部の表彰台で歓喜に沸く青森山田の選手たちを、
ピッチから見上げる前橋育英の選手たちの姿を見て、
彼らにも主役としてスポットライトを浴びる機会が訪れて欲しいなという、
気持ちを抱いていたのはきっと僕だけでは無かったと思う。
そんな僕を含めた大勢の人たちの願いは、
一昨年のインターハイ群馬県予選1回戦敗退から物語が始まり、
昨年の選手権の決勝での大敗という出来事を経て、
今日、選手権優勝という壮大なフィナーレを迎えた。
選手権の決勝は毎年観戦しに来ているけど、
こんな長編映画を1本見終わったような気分になるのは初めてじゃないだろうか。
「強く、激しく、美しく」の信念のもと、
素晴らしい作品を見せてくれた山田監督及び前橋育英の選手たちに、
心からの拍手と賛辞の言葉を送りたいね。
大会前から評価が高かった両校の対戦ということもあって、
横綱同士の一戦という見方が強かった今回の選手権決勝。
ただ、いつも通りのスタメンを送り出した前橋育英に対し、
流経柏は、前橋育英の飯島と田部井涼をマークするための選手を送り込んだあたり、
本田監督の頭の中では、普段通りの戦い方では、
前橋育英に勝てないという考えがあったのだろう。
あまり本田監督のフィジカル押しのスタイルは好きじゃないのだけど、
これまで、千葉県という全国屈指の激戦区で、
長きにわたり第一線で監督業を続けてきた男の、
勝負師としての一面を垣間見ることになったね。
その考えが功を奏し、キーマンを封じられた前橋育英はパス回しのテンポが上がらず、
攻撃の形が作れずにいたけど、
対する流経柏も前橋育英の球際の激しい守備の前に、チャンスを作ることが出来ず、
中盤でがっぷり四つの展開が長い時間続くことになったね。
そんな膠着した展開を動かしたのは、前橋育英の選手交代だったと思う。
いつもは、宮崎を榎本と交代させるパターンが多いのだけど、
この試合では、左サイドの五十嵐に代えて宮崎を投入し、
榎本とツインタワーの2トップの形にした。
五十嵐は、交代させられる前のプレーでクロスバー直撃のシュートを放つなど、
動きは悪くなかったし、榎本は前半終了間際のプレーで脚を痛めたように見えたので、
なおさら、榎本をピッチに残して五十嵐を下げるという用兵には驚かされたね。
ところが、結果的にこの采配は的中。
この交代で飯島が左サイドにポジションを移したことで、
飯島をマンツーマンで見ていた三本木も必然的にサイドに付いていく形になり、
流経柏の中央の枚数が薄くなり中盤が空洞化。
このスペースを利用して前橋育英がポゼッションを高め、攻勢を強めることになった。
流経柏も大会屈指のCBコンビである瀬戸山と関川を中心に守っていたけど、
後半アディショナルタイムについに瓦解。
前橋育英の決勝点を挙げたのは、
普段であれば宮崎との交代でベンチに下がっているはずの榎本だったのだから、
この采配に関しては山田監督の慧眼が見事だったと言うしかないね。
ここ数年、星稜や東福岡、青森山田といった強豪校が順当に深緑の優勝旗を手にし、
高校サッカー界を平定するのかと思わせていたけど、
まだまだ高校サッカー界は群雄割拠の様相を呈している。
常に選手が入れ替わる学生スポーツに於いて、
強さを維持することがどれだけ大変な事かを改めて認識させられるね。
そう考えると、前橋育英は、今回が初優勝ではあるけど、
ここ4年で3度の決勝進出は驚異的と言っても良いだろう。
次回の97回大会の決勝のピッチにはどの高校が立っているのか、
来年の成人の日が楽しみやね。
2017年1月9日
ようやく本州最北端に届けられた深緑の優勝旗
今年も選手権決勝に行ってきました。
開幕戦から決勝まで全試合観戦した前回大会ほどではないにせよ、
今大会も準々決勝を除き全て現地観戦。
その中でも、前橋育英の試合は4試合観戦したので、
チームに対する愛着のようなものも芽生え始めていたんだけど、
決勝戦の結果は、彼らにとって残酷なものになってしまったね。
青森山田5-0前橋育英
奇しくも、前回大会の決勝と同じスコアになったわけやけど、
前橋育英は、1回戦から準決勝までの5試合を無失点と、
手堅く勝ち上がってきていたので、
5失点と言う結果は予想外に感じる人もいると思う。
ただ、その5試合の内容を見ると、先制点は奪えているものの、
押し込んでいる時間帯に追加点を奪えなかったり、
あわや失点の場面も、GKの月田のファインセーブや、
クロスバーなどに助けられたものが多かったので、
盤石の試合運びをしているという感じではなかった。
実際、この試合でも、序盤に試合の主導権を握るものの、
高沢と仁見にビッグチャンスが訪れながらもこれを決めきれずにいるうちに、
青森山田に訪れたファーストチャンスを、
高橋壱晟にモノにされてしまった格好だった。
勝負事にたらればは禁物なのは重々承知しているけど、
序盤の前橋育英の時間帯に先制点が入っていれば、
これだけ大差がつく試合にはならなかったんじゃないだろうか。
今思えば、準決勝の佐野日大戦後のお立ち台で、
決勝に向けての意気込みを尋ねられた山田監督が、
「自分たちにはそこまでの力はない」と言っていたのは、
上記のような試合運びの拙さを危惧してのものだったのかな。
対する青森山田は、各ポジションに能力の高い選手を配し、
プレミア王者として、優勝候補の最右翼に挙げられていたけど、
前回大会王者の東福岡と比べると、
そこまで相手校を圧倒するような試合をしていた感じはないんよね。
1試合に訪れるチャンスの数は少ないけど、
それを鳴海や高橋と言った決定力のある選手が確実に決め、
1試合に何度か訪れるピンチも廣末が止めるといった感じで、
個の力がチーム力として上手く還元されているなという印象を持った。
前々回大会の東福岡のように、個の能力の高い選手が集まると、
得てしてチームとしてのまとまりに欠ける感じも見受けられるけど、
今大会の青森山田からその手の雰囲気が感じられなかったのは、
主将の住永の功績が非常に大きかったんじゃないだろうか。
また、GKの廣末についてもう少し書いておくと、
前回大会でも高校生レベルを凌駕するようなキックを蹴っていたので、
キックに関しては今更驚くことはなかったんだけど、
この1年でシュートストップの技術が飛躍的に向上したように思う。
高校卒業後は、ジュニアユース時代を過ごしたFC東京に復帰するみたいだけど、
FC東京は、既にサガン鳥栖から林の獲得を決め、
さらに、ユースから波多野という2m近い身長のあるGKも昇格させるので、
廣末の才能を埋もれさせてしまわないか心配だね。
群雄割拠の様相を呈していた高校サッカー界も今は昔、
ここ3年は、星稜、東福岡、青森山田と、
優勝候補が順当に深緑の優勝旗を勝ち取っている。
Jリーグのクラブユースに有力選手が流れ、
高校サッカーの弱体化が著しかった時代もあったけど、
プレミアリーグ、プリンスリーグが始まったことで、
また高校サッカーのレベルが上がってきていると見ていいだろうね。
ただ、選手が常に入れ替わり続けるので、
強さを持続させるのが難しいというのは、
高校サッカーに限らず、学生スポーツの難しいところ。
その難しさを見越して、実質の下部組織である、
中等部を強化している青森山田には恐ろしさすら感じるけど、
次回の第96回大会では、そんな王者を破る高校が現れることに期待したいね。
2016年1月11日
赤い彗星が埼玉の空を鮮やかに彩った
選手権決勝行ってきました。
今年の年末年始は大阪に帰省しなかったので、
今回の選手権は開幕戦から決勝まで全て現地観戦。
計12試合観戦した中で、東福岡の試合を4試合観戦したこともあってか、
すっかり東福岡のチャントを覚えてしまったので、
あの応援団の中に混ざって応援できそうやなと思ってたりする。
ただ、あのハーフタイムショーのダンスは踊れませんが。
東福岡5-0國學院久我山
戦前から東福岡の圧倒的有利と言われていて、
実際、東福岡が試合の主導権を握る展開になったけど、
前半の久我山は、彼らの真骨頂のパスワークからシュートまで持ち込んだりと、
準決勝で東福岡と対戦してシュート1本しか打てなかった星稜と比べれば、
得点の匂いのするサッカーをしていたと思う。
ただ、1点ビハインドで前半を折り返したところまでは、
まだ希望の持てる展開だっただろうけど、
あのトリックプレーからのFKが決まって、完全に折れちゃった感じだったかな。
対戦相手の情報が少ない短期のトーナメント戦では、
こういう意表を突いたプレーが効果的という、
東福岡の狙いがピタリとハマった形やったね。
足下の技術の高さでチームを引っ張ってきた久我山の2年生の澁谷と名倉は、
2点ビハインドを背負ってからは冷静さを欠いたのか、
守備を固められている中央に突っ込んでいってはボールロストを繰り返し、
その後の大量失点に繋がる被カウンターの起点になってしまっていた。
久我山は1,2年生の多いチームなので、
この大敗の経験を糧にして、また来年、選手権のピッチに戻って来て欲しいと思う。
優勝した東福岡は、この試合で5得点を挙げた事から、
攻撃力の部分がクローズアップされがちやけど、
攻撃力に関しては、増山や中島といったタレントを擁しながらも早期敗退した、
前回大会の方が高かったように思う。
むしろ今大会で優勝の原動力となったのは、
6試合を1失点で凌ぎ切った守備陣の活躍だった。
攻撃陣にスーパーな選手がいない分、
全員でハードワークしようというコンセプトだったようで、
寄せの速さ、球際の強さが際立ったね。
その中でも、GK脇野は今大会のベストプレーヤーと言ってもいいと思う。
事実上の決勝戦と言われた3回戦の市船戦でのPK戦の活躍も然ることながら、
シュートへの反応も良く、安定したハイボールの処理、
正確なパントキックといい本当にレベルの高いGKやった。
あと、動きが東口によく似ていたので感情移入しやすかったね。
プロには行かず、大学に進学するみたいやけど、
4年後、またJのピッチで見たい選手やね。
選手権の決勝は延長戦ありきと言っても良いぐらい、
毎年のように拮抗した試合が繰り広げられるけど、
ここまで大差がついた決勝は久し振りだったんじゃないだろうか。
ただ、決勝は一方的な試合になってしまったけど、
そこに至るまでの戦いは本当に最後までわからない手に汗握るものが多くて、
今大会も本当に興奮させられたね。
一時は群雄割拠の様相を呈していた高校サッカー界やけど、
ここに来て名門の東福岡が優勝、星稜が4年連続のベスト4に進出、
青森山田や前橋育英が勝ち進むなど、
また強豪校が安定した強さを発揮しつつあるよね。
名門・古豪の復活という、これからの高校サッカーの潮流を感じながら、
次回の95回大会を楽しみにしたいと思います。
2015年1月13日
星稜に1年遅れてやってきた歓喜
ゼロックスとナビスコの決勝は国立じゃなくてもいいけど、
伝統のある天皇杯の決勝と選手権の決勝は、
国立でやってほしいなと思っていたけど、
埼スタでの選手権の決勝もなかなか良いものである。
まあ、埼スタだって、国立ほどの伝統は無いものの、
日本代表戦をはじめ、多くのビッグマッチが開催された由緒あるスタジアムやしね。
ただ、目の前で白熱した試合が行われているのにも関わらず、
試合そっちのけで後ろのVIP席に座っている応援マネージャーの広瀬すずを、
写メに収めようと躍起になっている大学生集団に囲まれて観戦するのは、
なかなかストレスの溜まるものではあったけども。
前橋育英2-4星稜
埼スタに詰めかけた多くの観客は、ほとんどが前橋育英の応援だったように思う。
関東圏で開催されている大会だから致し方無いところもあるけど、
以前、市立船橋と四日市中央の決勝で、
観客がほとんど市船の応援だった時の事を思い出したわ。
ただ、昨年、決勝の舞台を経験している星稜の選手達は結構落ち着いていて、
むしろ雰囲気に飲まれていたのは、
ホームの雰囲気で試合をしている前橋育英の方だった。
GKに返そうとしたバックパスをかっさらわれた流れからPKを献上し、
先制点を許した場面にそれが凝縮されていたね。
その後も、星稜のペースが続いたけど、
前橋育英が執拗にDFラインの裏へロングボールを送り続けたことで、
前半の30分過ぎぐらいから、徐々に星稜のDFラインが下がり、
スペースが空いた中盤でボールを持てるようになったあたりから、
前橋育英も攻撃のリズムを掴んだね。
そして、後半に入り、前橋育英が試合をひっくり返す。
1点目は前半から続けてきたDFラインの裏へのロングボールに対し、
上手くDFと入れ替わった形で決めた、駆け引きの妙が光るゴールやったけど、
特筆すべきは2点目の渡邉のゴール。
ハーフウェアライン付近から、
ドリブルでペナルティエリアの角、左45度のところまでボールを運び、
深い切り返しでマークを外してからの、
インフロントで巻いてサイドネットへ突き刺すシュート。
今大会のベストゴールと言ってもいいぐらいの見事な個人技だったね。
ただ、前橋育英がそんなスーパーゴールを勝利に繋げられなかったのは、
前半から散々狙われてきた左サイドに対し、
これといった対処を施さなかったことじゃないだろうか。
星稜の同点ゴールも前橋育英の左サイドからのクロスやったしね。
その後、両校にチャンスが訪れるものの、決め切れずに延長戦に突入。
星稜としては、2年連続で2-2というスコアで延長戦に突入する事になったけど、
後半残り3分で2点差を追いつかれ、
精神的に動揺した状態で延長戦に臨んだ昨年に対し、
追いついて延長戦に突入した今年は、メンタル的に楽だったんじゃないだろうか。
そして、試合を決めたのは、昨年の悔しさを知る、FWの森山。
昨年の選手権の時も、しつこく裏を狙う典型的な点取り屋って感じの選手で、
良い動きをしていたのが印象に残っているけど、
試合後のインタビューで森山本人が言っていたように、
今大会のここまでのパフォーマンスは今一つだった。
でも、これまでの鬱憤を晴らすかのように、延長戦で値千金の勝ち越しゴールを決め、
更にダメ押しとなる4点目のゴールまで叩き込んでみせたね。
どちらのゴールもストライカーらしい見事なゴールやったと思うわ。
かくして星稜が初の選手権優勝。
大会前は監督不在の影響を不安視する声もあったけど、
チームとして、速攻なのか遅攻なのか、
ボールを奪う位置はどこかという意思統一がブレないあたりは、
河崎監督の指導の賜物だと思う。
昨年味わった悔しさを糧にって、言葉で言うのは簡単だけど、
毎年選手が入れ替わる高校サッカーに於いて、
2年連続で決勝進出、ベスト4進出に関しては3年連続って言うのは、
快挙以外の何物でもない。
優秀な人材がJリーグの下部組織に集まったり、地域間格差が縮まったりして、
高校サッカーが、どこが勝つかわからない群雄割拠の時代に突入して久しいけど、
いよいよ、この時代を平定する高校が現れたのだろうか。
しかもその高校が、これまでサッカーどころと言われてこなかった、
石川県の高校であることが、蹴都移転という今大会のスローガンにマッチしているのも、
また面白いところである。
2014年1月13日
国立最蹴章に相応しい名勝負
国立行ってきました。
富山第一3-2星稜
東京五輪に向けた改修工事に入るため、
しばらく見納めになる国立での選手権決勝。
何年か後に、建て替え工事が終わった国立競技場で、
再び選手権の決勝が行われる時まで語り継がれそうな、
人々の記憶に深く残る試合だったね。
試合は、序盤から富山第一が押し込む展開。
バリエーション豊富なセットプレーと、
攻守の切り替えの早いショートカウンターで星稜ゴールを脅かせば、
もはやお馴染みとなった、均衡のとれた2ラインが、
星稜のパス回しを完全に封じ込めていた。
ただ、大塚のスルーパスに抜け出した野沢が、
GKと1対1になる決定的な場面があったものの、
富山第一としては、この時間帯に先制点を奪えなかった事が、
その後の試合展開を苦しいものにしてしまったね。
一方、苦しい時間帯を凌ぎ切った星稜は、
前半33分にペナルティエリア内の混戦でPKを獲得すると、
これを寺村が決めて星稜が先制し、前半はそのまま星稜リードで折り返した。
後半に入ると、富山第一の2ラインが間延びし始め、
中盤にスペースが生まれたことで、星稜がボールを持つ時間が長くなり、
徐々に富山第一が押し込まれ始めた。
そんな展開が続いたところに生まれた星稜の2点目。
後半の試合展開、今大会これまで無失点の星稜守備陣の事を考えると、
試合の大勢は決まったかに思えたね。
ところが、大方の予想に反して、ここから富山第一は息を吹き返した。
その反撃の立役者となったのが、左SBの竹澤。
後半42分に1点を返した高浪のゴールも、
カウンターから、竹澤が精度の高いフィードを前線に送ったのが起点だったし、
土壇場での大塚の同点PKも、ファウルを貰ったのは竹澤だった。
準々決勝の日章学園戦から3試合、竹澤を見てきて、
SBの基本で動作である、精力的なアップダウンだけでなく、
ボールも捌けるし、自分で仕掛ける事もできるし、
おまけにフィードの精度も高く、とても良い選手だなと思ってたけど、
この大舞台で、あれだけのパフォーマンスができるなんて大したもの。
プロとしてやっていくには体が小さいかなと思うけど、
高校サッカーまでで終わって欲しくない才能のある選手やと思うわ。
そして、試合は2-2のまま延長戦に突入。
星稜としては、延長に持ち込まれた格好になってしまったけど、
藤井のロングシュートがクロスバーを叩くなど、
まだ牙は抜かれてないなと観客に思わせたね。
しかし、両校とも決め手を欠き、誰もがPK戦突入かと思っていたところに、
次の1点が生まれたのは富山第一。
城山のロングスローが抜けてきたところに待っていた村井が、
ショートバウンドをボレーで合わせて、豪快にゴールネットを揺らし、
富山第一が延長に入って2点ビハインドをひっくり返すことに成功。
城山がロングスローを投げたのは人生初だったらしいし、
村井のシュートも普通の高校生だったらフカすような場面だった。
こんな、普段の実力以上のプレーができるのが、
国立の持つ力なのかもしれないなと思わせられたね。
劇的な逆転勝利での戴冠に、歓喜に沸く富山第一の選手達の傍で、
あと一歩のところで叶わなかった夢に涙する星稜の選手達。
勝負事だからしょうがない部分はあるんだけど、
同じピッチの上に描かれるコントラストが残酷だなあって、
トーナメント戦の決勝の表彰式は、いつもそう思う。
来年の選手権決勝の舞台は、埼玉スタジアムだとか。
数々の日本代表の名勝負を生んできたスタジアムが、
どんな選手権のドラマを演出するのか、今から楽しみでならないね。
2014年1月11日
国立最蹴章で北陸ダービー開催のお知らせ
3連休は冷え込みが厳しいって、あれだけニュースキャスターが言うもんだから、
防寒を完璧にして国立に乗り込んだら、まさかのポカポカ陽気。
身構えて損な気にはなったけど、観戦し易い気候になって、
結果オーライとしときますか。
第一試合は、富山第一vs四日市中央工業
準々決勝で日章学園を4-0で降した勢いをそのままに、
富山第一が序盤から攻勢に出たけど、
四中工も勇気を持って高いDFラインを保って、
富山第一の裏への飛び出しに対し、上手くオフサイドの網に掛けてたね。
ただ、この日も富山第一のコンパクトな2ラインが機能し、
中盤で尽くパスカットしていたので、
四中工はなかなかボールをゴール前に運ぶことができず、
苦し紛れのミドルシュートぐらいでしかゴールを脅かすことができなかった。
そして、前半22分にセットプレーから富山第一が先制したわけやけど、
ここまでの試合展開を考えると必然の流れやったね。
その後も、富山第一のペースで試合が進んだけど、
その流れを四中工へ一気に引き戻したのは、前半終了間際の15番のFKだった。
左足で直接狙うには難しい角度やったけど、壁の上から巻いて落とし、
見事にファーサイドのサイドネットへ突き刺した、見事なFKだったね。
前半のうちに同点に追いついた四中工は、勢いをそのままに、
後半の勝ち越しを狙って前に出たけど、
勝ち越しゴールを奪ったのは富山第一の方やった。
中盤でボールを受けた富山第一の3番が、
ペナルティエリア前まで1人で持ち込みシュート。
DFにディフレクトしてこぼれてきたボールを受けた8番が、
シュートモーションに入ってからコースを変える技ありのシュートで、
GKの裏をかいて、見事にゴールネットを揺らしてみせたね。
ただ、勝ち越しに成功したものの、
後半になって富山第一の2ラインが間延びして、中盤にスペースができていたので、
四中工にもチャンスは多く、まだ得点が動きそうな気配はプンプンしてた。
その気配通り、後半28分に縦パス1本でDFラインの裏へ抜けだした、
四中工の17番がペナルティエリア左でのGKとの1on1を制し、
またしても試合を振り出しに戻したね。
ここから四中工は逆転を狙い、富山第一のゴールに攻め込むも、
富山第一のDF陣の体を張った守りにゴールを奪えず、試合はPK戦へ。
「PKはくじ引きみたいなもの」とはいうけど、
この時点で精神的に優位に立っていたのは、
全国大会のPK戦で負けた事が無い四中工の方だったと思う。
ただ、そんな四中工の不敗神話を打ち砕いたのは、
後半終了間際に投入された、背番号12をつけたPK専用のGKだった。
PKに備えてGKを代えるのは、選手権で何回か見たことあるけど、
あんまり上手くいったのを見たことが無い。
それに、この富山第一のGKは、
投入された後、パントキックを盛大に失敗していたので、
「大丈夫かよ」って思ったんやけど、そんな心配は杞憂やった。
四中工の3人目のキッカーのシュートを見事にストップし、
県勢初の決勝進出の立役者になったね。
初の公式戦出場でこれだけの大仕事をやった12番は、
今頃、有頂天やろうな。
一方、四中工は、得意のPK戦で敗れる事になってしまったけど、
言い方を変えれば、今大会のチームは、準優勝をした一昨年のチームと比べて、
80分か90分の試合の中で勝ち切る強さが無かったかなと思う。
一昨年のチームには浅野や國吉といった個の力に長けた選手がいたけど、
今大会のチームは小粒感が否めなかったしね。
ただ、あの1年生の森が、今後どこまで伸びるかが楽しみではあるけども。
そして第二試合は星稜vs京都橘。
第一試合がPK戦までもつれこんだ影響で、
14時20分開始の試合まで準備時間が少なく、
バックスタンドの応援席の客の入れ替えが終わらないうちに試合が始まり、
スタジアム全体が、どことなく落ち着かない感じだった。
そんなスタジアムの雰囲気がピッチにいる選手にも伝播したのか、
前半3分に、なんでもないようなロングボール一発で星稜があっさりと先制。
早々に、ビハインドを背負う事になった京都橘は、得意の攻撃パターンである、
奪ったボールをシンプルに前線の小屋松と宮吉弟へ当てるという攻撃パターンで、
星稜のゴールを目指すも、3-5-2で中央を厚くしてきた星稜の前に、
なかなか攻撃で良い形を作れなかった。
小屋松に関しては、星稜の中盤のアンカーを務めた18番平田に完全に消されてしまい、
90分間でほとんど見せ場を作ることができなかったね。
去年の選手権の時も、京都橘は、
中央を3ボランチ気味に固めてきた、鵬翔に手を焼いていたから、
サイドから崩す攻撃パターンが欲しいところやねんよね。
星稜1点リードで前半を折り返し、迎えた後半。
次の1点を奪ったのも星稜やったね。
右サイドから抜けてきたクロスを星稜の10番がコントロールしたところを、
京都橘の2番が倒し、PKを獲得。
これを星稜の10番が自ら決めて、リードを2点に広げたわけやけど、
ちょっとあれがPKっていうのは厳しかったんじゃないだろうか。
2点ビハインドを背負ったことで、後が無い京都橘は、
前掛かりに出て星稜のゴールを脅かすも、チャンスは多く作れど、
星稜DF陣の体を張ったディフェンスや、
GKの好セーブに遭い、なかなかゴールを割ることができなかった。
逆に、星稜は訪れたチャンスを確実にモノにし、
3点目、4点目と、着実に得点を積み重ねていっていたね。
試合が終わってみれば、4-0という大差がついた試合になったけど、
両校の間にスコアほどの差は無かったと思う。
この大勝の要因は河崎監督の京都橘対策が、
見事にハマったからだと言えるんじゃないだろうか。
ただ、その京都橘対策の立役者となった平田が、
累積警告で決勝戦が出場停止となってしまうのは、なんとも残念なこと。
そういや、第一試合を戦った四中工が、一昨年の選手権で決勝に進んだ時も、
中盤の要だった國吉を累積警告で欠いていたんよね。
W杯ですら、決勝トーナメントに進出した時点で、
グループステージでの累積警告はクリアされるっていうルールがあるんやし、
高校サッカーでも、準決勝に勝ち進んだ時点で、
累積警告をクリアするっていうルールはあってもいいんじゃないかと思う。
まあ、平田は2年やから、来年まだチャンスはあるけど、
選手権の決勝のピッチに立つのを夢見て頑張っている高校生は、
全国にたくさんいるのに、その夢を杓子定規なルールで奪うなんて、
あまりにも無粋じゃないだろうか。
決勝のカードは富山第一vs星稜の北陸勢同士の対戦。
河崎監督が「地味なカードですいません」とか言っていたけど、
両校とも決勝戦に相応しい試合をしてきたチームだと思う。
国立最蹴章を飾るに相応しい、好ゲームを期待したいね。
2014年1月5日
新年のご挨拶は高校サッカー選手権の会場から
あけましておめでとうございます。
相変わらず拙い文章ではありますが、
本年も弊ブログをよろしくお願いします。
この年末年始は、社会人になって5年目にして、
初めて地元の大阪で過ごしてました。
これまでの年末年始は、仕事が入ったり、
ガンバが天皇杯決勝まで勝ち進んだりした影響で、横浜の自宅で過ごしてたからね。
今回は、仕事が休みな上、ガンバも天皇杯で早々と敗退したので、
幸か不幸か、久々に地元で年末年始を過ごすことにしたわけやねんけど、
いかんせんやることが無くて、超ヒマ。
盆と暮れになると、毎回、地元に帰って行く同僚たちは、
一体、地元で何をして過ごしてるんだろうってふと思ってしまったわ。
そんな、ヒマを持て余していた俺の目に留まったのが、
高校サッカー選手権初出場にしてベスト8まで勝ち進んだ、履正社の戦いぶり。
これは、関東に戻ったら1回見に行っとかないとなと思ったので、
思い立ったらすぐに行動、浦和の駒場スタジアムに足を運んできました。
履正社は第二試合だったので、14時10分キックオフ。
高校サッカー選手権の試合のチケットは、1枚で2試合観れるものなので、
第一試合の日章学園vs富山第一から観戦しました。
両校とも初めて見るチームだったので、
どういうサッカーをするのか知らなかったんやけど、
富山第一が予想以上に良いサッカーをするチームだったので、驚かされた。
コンパクトな4-4の2ラインが、日章学園のパス回しをことごとくシャットアウトすれば、
アバウトに前に蹴りだしたボールでも、
キープ力に長ける9番と10番がきっちりと収めて、前で時間を作るから、
2列目、3列目の選手が思い切ってオーバーラップを仕掛けていた。
前から行くところは行く、下がってブロックを作るところは素早く帰陣する等、
チーム全体がイメージを共有して動いているあたり、
とてもオーガナイズされたチームだなっていう印象を受けたね。
日章学園としては、ロングボールを使って、
富山第一のDFラインを押し下げて、全体を間延びさせたかったところやけど、
あんまりそういうサッカーはやりたくないのか、
3点ビハインドになるまでロングボール主体の攻撃はしなかった。
まあ、3点ビハインドになってから使い出したロングボールは、
苦し紛れのパワープレーという感が否めなかったけども。
ただ、先制点を奪われるまでは、互角と言ってもいい試合をしていたので、
あの、富山第一の25番のスーパーミドルで富山第一に傾いた試合の流れを、
最後まで取り戻せなかった感じかな。
そして、第二試合の履正社vs四中工
ここまで初出場ながら、ベスト8まで勝ち進んだ履正社やったけど、
3回戦の青森山田戦はPK戦の末、勝利したものの、押し込まれる時間が長かったし、
今回対戦する四中工は、一昨年の選手権の準優勝校やから、
相当、厳しい試合を強いられるやろなっていう、試合前の見解やった。
ところが、蓋を開けてみると、
中盤でボールを支配し、SBのオーバーラップを絡めながら、
何度もサイドを崩してチャンスを演出していた。
ただ、チャンスは作るものの、なかなかゴールを決める事ができなくて、
こういう時って往々にしてカウンター一発でやられるんよなって思ってたら、
後半22分にロングスローを起点としたゴール前の混戦を制し、
10番がゴールを決めて履正社が先制。
履正社の2番のロングスローは、ポゼッションサッカーを志向する履正社において、
良い攻撃のアクセントになっていたね。
これは、初出場での国立進出あるかと思ったけど、現実はそう甘くなく、
後半ロスタイムにパワープレーから失点し、同点に追いつかれると、
PK戦の末に敗れてしまった。
同点に追いつかれた場面は、GK安川のファンブルが原因だったから、
得意のPK戦でそのミスを帳消しにしたかっただろうに、
今頃、その心中は穏やかじゃないやろうね。
四中工の4人目のキッカーに決められたら敗北というところから、
2人続けてPKをストップし、履正社に流れを持ってきたかに思ったんやけど、
全国大会でPK戦無敗の四中工のPK戦の強さは本物やね。
大阪代表が負けたのは残念やったけど、
選手権前に市立船橋と対戦して0-6で負けたチームが、
選手権での戦いを経るごとに成長していく姿は、胸を熱くさせるものがあったね。
なんか、大阪に住んでいた頃は、さほど高校サッカーに興味無かったんやけど、
こっちに住むようになってから、年々、選手権の魅力に惹かれている自分がいる。
土曜日の準決勝も、もちろん国立に見に行く予定です。
2013年1月20日
それでも仙頭ならきっとなんとかしてくれなかった
昨日は国立に高校サッカー選手権の決勝を見に行ってきました。
本来決勝が行われる予定だった、14日の大雪とはうってかわって、
快晴のサッカー日和になってよかった。
鵬翔2-2京都橘
PK(5-3)
中盤ダイヤモンドの4-4-2で、ボールを保持しながら試合を進める鵬翔と、
中盤フラットの4-4-2で、奪ったボールを、
シンプルに仙頭と小屋松の2トップに当ててくる京都橘。
異なったスタイルのチーム同士の対戦やったけど、
悪天候で決勝が順延になった事で、準決勝から中6日空いた事もあり、
お互いよく研究して決勝に臨んできたなっていう印象を受けたね。
鵬翔は、CFで起用された澤中のポストプレーが機能せず、
前線で上手くボールが収まらなくて、ポゼッションを高められなかったし、
京都橘の方も、準決勝の対戦相手だった桐光学園と違って、
鵬翔が3ボランチ気味に中央を固めてきたから、
仙頭と小屋松がサイドに追いやられて、思うようにカウンターで良い形を作れなかった。
ただ、前半の終盤に、鵬翔が立て続けに迎えた決定機を決め切れずにいると、
前掛かりになった鵬翔の裏を突いて、京都橘が得意のカウンターを発動。
その流れから得たCKで、先制点を奪うという、
京都橘からしてみたら注文通りの展開で試合の主導権を握ったね。
京都橘のここまでの勝ち上がりと、チームカラーを踏まえると、
先制点を奪ったら強いというのは火を見るより明らかだったので、
鵬翔としたら苦しい展開になったなと思わざるをえなかったね。
ただ、鵬翔の松崎監督は、前半に機能してなかった澤中を代え、
故障の影響で途中出場が続いている、エースの中濱を、後半頭から投入し、
ダイヤモンドの中盤から4-3-3へ布陣変更。
この采配が的中し、前線でボールが保持できるようになると、
小原のCKから芳川がヘディングで同点ゴールを叩きこんで鵬翔が同点に追いついたね。
こういう、選手の特性を踏まえたうえで、試合の流れを変える事ができる選手交代を、
今シーズン、ガンバサダーを務めるあの人にもやってほしかったのだが・・・
同点に追いついた勢いそのままに、鵬翔が京都橘を押し込む展開が続いたけど、
またしても前掛かりになった鵬翔の裏を突いて、京都橘がカウンターを発動。
小屋松の突破から仙頭が決めて、またしても京都橘がリードを奪ったね。
先行逃げ切り型の京都橘に二度もリードを奪われ、
鵬翔としてみればかなり苦しい展開になったなと思ってたら、
この試合、再三、左サイドから良い突破を見せていた日高が、
後半終了間際にペナルティエリア内でファウルをもらいPKを獲得。
このPKをCBの矢野がきっちりと決めて、またしても鵬翔が同点に追いついたね。
そして、試合は前後半の90分で決着がつかず、延長戦に突入。
去年の選手権の決勝のように、
延長で決勝ゴールが生まれるというドラマも期待したけど、
両校の選手とも、体力的に厳しかったのか、
全体的にプレーの精度が雑になってしまったのが残念やったかな。
そんな試合展開を見ながら、「それでも仙頭なら、仙頭ならきっとなんとかしてくれる」
って、スラムダンクの名場面を思い出したりしてたけど、
結局、仙頭は仙頭であって、仙道ではなかったみたいで、
なんとかはならなかった。
それどころか、その後に迎えたPK戦で、
唯一シュートをポストに当てて外してしまい、あれだけ試合中頑張ってたのに、
悲劇の主人公みたいになってしまったのがかわいそうやったわ。
対する鵬翔は、この試合でも無類のPK戦の強さを発揮し、
宮崎県勢初の優勝を飾りました。
これを決めたら優勝っていうところのキッカーで、GKの浅田が出てきた時は、
「お前、どんだけ目立ちたがりやねん」って思ってしまったけど、
結局、浅田がおいしいところを持って行った格好になったね。
個人的には、PK戦で決着がつくのはあんまり好きじゃないんやけど、
全体的に白熱した好ゲームだったと思うわ。
ただ、惜しむらくは、この試合が生中継されず、録画放送であった事。
甲子園の決勝が悪天候で順延になった時、センバツを中継するTBSや、
夏の高校野球を中継するテレビ朝日が同じ事をやるだろうか。
まあ、こういう話をし出すと、
日本のサッカー文化云々っていう話になってきちゃうんやけど、
日テレは独占中継するんやったら、責任を持って放送して欲しいね。
2012年1月9日
近年稀に見る劇的な選手権決勝
高校サッカーの決勝を観に、国立へ行ってきました。
国立に行くのは、去年の高校サッカーの準決勝以来だから、ちょうど1年ぶりぐらい。
個人的に、国立はかなり好きなスタジアムなので、
1年に何回も来たいねんけど、肝心のガンバさんがここ2シーズンほど、
国立で試合をやってくれないもんやから、なかなか来られへんのよね。
果たして、今年はガンバの試合で国立に来る事はあるんやろうか…
まあ、そういう愚痴は横に置いといて、高校サッカーの決勝の事書こ。
市立船橋2-1四日市中央工業
ここまでの両校の勝ち上がりを見てると、
守りの市船、攻撃の四中工っていうチームカラーははっきりとしてたから、
どちらが自分達の得意な形に持ち込んで、
試合のペースを握れるかがカギになってくるかな。
…と、思って試合を見始めたら、いきなり四中工がCKから、
2年生エース浅野のゴールで先制。
自分達の代名詞であるセットプレーで、逆に失点してしまった市船は、
明らかに集中して試合に入って行けてなかったね。
失点したとはいえ、まだ前半やから挽回できるチャンスはいくらでもあるはずなんやけど、
国立の決勝という大舞台で、高校生にそこまでのメンタルの強さを求めるのは酷なのか、
市船は失点してから、明らかに縦に急ぎ過ぎてるように見えたね。
逆に四中工の方は、準決勝の尚志戦で見せたような、
サイドを広く使う攻撃がこの日も健在。
右サイドからは寺尾が個人技で突破を図れば、左サイドは田村・藤山の連携で崩し、
中央にはエース浅野が待ち構えるという攻撃パターンは、
岩渕目掛けたロングボール一発しかない市船と比べたらよっぽど見応えがあった。
スタンドでは、市船が応援のバリエーションと声量で四中工を圧倒してたのに、
ピッチの上では四中工が攻撃のバリエーションと運動量で市船を圧倒しているというのは、
なんか不思議な光景やったわ。
後半に入ると、徐々に市船がペースを取り戻し始めた。
前半は、岩渕にロングボールを放り込んでも、中盤の押し上げが遅く、
和泉と2人で攻めるような場面が多かったけど、
後半は、そこらへんが修正されてて、杉山や菅野が攻撃に絡んでくる場面が増えたね。
それに伴い、前半はほとんど拾えなかったセカンドボールも、
市船が拾えるようになり、四中工を押し込み、セットプレーも多く貰っていた。
ただ、市船はそのセットプレーをなかなかモノにできなかった。
後半に入ってから、四中工がCKの際は前線に人を残さずに全員戻って、
粘り強くディフェンスをしていたので、
この守備を崩すのはなかなか大変やなと思って見てたね。
このまま四中工が逃げ切ると思われた後半ロスタイム、
“水滴が岩を穿つ”とはまさにこの事。
何度目かわからないほど繰り返したCKからのこぼれ球を、
市船のエース・和泉が押し込んで、市船が土壇場で同点!!
ここまで四中工は集中して粘り強く守っていたけど、
こういう事が起こってしまうのが、まさに高校サッカーって感じやったね。
四中工からしてみれば、主導権を握っていた前半に、
もう1点取れなかったのが、最後の最後でのしかかったね。
そして、延長戦後半5分。
ここでも、こんな大仕事をやってのけてしまう事が、
名門・市船の10番を背負っている所以なんやろうね。
左足でシュートを打つのかと思いきや、鋭い切り返しでマーカーを外し、
右足で、あえてコースの無いニアサイドをぶち抜いたシュートは、圧巻の一言。
これだけの選手が、どこのJクラブからも声が掛からないなんて、
不思議でしょうがないわ。
近年稀に見る、劇的な展開で幕を閉じた今年の選手権。
市船の選手達にはおめでとうと言ってあげたいし、
四中工の選手達は、負けたけど、試合内容はとても好感の持てるものやった。
ただ、1つ残念だったのが、四中工のキャプテンの國吉選手が、
この決勝に累積警告で出場できなかった事。
高校サッカー3年間の集大成である決勝のピッチに立てないなんて、
言葉で言い表せないぐらいすごく悔しいはず。
杓子定規に、イエロー2枚貰ったら累積で出場停止ってするんじゃなくて、
決勝に勝ち進んだ時点で、両チームの累積警告はクリアするとか、
そういう風に大会規定を変えられへんのかな。
まあ、四中工は2年生中心のチームやから、来年も選手権に出てくると思う。
もし、来年も決勝を戦う事があったら、
ベストメンバーで戦わせてあげたいなと願ってみたりするんよね。
2011年1月11日
最近の高校生は決勝戦でもこんなに殴り合うのね
滝川第二5-3久御山
滝川第二の皆さん、優勝おめでとうございます!!
一概に決勝戦というと、両チームとも相手の出方を窺って、
慎重な立ち上がりになるもんやけど、その決勝戦で、
下手な駆け引きはせず、こんな真正面からの打ち合いが見れるのも、
高校サッカーの醍醐味の一つやね。
まあ、こないだのナビスコ決勝のスコアも5-3やったけど、
あれは延長まで縺れ込んでのあのスコアやったから、
45分ハーフで両チーム合わせて8ゴールはある意味凄いわ。
久御山は、敗れたとはいえ、後半の驚異的な粘りは、
途中までワンサイドゲームの様相を呈していた試合を、
一気に緊迫感のあるものにした。
それに、相手チームがどこであろうと、DFラインからパスを繋いでいくサッカーは、
監督の信念が感じられて、好感が持てたしね。
最終的には個々の能力で勝る滝二が押し切った形にはなったけど、
見応えのある乱打戦やったわ。
それにしても、滝二のダブルブルドーザーはえぐいな。
2人で15ゴールとは…。
準決勝の立正大淞南戦は、相手が警戒してきたこともあって、
持ち味を発揮できてない感はあったけど、
今回の久御山は、あくまで自分達のカラーを押し出そうとするチームやったから、
この試合では幾分かやりやすそうにしてたね。
特に、清水への入団が決定している樋口はいい選手。
滝二の2点目の、相手DFを背中でブロックしながら反転して、
決めたゴールにはセンスを感じたわ。
先輩の岡崎と同じキャリアを歩んでるから、
どうしても比べられると思うけど、プロでも頑張って欲しいね。
一昔前までの高校サッカーって、
負けたら終わりのトーナメント戦っていうことが影響して、
守備を固めてロングボール一発っていうサッカーをするチームが多かったから、
俺はあんまり好きじゃなかったんよね。
でも、野洲がセクシーフットボールを掲げて優勝したあたりから、
チームコンセプトがしっかりしたチームが増えてきた感じがして、
最近の高校サッカーは見ていて面白いわ。
今回の久御山にしても、敗れたとはいえ記憶に残るチームやったしね。
来年の選手権はどんなチームが大会を盛り上げるのか楽しみやわ。
2011年1月8日
国立の神様はPK戦がお好きなようで…
1週間前に行ったばかりなのに、また行ってきました。

国立。
ホンマは月曜日の決勝の方を見に行きたかったんやけど、
残念ながら仕事が入ってしまったので、準決勝を観戦してきました。
それにしても、高校サッカーのチケット代は安いね。
2000円で、バックスタンド中央の指定席に座って2試合も見れるとは。
Jリーグやったら、ゴール裏のチケットすら2000円で買われへんクラブもあるのに。
例えば某関西の盟主のスタジアムとか…。
第一試合は、ガンバサポにとっては山崎の母校としてお馴染みの京都の久御山と、
3年前に大前元紀を擁して全国制覇を果たした千葉の流経柏。
準決勝ということもあって、慎重な出足になるかなと思ってたら、
立ち上がりから、両チームともボールを奪ったら、すぐにタテタテ入れて、
前線に人数を掛けて攻め込む、なかなかリスキーな展開。
両チームにチャンスとピンチが交互に訪れて、見ている方としては面白かったけど、
それにしても、久御山のDFラインでのパス回しは怖すぎ…。
多分、DFラインから繋いでいくスタイルを志向してるからやと思うねんけど、
流経柏は明らかにここを狙っていて、チャンスの半分ぐらいを、
久御山のパスミスから生み出していた。
この日は、久御山のGKの絹傘が大当たりやったから良かったものの、
下手したら、前半で決着がついててもおかしくなかったわ。
結局、絹傘はこの後のPK戦でも2本ストップしたし、
俺的には、この試合のマンオブザマッチやったね。
敗れたものの、流経柏は、大前がいた時と同じく、
フィジカルを前面に押し出すスタイルで、最後まで諦めずに戦ったと思う。
特に、試合終了間際の、9番、進藤の裏街道からの同点ゴールには痺れたわ。
久御山2-2流経柏
PK(3-2)
第二試合は、日テレの実況でなにかと「岡崎、岡崎」連発されている、
加地さんの母校、兵庫の滝川第二と、島根の立正大淞南の対戦。
こちらは第一試合とはうってかわって、
両チームとも前線に人数を掛けずに守りから入る、慎重な出足。
まあ、準決勝の試合展開としては、これが普通なんかもしれへんけど、
第一試合であんな試合を見た後やと、どうも退屈な試合って感が否めなかったわ。
ただ、こういう展開になると、前線にイーブンのボールを放り込んでも、
収めてくれる、強力2トップ、浜口と樋口がいる滝二の方に分があるから、
前半は滝二のペースやったね。
まあ、ダブルブルドーザーシステムってカッコ良く言ってるつもりなんやろうけど、
要は2トップ目掛けた縦ポンなんやけどね。
前半は押されていた淞南は、ハーフタイムに修正が入ったのか、
後半になって、運動量を前面に押し出した従来のスタイルに戻すと、
試合の主導権を奪い返したね。
ただ、主導権を奪い返したまでは良かったんやけど、
何度か訪れた決定機を決め切れずにPK戦まで縺れてしまったのが痛かったわ。
特に、GKを抜いて、無人のゴールに決め切れなかった場面は痛恨やった。
まあ、こればっかりは外した本人が一番痛感してるやろうけども。
滝川第二0-0立正大淞南
PK(7-6)
去年の選手権決勝以来の高校サッカー観戦やったけど、
ブラスバンドの演奏とメガホンを叩く音が響く国立は、
普段、チャントと太鼓の音が中心のスタジアムにいる俺にとっては新鮮で良かったわ。
それに、天気予報で寒いって予報していたけど、
この日は、日中はポカポカしててサッカー日和やったから、
それも手伝って、なかなか気持ち良く観戦できたわ。
せっかくの関西勢対決となった決勝は見に行けないけど、
どっちが勝つにしろ、負けるにしろ、ナイスゲームを期待したいね。
2010年1月11日
山梨学院が選手権を制す!
またまた行ってきました、国立。しかも、今回はメインスタンドです。

プロの試合やと、国立のメインスタンド指定席のチケットって
5000円ぐらいするけど、アマチュアの試合とはいえ、
高校サッカーの決勝という、ビッグマッチのメインスタンド指定席が2500円!
天皇杯決勝のゴール裏のチケットが3000円やったことを考えると、
それより安い料金やのに、背もたれとヒジ置きのあるイスに座って、
ゆっくり試合を見てたら、なんか贅沢な気分になったね。
まあ、俺の周りにいた人らはあんまりそんな事思ってないみたいやったけど…
え~っと、いやらしい金の話はこのへんにしといて、
国立のピッチで繰り広げられた、素晴らしい試合の話でもしますか。
山梨学院1-0青森山田
山梨学院のみなさん、優勝おめでとうございます!!
1-0っていうスコアやったわりには、
そんなに緊迫した感じの試合じゃなかったよね。
試合が終わった後は、殴られたら殴り返すっていう、
打ち合いの試合を見た後のような、爽快な感じやったわ。
前回のブログの最後の方で、両校とも、ダブルボランチが優秀やから、
中盤の主導権争いが見物やっていう風に書いたけど、
この試合を動かしたのは、山梨学院のダブルボランチの一角、碓井鉄平。
斜め45℃からサイドネットを揺らしたそのシュートは、
ちょうど俺の座ってた席の近くのゴールマウスで決まったから、
その鮮やかな弾道が目に焼き付いてるわ。
その後も、山梨学院のペースが続くんやけど、
試合展開ほど、この両チームの実力差は無かったように思う。
なんか、青森山田の方は、国立の雰囲気に飲まれてるのか、
それとも、準決勝の激闘の疲れが残ってたのか知らんけど、
セカンドボールの出足や、ボールを奪った後の、
スペースへの動き出しが鈍かったように思う。
ただ、時折見せる、柴崎や椎名のボールを持った時の
テクニックは上手いなぁって感じやったけど。
一方で、山梨学院は、山梨から駆け付けた大応援団
(現地で見ると、なかなかの迫力でした)
の後押しを受けて、アグレッシヴにプレーしてたね。
サイドバックの井上が負傷退場したけど、
代わりに入った藤巻が見事に代役を務めてみせたね。
後半になると一転して、青森山田がペースを握り、
野間や、椎名に決定的なチャンスが巡ってくるけど、
山梨学院の守備がいいのか、青森山田が決定力不足なのか、
ことごとくゴールを割ることができず…
正直、1点目が入った後から、両チームとも得点機はかなりあったから、
もっと点が入る試合になると思ってたけどね。
個人的に、この試合で一番見応えがあったのが、
後半25分から、加部究さんのご子息である、
山梨学院の加部未蘭が入ってから。
前線に大きく蹴りだした、イーブンのボールでも
簡単にマイボールにしてしまう懐の深さもそうやけど、
ボールを持って、前を向いた時の推進力もかなりのもの。
あれでケガしてるなんて、信じられへんわ。
万全の時のプレーをぜひ見てみたいもんやね。
結局、試合はこのまま1-0で山梨学院が逃げ切り、
見事に初出場初優勝を飾りました。
個人的にも、高校サッカー選手権を観戦するのは初めてやったけど、
サポーターのチャントや手拍子が響く、Jリーグのスタジアムとは違って、
ブラスバンドの応援に合わせて、メガホンが揺れる、
高校サッカーのスタンドもいいもんやね。
来年もまた見に行きたいと思います!!
2010年1月9日
熱かった、高校サッカー準決勝
昨日の晩に、家長のことについて書こうとしたんやけど、
書いてる途中で、怒りから気分悪くなってきて、結局やめました。
まあ、過ぎたことは置いといて、
今日は、高校サッカー選手権の準決勝があったね。
一応、関東に住んでるということで、決勝は見に行こうと思って
チケットは買ったものの、恥ずかしながら、どんな選手が出てるのか
全然チェックしてなかったから、今日は2試合ともTVで見て、
決勝戦観戦に向けての予備知識を蓄えてました。
しっかし、毎度の事ながら、日テレの中継のやかましさは
どうにかならんもんかな…
目の前の試合の内容を語るより、選手や監督や父兄のエピソードを
語ることに重点を置いてて、本末転倒のような気もするんやけど…
まずは、矢板中央と山梨学院の試合。
序盤は、矢板中央の堀越が立て続けにシュートを放って、
矢板中央のペースやった。
でも、前半15分あたりから、山梨学院の、
宮本龍と碓井鉄平のダブルボランチが機能し始めて、
試合の主導権を握ると、そこからは山梨学院のペース。
矢板中央としてみれば、押し込まれたことで、
DFラインがずるずる下がって、相手にスペースを与え過ぎてたかなって
印象を受けたね。
前半34分に鈴木のゴールで先制した山梨学院は、
そこから危なげない試合運び。
後半になると、前掛かりになった矢板中央に対し、
カウンターで応戦するようになったね。
まあ、プロでは当たり前の事なんかもしれんけど、
選手権初出場の高校が、国立の舞台で、
これだけ上手に試合を運べるなんて、感心したわ。
やっぱり、この辺は高校サッカーの名将、
横森監督の指導があったからなんやろね。
後半40分に生まれた、碓井のゴールは、
山梨学院の試合巧者ぶりを象徴するゴールやった。
そして、準決勝のもうひと試合、青森山田と関大一高。
正直、後半の43分ぐらいまでは、関大が、
青森山田の実力を見せつけられてる試合やった。
青森山田の1点目につながる、PKを与えたファウルも、
普通、あんなところでバックチャージなんかいくもんじゃないし、
2点目は、椎名のループ気味のシュートは、上手かったとはいえ、
その前の、関大の横パスをかっさらわれたシーンなんかは、
軽率以外の何物でもなかった。
それに、青森山田の柴崎岳は、この試合でピッチに立っていた22人の中で、
唯一、ピッチを俯瞰して見てるようなプレーぶりやった。
解説の都並が“リトル遠藤”って言ってたけど、
確かに柴崎のプレースタイルは、若き日の遠藤に似通ってるものがあるよね。
でも、確かこの柴崎って、青森の小笠原って言われ方してなかったけ?
個人的には、青森の小笠原でも、リトル遠藤でもどっちでもいいけど、
とにかく、この試合の柴崎は1人だけ格の違うプレーをしてたね。
まだ高校2年生…これからが楽しみやね。
ただ、やっぱりサッカーは何が起こるかわからんわ。
関大にしてみれば、試合を89分間コントロールされてたのに、
終了間際にパワープレー2発で2点取って同点にするとは…
一応、大阪代表やから、ここまでの結果は気にしてたとはいえ、
関大をそれほど応援をしてたわけでもなかったんやけど、
このシーンだけは、思わず、「すげー!!!」って言いながら、
拍手してたわ。
そして運命のPK戦。
PK戦って、意外と試合で押されていた方が、
勝ったりするって言うし、そのセオリーが当てはまるんやったら、
関大にもチャンスはあるんじゃないかと思ってたけど、
この日は、青森山田のGK、櫛引が神やった。
まさか、5本中3本も止めるとは…
このシーンに関しては、相手を褒めるしかないわ。
関大は負けたとはいえ、最後まで諦めずに戦って、
素晴らしい試合を見せてくれたんやから、
胸を張って大阪に帰って来てほしい。
久々に胸を熱くさせる、ナイスゲームでした。
そして、決勝戦のカードは、山梨学院と青森山田になりました。
山梨学院は、宮本と碓井、青森山田は、柴崎と椎名、
両校とも、大会屈指のダブルボランチを擁してるだけに、
中盤の主導権争いは、かなり見応えのあるものになりそうやね。
決勝も、準決勝に負けない、熱い試合を期待したいね!
2009年1月13日
広島皆実 vs 大迫勇也
全国高校サッカー選手権決勝
広島皆実3-2鹿児島城西
広島皆実のみなさん、優勝おめでとうございます\(^o^)/
白熱した、とてもいい試合やったね♪
やっぱり、プロのサッカーと比べると、レベルの差はあるとはいえ、
高校生が一つのものに必死で打ち込んでる姿は、胸を打つものがあるね
(なんか、こんなこと書くと、オヤジ臭いな)
日テレはじめ、各メディアは、
”攻撃の鹿児島城西 vs 堅守の広島皆実”っていう表現をしてたけど、
俺がこの試合を表現するんやったら、このブログのタイトルの
”広島皆実 vs 大迫勇也”です。
広島皆実は、目を引くようなタレントはいなかったけど、
攻撃、守備共に組織されて、連動した動きが多く見られたし、
チームとして、上手く機能してたと思う。
特に、3点目みたいにコンビネーションから右サイドを崩すシーンが多かったね。
一方の鹿児島城西やねんけど、確かに大迫は凄い。
試合の流れとは関係無しに、1人でもゴールを決めてしまう選手やね。
1点目なんか、それを象徴してたと思う。
でも、鹿児島城西の今までの戦いを見ても思ったけど、
攻撃に於いては、大迫に依存し過ぎてるように思ったんよね。
鹿児島城西の攻撃は基本的に、ボランチから大迫へくさびのロングパスをあてて、
そこを攻撃の起点として他の選手が飛び出してくるって感じやったから、
この試合みたいに、大迫とダブルボランチという2つの起点に厳しいマークがつくと、
身動きが取られへんようになってもうてたね
だから、大迫が抑えられた時の攻撃のパターンを確立できてたら、
個の力で勝る鹿児島城西が、選手権を制することができたと思う。
まあ、でも、高校サッカーのカテゴリーやと、大迫みたいな絶対的なストライカーがいれば、
その選手を中心にチームを作るのは、ある意味当たり前みたいなもんやから、
こればっかりは、しょうがないとは思うけどね。
でも、試合自体はとても面白かったし、
ここは両チームの健闘を讃えたいと思います。
あと、今回の高校サッカーで、
やっぱり気になったのが、相変わらずの日テレの中継のレベルの低さ(-_-メ)
まず、選手の家庭や学校でのエピソードを話す場面が多すぎる。
そういうエピソードは、試合とは別に番組作って紹介してほしい。
まあ、たまに話す分にはいいと思うけど、
試合より、そのエピソードを話すのに夢中になって、
どっちかの高校にチャンスが訪れてても違う話をしてたり、
変な所で話を切って、「あぁ~っと、シュートォォ!!」とか、
急に叫んだりすんのは、はっきり言って不快やわ。
せっかく目の前でサッカーの試合やってるんやから、
もっと試合のこと喋れよって思う。
まあ、日テレの中継のレベルの低さは今に始まった事じゃないけど、
これが日本のテレビ局の中継のスタンダードやったら、
日本人のサッカーを見る目も全然進歩せぇへんと思うわ。
もうちょっとしっかりしてほしいね。
まあ、でも、今大会で大迫勇也っていう、
将来のスター候補が登場して、その名前が全国に知れ渡ったわけやし、
今後、彼が鹿島でどれだけの選手になるかは見物やね。
とりあえず、田原や平山みたいにはならんといてくれよ(^_^;)
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