2011年1月11日
最近の高校生は決勝戦でもこんなに殴り合うのね
滝川第二5-3久御山
滝川第二の皆さん、優勝おめでとうございます!!
一概に決勝戦というと、両チームとも相手の出方を窺って、
慎重な立ち上がりになるもんやけど、その決勝戦で、
下手な駆け引きはせず、こんな真正面からの打ち合いが見れるのも、
高校サッカーの醍醐味の一つやね。
まあ、こないだのナビスコ決勝のスコアも5-3やったけど、
あれは延長まで縺れ込んでのあのスコアやったから、
45分ハーフで両チーム合わせて8ゴールはある意味凄いわ。
久御山は、敗れたとはいえ、後半の驚異的な粘りは、
途中までワンサイドゲームの様相を呈していた試合を、
一気に緊迫感のあるものにした。
それに、相手チームがどこであろうと、DFラインからパスを繋いでいくサッカーは、
監督の信念が感じられて、好感が持てたしね。
最終的には個々の能力で勝る滝二が押し切った形にはなったけど、
見応えのある乱打戦やったわ。
それにしても、滝二のダブルブルドーザーはえぐいな。
2人で15ゴールとは…。
準決勝の立正大淞南戦は、相手が警戒してきたこともあって、
持ち味を発揮できてない感はあったけど、
今回の久御山は、あくまで自分達のカラーを押し出そうとするチームやったから、
この試合では幾分かやりやすそうにしてたね。
特に、清水への入団が決定している樋口はいい選手。
滝二の2点目の、相手DFを背中でブロックしながら反転して、
決めたゴールにはセンスを感じたわ。
先輩の岡崎と同じキャリアを歩んでるから、
どうしても比べられると思うけど、プロでも頑張って欲しいね。
一昔前までの高校サッカーって、
負けたら終わりのトーナメント戦っていうことが影響して、
守備を固めてロングボール一発っていうサッカーをするチームが多かったから、
俺はあんまり好きじゃなかったんよね。
でも、野洲がセクシーフットボールを掲げて優勝したあたりから、
チームコンセプトがしっかりしたチームが増えてきた感じがして、
最近の高校サッカーは見ていて面白いわ。
今回の久御山にしても、敗れたとはいえ記憶に残るチームやったしね。
来年の選手権はどんなチームが大会を盛り上げるのか楽しみやわ。
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