2017年8月19日

8月だというのにガンバ大阪の攻撃陣は真冬並みの冷え込みです



ガンバ大阪01柏レイソル


ここ数試合のあまりにも低調なチームパフォーマンスに、
長谷川健太に辞めて欲しいと思っているガンバサポーターはさぞ多いことだろう。

かく言う自分もその一人なんだけど、
だからと言って自分がサポートしているクラブの敗戦を望んでいるわけではない。

この試合でも敗戦を喫し、長谷川健太を取り巻く状況はより一層厳しいものになったけど、
嬉しい思いなんてこれっぽっちも無い。

どんな状況であれ、自分の愛するクラブが負けることほど悔しいものは無いからね。



この試合のスタメンは、前節のスタメンから市丸と初瀬が外れ、
井手口とオ・ジェソクが復帰。

市丸は前節のパフォーマンスがまずまず良かったので、
この試合でも遠藤のところで起用しても良かったのではと思ったけど、
チームの結果が伴わない以上、安パイな布陣を採用したという印象だったね。

個人的に、前節、時間が経つにつれて徐々にイメージが合い始めていた、
アデミウソンとファン・ウィジョの2トップに期待していたのだけど、
この試合では、2トップにほとんどと言っていいほどまともなパスが供給されなかった。

前半の決定機らしい決定機も、中村航輔に止められた倉田のシュートぐらいで、
得点が奪えそうな雰囲気は全く無かったね。



解説の木場さんが、ここ数試合、
先制点を許して試合運びを難しくしている感があったから、
守備から試合に入っているのではという見方をしていたけど、
いくら相手を無失点に抑えたところで、こちらもいつまで経っても無得点では、
試合の主導権を手にすることが出来るはずがない。

後半に入り、前半の戦い方を継続したガンバに対して、
攻勢を強めた柏が先制点を奪ったのは必然だったように思う。

そんな中でも追いつくチャンスはあったのだけども、
ここ数試合の得点力不足の元凶である長沢がまたしても決定機を逸すると、
さらに、後半アディショナルタイムに入ってようやく泉澤を投入するという、
頭の上にクエスチョンマークが出るような采配をしていたのでは、
獲得できる勝ち点なんてありはしませんよ。

結果だけ見れば惜敗のようにも見えるけど、
クリスティアーノが2回のドフリーを外すという拙攻に助けられたことを考えると、
この試合も完敗だったという見方でいいだろうね。



次節はアウェイの鳥栖戦だけど、現在のチーム状況や、
ベストアメニティスタジアムでの相性の悪さを考えると楽観できる要素は無い。

ただ、忘れている人も多いと思うけど、今季は日立台や日産などの、
これまで勝ち星から遠ざかっていたスタジアムで勝利を挙げたことで、
ジンクスを打ち破る年という設定があったはず。

なんにせよ、愛するクラブが負け続けるのを見るのはとても心が痛いので、
そろそろここら辺で心の傷を癒すような勝利を見たいところやね。




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2017年8月13日

中村俊輔の引き立て役になってしまった遠藤保仁



ガンバ大阪02ジュビロ磐田


いつもと趣の異なる白く染まった吹田スタジアム。

太陽の塔が大きく描かれたユニフォームのデザインはとてもかっこよかったけど、
縁起の良いユニフォームとはならなかったね。

まあ、ガンバにとっての不吉なジンクスを持っている、
Jリーグの女子マネージャーが来場すると聞いた時点で、
なんとなくこの結果は予想していたところもあったのだけど。



累積警告で出場停止のオ・ジェソクに加え、井手口が体調不良で欠場したことで、
代役として初瀬と、Jリーグデビューとなる市丸を抜擢。

また、聖域と化しつつあった長沢をベンチに置いて、
アデミウソンとファン・ウィジョの2トップを採用し、
さらに、DFラインも3枚へ変更するなど、
試行錯誤している様子が垣間見えた布陣だったね。

ここ数試合の例に違わず、前半はなかなか攻撃の形が作れなかったけど、
時間が経つにつれてアデミウソンとファン・ウィジョのイメージが徐々に合い始め、
後半になると、最後のところが合えば1点という形は多く作れていたように思う。

結果的にまたしても無得点に終わってしまったことについては猛省する必要はあるけど、
「この日の2トップの連携が深まれば得点は増えるんじゃないか」という、
期待は持てる試合だった。



また、この試合は、中村俊輔と遠藤保仁という、
Jリーグを代表するクラックの共演という側面も持っていたけど、
またしても我らが遠藤は俊輔の引き立て役に回ってしまうことになってしまった。

俊輔にはマリノス時代から毎試合のようにセットプレーでやられているのに、
学習能力が無いのか、この試合でも自陣の深いエリアで易いファウルを献上し、
そのうちの2つを得点に繋げられてしまったのだけども、
あろうことか、1失点目に繋がるファウルを犯したのは、
本来、プレーでチームを牽引すべき立場であるはずの遠藤。

先週の水曜日の広島戦でフル出場してから中3日ということもあったのか、
この試合の遠藤は、攻撃ではカウンターのブレーキとなり、
守備では悉く後手を踏んでアフター気味のチャージを連発するなど、
明らかに動けていなかった。

長谷川健太としては、件の広島戦でゴールを決めた遠藤を起用し、
この試合でも攻撃の形成を丸投げしようと試みたのだろうけど、
このブログで何度も書いているように、37歳の遠藤を連戦で起用するのは、
コンディションを考慮すると厳しいものがある。

また、同じく大ベテランの域に差し掛かりつつある今野も、
代表戦で故障して以来、コンディションが上がってきていないし、
井手口もいつまで国内でプレーするかわからないという状況でもあるので、
この試合でJリーグデビューを飾り、及第点のプレーをした市丸を、
早々にボランチのローテーションに組み入れる必要があるんじゃないかな。

まあ、結果が出ていないので、実績のある選手を起用して、
保身に走ってしまう可能性も無きにしもあらずなんだけど。



次節はホームで柏戦。

春の日立台での試合では勝利しているけど、ここ最近のチーム状態や、
長谷川健太政権下での相性を考えると、どうしてもネガティヴになってしまう。

ただ、柏としても、優勝戦線に食らいついていくために負けられない試合が続くので、
アウェイだからと言って自陣に引きこもるような戦い方はしてこないと思う。

敵陣にスペースがある中で上手く先制点を奪って、
有利に試合を進めたいところやね。




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2017年8月9日

恩返しはされなかったけど満足のいく結果も得られなかった



ガンバ大阪22サンフレッチェ広島


守備を固めてくる甲府相手に無策ぶりを露呈した前節から中3日。

今節の対戦相手である広島も甲府と同様の戦い方を採用してくると思われる中、
長谷川健太が出した答えは、遠藤をトップ下に配した4-3-1-2の布陣。

ただ、遠藤のポジションはトップ下と言いつつ実質フリーポジション。

ピッチの至るところに顔を出してボールを受けようとする遠藤の姿を見て、
自分で攻撃の形が思いつかないものだから、長谷川健太がピッチ上の遠藤に、
自分のタスクを丸投げした戦術にも思えたのは僕だけだろうか。

ところが、そんな”戦術・遠藤”の採用も虚しく、前半の早い時間帯にあっさりと失点。

その後は、ボールを持たされ、守備を固める広島相手に攻めあぐねるという、
前節の甲府戦の続きを見ているかのような試合展開になってしまったね。

このまま見どころも無く、試合終了まで行くのかなと思いきや、
後半開始早々に遠藤がゴールを決めて試合を振り出しに戻すことに成功。

磐田などで活躍した藤田俊哉の記録を抜き、MF歴代最多となる101ゴール達成の裏に、
今野のお洒落ヒールパスという演出があったことを書き記しておくとする。



その後、アデミウソンが自ら得たPKを沈めて勝ち越しに成功したわけだけど、
3点目を奪うチャンスをなかなかモノに出来ずにいる中で、
なお追加点を奪いに行くのか、リードを守り切るのかというところで、
ピッチ上の選手たちで意思統一が出来ていなかったように思えた。

特に、何があってもピッチに残し続けていた長沢を下げて泉澤を投入した采配は、
選手たちを混乱させるものだったんじゃないだろうか。

この日も得点を奪えず、FWとしての仕事は出来なかった長沢だけど、
セットプレーの守備の際にストーンとして機能するメリットを考えると、
わずか1点リードの状況でそのメリットを捨てて、
泉澤を投入するというリスクを冒す必要は無かったと思う。

それだけのリスクを冒してまで3点目を奪いに行こうという、
ベンチの空気がピッチ上の選手に伝播した結果、あまりにもリスクマネジメントに欠けた、
後半終了間際の同点ゴールを生み出してしまったんじゃないだろうか。

結局、ケガを抱えたまま出場を続ける三浦や倉田を休ませられなかったし、
リードしている時間帯はあったものの、終始、チグハグ感が拭えない試合だったね。



次節はホームで磐田と対戦。

正直なところ、こんな試合を続けている現状、あまり楽観できないんだけど、
ガンバにはヤマハでの大敗により、磐田を勢いづかせてしまった責任もあるので、
吹田できっちりとその勢いを殺しておく義務がある。

疫病神である佐藤美希が吹田に来場するのが気掛かりではあるけど、
チケット完売のホームで勝利の凱歌を上げて欲しいと思います。




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2017年8月6日

甲府の残留争いを手助けする余裕なんて無いはずなのだが…



小瀬行って来ました。





ガンバ大阪01ヴァンフォーレ甲府


大阪ダービーで勝利したことで、
この1週間を幸せな気持ちで過ごしていた
ガンバサポーターもさぞかし多かったことだと思う。

かく言う僕もその一人だったのだけど、
そんなダービーの余韻を吹き飛ばすほどの冷や水を浴びせられた試合だった。

いくら甲府が日本有数の暑さを誇る街だからって、
そんなサービスは必要としていないのだけれども。



先日、浦和のペトロビッチが解任された際に、
結果が出ていないのにもかかわらず、過剰に優遇する一部の主力選手を、
試合に起用し続けたことが原因という意見を色々なところで目にしたけど、
今の長谷川健太と長沢の関係もそれに該当しないだろうか。

今のガンバには、引いた相手を個で打開できる宇佐美や、
パス回しに変化をつけて試合の流れを転調できる遠藤がいないので、
長沢の高さに固執したくなる気持ちはよく理解できる。
(まあ、遠藤に関してはベンチに座ってはいるけど…)

ただ、絶好のチャンスボールを枠外に飛ばして頭を抱える長沢の姿を見るのは、
この試合に限った話ではない。

今季は、決められるところで決められないで痛い目に遭う試合を繰り返しているのに、
何故好機を逸し続けているFWを起用し続けるのかが理解できない。

どうせ次節の広島戦でも長沢を起用してくるのだろうけど、
個人的には、ファン・ウィジョとアデミウソンの2トップという
選択肢は無いのかなぁと思っていたりするのだけど。


次節は中3日でアウェイの広島戦。

広島はJ2降格圏に甘んじているものの、
6連勝中と波に乗っていた磐田との打ち合いを制しているので、
決して侮れない相手やね。

広島と言えば、先日、ガンバから移籍したパトリックと丹羽の存在を、
どうしても意識してしまうところ。

特に、パトリックは、磐田戦で1ゴール2アシストと、
調子を落としている我が軍の長沢を尻目に活躍をしているので、
何としても封じたいところやね。

ただ、2人の存在は気になるところではあるけど、
突如、小瀬のサイン会に現れたリンスに気を取られすぎて、
試合に集中できていないかった今節の反省もあるので、
あくまでも広島相手に勝利することを目指して試合に臨んで欲しいと思います。




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2017年7月30日

これからも大阪を牽引していくのはガンバ大阪だ


吹田行ってきました。



ガンバ大阪31セレッソ大


"首位・セレッソ大阪"

なんという不快な響きだろうか。

幾多の言葉が氾濫する現代社会に於いて、
ガンバ大阪サポーターをこれほどまでに侮辱する言葉を僕は知らない。

つまり、セレッソが首位に立っているという事実は、
対戦相手をリスペクトするというJリーグの理念に反するものではないだろうか。

この大阪ダービーでの勝利は、勝ち点3を積み上げたという事実以上に、
今まで一度もタイトルを獲ったことがないにも関わらず、
順位表の一番上で偉そうに鎮座している、
ピンクの集団に正義の鉄槌を与えるという意味でもとても大きなものだった。



そんな重要な一戦に長谷川健太がピッチに送り出した11人の中で、
一番の注目選手はなんと言っても今夏の移籍市場で獲得したファン・ウィジョ。

韓国の2部リーグでパッとしない成績しか残せていないのに、
功労者であるパトリックを放出してまで獲得するほどの選手なのかと
強化部に対して懐疑的な目線を送っていたのだけども、
試合の流れを引き戻す価千金の同点ゴールで、
ホームゴール裏を埋め尽くしたガンバ大阪サポーターの心を掴んでみせた。

前半の終盤に運動量が落ちたあたり、
まだ日本の暑さに適応できていないのかなと思うけど、
DFラインの裏を執拗に狙う動きや、アバウトな前線へのパスを収める体の強さは、
今後の戦いに大きな期待を抱かせるものだった。

今後の活躍次第では、手首の靭帯を断裂するぐらいの勢いで、
手のひらをくるりとさせてもらうわ。

さらに、この試合では、アデミウソンも久々に結果を残したし、
ファン・ウィジョの加入によってFW陣の競争力が上がり、
それに伴ってチームの攻撃力が上がるという相乗効果に期待したいね。



また、3得点を挙げた攻撃陣も然ることながら、
井手口と今野のコンビも出色のパフォーマンスだった。

取り分け、井手口の攻守にわたる存在感は、
山口とソウザというJ屈指のダブルボランチを相手にしても群を抜いていたね。

この試合ではセットプレーのキッカーも任されていたけど、
最初はキックの精度が安定していなかったものの、
三浦の勝ち越しゴールを演出した場面ではピタリと合わせてくるなど、
体力的に厳しい夏場の戦いにも関わらず、時計の針が進むにつれて、
徐々にプレーの精度が高まっていった印象すらあるね。

今野がまだ春先のプレーを取り戻せていないのが気掛かりだけど、
今のところ、井手口と今野のダブルボランチに付け入る隙は無さそうやね。

ただ、ガンバの戴冠のためには、マスターオブガンバの力が必要になる時が必ず来る。

これまでガンバが獲得した全てのタイトルに貢献した男が、
ベンチに追いやられてそのまま老け込む姿なんて見たくないからね。


次節は、アウェイで甲府戦。

優勝争いに絡んでいくためには確実に叩いておきたい相手ではあるけど、
これだけテンションの高い試合をした後なので、
ふと気持ちに緩みが出て足元をすくわれないかが懸念材料やね。

僕も小瀬に参戦するので、来週も勝利のガンバクラップを見せてくれ。




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2017年7月13日

七月時点で正月の予定が無くなるのはごめんだ



フクアリ行って来ました。




ガンバ大阪20ジェフ千葉


フクアリには、高校サッカーの選手権を見に何度も訪れてはいるんだけど、
ガンバの試合で来るのは、ガンバがJ2で戦っていた2013年以来だから、
実に4年ぶりだろうか。

その前にガンバがフクアリで試合を行ったのは2009年の開幕節だから、
フクアリでのガンバと千葉の試合って、
W杯やオリンピックと同じぐらいの開催頻度になるわけね。

これもひとえに、このスタジアムをホームとして使用しているチームが、
いつまで経ってもJ1に上がってこないのが原因なんだけども。

こんな素晴らしいスタジアムをJ2の試合で使い続けるのは、
あまりにもったいない話だと思うんだけどね。



ハーフウェイラインのすぐ後ろに設定された千葉のDFラインに、
既視感を覚えたガンバサポもいたことだろう。

そして、それを感じた人たちは、千葉が志向している戦術は、
自分たちでボールを握っている間は、魅力的なサッカーを展開できるけど、
相手ボールになるとロングボール一発でピンチを迎えるという、
美しさと脆さを兼ね揃えた戦術だということも分かっていたと思う。

月日は流れ、この試合で、ロングボールでチャンスを作っていたのは、
ガンバの方だったことに隔世の感を感じて、
一抹の寂しさも覚えたのだけども。

ただ、敵陣に攻め入るところまでは良くても、
そこから決定機を生み出せないところは、
ここ数試合奮わない攻撃陣のクオリティなんだろうか。

井手口が眼の負傷で前半の早い時間帯に退いたり、
三浦の1人カウンターからのシュートがポストに阻まれるなど、
どことなく流れの悪さを感じていたね。



ところが、前半33分に藤本のCKの流れからファビオが先制ゴールを決めると、
後半10分には左サイドを駆け上がった藤春のクロスを泉澤が押し込み、
2点リードを奪うことに成功。

先日の清水戦では、同じような流れから呉屋がシュートを枠外に飛ばしたけど、
泉澤は、チップキック気味にGKの逆を突くなど非常に冷静だった。

泉澤は、試合に出れば良い働きをしていると思うんだけど、
長谷川健太は彼をスタートから使う気があまり無いようなのが理解できないね。

また、飼い犬である藤春を走らせた、キャプテン倉田のスルーパスも、
前任の10番を彷彿とさせる見事なものだった。

試合後には、古巣である千葉のゴール裏へ挨拶に行くなど、
終始、模範的な振る舞いを見せていたね。


2点リードしてから押し込まれる時間帯が続いたけど、
東口とポストで協力してゴールを守り切り、完封勝利。

これで、天皇杯ベスト16に進出しました。

ここ数試合、チームのパフォーマンスが上がらず、
J2で3連勝中の千葉が相手ということで、
ジャイアントキリングの餌食となることに怯えていたんだけど、
次のステージへ駒を進めることができて安堵。

これから2週間ちょっと、中断期間に入るわけだけど、
中断空け最初の試合はなんと大阪ダービー!!

この中断期間にしっかりと準備をして、
12年ぶりの首位に浮かれているピンクの連中を叩きのめしてくれ。





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2017年7月9日

古巣の記念試合に花を添えた長谷川健太



日本平行って来ました。






ガンバ大阪02清水エスパルス


過去に名古屋と浦和の20周年記念試合で空気を読まずに大勝したことで、
記念試合クラッシャーという裏設定があった我らがガンバ大阪。

清水が今節をクラブ創設25周年記念試合として位置付けた時は、
ガンバにとって勝利フラグになるのではないかと思っていた。

ところが、どうやら長谷川健太にその気は無かったようで、
古巣のメモリアルに花を添えるために、
斬られ役としてかつての本拠に乗り込んだようだったね。



過密日程だったので、メンバーを入れ替えてくるのは当たり前なんだけど、
ポストプレーやチャンスメイクができず、
1人でシュートに持ち込めるわけでもない呉屋の1トップで、
どうやって点を取ろうとしているのか全く分からなかった。

赤﨑を起用して2トップでも良かったかなと思うけど、
その赤﨑は、契約の関係で出場できなかった鹿島戦があったとはいえ、
この3連戦で一度も出場機会が訪れず、
何のために獲得したのかわからない状態になっているね。

さらに、中盤を浮遊する遠藤が、攻撃にも守備にも貢献できず、
キャプテンとしてチームを牽引するどころか、
逆に倉田と井手口の負担を増やすような状態になっていた。

この3連戦に入る前、遠藤の起用法について考えるべきと書いたけど、
結局、長谷川健太は3試合全てで遠藤を起用したね。

フル出場ではないとはいえ、37歳の選手に8日間で3試合は酷すぎる。

ガンバと同様に3連戦をこなした鹿島は、
水曜日のガンバ戦のみ小笠原を起用したことを考えると、
倉田をボランチで起用してみるとか、市丸を抜擢してみるとか、
もうちょっと柔軟な采配があっても良かったんじゃないかな。



攻撃が機能不全に陥っただけでなく、前半に易い失点を2つ喫したこともあって、
遠藤と初瀬に代えて、後半から長沢と藤春を投入。

この交代が功を奏し、チームの推進力が上がり、
前半と比べて清水のゴールに迫る場面が増えたね。

ところが、
つい3日前に決められるところで決めなかったツケを味わったばかりなのに、
またしても攻撃陣が決定力不足を露呈。

長沢や泉澤にも決定機があったものの、
一番決めなければいけない状況が訪れたのは呉屋。

前半に決定機が訪れなかったのは、呉屋の責任というよりは、
長谷川健太の編成ミスによるところが大きかったと思うけど、
後半の決定機逸に関しては、全く言い訳の余地なし。

ゴール前以外の場面での貢献度が低いタイプのFWなのに、
あれを枠にすら飛ばせないなんて、存在価値が問われる。

まあ、そんなFWをピッチに残して、
泉澤に代えてアデミウソンを投入した長谷川健太の采配に関しても、
最後までクエスチョンマークが消えなかったけども。





この試合から、Jリーグはサマーブレイクに突入。

3週間ほど試合が無い日が続くけど、
中断空け最初の試合は、生意気にも首位に立つセレッソとの大阪ダービーなので、
この中断期間に良い準備をして臨んで欲しいと思う。

ただ、今の調子だと、水曜日の天皇杯の試合で、
千葉に足もとをすくわれそうな気がしてならないんだけども。




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2017年7月5日

決められるところで決めたチームが勝つというあたり前の話



ガンバ大阪01鹿島アントラーズ


先週末の試合から中2日の鹿島に対し、ガンバは中3日でのホームゲーム。

鹿島に関しては、さらにこの試合から、
中2日でFC東京とのアウェイゲームが組まれているという、
鬼畜極まりない日程になっているね。

思わず同情したくなるようなカレンダーではあるけど、
先代と現在の日本サッカー協会の技術委員長が誰かと考えると、
このような日程が組まれている裏には、何か訳ありな気がするけども。

まあ、そんな日程面での優遇を受けたにも関わらず、
負けてからこんなこと書くのもダサい話ですが。



仙台戦に引き続き、菱形の中盤を継続するのかと思いきや、
長谷川健太の判断は、遠藤を外して4-4-2を採用。

個人的に、この試合のスタメンが、今のガンバのベストだと思っているので、
この判断は支持したいところ。

実際、運動量を上げてこない鹿島に対してボールを握ることができたと思うけど、
鹿島ほどのチームと対戦するとなると、
1試合で訪れるチャンスの数は限られてくるもの。

それだけに、前半に倉田と長沢に訪れた決定機は決めておきたかった。

少なくとも、後半に遠藤康に決められたゴールよりは、
2人に訪れたチャンスの方が明らかにイージーだったからね。

思えば、この試合で鹿島に訪れたチャンスは、この遠藤康のシュートと、
前半の中村に訪れた決定機だけだったように思うし、
決められるところできっちり決められるチームが勝つんだなというのを、
再認識させられる結果になってしまったね。



個人的に、この試合ではアデミウソンの奮起に期待していたんだけど、
その期待は大きく裏切られることになってしまった。

ゴールに背を向けて足元でボールを受けようとするアデミウソンに対し、
鹿島の守備陣は厳しくチェックに来ていたので、
前線でボールがなかなか収まらなかった。

先日の仙台戦での1点目と2点目のように、
サイドの裏へ走ってボールを引き出すような動きを見せてほしかったんだけど、
この試合では淡白なプレーに終始していたように思う。

能力的には申し分ないと思っているのだけど、
ここ数試合、起用法に関して不満を感じているような行動も見られるので、
フィジカル的なコンディションが整わないというより、
メンタル的なところで問題を抱えているのかな。

なんにせよ、ファン・ウィジョにしか期待できない状況は心許無いので、
一日でも早く、キレキレのアデミウソンが戻ってきて欲しいね。



シーズンの半分を終えて勝ち点32。

決して悪い成績では無いけど、もったいない勝ち点を落としているし、
そんなに良い試合ができているとも思えないので、楽観視できない。

現状、順位表でガンバの上には3クラブの名前があるので、
シーズン終盤までここに絡んでいくためにも、
今週末の日本平での試合は絶対に負けられないね。

中2日でタフな試合が強いられると思うけど、
記念試合クラッシャーの名の下に、清水のクラブ創設25周年記念試合を、
盛大に破壊してやりましょう。




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2017年7月2日

「勝った」と表現すべきか「勝てた」と表現すべきか



仙台行って来ました。







ガンバ大阪32ベガルタ仙台


以前は分が悪い印象の強かった仙台だけど、
どういう訳か、ここ最近は相性が良い。

何が契機だったのかと考えると、
赤嶺が仙台からガンバに移籍してからのような気がする。

その赤嶺はガンバでは全くと言っていいほど活躍できず、
今は岡山に活躍の場を移しているわけだけど、
1人の選手の移籍を契機に両クラブの対戦時に於ける相性が逆転するなんて、
サッカーって面白いスポーツだなとつくづく感じさせられるね。



この試合のスタメンは、前節の川崎戦から、
堂安のポジションにアデミウソンが入っただけで、他は同じ。

「勝っているチームはいじらない」という言葉があるけど、
川崎戦でのチームのパフォーマンスはそれほど良かったわけではないので、
ダイヤモンド型の中盤を踏襲する意図は、正直理解できない。

実際、この試合でも、潮田玲子の旦那のオウンゴールで、
早い時間帯に幸先良く先制はしたものの、
その後は防戦一方の試合を強いられることになったわけだしね。

また、右インサイドハーフというポジションを、
井手口がまだモノにできていないようにも見える。

この試合でも、井手口が2点目のゴールを決めたのは、
今野に代えて藤本を投入し、4-4-2に布陣変更した後だったし、
思えば、前節の川崎戦で長沢の同点ゴールをアシストした時の状況も、
4-4-2への布陣変更後だった。

遠藤を起用しなければいけないのは、色々、大人の事情があるんだろうけど、
次戦の対戦相手の鹿島はそんな小細工が通用する相手じゃないので、
スタートから4-4-2で臨んで欲しいと思います。



2点リードした状況から立て続けに失点を喫して同点に追いつかれ、
なおも守勢を強いられるという展開の中、
3枚目の交代カードとして遠藤に代わって投入されたのは、まさかの金正也。

どういう意図の交代だったのか全く分からず、最悪、負けも覚悟したんだけど、
後半アディショナルタイムに差し掛かったところで、
藤本のFKからファビオが値千金の決勝ゴール。

バックヘッドでゴールへ叩き込む、難しいヘディングだったと思うけど、
藤本が投入されてすぐぐらいの時間帯に獲得したCKで、
藤本→ファビオのラインで惜しい場面もあったし、
この日はお互いのフィーリングが良かったのかもね。

また、ファビオは、前半の接触プレーで流血しながらも、
仙台の前線のキーマンであるクリスランに仕事をさせなかったし、
攻守にわたってMOM級の活躍だったね。

今の三浦とファビオのCBコンビは、
往年の山口とシジクレイのコンビを彷彿とさせるものがある。

ファビオにも長くガンバで活躍してもらって、
シジクレイのように愛される選手になって欲しいなと思う。



次節は日本平での清水戦だけど、
その前にACLの日程の関係で延期になっていた鹿島戦があるね。

中3日ということでタフな試合が強いられそうだけど、
鹿島は、首位・柏とのアウェイゲームから中2日での試合なので、
何気に日程はガンバ有利だったりする。

早い時間帯に先制点を奪って、有利に試合を進めたいところやね。




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2017年6月25日

どうやら吹田スタジアムは送別試合にも不向きのようです



ガンバ大阪11川崎フロンターレ


オランダ1部リーグ、フローニンゲンへの移籍が決まった、
堂安のガンバでのラストゲーム。

トップチームでのデビューは2年前だけど、
実質、試合に絡み始めたのは今季からだったので、
もう少しガンバでのプレーを見たかった気持ちはある。

ただ、もともと本人に海外志向が強かったし、
先日のU-20W杯での活躍により市場価値も高まっている中だったので、
移籍も止む無しと言ったところか。

堂安としては、この試合でゴールを決めて、
景気よくオランダへ旅立ちたかっただろうと思うけど、
マッチアップした選手を引きずってでも前へ向かうような、
推進力のあるドリブルは非常に見応えはあったものの、
結局、ゴールに絡むことは出来なかった。

試合結果に関しても、昨季の同じ時期に行われた、
宇佐美の送別試合と同様にドローゲームだったので、
チームとしても堂安を快く送り出すことは出来なかったけど、
堂安には、この試合で決める予定だったゴールを、
オランダの地で決めて欲しいと思う。



堂安以外でこの試合の見どころと言えば、昨季までガンバに所属していた、
2014年の三冠達成の功労者である阿部浩之の帰還。

先日対戦した神戸の大森と同様に、
ガンバ時代と比べて守備のタスクを軽減されたことで、
攻撃面でその能力を如何無く発揮しているね。

この試合でも、得意のミドルレンジからのシュートで、
何度も東口の守るゴールマウスを脅かしていた。

また、川崎の鬼木監督は、サイドの選手だった阿部を、
1トップで起用しているという点も見逃せないポイントやね。

前で張っているタイプの純粋な1トップでは無いけど、
ボールを引き出せる、パスを出せる、プレスバックも出来るということ鑑みると、
身長以外は適性があったのかなと、今になってみて思う。

もし、阿部がガンバに残っていたところで、
FWに電柱タイプはマストだと考えている長谷川健太の下では、
今、川崎で担っているような役割は与えられなかったのは間違いない。

ガンバのサポーターとしては複雑な心境ではあるけど、
そう考えると、選手としての伸びしろを増やすために、
阿部にとって川崎への移籍は正解だったんじゃないだろうか。

まあ、この試合で同点ゴールを決めた長沢は、典型的な電柱タイプだけれども。



柏とお隣が勝ち点3を積み上げる中、
勝ち点2を落としてしまったのは正直痛いけど、
次節の仙台戦できっちりと勝って、上位に食らいついていきましょう。

また、仙台戦を皮切りに、鹿島、清水と、夏場に連戦が続くので、
選手を上手くやりくりしながら乗り切って欲しいね。

特に、7番さんの酷使は禁物ですよ。




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2017年6月21日

Nande?という結果にならなくてよかった



ガンバ大阪30ヴェルスパ大分


恥ずかしながら勉強不足で、ヴェルスパ大分というクラブの存在を、
今回の対戦で初めて知ることになった。

下位カテゴリーのJFLのクラブということで、
どうしても勝って当たり前という雰囲気になってしまうけど、
他会場でジャイアントキリングの餌食となった仙台や札幌を見ると、
そういった雰囲気が一番危険だと改めて認識させられる。

そんな中、格下相手に油断することなく、
確実に次のステージに進出した我が軍の選手たちを素直に称賛したいね。



試合内容に関しては、TV中継が無かったため、
テキストベースの情報でしか知り得ていないので、
詳しく把握しているわけでは無いけど、現地参戦した友人の話では、
トップチームデビューを飾った市丸の出来は良かったとのこと。

先日のU-20W杯では、所属クラブでの出場機会の少なさが懸念される中、
堂々と中盤でタクトを揮う姿を見ているので、
U-20W杯の時と同じことがガンバのトップチームでも出来たということは、
市丸の今後についても非常に大きいと思う。

ボランチのポジションは、遠藤、今野、井手口と猛者ぞろいだけど、
市丸にはそんな熾烈なポジション争いに割って入って欲しいね。

また、先日のW杯予選のイラク戦で、
脳震盪を起こして途中交代になった井手口も、
その影響を感じさせず90分間フル出場したようで、頼もしい限りです。



逆に、不満なのは結果が残せなかったFW陣かな。

最終的に3点取ったものの、FWが決めた得点はこの日もゼロ。

先日の神戸戦で出場機会が無かったことで、
アデミウソンが不満を表すツイートをしたらしいけど、
結果が出ていない現状、コンスタントに出場機会が与えられないのは、
致し方無いのかなとも思う。

呉屋に至っては、この試合でもシュートに持ち込めない場面が多かったらしいし、
未知数のファン・ウィジョに期待せざるを得ない現状が苦しいね。

これから始まるタフな夏場の戦いは、
決められるところで決めておかないと体力的に厳しい試合を強いられるので、
FW陣には奮起を促したいね。



次戦はホームで川崎とのリーグ戦。

先日の神戸戦での大森に続き、今度は阿部の御礼参りですか。

好きな選手だったので、感傷的になるところもあるけど、
試合にはきっちりと勝って、柏とお隣のピンク色のチームに、
プレッシャーを掛けたいところですな。




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2017年6月17日

神阪ダービー?っていう聞いたこともない試合に勝利したらしい



ガンバ大阪10ヴィッセル神戸


この試合のことを、神戸側は神阪ダービーって称しているみたいだけど、
これって、韓国が”日韓戦”のことを”韓日戦”って呼ぶようなものか。

そんなしょうもないところにこだわっている割には、
ウチにもセレッソにも勝てなかったみたいですがね。



6月末に契約満了で退団することが決まっているパトリックが、
スタメンに名を連ねたこの試合。

先月のU-23の大阪ダービーで公式戦復帰を果たしていたものの、
パフォーマンスは今一つだったとの話だったので、
このままお別れなのかなと思っていたら、まさかの起用だったね。

タイトル獲得に尽力した功労者に対して、
次の所属クラブを探すための就活の場を与えるという意味の、
長谷川健太なりの温情采配でもあるのかなと思うけど、
「噂になっている韓国人選手はいらないよ」っていう、
遠回しのアピールかもなんて思っている自分は邪推しすぎですかね。

そんなパトリックは、体のキレは良さそうだったけど、
裏へ大きく抜け出した場面で決められないなど、
相変わらずのシュート精度の低さを露呈し、結果は残せなかった。

対して、パトリックとの交代で入った長沢が、投入後すぐにゴールを決める様は、
序列が入れ替わった2人のコントラストを如実に表しているかのようだったね。

それでも、ゴールを決めた後、
長沢が真っ先にパトリックのところへ走っていったのには、
この2年間、ポジションを争ったチームメイトとの、
男の友情のようなものが垣間見えて、胸を打たれるものがあったけども。



あと、パトリック以外でこの試合での見どころと言えば、
ガンバから神戸に移籍した大森が、
古巣相手にどんなプレーを見せるかというところもあったと思う。

ガンバ所属時代の大森は、守備面でのタスクが多かったこともあってか、
密集地帯をすり抜けていくドリブルや、パンチ力のあるシュートを、
相手のゴールの近くで生かす機会が少なかった印象があるけど、
神戸では、守備のタスクを軽減されたことで、
オフェンスの中心選手の一人として伸び伸びやっている感じがあるよね。

また、ガンバは、以前所属していた選手に、
”恩返しゴール”を決められることがよくあるクラブだけど、
この試合では上手く大森を抑えることが出来たんじゃないだろうか。

まあ、もともと大森は、あまり”もってる”というタイプの選手じゃないので、
ゴールを決められることは無いんじゃないかと、
根拠も無く思ってはいたけども。

おまけに、試合終了間際には、J1通算550試合出場を飾ったレジェンドに、
直々に削られるという貴重な体験をしたことで、
大森にとって忘れられない古巣との初対戦になっただろうね。



次節は、ホームで川崎と対戦だけど、その前に天皇杯のヴェルスパ大分戦。

まだ6月だというのに、既に天皇杯の話をしているなんて違和感しかないし、
TV中継も無いので、試合内容を知る術も無いけど、
埼玉スタジアムでの元日決勝へ向けて、確実に勝利を掴みましょう。




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2017年6月14日

ガンバ大阪を蝕むFIFAウイルス



日本11イラク


代表チームにケガ人が相次ぐ中、
この試合でスタメンに抜擢されたのは、我らが井手口陽介。

気候やピッチコンディションを踏まえて、
試合のテンポを上げられない戦いを強いられる中でも、
攻守両面に於いて出色の動きを見せていたと思う。

ところが、後半17分に相手選手と交錯した流れから後頭部を地面に強打し、
脳震盪を起こして今野と交代。

欧州では代表チームの活動で故障してしまうことを、
“FIFAウイルスに感染する”なんて表現をするらしいけど、
ガンバとしては、3月のUAE戦での今野に引き続き、
今回は井手口がFIFAウイルスの餌食になってしまった。

まあ、今野のように長引きそうなケガでは無かったのが不幸中の幸いだけど、
日本代表に招集される選手が多いほど、
FIFAウイルスに感染してクラブに戻って来る可能性も高まるので、
クラブチームを応援する身としては、代表選手を大勢抱えていることは、
誇らしいことでもあるし、心配材料でもあるという、複雑な心境やね。



試合の方は、前半の早い時間帯にCKから大迫が先制ゴールを挙げ、
日本が試合の主導権を握ることに成功したものの、後半に同点ゴールを献上。

失点を喫した場面での吉田のプレーが非難されているけど、
そもそも、井手口交代後からのベンチワークがあまりにも稚拙で、
ピッチ上に落ち着きが無くなっていたのも事実。

原口に代えて倉田という交代は、一体どういう意図があったのだろうか。

また、このような2枚目のカードを切ったことで、酒井宏樹が、
負傷により酒井高徳との交代を強いられた時点で交代カードを使い切り、
既に足を攣って走れなくなっていた久保をピッチに残す結果になってしまった。

ハリルホジッチのリスクマネジメントに疑問符が付く試合だったね。



最後に、イラクの国内情勢を鑑みて中立国で試合を行うにしても、
人間の微熱ほどの気温があり、しかも酸素の薄い高地で試合をするなんて、
狂気の沙汰としか思えないんですが。

試合会場がナイター設備を使用できないということで、
日中の試合になったということらしいけど、
それであれば、UAEやカタールと言った、立派なスタジアムを持っている国で、
ナイトゲームを行えば良かったんじゃないだろうか。

どことなく、日本にアウェイの洗礼を浴びせたいイラク側と、
ゴールデンタイムにW杯予選を放送したい日本側の思惑が一致したような、
きな臭い匂いがするんですよね。

8月にオーストラリア、9月にサウジアラビアとの対戦を控える状況で、
この試合の勝ち点1という結果は正直厳しいけど、
大袈裟な話、死人を出さずに試合を終えることが出来たのは良かったなと思う。

次戦のオーストラリア戦は、幸い埼玉スタジアムでの試合。

サッカーを行うにふさわしい環境で行われる白熱した試合を堪能し、
結果、ロシア行きの切符を手にした日本代表を見届けようではありませんか。




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2017年6月7日

イラク戦に向けて雨の味スタで収穫したもの



日本11シリア


シリアと言えば、
昨年の3月に埼玉スタジアムで行われたロシアW杯2次予選に於いて、
山口蛍が鼻骨を骨折した試合が思い出されるね。

試合自体は、5-0と楽勝だったものの、山口蛍自身はこのケガが原因で、
半年でドイツでの挑戦を諦めることになった。

まあ、もっとも、今は大阪の女子高で楽しく生活しているみたいだけども。

そう言えば、この試合では、前半の早い時間帯に、
香川が肩を負傷して交代するアクシデントもあったね。

どうやらシリアは、お隣に縁のある選手を、
故障させるスキルを持ち合わせているのかもしれない。

来週の中国戦の前に、南津守に行って練習でもしてきてはいかがでしょう?



仮想イラクという位置付けで対峙したシリア。

守備ブロックを敷いてカウンターを狙うシリア相手に、
攻めあぐねる日本という構図が前半から続いたね。

ハリルホジッチのサッカーはゲームメイカーを置かないので、
どうしても中盤の構成力が落ちてしまう。

この試合では、両ウィングのボールの収まりも悪かったので、
CFの大迫が中盤まで下りてボールを受けないと、
チャンスが作れないような感じになっていたね。

それを受けて、後半から、本田を右インサイドハーフで起用し、
乾を左ウィングに配してから攻撃が活性化。

特に、乾のプレーは、シリアのDF陣に脅威を与えるだけでなく、
野洲高校時代を思わせるような遊び心のあるものが多く、
スペインのエイバルで充実の日々を送っていることを窺わせたね。

選手各々の良し悪しがはっきり出た試合だったように思うので、
来週のイラク戦のメンバーは想定しやすいかなと思う。



また、この試合の後半に、
中盤の選手が3人ともガンバ大阪所属の選手になるという、
ガンバサポ的には熱い時間帯も訪れた。

さらに、その時間帯に今野が同点ゴールを決めたことが誇らしかったね。

ただ、今野は、得点こそ決めたものの、故障による長期離脱から、
先日の磐田戦で復帰したばかりということもあってか、
今季の春先ほどの存在感は無かったかな。

W杯に向けての重要な試合が控えているので、
気持ちは逸るところやけど、焦ってまたケガをされても困るので、
徐々にコンディションを上げていって欲しいと思う。

対して、井手口はA代表初キャップとは思えないほどの落ち着いたプレーぶり。

同じポジションの山口蛍とのポジション争いに名乗り出るだけでなく、
この試合で今一つ持ち味を発揮できなかった倉田の尻を叩く意味でも、
井手口の出来は収穫だったのではないだろうか。



8月にオーストラリア、9月にサウジアラビアと対戦することを踏まえれば、
来週のイラク戦は絶対に勝っておきたい相手。

正直、シリア相手に良い試合ができたとは言い難いけど、
きっちり勝ち点3を積み重ねて、
最終予選の大一番へ歩みを進めて欲しいと思います。




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2017年6月4日

日本代表選手を5人も抱えるクラブが静岡県で行方不明だそうです



磐田行って来ました。




2012年12月1日。

ガンバ大阪というクラブの歴史に於いて、未来永劫消えることのない、
黒々とした負の歴史が刻まれた、あの日以来のヤマハスタジアム。

あれから約4年半。

ガンバは1年でJ1復帰を果たし、復帰初年度に三冠を達成。

その後も天皇杯で連覇を飾るなど、
J2降格以前の地位を取り戻した感があるけど、
あの日、この場所で見た屈辱的な光景は、
我々の脳裏から消えることは無いだろう。

それだけに、この場所で収めた勝利は、
クラブにとっての新たなスタートになるだろうね。

…と、いうブログを書きたかった。


ガンバ大阪03ジュビロ磐田


ACLの日程の関係で、前節の鹿島戦が延期となったことで、
ホームでの鳥栖戦から、2週間試合間隔が空いた状態で迎えたこの試合。

休養十分でさぞかしコンディションが良いのかと思いきや、
下手に試合間隔が空いたことで、
却ってメンタルの弛緩を生んでしまったように思う。

対して、ここ3試合無得点という危機感から、
前線からガツガツ来る磐田をモロに受けてしまう格好になったね。

その格好のターゲットとなっていたのは遠藤保仁。

「強く行けばボールを奪える」というのが、ACLでバレてしまったので、
磐田の選手たちに、ボールの奪いどころに設定されていたように見受けられた。

そんな状態にもかかわらず、遠藤を90分間ピッチに残すという、
長谷川健太の謎采配まで炸裂した日には、
完敗という結果を回避することは限りなく不可能に近い。



次節はアウェイで神戸戦だけど、
日本代表の活動の関係でリーグ戦は1週間お休み。

2週間ぶりの試合だったにも関わらず、
次の試合がまた2週間後とは、いやはや調子が狂いますな。

そう言えば、その日本代表に5人も招集されているクラブが、
静岡県磐田市で試合をしていたらしいけど、
どこでそんな試合が開催されていたんでしょうかね。

まあ、日本代表がW杯に出場することはとても大事なことだというのは、
重々承知はしているけど、3月の今野の例があるので、
今回、日本代表に選ばれた選手たちには、結果を出すことはもちろん、
ケガ無くクラブに戻って来ることを願います。




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ジャンルイジ・ブッフォンにとってビッグイヤーはかくも縁遠いものなのか



レアル・マドリード41ユヴェントス


イタリア代表の守護神として世界の頂に立ち、
ユヴェントスでも数々の栄光を勝ち得てきたブッフォンにとって、
チャンピオンズリーグは未だ手にしたことのないタイトル。

20年に渡り、欧州の第一線で活躍してきたキャリアの集大成として、
ブッフォンにビッグイヤーを掲げて欲しいと思っていたサッカーファンは、
自分だけではなかったと思う。

そんな世間の胸の内を逆手に取るかのように、
序盤から攻勢に出たユヴェントスを軽くあしらいつつ、
終わってみれば、大差のスコアで退けたレアル・マドリード。

今思えば、マンジュキッチのゴラッソで同点を許した場面も、
相手に見せ場を作ってあげるという類の演出だったようにも思える。

奇しくも、その憎たらしさは、
イタリア国内でのユヴェントスを見ているかのようだったね。



昨年度に続き、同大会を制したレアル・マドリードは、
チャンピオンズカップからチャンピオンズリーグに大会方式が変わって以降、
連覇を達成した初めてのクラブとなった。

レアル・マドリードの会長のペレスにしてみれば、
かつての名選手のジダンを監督に据えることで、ベニテス解任以降、
自身に向けられたファンからの懐疑的な目を逸らす狙いだったのだろうけど、
まさかここまでの成功を収めるとは思ってなかったのではないだろうか。

選手時代はファンタジスタとして鳴らしたジダンは、
監督としては非常にオーソドックスなタイプで、
グアルディオラのように、斬新な戦術を持ち込んだり、
練習方法を取り入れたりする監督ではない。

ただ、その選手としての圧倒的なキャリアを背景としたカリスマ性を以って、
一癖や二癖もあるメガクラブの選手たちを手なずける才には、
非常に長けていると思う。

中堅クラブを率いて結果が残せるタイプかと訊かれると、
難しいところではあるけど、
レアル・マドリードという特別なクラブにとって、
理想のタイプの監督であることに間違いは無いだろうね。



今回のレアル・マドリードの戴冠を以って、
4季連続でスペイン勢が獲得することになったビッグイヤー。

レアル・マドリードとバルセロナのスペインの2強は、
欧州の舞台でも第2集団との差を広げた感があるね。

よっぽどのことが無い限り、来季のチャンピオンズリーグも、
レアル・マドリードが優勝候補の最右翼になってくることは、
間違いないだろうけど、予定調和ほど下らないものは存在しない。

スペインの白い巨人が築いた牙城を崩すクラブの登場に期待したいね。















2017年5月20日

重要なことは12月に今の順位にいること



ガンバ大阪30サガン鳥栖


昼間の試合で浦和が清水と引き分けていたので、
この試合に勝利すれば首位に浮上するというのが、
事前に分かった状態で鳥栖と対峙。

大体、こういう時に限って勝ち点を取りこぼす我が軍ですが、
良い意味で期待を裏切る快勝で、注文通りの首位浮上。

ただ、ACLでは無様な試合を繰り返してグループステージで敗退し、
リーグでもホームで勝ち点を落とす試合がいくつかあったので、
首位のチームという名に相応しい強さを以って、
ここまで戦えている感じがしないというのが正直なところ。

また、毎年、スロースターターがお馴染みになっているので、
この時期に、順位表の一番上に「ガンバ大阪」の文字があることに、
嬉しさと同時に違和感を覚えていたりもするんだけどね。

まあ、本当に大事なのは、34節が終わった時点で今の順位にいることなので、
ここまで結果がついてきているという事実に奢らずに、
地に足をつけて今後のシーズンを戦っていきたいね。



先日の札幌戦後のブログで、長沢の消極的なプレーに苦言を呈したのだけども、
この試合では、面目躍如の2ゴールで、長谷川健太の起用に応えてみせたね。

豊田不在で、クロスがチャンスに結びつかない鳥栖の攻撃を尻目に、
右サイドからのクロスを豪快に叩き込む様は、
まさに長身CFのそれだったわ。

あとは赤﨑にゴールが生まれれば言うことは無いのだけど、
それでも、あの献身的な前線からの守備の貢献度は高いので、
レスターに於ける岡崎のように、お守りとして起用する価値はあるだろうね。

また、昨季のチームトップスコアラーである、
アデミウソンを途中投入するという贅沢な用兵も可能。

さらに、この試合で呉屋が戦列に復帰し、
ここにパトリックが加わるとなると、
シーズン序盤の駒不足が嘘のように、FWが層の厚いポジションになるね。

長谷川健太が、誰を起用するか困るぐらいに、
FW全員が結果を残してくれることに期待したいね。



次節はホームで鹿島との対戦だけど、
鹿島がACLで決勝トーナメント進出したので、7月に延期。

ガンバの次の試合は来月のアウェイの磐田戦まで空くことになるね。

本来なら、ACLの決勝トーナメントを戦っていたかったこの時期に、
小休止状態になるのは悔しさもあるけど、
終わってしまったことは仕方が無いので、
しっかり準備して次の試合に臨んで欲しいと思う。

次の試合から今野が戦列に戻れるとしたら、
これ以上ない”補強”になるんだけど、さてどうなるやら。





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2017年5月15日

藤本淳吾、ようこそガンバ大阪へ



札幌行って来ました。





ガンバ大阪20北海道コンサドーレ札幌


藤本淳吾。

自分は、なかなかこの選手のことを受け入れられずにいたのだけど、
ここ最近の試合に於ける彼のパフォーマンスを見て、
徐々にその考えは改悛しつつあった。

そして、日曜日の札幌の夜を鮮やかに彩った、
すすきのの街並みを思わせるかのような妖艶なループシュート。

ホームで無類の強さを誇る札幌との鍔迫り合いの中で、
ガンバに大きく流れを引き寄せることになったこのゴールを以って、
シンプルにこの選手のことを応援しようと決心した。

長谷川健太のお気に入りだから、
結果が出てなくても試合に使われているなんて、もう言わない。

結果が出ていない時期は、藤本自身も相当悩んだことだろうと思うけど、
これからはその鬱憤を晴らすかのような活躍を見せてくれ。



遠藤をダイヤモンドの頂点に置き、倉田と藤本が両サイド、
アンカーに井手口を配するという布陣を採用したこの試合。

一昨年に、対3バック用のシステムとして何度か採用した形ではあったけど、
この試合に関しては、何か特別な狙いがあったわけじゃなくて、
ケガ人の状況や、U-20の代表に4人が招集されているという、
苦しい台所事情を考慮して採用したものだったのかなと思う。

そして、2トップには、長沢と赤﨑と言う、
まるで得点の匂いがしない2人が並ぶことに。

札幌の攻撃の一つのキーである、”クォーターバック”福森から、
都倉と金園のツインタワー目掛けたロングボールを、
献身的な前線からの守備で封じ込めることに成功したものの、
2人には、FWの本分は得点を挙げることと言うのを忘れないで欲しい。

シュートは打っているけど決まらない赤﨑に関しては、
まだエクスキューズの余地はあるけど、
長沢に関しては、アシストは記録しているものの、
ボールを持っても前を向こうとすらしなくなった感がある。

以前、ハリルホジッチが長沢に注目しているような記事を見たけど、
現状の長沢より、札幌の最前線で獅子奮迅の働きを見せている都倉の方が、
代表のブルーのユニフォームに相応しいと思いますがね。





試合終了間際に途中出場の泉澤が加点し、2-0で試合は終了。

試合前の両者の順位は3位と15位ではあったけど、
それほど差が開いているとは感じられないような難しい試合だった。

ファビオのハンドを見逃してもらったり、
途中出場した札幌の外国人選手が軒並みブレーキだったりで、
こちらにツキがあったのが勝因の一つだったようにも思うね。

次節の相手の鳥栖は、アウェイでの戦績が奮わず、
豊田や谷口といった主力にケガ人が出ているという状況なので、
確実に勝ち点3を獲得したい試合ではあるけど、
こちらとて、ホームで勝ち点を落とす試合が続いているので、
油断せずに臨みたいところやね。




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2017年5月9日

奇跡に頼らないといけない時点で先は見えていたように思う



ガンバ大阪02済州ユナイテッド


4得点以上を挙げたうえでの3点差以上で勝利し、
且つ、アデレードが江蘇蘇寧と引き分け以下に終わるという、
ほぼ不可能に近いミッションを達成すれば、
決勝トーナメントへの道が開けるという状況で挑んだこの試合。

メンバーを落として残念旅行にする選択肢もあったと思うけど、
先の清水戦で今一つパフォーマンスが良くなかったアデミウソンを外し、
好調の倉田を前線に据えたスタメンを以って、
前半から飛ばし気味に試合に入ったことからも、
長谷川健太は、そのミッションに挑戦する気はあったんだろうなと思う。

しかし結果は、4得点を挙げるどころか一度もゴールネットを揺らせず、
2年連続のグループ最下位での終戦。

グループステージ初戦でアデレードに快勝した時の、
あの高揚感は一体どこへ行ったんでしょうかね。



ただ、そうは言っても、先制点を許すまでのガンバの攻撃は、
期待感が持てるものだったんじゃないだろうか。

全国のガンバサポーターの脳裏に一瞬だけ奇跡がよぎった、
遠藤のCKからの倉田のヘディングシュートの場面も、
まさにこの時間帯だったしね。

済州も、引き分け以下だと、アデレードの結果如何で、
決勝トーナメント進出を逃す可能性があるため、
ホームで得点を奪うべく前に出てきたことが、
ガンバにとっても奏功した格好になっていたように思う。

ところが、済州が1点リードすると、一転して、
自陣で待ち構えてカウンター狙いという戦い方に切り替えたため、
ガンバの攻撃陣が使えるスペースが無くなってしまい、
攻撃が機能不全に陥ってしまった。

後半に、アデミウソン、藤春、藤本を投入したけど、
特段、流れを変えることが出来なかったね。



そう考えると、つくづくあの失点がいただけなかった。

日テレの実況は、パスの出し手と、
ゴールを決めた選手の裏抜けの技術を褒めていたけど、
あの場面は、完全に米倉のボーンヘッドだと思う。

DFラインにギャップを生む謎のポジショニングから、
何かを思い出したかのように急にラインを上げ、
思いっ切り裏を取られてからの苦し紛れのオフサイドアピール。

もともと、集中力にムラがあるタイプの選手だとは思っていたけど、
久しぶりにスタメンに抜擢されたのにも関わらず、
このようなプレーをしているようでは、
初瀬より序列を下げられても文句は言えないと思う。

個人的には、一昨年のACLの全北戦で決めた決勝ゴールのような、
米倉の劇的な活躍をまた見たいものなんだけどね。



浦和、鹿島、川崎が決勝トーナメント進出を決める中、
ガンバの2017年のACLは早々に終了。

試合後、遠藤は、リーグ戦に切り替えるといった旨の発言をしていたけど、
このような結果に終わったのも必ず理由があるはずなので、
「過去のこと」とあっさり切り捨てずに、きっちり検証して、
今季のこれからの戦い、そして来季へ向けて生かしていって欲しい。

その最初の一歩として、今週末の札幌戦。

札幌はホームで非常に強いチームだけど、強い気持ちを以って戦い、
ACLでの悔しさを晴らすような勝利を見せて欲しいと思います。





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2017年5月5日

大観衆のホームで勝ち点を落とすのは仕様です



ガンバ大阪11清水エスパルス


公式戦で1ヶ月近く勝利が無い清水。

ましてや、直近の試合では、
仙台相手に2試合連続で3失点していたこともあり、
楽な試合になるかなと思っていたら、
手堅さには定評のあるコバやんはきっちり修正してきましたな。



この試合では、長沢とアデミウソンの2トップで、
公式戦4試合連続ゴールが懸かる堂安は右MFとして出場。

ところが、DFラインを高くキープして全体をコンパクトに保ち、
激しくプレスを掛けてくる清水を相手に、
なかなか縦パスが入れられずに、配置を変えた前線を活かせず。

特に、倉田と井手口のダブルボランチは、
ボールの出しどころを探している間に清水の選手に寄せられ、
ボールロストをする場面が目立ったね。

相手が前から激しく来るのなら、テンポよくボールを動かして、
相手を走らせるぐらいの余裕を見せてほしかったのだけども、
この部分に関しては、この試合でもベンチスタートだった、
遠藤の方が一枚も二枚も上手ということみたいね。



前半をスコアレスで折り返すと、最初に試合を動かしたのは清水。

ガンバの右サイドの高い位置で、
オ・ジェソクと松原が激しいマッチアップ。

その流れでこぼれたボールを拾った白崎にクロスを上げられると、
ドフリーの状態で待ち構えていたチアゴ・アウベスに、
叩き込まれてしまった。

それにしても、この得点に絡んだ左SBの松原と言う選手、
フィジカルの強さを生かしたダイナミックなオーバーラップで、
何度もチャンスを作り出していて、
敵ながら良い選手がいるなと思わされたね。



1点ビハインドになったところで、
アデミウソンと藤本に代えて、遠藤と泉澤を投入。

すると、この交代でFWにポジションを移した倉田が、
堂安と井手口とのコンビネーションから清水ゴールを陥れ、
スコアをタイに戻すことが出来た。

それにしても、得点力が課題だった倉田が、
リーグ戦10試合消化時点で5得点を挙げているなんて、
正直、シーズン前には予想できなかった。

今年で29歳になる倉田だけど、まだまだ成長過程にあるということなのかね。



その後も両チームに決定機が訪れるものの、
お互いにこれを決め切ることが出来ず、結果はドロー。

勝利すれば、鹿島をかわして首位に浮上するチャンスだったのに、
みすみすフイにしてしまった。

まあ、リーグ戦は残り24試合あるので、
首位に浮上するチャンスはまた訪れるはず。

そのチャンスを逃さないためにも、次節、札幌にきっちり勝って、
鹿島と浦和を追走していきたいね。

そう言えば、その札幌戦の前に、ACLの済州戦があるんだけども、
奇跡を信じてベストメンバーで臨むのか、
それとも、若手を引き連れて残念旅行にするのか、
長谷川健太はどういう腹なんでしょうかね。




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2017年5月1日

これがガンバ大阪のやり方だ



日産行ってきました。




ガンバ大阪10横浜F・マリノス


2009年以来勝利が無く、
ガンバにとっての鬼門の一つとして数えられている日産スタジアム。

ただ、嫌な負け方をした記憶もあまり無く、
引き分けが多いという印象があるので、
個人的に味スタに比べればネガティヴなイメージは薄い。

8年前の日産での試合と言えば、
CKにしておけばいいルーズボールを飯倉が無理にピッチの中に戻したら、
ちょうど橋本の目の前にボールが転がって、
無人のゴールに蹴り込んだシュートが決勝点となった試合だったね。

あの時、日産のアウェイゴール裏にいた自分は、この試合でも同じ場所にいて、
あの時、ミスを犯した飯倉は、
この試合でもマリノスのゴールマウスを守っていた。

月日が経つのは早いものだなと、
試合後に項垂れる、自分と同い年の飯倉の姿に思いを馳せてみたり。



マリノスと対峙するにあたり、
一番注意しなければいけない選手は、無論、齋藤学なわけやけど、
この試合では、オ・ジェソクの徹底マークで封じ込めることに成功。

逆サイドでは、藤春とマルティノスが、
両者の武器であるスピードで鎬を削りあい、
中盤では井手口と倉田が天野と喜田を相手に中盤の主導権を奪い合う。

戦前の予想通り、塩分過多の試合展開となった前半ではあったものの、
球際の攻防は非常に見応えがあったんじゃないだろうか。



膠着した展開を打破すべく、
後半14分にアデミウソンと長沢を投入した長谷川健太。

赤﨑は、動きは悪くなかったのだけど、
中澤&デネゲクと対峙するにはさすがに厳しかったか。

まあ、同じことはあちらさんにも言えたようで、
直後に、伊藤翔に代えてウーゴ・ヴィエイラを投入していましたけども。



ストライカー投入の効果が早速現れたのはガンバの方で、
アデミウソンが華麗なバイシクルシュートを古巣のファンに披露し、
コンディションの良さをアピールすれば、
長沢も早速シュートを放ち、試合の流れを引き寄せることに成功。

そんな良い流れの中で生まれたのが、この試合の決勝点となった、
堂安の先制ゴールだったね。

これで公式戦3試合連続ゴールとなったわけだけど、
結果を残す分には、いくらSNSで誤爆してくれても問題なし。

また、このゴールを生み出すまでのプロセスも見事だった。

藤春のスピードを殺さない藤本のスルーパスから始まり、
藤春のボテボテのクロスが、結果的に長沢の華麗なヒールを演出。

近年のガンバではあまり見られなかった華麗な崩しに、
それこそ8年前に日産スタジアムで勝利した時代のガンバを、
重ね合わせることができたね。



試合終盤に、藤本に代えて丹羽を投入して逃げ切りを計ろうとするも、
却ってサンドバッグ状態となるのが長谷川健太クオリティー。

まあ、ボールの出所へチェックに行ける人数を減らして、
ゴール前の人数を増やしているんだから、
クロス上げられ放題、シュート打たれ放題になるのは、
当たり前と言えば当たり前なんだけど。

Jリーグではこれでもなんとか凌ぐことができるものの、
昨季、今季とACLで結果を残せていないのは、
こういうところに原因の一つがあるんじゃないかと思ったりもするんよね。



大宮爆弾が浦和に炸裂したことで、これで首位との勝ち点差1に。

次節は、浦和と鹿島の直接対決なので、
結果如何では首位に浮上する可能性も出てきたね。

それほど順調に行っている感じもしないのに2位という位置にいるのは、
やはり地力があるということなんでしょうかね。

次節のホームでの清水戦は、
今節、約20年ぶりに、ベンチ入りしたものの出場機会が訪れなかった、
遠藤の奮起に期待しましょうか。




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2017年4月25日

なんということだ、これがあのマスターオブガンバか



ガンバ大阪33アデレード・ユナイテッド


この日のスタメンの顔触れを見て、先の大宮戦で採用し、
結果も残した4-4-2を継続したんだなと言うのは安易に想像できた。

ただ、直近のブログでも触れたように、
3年前に三冠を獲得したシーズンで採用していたこの布陣は、
遠藤の守備力の低下によって放棄することになったはずなのに、
この試合のスタメンに遠藤が名前を連ねているのは矛盾しているような気がした。

そんな懸念材料を抱えながらも、
前半の早い時間帯で、CKから長沢の先制ゴールをアシストした場面では、
リスクを冒して遠藤を起用した対価が得られたと思う。

ところが、もはやお約束となった金正也のやらかしから失点し、
試合の流れが変わって守勢に回る時間が増えると、
一転してパスミスとボールロストを連発してピッチの中央に大きな穴を開け、
その後、オ・ジェソクが藤本との連携で獲得したPKも、
明後日の方向に蹴ってしまい、汚名返上の機会すらフイにしてしまった。

青と黒のユニフォームの胸に輝く9つの星。

その全ての試合でピッチに立っていた遠藤に対しては、
もちろんリスペクトはしているんだけども、
今の状態の遠藤を起用し続けることで、
チームにとってどれほどのメリットがあるのだろうか。

誰もこんな遠藤の姿なんて見たいと思わないはずだ。



ただ、今季のガンバのACLでの戦いは、
グループステージ初戦のアウェイでのアデレード戦以外は、
負けて然るべき内容で負けたわけだったけど、
この試合に関しては光明もあったと思う。

その最たる例が、この試合の2点目を決めた堂安。

先日の大宮戦でも2得点を挙げた18歳は、
ペナルティエリアから外れた中央やや右寄りの位置から、
クロスを上げると見せかけて、
ニアに空いたコースに叩き込む見事なショットを決めてみせた。

また、ガンバに加入してから、その持ち味を発揮できずにいた藤本も、
この2試合では右MFとして、高いキープ力からチャンスメイクをこなし、
ようやく自分の居場所を見つけたような印象。

昨季、J3の試合にオーバーエージとして出場していたことで、
堂安との連携が確立されているのも大きいと思うね。

そんなポジティヴな要素があった試合を、
勝ち試合につなげられなかったのは残念でならないけども。



自力突破の可能性は残っていると言っても、
裏の試合で済州が江蘇蘇寧に勝利したことで、
最終節のアウェイの済州戦は4点差以上の勝利が必要になったため、
実質、敗退はほぼ決定と言っても良いだろうね。

まあ、そうは言っても自分はガンバサポなので、
バルサとPSGの試合のような奇跡を期待しているところもあるんだけども、
とりあえずは週末の日産でのマリノス戦に目を向けましょう。

マリノスは、明日、ルヴァンカップの試合を控えているので、
日程面ではガンバが有利と言う見方もできるけど、
モンバエルツは、ルヴァンカップを、
若手育成の場と完全に割り切っている節があるので、
日曜日の試合に出てくるメンバーは、
全員フレッシュなメンバーと考えて良いだろうね。

古巣との対戦に間に合わせるように、
アデミウソンとファビオも復帰してきたので、上手く選手をやりくりしつつ、
8年ぶりの日産での勝利を掴んで欲しいと思います。




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2017年4月22日

強くなった気がした21日の夜



試合の話をする前にちょっとだけ。

やはり、自分の応援しているクラブが、
望まれない形で世間の話題になることは残念な事この上ない。

2008年の埼玉スタジアムでの一件は、応援のあり方を深く考えさせられ、
ガンバ大阪にとって大きな訓戒となったはずだった。

3年前に浦和サポーターが犯した差別的な横断幕の一件も、
対岸の火事ではないと思える出来事だったはず。

ところが、やはり月日が経つと人は忘れてしまうものなのか、
また同じような過ちを犯してしまった。

これを受けて、しばらく旗や横断幕を使用した応援はできなくなるらしいけど、
今回の一件を風化させないためにも、賢明な判断だと思う。

僕は、フラッグやゲーフラは持っていないので、
今回の件で応援が不自由になるということは無いんだけど、
ゴール裏での振る舞いや言動には、一層、注意していきたい。



ガンバ大阪60大宮アルディージャ


この試合では、前節でのファビオの故障を受け、
これまで頑なに固執していた3バックを放棄し、
オーソドックスな4-4-2の布陣を採用。

これにより、これまで右WBで起用されていた堂安が2トップの一角、
左IHで起用されていた泉澤が左サイドのMFと、
ようやく2人が最適なポジションに配されたね。

2人ともこの起用に対し、ゴールと言う結果で応えたことに対しては、
今後、選手起用の幅が広がるという意味で喜ばしい限りやね。

また、この試合での大宮は、
前線からのプレスが全く機能していないのにも関わらず、
どういうわけか無謀とも思える高いDFラインを設定していたので、
これがガンバの攻撃陣に多くの時間とスペースを与え、
結果的にワンサイドゲーム繋がったように思うね。



守備面に於いても、3バックのサイドのスペースや、
アンカーの脇のスペースを使われて押し込まれるという、
最近のガンバの試合で見られた傾向が無くなった。

渋谷監督は、ガンバを攻略するために、
サイドのスペースを使って攻めるプランだったようだけど、
ガンバが上記の布陣変更を行ったことで、
プランを大きく修正する必要を強いられていたね。

もともと、4-4-2の布陣は、
3年前にガンバが三冠を達成した時に採用していたものだけど、
徐々に、遠藤が守備面でインテンシティの低下を露呈し始めたため、
継続的に採用するのが難しくなった経緯がある。

ただ、この試合のように遠藤をベンチスタートさせる場合には、
十分に計算できる布陣であることを、
倉田と井手口のダブルボランチが証明して見せたね。



ピッチ外では風向きの悪い我が軍ですが、
選手たちがピッチ内で景気の良い話題をもたらしてくれたことは、
ガンバサポの留飲を下げるには十分だったと思う。

ただ、この試合に関しては大宮が悪すぎたという見方もできるので、
自分たちが急に強くなったと勘違いしないように、
地に足をつけて、ACLのアデレード戦に臨んで欲しいと思います。





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2017年4月16日

まさか引き分けで良かったなんて思っていないよね?!



ガンバ大阪22セレッソ大阪


普通のリーグ戦であれば、後半アディショナルタイムで同点ゴールを決め、
アウェイで勝ち点1を獲得するというのは及第点の結果だと思うのだけども、
長居での大阪ダービーとなると話は別。

先週のミッドウィークに中国で試合して疲労がたまっているとか、
アデミウソンが負傷したとか、エクスキューズできる要素があったとしても、
「青と黒 俺らだけ 俺たちが大阪さ」というチャントにもあるように、
大阪にピンクが存在することを認めないためにも、
大阪ダービーは絶対に勝利なければいけない。

今回の結果は負けと同等と真摯に受け止めて、
7月の吹田でのダービーの時は、必ず奴等を叩きのめしてくれ。



この試合も定番の3バックで臨んだ我らがガンバ大阪。

ただ、アンカーのポジションは遠藤を固定するというこれまでの形ではなく、
遠藤と井手口が流動的に入れ替わる形でアンカーを務めるという、
江蘇蘇寧戦でも見られた形を採用したわけやけど、
終始、セレッソに主導権を握られる展開になったね。

そもそも、江蘇蘇寧相手に全く通用しなかったのに、
なぜダービーで試そうと思ったのだろうか。

井手口は広い範囲を動かせてナンボの選手なのに、
3バックの前でバイタルエリアを埋めながらパスを捌くなんて、
行動範囲を限定するような起用の仕方をしたら彼の良さが生きない。

また、遠藤に関しては、単純にパフォーマンスの低下が著しいけど、
さすがに37歳の選手にリーグ戦とACLをフル稼働させるなんて、
コンディション的に無理がありすぎる。

鹿島の小笠原のように、ある程度出場時間に制限を設けて起用すれば、
まだまだチームに必要な戦力だとは思うのだけどね。



それにしても、長谷川健太は、
いつまで今の布陣に選手を当てはめるような戦い方を続けるのだろうか。

倉田や藤春は今の布陣の恩恵を受けているように見えるけど、
堂安と泉澤は完全に割を食ってしまっている。

これまでも、堂安のWB起用と、
泉澤のIH起用に関しては疑問を呈していたけど、
この試合で堂安の裏のスペースを使われて2失点したように、
対戦相手もポジションのミスマッチを確実に突いてきている。

昨季までの4-2-3-1に布陣変更をすれば、
2列目の3に2人の居場所はあるはずなので、柔軟な選手起用を求めたいね。

ただ、丹羽に関しては、本職のCBで起用されているはずなのに、
江蘇蘇寧戦に引き続き、この試合でも簡単に競り負けてゴールを許しているので、
そろそろ見切りつけて野田を起用してみてはどうだろうか。



次節は、金曜日にホームで大宮と。

公式戦で3試合勝ち無しと調子を落としている状態で、
ここまでリーグ戦未勝利の相手と対峙するのは、正直言ってやりにくいけど、
最下位に沈んでいる相手を確実に叩いて悪い流れを止めましょう。




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2017年4月11日

こんな試合をするぐらいなら中国に行かないほうが良かったんじゃないだろうか



ガンバ大阪03江蘇蘇寧


0-3という結果を突き付けられてからこんなことを書くのも恥ずかしいけど、
今季は、アウェイでの戦績が良いので、
この試合に関しては、淡い期待を抱いていた。

ところが、蓋を開けてみると、
アデミウソンどころかFWが1人もベンチにも入っておらず、
髙木がスタメンに名を連ねている様を見て、長谷川健太の中で、
この試合のプライオリティがどの程度のものなのかと言うのを、
図らずとも知ってしまった。

監督や選手たちは「すべてのタイトルを狙う」と口にするだろうけど、
全ての試合をベストメンバーで臨み、
且つ、全力で勝ちに行くのは非現実的なので、
実際は、ある程度取捨選択していかなければいけないことは重々承知している。

今週末に控える大阪ダービーが重要な試合であることは、
改めて書くまでも無いと思うけど、かつて、アジアの頂点を極めたクラブが、
消化試合というわけでもないのに、ACLでこのような戦いを選択したことに、
一抹の寂しさを感じているのは自分だけでしょうかね。



この試合で喫した3失点が全て前半のものということからもわかるように、
前半のガンバのパフォーマンスは、それは酷いものだった。

特に、本来ならプレーでチームを引っ張るべき立場の遠藤が、
試合開始早々に安易なボールロストを犯し、先制点を献上すると、
その後に訪れた決定機でもゴール前でスリップして転倒。

百戦錬磨のキャプテンの姿は、少なくともこの試合のピッチには無く、
37歳の男の醜態を晒しただけだったね。

また、3失点目の場面で、サイドから入ってきたボールでもないのに、
あまりにも簡単に競り負けた丹羽の対応を見て、
今季、金正也とのスタメン争いに敗れてベンチに甘んじている現状に、
納得してしまった。

まあ、その金正也を起用したところで、あの失点が防げたかと言うと、
そうと断言できないのが悲しいところやねんけども。



ただ、後半に入り、三浦に代えて藤春を投入し、
4-3-1-2へ布陣変更したあたりから、徐々にリズムが良くなった。

そうは言っても、後半から、江蘇蘇寧が明らかにペースを落としていたので、
出来栄えを評価するのは難しいところではあるけど、
ここ数試合、頑なに3バックの布陣に固執していた長谷川健太が、
考えを改めるきっかけになってくれればと思う。

そんな後半から採用した4バックの布陣で良い動きを見せたのは、
初瀬との交代でIHに入った堂安。

相手選手のチャージにも簡単に倒れずにボールを前へ運んだり、
守備ブロックの中へ勇気をもって縦パスを送ったりと、
1人気を吐いていたように思う。

初瀬に関しても、この試合に出場した選手の中では、
数少ない動きの良かった選手だったので、交代は疑問だったんだけど、
間もなく疑問符は払拭されることになったね。

個人的な希望としては、最後の交代カードは藤本ではなく、
ここまで来ればいっそのこと、市丸を見たかったな。



今週末は大阪ダービー。

ACLでこのような惨敗を喫した後なので、
どうにも切り替えが難しいところではあるけど、
ダービーは、自分たちが置かれている状況がどんなものであれ、
絶対に勝利しなければいけない試合なので、
明日からはすぐにスイッチを入れ直してほしいね。

個人的にも、是非とも長居に参戦したいんだけども、
非常に残念なことに、当日は私用で欠席。

当日は、勝利の念を西の方角へ送りたいと思います。





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