2017年9月9日

今季限りとは言わずに今すぐにでもよろしくどうぞ



ガンバ大阪12ヴィッセル神戸


リーグ優勝1回、リーグ杯1回、天皇杯2回。

長谷川健太の今季限りでの退任にあたり、様々なネット記事で、
彼が5年間でガンバにもたらしたタイトルの数を目にして、
ここ数か月のモヤモヤした感情が薄れ、感謝の気持ちが胸にこみあげてきていたのだけど、
この試合を見届けた今では、そんな感情の余韻すら残っていない。

一応、今シーズン終了までは長谷川健太でいくとのことなので、
このタイミングで惜別の言葉をここに書き連ねるようなことはしないけど、
今季限りでの退任じゃなくて、今すぐガンバから去ってもいいんだぜと、
言いたくなるような試合内容だったね。



11日間で3試合目となる神戸との試合。

2014年は川崎、2015年は広島、2016年はマリノスと、
ここ数年、短期間で同じ相手と何度も対戦する機会が多かったガンバ。

3試合目となると、お互いに手の内がわかっているせいか、
往々にして塩分濃度が高い試合になりがちだけど、
ここ数試合、勝ち星から見放されている危機感からか、
この試合の神戸は球際が激しく、攻守の切り替えも早かった。

特に1点目の渡辺千真の左足でのアウトサイドボレーは、
敵ながら見事なゴールだったね。



対するガンバは、先日のW杯予選で、
2試合連続でフル出場した井手口がスタメンに名を連ね、
注目を集めていたけど、やはり疲労の色は濃く、
本来のパフォーマンスの半分程度しか出せていなかったように思う。

ただ、先日のリーグ杯の2nd legから中5日の選手たちが、
サウジアラビア帰りの井手口よりも動けていないって、一体どういうことなのだろうか。

中盤の繋ぎの段階でイージーなパスミスを連発しているだけでも萎えるのに、
ファビオのクリアミスから、あろうことか神戸の29番にゴールを決められるという、
屈辱的な仕打ちまで受ける羽目になった日には、
木村主審からプレゼントされたPKだけでは何の慰めにもならなかったね。



次節はアウェイの大宮戦。

いつものNACK5ではなく、2013年の天皇杯以来の熊谷での試合になるわけだけど、
どういうわけだか、チケットが完売しているらしい。

関東の北の端のアクセスの悪いスタジアムで、長谷川健太の退任が決まって、
今季の残りの試合に懸けるモチベーションが感じられないガンバと、
降格圏に沈む大宮との試合を見たいなんて、物好きな人がたくさんいるようで。
(まあ、自分もそのうちの1人なんだけど)

大宮としては残留圏内に浮上すべく、
高いモチベーションをもってこの試合に臨んでくることが考えられるので、
4月の吹田スタジアムで大勝した良いイメージをそのままに、
返り討ちにして欲しいね。

個人的には、古巣対戦となる泉澤が、
吹田スタジアムでの試合に引き続き、ゴールを決めてくれることを期待しています。





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