2010年12月30日

正月の予定が空いてしまった

 
 
エコパ行ってきました。
 


ガンバ大阪03清水エスパルス
 
 
完敗やったね。
 
3連覇を目指して挑んだ天皇杯やったけど、
この日のピッチには、そんな偉業に挑戦しようとするチームの姿は無かったわ。
 
まあ、どんな世界にもずっと勝ち続けられるチームなんて存在せえへんし、
連勝が途切れる時の試合って、案外こんな風にコロッといくもんなんかもしれへん。
 
3連覇はならなかったけど、選手には昨シーズン、一昨シーズンより、
オフが3日だけ長くなったとポジティヴに捕えてもらって、
来シーズンに備えてほしいなと思います。
 
それにしても、正月何して過ごそうかな…。
 
 
 
この日は、遠藤が累積警告で出場停止、中澤が負傷欠場、
そして、浦和戦に引き続き加地が欠場やった。
 
まあ、試合前にアキラが「チーム力というのは1人がケガ、
1人が累積とかでぶれるようじゃダメ」って言ってたけど、
欠場したメンバーの穴は少なからず感じられたね。
 
特に遠藤の不在はやっぱり大きくて、FWにいいボールが入らないし、
いくつかあったCKも怖さが無いから、清水のDFから見れば、
危ないシーンがあってもゴールラインに逃げるっていう選択肢があるから、
守りやすかったと思う。
 
こないだの浦和みたいに、あくまで自分達のスタイルを貫いてくるチームやったら、
なんとかなったかもしれんけど、清水はJリーグのクラブの中で、
相手に合わせた戦い方が上手いチーム。
 
さすがにこれだけ分かりやすく弱点を晒していると、
それを意識せずに戦うのはなかなかしんどいものがあるわ。
 
 
 
あと、やっぱり気持ちの面かな。
 
日本平でのリーグ最終節の時は、ガンバの選手たちが、
今シーズン一番とも言える球際の激しさを見せて、清水を圧倒したけど、
この日は全く逆の展開になった。
 
ガンバも藤ヶ谷あたりはかなり気合いが入ってたけど、
チーム単位で見れば、気持ちの面で圧倒されてたわ。
 
特に、得点こそ無かったけど、小野の気合いの入り方は凄まじかったね。
 
欧州のトップリーグを経験したクラックの本気を垣間見たわ。
 

最後に、この日がガンバのラストゲームになったルーカス。
 
ルーカスは、エムボマやアラウージョみたいに、
ゴールを量産してくれるような助っ人では無かったけど、
天皇杯の決勝や、ACLの決勝など重要な試合でゴールを決めて、
ガンバにタイトルをもたらしてくれた。
 
得点面だけじゃなくて、キックオフの笛が鳴ると同時に、
前線からのチェックを行い、ポストプレーで周りを生かす献身さ、
それに、天皇杯で大学生のチームが相手でも手を抜かないプロ精神、
思わず頭が下がる思いやった。
 
俺はルーカスがガンバで見せてくれたプレーを忘れへんし、
ルーカスもガンバで過ごした3年間を忘れないでほしい。
 
もう、Jでルーカスのプレーを見ることはできへんけど、
ブラジルのクラブで、コパ・リベルタドーレスやコパ・スダメリカーナを優勝して、
クラブW杯やスル銀杯でガンバと試合しよう!
 
だから、さよならじゃなくて、また会おうぜ、ルーカス!!
 
 
 
 
 にほんブログ村 サッカーブログ ガンバ大阪へ


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2010年12月26日

青黒サンタから勝利のプレゼント

 
 
万博行ってきました。
 

 
9月の大阪ダービーの時、
「今年、万博に来るのはこれで最後かな」と思ったんやけど、
年の瀬も迫ったこの時期に、もう一度参戦することになるとは思わんかったわ。
 
まあ、これも社長が言うところの、
「天皇杯をホームで開催する裏技」のおかげなんやろうけど。
 
それにしても、裏技って一体何やってんねんやろ?
 
 
ガンバ大阪21浦和レッズ
 
 
前半に3回ほどあった決定機のうち、
1つでも決めてれば、もっと楽に勝てたんやろうけど。
 
クリスマスのこんな寒い日に、わざわざ万博に足を運んでくれたファンのため、
いつもより長い時間試合を見せてあげるという、
エンターテイナーのガンバなりの心遣いやったんやろうけど、
あまりにも寒かったから、できれば90分で決着をつけてほしかったのが本音やわ。
 
 
 
後半に入っても、しばらくがっぷり四つの展開が続いてたけど、
その均衡を破ったのは、浦和キラーの遠藤。
 
キーパーのポジショニングもどうかなと思ったけど、
息を飲むような素晴らしい弾道の直接FKやったわ。
 
「南アフリカであんな見事なFKを決めといて、
ガンバでは一体いつになったら決めんねん」と思ってたけど、
もう2010年も終わろうかと言う頃に、ようやく見せてくれた。
 
これで今年の浦和戦、3戦で3ゴール。
さすが、試合前の選手紹介で浦和サポにあれだけブーイングされるのも納得できるわ。
 
 
 
この1点を守り切って、準決勝進出といきたかったところやけど、
同点にされてしまうのが天皇杯仕様のガンバ。
 
このシーンに関しては、宇賀神のミドルシュートも見事やったけど、
その前の遠藤が田中達也を倒したプレーで、審判が笛を吹いたかどうかで、
ガンバの選手の足が一瞬止まってしまったのがマズかったかな。
 
それにしても、宇賀神は豊田スタジアムでの名古屋戦でも、
同じような位置からミドル決めてたし、あのゾーンは得意なんやね。
 
 
 
追いつかれた状況で延長に入ったガンバやったけど、
この段階で動けていたのは、ガンバの選手の方やったっていうのが、
この後の展開を有利にさせたね。
 
浦和にしてみれば、交代枠を3つ使い切った状態で、
先の宇賀神のゴールの前のプレーで、田中達也が脚を痛めてしまって、
動けなくなったのが大きく響いたかな。
 
そして、宇佐美の決勝弾。
シュートの前のトラップが素敵やったね。
 
あと忘れてはいけないのが、この宇佐美のゴールをアシストしたルーカスは、
ゴールこそ無かったものの、献身的なポストプレーで、
120分を通して獅子奮迅の大活躍。
 
これだけ優秀な選手が来季からいなくなるのは大きな痛手やけど、
ガンバのユニフォームを着てプレーするルーカスの雄姿を、
あと2試合、しっかりと目に刻みたいと思います。
 

この日は、加地が負傷で欠場ということで、
右SBが安田、左SBが下平という布陣やったけど、
守備の怖さはあるものの、攻撃に関してはイケイケで見ていて楽しかった。
 
特に、前半にFWのイ・グノのパスにSBの安田が抜け出して、
クロスバー直撃のシュートを放ったプレーに関しては、
一瞬、インテルのマイコンみたいなプレーやなと思ってしまった。
 
決まってればカッコ良かったんやけどね。
 
それに下平の、決勝点に繋がったルーカスへのサイドチェンジは見事やった。
 
守備の人数が揃って無い状態で、あの高い位置でサイドチェンジをされたら、
DFから見ればひとたまりも無いよな。
 
次の天皇杯準決勝清水戦も加地の欠場が濃厚やし、
遠藤も累積警告で出場停止やから、ベンチメンバーの奮闘に期待したいね。
 
逆境には変わりはないけど、ここでチームとしての真価を発揮できないようでは、
天皇杯3連覇という偉業は達成できへん。
 
29日はガンバが決勝に進出する試合をエコパで見届けてきます!!
 
 
 
 にほんブログ村 サッカーブログ ガンバ大阪へ

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2010年12月24日

代表選手に休息の時は無い

 
 
来年の1月にカタールで開催されるアジアカップのメンバーが発表されたね。
 
 
GK:
川島永嗣(リールス/ベルギー)
西川周作(サンフレッチェ広島)
権田修一(FC東京)

DF:
岩政大樹(鹿島アントラーズ)
今野泰幸(FC東京)
伊野波雅彦(鹿島アントラーズ)
長友佑都(チェゼーナ/イタリア)
槙野智章(サンフレッチェ広島)
内田篤人(シャルケ04/ドイツ)
吉田麻也(VVV/オランダ)
酒井高徳(アルビレックス新潟)

MF:
遠藤保仁(ガンバ大阪)
松井大輔(トム・トムスク/ロシア)
長谷部誠(ボルフスブルク/ドイツ)
藤本淳吾(清水エスパルス)
本田拓也(清水エスパルス)
細貝萌(浦和レッズ)
本田圭佑(CSKAモスクワ/ロシア)
柏木陽介(浦和レッズ)
香川真司(ドルトムント/ドイツ)

FW:
前田遼一(ジュビロ磐田)
李忠成(サンフレッチェ広島)
岡崎慎司(清水エスパルス)

 
 
チュンソンや吉田といった目新しい選手もおるけど、
全体的には妥当な人選といった印象。
 
FWが3人っていうことを考えたら、
ワントップは継続と見ていいやろうね。
 
どうやら、ザッケローニはよっぽど前田遼一にご執心みたいやな。
 
 
 
ただ、やっぱりガンバサポ的には遠藤の体調面が心配なところ。
 
リーグ最終節、日本平に視察に訪れたザッケローニに、
社長が「遠藤を休ませてほしい」って頼んだらしいけど、
どうやらその願いは届かんかったみたいやね。
 
2006年以降、代表とクラブでほぼ出ずっぱりの遠藤やけど、
さすがに毎年こんな殺人的日程をこなすのは年齢的にも難しくなってきてる。
 
現に、遠藤の今シーズンのガンバでのパフォーマンスは、
例年に比べて低調だった感は否めないからね。
 
まあ、このような形で遠藤が代表に召集されるのは今に始まった事じゃないし、
どうせ当の本人は行く気満々やろうから、今さら何を言っても無駄。
 
とにかく、遠藤には、カタールの地で思う存分暴れて来てほしいと思います。
 
 
 
まあ、今回ガンバから招集されたのは相変わらず遠藤1人だけやったけど、
個人的には宇佐美を呼んで欲しかった。
 
ザッケローニの祖国のイタリアでは、年代別の代表を重要視する傾向があるから、
下のカテゴリー選手を飛び級で招集することに積極的では無いけど、
もしかしてザッケローニもその例に当てはまるってことなんかな。
 
日本の2列目のポジションは激戦区やけど、
宇佐美が今回選ばれたメンバーと比べて、年齢以外の面で劣ってるとは思えんのよね。
 
まあ、ザッケローニは今回のアジアカップを、将来性のある選手を起用する場では無く、
ガチメンバーで勝ちに行く大会として位置づけ、そのうえでのメンバー選考を行ったから、
仕方無いと言えば仕方無い。
 
でも、個人的には将来の日本を担う選手に、
A代表の真剣勝負の舞台を早い段階で経験させてあげたかったなと、
残念に思うばかりやわ。
 
夏のコパ・アメリカでは、宇佐美が日本代表に選ばれる事を、
今から願っておきます。
 
 
 
本来ならオフシーズンであるこの時期に、
試合をしなければならない選手は大変やと思うけど、
サポーターにしてみれば、普段はヒマを持て余している時期に、
サッカーの試合を見れる事は、ある意味贅沢な事。
 
最近、選手会と協会が、代表選手の報酬を巡って揉めているけど、
大会中は、そういうやり取りは横に置いといて、
熱い試合を見せて欲しいなと思います。
 
 
 
 
 にほんブログ村 サッカーブログ 日本代表へ


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2010年12月19日

3度目の奇跡は起こらず

 
 
インテル30マゼンベ
 
 
起こる可能性が非常に低い奇跡を信じてみたかったけど、
やっぱりインテル相手では厳しかったか。
 
3失点っていうことやけど、GKのキディアバが、
何度かインテルの決定機を阻止してなかったら、
あと2,3点は取られていてもおかしくなかったね。
 
それだけチームとしても個人としても実力差があったけど、
なんだかんだで個人技を生かしてシュートまで持って行ってたから、
城南よりは健闘していたと思う。
 
前半、モッタにわざとぶつかって大袈裟に倒れたシミュレーションは
いただけなかったけど、大会を通じて見れば、
マゼンベは好印象のチームやったわ。
 
 
 
それにしても、城南戦で着ていた、
ドラゴンがデザインされた白ユニもカッコ良かったけど、
やっぱインテルは青黒ユニやな。
 
ガンバサポとして青黒ユニの選手が躍動してると、
無条件に少しだけ嬉しくなったりするのは俺だけだろうか。
 
その青黒インテルの中で、一番躍動してたと思うのは、やっぱりエトー。
 
エトーが挙げたインテルの2点目のゴールは、
後ろに下がりながら、体を大きく捻った体勢で放ったシュートにも関わらず、
あの威力で、あのコースにコントロールするボディバランスは圧巻。
 
ゴールパフォーマンスは何を意味していたかは謎やけど、
パンデフのゴールをアシストした浮き球のパスといい、
ピンチになると、一目散に自陣に戻って守備に参加する献身性といい、
ホンマにいい選手やね。
 
ただ、クラブチームでのエトーの活躍を見ると、
南アフリカで日本と対戦した時のあの体たらくぶりは、
一体何やったんやろうと思ってしまうんやけど。
 
 
 
今回のクラブワールドカップ決勝では、
初めて欧州vs南米の構図が崩れて、アフリカ勢が初めて決勝に進みました。
 
優勝はできなかったけど、おそらく、マゼンベの選手達はコンゴに帰国したら、
健闘を称える国民の熱烈な歓迎を受けるやろうね。
 
欧州では、依然として大会の存在意義を問う声があるみたいやけど、
今大会、マゼンベが準優勝したことで、世界中のクラブの、
この大会への意識が少し変わったんとちゃうかな。
 
来年・再来年と、また日本でクラブワールドカップが開催されるから、
またマゼンベのような志の高いチームが集まって、大会を盛り上げてほしいね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2010年12月16日

同じチーム名でも、同じ轍は踏まない

 
 
インテル30城南一和
 
 
前日にマゼンベがインテルナシオナル相手にアップセットを起こしたから、
この試合でも何かあるんじゃないかと思ってたけど、
そこは欧州王者、実力差歴然といった感じやった。
 
ただ、インテルにバルサのような華麗なサッカーを求めるのは、
お門違いかもしれんけど、試合を通して観客が沸く様なシーンが少なくて、
つまらない試合だった感は否めないね。
 
もし、城南が頑張って、前半をスコアレスで折り返すようなことがあれば、
後半に本気になったインテルの攻撃が見れたかもしれんけど、
前半3分ににインテルが先制点を挙げたことが、
残り時間の試合展開に大きく影響を及ぼしたと思うわ。
 
 
 
そのインテルの先制点は、試合開始早々にスナイデルが左太もも裏を痛めて
ピッチから出ていて、モッタと交代するまでの間に10人で挙げたもの。
 
多分、城南も集中して試合に入ったんやろうけど、
いきなり相手チームの司令塔が負傷したことで、
気の緩みが生まれてしまったんじゃないかなと思う。
 
ただ、アクシデントに動揺することは、
インテルの選手に対しても考えられることやけど、
インテルの選手は自分達に起こったアクシデントを逆手にとって、
一気に敵陣に切り込んだよね。
 
解説の都並もしきりに言ってたけど、10人になった状況で、
ボランチのスタンコビッチが、ゴール前のあの位置まで飛び出すのはすごい。
 
この辺は、さすがにイタリアのクラブ、試合巧者やなと思ったわ。
 
あと、日テレの実況が何度かスタンコビッチをストイコビッチって、
言い間違えるのは、耳障りやった。
 
 
 
先制点を挙げてからのインテルは、前線から追い回すようなことはせず、
守備のブロックをしっかり作って城南の攻撃を跳ね返し、
カウンターで相手ゴールに迫るっていう省エネサッカーを展開。
 
城南もセットプレーで何度かインテルゴールを脅かすけど、
やっぱり最後のところでは仕事をさせてもらわれへんね。
 
ラドンチッチは、ルシオのマークでほとんど何もさせてもらわれへんかったし、
前の試合で大活躍したモリーナも、右サイドバックのサネッティと対面したことで、
オーバーラップを警戒するあまり、攻撃面での存在感が薄かったわ。
 
そして、インテルの2点目を挙げたのは、そのサネッティ。
 
この試合で唯一の華麗なシーンと言ってもいい、
ディエゴ・ミリートとの連携から、右足アウトサイドで決めたゴール。
 
非常に美しいゴールやったけど、ミリート自身も、
ヒールパスがあんなに綺麗に通るとは思って無かったやろうね。
 
 
 
後半に入り、さらに守備意識を高めたインテルは、
なんとかして1点を返したい城南の攻撃を、ことごとくシャットアウト。
 
それでも、守ってばかりというわけではなくて、
攻撃に移ると、ミリート、エトー、パンデフの3人だけで、
城南のゴール前までボールを運んでしまうんやから、
さすがにセリエA5連覇中のチームの、前線の選手の個人能力は凄まじいわ。
 
そして後半28分には、そのミリートがダメ押しの3点目を決めて、
完全に試合の大勢は決したね。
 
試合終盤にサントンを投入するあたり、欧州王者の余裕が感じられたわ。
 
 
 
これで、今年のクラブワールドカップの決勝は、
インテルとマゼンベに決定しました。
 
う~ん、何気にインテルvsインテルを見たかったけど、
こればっかりはしょうがないか。
 
まあ、今日の試合を見る限り、インテルがマゼンベに敗れることは考え難いけど、
2度あることは3度あるって言うし、たとえ敗れるとしても、
マゼンベの奮闘に期待しましょう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2010年12月15日

ついに構図が崩れた

 
 
インテルナシオナル02マゼンベ
 
 
トヨタカップからクラブワールドカップに大会形式が変わっても、
決勝は欧州vs南米っていう構図が崩れることはなかったけど、
ついに歴史が塗り替えられたね。
 
まさか、その偉業を成し遂げるのが、
アフリカのコンゴ共和国のマゼンベっていうクラブだったとは、
大会前には世界中の誰もが予想できへんことやったやろうね。
 
パチューカを破った実力はフロックじゃないということか…。
アフリカンパワー恐るべしやな。
 
 
 
マゼンベの選手は、サイドチェンジのボールがそのままタッチラインを割ったり、
トラップが大きくなったりと、基本技術はそんなに高くは無いものの、
ピッチに立つ11人全員がハードワークをし、
球際を戦ったことで、今回の結果がついてきたね。
 
それに、マゼンベの挙げたゴールは2点とも素晴らしかった。
 
特に1点目は、右サイドからのクロスをファーストタッチで、
完璧にコントロールし、ツータッチ目で、
キーパーが絶対に届かないコースにシュートを放つっていう離れ業やったね。
 
シュートまでの流れがあまりにも見事やったわ。
 
2点目は、前掛かりになってたインテルナシオナルの背後を突いた、
カウンターからの得点やったけど、これもシュートが完璧やったね。
 
マゼンベは、決定機自体はそれほど多くなかったけど、
その少ないチャンスを確実にモノにしたね。
 
 
 
一方、インテルナシオナルの立場からこの試合の感想を述べるなら、
決めなければいけないところで決められないとこうなりますよ
…っていう試合やったと思う。
 
実際、試合の主導権はほぼ90分間インテルナシオナルが握ってたわけやしね。
 
マゼンベのGKのキディアバが大当たりだったとはいえ、
ソビスは、あれだけ決定機があったら1本は決めんとアカンわ。
 
個人的に、若手の頃を思えば、
ソビスはもっとすごい選手になると思ってたんやけどなぁ。
 
ベティスからアルジャジーラに移籍したのは知ってたけど、
欧州から都落ちして、プレースタイルもスケールダウンしてしまった感は否めないね。
 
ソビスだけでなく、ダレッサンドロに対しても同じ印象があるわ。
 
 
 
これで、クラブワールドカップの決勝で、
インテルvsインテルが実現することはなくなりました。
 
もし、明日、城南がインテルを倒せば、3位決定戦でインテルvsインテルが実現するけど、
ポルトとモナコが戦ったシーズンのチャンピオンズリーグみたく、
番狂わせが多すぎると、逆につまらない場合もあるし、
明日は順当にインテルが勝ち上がってくれることを期待したいと思います。
 
…とは言ってみたものの、
マゼンベが優勝するところを見てみたかったりもするんやけどね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2010年12月12日

山本さんが狙ってるという噂のアイツ

 
 
城南一和41アルワハダ
 
 
すべてにおいて城南が一枚上手って感じやったね。
 
開催国枠のアルワハダは、地元のファンの前でいいところをみせたかったやろうけど、
さすがに城南は、ヘカリ・ユナイテッドのようにはいかんわ。
 
まあ、それにしても日テレの実況が、
「ガンバを3-0で破った城南」と紹介する度に、
5月に韓国で見たあの惨敗を思い出して、胸がチクチクしてしまったわ。
 
 
 
城南には、ガンバが獲得を狙っているという噂のラドンチッチが出てたね。
 
ガンバには左サイドを主戦場とする選手が多いから、
どちらかというと右サイドに流れてプレーするラドンチッチは、
プレーエリアが被らないっていう意味で良いと思う。
 
さらに、テクニックでボールをキープするルーカスとは違い、
抜群のフィジカルを生かし、相手DFを吹っ飛ばして、
強引に足下にボールを収めるキープ力も面白いなと思った。
 
ただ、城南はこの試合で4点を挙げたものの、
エースのラドンチッチはノーゴール。
 
まあ、この試合だけで評価するのはどうかと思うけど、
決定的なシュートチャンスを外すシーンが多かったから、
どちらかというと、良い部分より、シュート技術の拙さの方が目立ったわ。
 
 
 
ガンバはラドンチッチだけでなく、
同じ城南のモリーナにも目を付けてるって話やけど、こちらは大活躍で好印象。
 
モリーナも右サイドを主戦場としてるし、
左足のプレースキックの精度は素晴らしいものがあるけど、
この攻撃的MFが、今のガンバに必要な選手かと聞かれれば疑問やわ。
 
まあ、この噂を取り上げてるのは、1誌だけやから、
信憑性は無さそうやけどね。
 
 
 
あと、毎回褒めてるけど、城南のGKのチョン・ソンリョンは素晴らしい。
 
キックの精度は抜群やし、ハイボールの処理も上手くて、
見ていてかなり安定感があるよね。
 
1失点はしたけど、あれはアルワハダのバイアーノが上手くて、
ほぼノーチャンスやったから、自責点は0やね。
 
それにしても、あのバイアーノのヘディングシュートは、
いかにもストライカーのゴールって感じで、上手かったな。
 
マークが付いてて、楽な体勢でのシュートじゃなかったのに、
ニアサイドの狭い所に、確実に決めてきた。
 
ガンバはラドンチッチじゃなくて、バイアーノにも1回声掛けてみたら?
 
 
 
なんか、こんなに城南を褒めてると、
インテル相手にもいい試合ができるんじゃないかと思えそうやけど、
やっぱり、調子を崩してるとは言っても、
ヨーロッパ王者は一筋縄ではいかんやろう。
 
城南の選手達は、インテルを倒して決勝に行くって言ってるみたいやけど、
アジア代表として初めてクラブワールドカップの決勝に立つのが、
韓国勢とかいうことになったら、日本の面目は丸潰れやから、
ここはインテルに実力の差をみせつけてもらいましょう。
 
そして、来年の日本開催のクラブワールドカップで日本勢、
できればガンバが…って言いたいところやけど、
そんな先の話をすると鬼が笑いそうやからやめときます。
 
とりあえず、今大会の決勝は、
インテルvsインテルが見れる事を期待したいね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2010年12月11日

パチューカのファンタジスタ

 
 
パチューカ01マゼンベ
 
 
う~ん、W杯の時のNHKに対しても同じこと思ったけど、
必要以上に西村主審を褒めるのはやめてほしいわ。
 
確かに、こういう国際的な大きな大会で日本人が笛を吹くのは、
名誉なことやけど、あくまで試合の主役は選手やからね。
 
 
 
試合に対しての率直な印象としては、マゼンベが予想以上にいいチームやった。
 
アフリカ人特有の身体能力の高さはもちろんやけど、
前線からの積極的で組織的なプレッシングは、
これまでこの大会に出場していたアフリカ代表のクラブには無かったね。
 
それでいて、先制点のシーンのアウトサイドでのパスのような、
面白いアイデアもあるし、アフリカ人選手によく見られがちな悪癖である、
集中力が途切れる場面もほとんど無かったしね。
 
まあ、退場者を出したように、ラフプレーが多すぎな感もあったけど、
パチューカはテクニカルな選手が多いだけに、
マゼンベのフィジカルゴリ押しのサッカーに対して、
かなりやりにくそうにしてたわ。
 
あと、マゼンベはサポーターもなかなか印象的で、
彼らが奏でる陽気な音楽が、試合に花を添えてたね。
 
W杯で賛否両論あったブブゼラもやけど、
サッカーって、国ごとに応援のスタイルが違うから、
そういう視点でも楽しめるよね。
 
 
 
対するパチューカはこの大会の常連と言ってもいいチーム。
 
ガンバとは、2008年のクラブワールドカップの3位決定戦で、
対戦してるだけあって、ガンバサポにとっても印象に残ってるチームではあるよね。
 
特に、GKのカレロなんかはインパクトが強かったから、よく覚えてるわ。
 
 
 
ただ、カレロより俺が懐かしいなと思ったのは、パチューカの21番マンソ!
 
この選手は、2008年のクラブワールドカップに、
リガ・デ・キトの選手として出場してたんやけど、
1人だけ守備のタスクから解放されて、前線で自由にポジションを取り、
自分の匙加減で攻撃のタクトを振う姿が、かなり印象に残ってたんよね。
 
なんだかんだ言って、個人的にマンソや柏にいたフランサみたいな、
ファンタジスタタイプは大好きなもので。
 
今年の夏にFC東京がスルガ銀行チャンピオンシップで、
リガ・デ・キトと対戦した時にまた見れるかなと思ったんやけど、
移籍しておらんかったから、残念に思ったもんやわ。
 
それが今パチューカにいるっていうから、驚いた。
 
まあ、この試合では、FKやスルーパスで、その才能の片鱗を見せてはいたものの、
コンディションが悪いのか、チーム戦術にフィットしていないのか、
新しいボールに慣れていないのか定かではないけど、ミスが多かったね。
 
ただ、マンソみたいな典型的なファンタジスタは、
絶滅危惧種と言っても過言では無いだけに、
その存在価値を現代サッカー界に知らしめる意味でも、
これからもマンソには頑張って欲しいと思うわ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2010年12月9日

クラブワールドカップ開幕戦を見て、あいつを思い出した

 
 
今日から、UAEでクラブワールドカップが開幕したね。
 
2008年までは、日本開催っていうこともあって、
大会が身近に感じられたけど、さすがに2年連続でUAEで開催されると、
あんまり親近感は湧けへんわ。
 
まあ、来年からまた日本での開催になるから、
その舞台には、開催国枠では無く、アジアチャンピオンとして、
ガンバが立ちたいなと思うよね。
 
まあ、今日試合したチームは、その開催国枠のチームやねんけども。
 
 
へカリ・ユナイテッド03アルワハダ
 
 
う~ん、去年はオークランドがアル・アハリ相手にアップセットを起こしたけど、
さすがに今回は実力差歴然といった感じやったかな。
 
今大会に出場したのは、アルワハダやったけど、
開催国として、2回もあんな恥を晒すわけにはいかんやろうから、
とりあえず面目は守ったね。
 
まあ、実力差はあったとはいえ、ヘカリ・ユナイテッドは、
40分に先制点を献上するまでは、結構頑張ってたと思う。
 
相手を恐れずに球際を激しく行ってたし、
ファイティングスピリットを感じる、好印象のチームやったわ。
 
 
 
そういや、去年、この大会にバレーが出ているのを見て、
懐かしい気分になったもんやけど、
アルワハダにどこかで見たような顔がいるなと思ったら、
マリノスにいたマグロンではないですか。
 
なんか、元セレソンとして鳴り物入りで入団したのは覚えてんねんけど、
すぐにいなくなっちゃった印象しか無いから、
どんなプレーをしてたのかあんまりはっきり覚えてへんねんけどね。
 
この試合でのマグロンは、チームの舵取り役として、
ピッチの中央で、抜群の存在感を放ってた。
 
あんまり、派手なプレーはせえへんけど、相手の技術の低さもあって、
トラップやパスの精度の一つ一つの精度の高さが際立ってたね。

まあ、比べる相手が悪いけど、去年、1トップとして先発して、
前線で孤立していたバレーと比べたら、存在感は雲泥の差やったわ。
 
 
 
っていうか、バレー元気にしてんのかな…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2010年12月7日

FC東京に降格されると、ガンバサポの俺はすごく困る

 
 
Jリーグの最終節のトピックスと言えば、
ガンバサポ的にはACL出場権獲得なんやろうけど、
全体的な観点から言えば、神戸のJ1残留と東京のJ2降格やろうね。
 
それにしても、神戸がこんなに頑張るとは思えへんかったな。
 
10月の頭にホームで川崎相手に4-0とフルボッコにされてたのを見た時は、
もうアカンやろなと思ったけど、よくあの状態から立ち直ったもんやわ。
 
まあ、京都が降格して、大阪から気軽に行けるアウェイが減っただけに、
今回の神戸の残留は、ガンバとしてはそういう意味で良かったんちゃうかな。
 
神戸のサポーターも、大好きなダービーごっこを来年もできるしね。
 
 
 
ただ、俺にとって由々しき問題なのが、東京の降格の方。
 
前にこのブログに書いたことがあると思うんやけど、
俺の職場の上司は、東京が好き過ぎて、
味スタの最寄り駅の飛田給に住んでるぐらいの東京のファン。
 
まあ、ガンバサポの俺とは、応援しているチームは違えど、
Jリーグを愛する者同士として、休憩時間や仕事終わりの飲みなどで、
サッカートークに花を咲かせたりしたわけですよ。
 
ところが、昨日、東京のJ2降格が決まってから、
初めて職場で顔を合わせたんやけど、気まずいのなんのって…。
 
腫れ物に触るかのように接するとは、まさにこのことで、
俺だけでなく、サッカーがそれほど好きでない同僚までもが、
上司に気を遣って、係内でサッカーの話題を出さないように振る舞う始末。
 
そんな係内の空気を感じ取ったのか、上司の方が、仕事中にいきなり、
半分やけくそのテンションで、「いや~!!降格したよ!!」と、
言い放った時には、皆爆笑でした。
 
それまでは、いつまでこんな雰囲気の係内で仕事をしなくちゃいけないのか、
不安に思ってたんやけど、杞憂に終わって良かったわ。
 
とは言っても、今年は許してもらえた、
「ACLのアウェイに行きたいので、休みください」というお願いが、
来年の春先にできるかどうかはまた別の話やけど…
 
 
 
東京の降格の要因として、米本の長期離脱とか、長友がシーズン途中に移籍したとか、
去年活躍した、平山・石川・梶山あたりが軒並み不調だったとか、
色々あると思うねんけども、個人的には、
監督と選手が理想を捨て切れんかった事が一番かなと思う。
 
城福前監督は、昨シーズン、ムービングフットボールを掲げて、
ナビスコカップを制覇しただけあって、自分のサッカーに自信があったんやろうけど、
さすがに、残留争いしている時に、試合の主導権を握らんばかりの、
ポゼッション志向の攻撃サッカーは無い。
 
ガンバにも言えることやけど、ポゼッションサッカーって、
チームの状態が良くて初めてできるものであって、
残留争いをしているようなチームって、一概に何らかの問題を抱えてるもんやから、
守ってカウンターのサッカーをやらざるをえないのよ。
 
実際にガンバも、去年、一昨年と夏場に調子を落とした時は、
この、守ってカウンタースタイルでしぶとく勝ち点を拾うことで、
調子を取り戻したわけやしさ。
 
もっと早く城福監督を切って、大熊監督で現実的なサッカーをやってれば、
こんなことにはならんかったと思うんやけど、去年の大分のシャムスカ同様、
フロントが功労者を切るのを躊躇ってしまったのが仇となったね。
 
まあ、こればっかりは難しい問題やからなぁ。
 
 
 
あとは、選手の理想の問題。
 
大熊監督になってからの東京は、順調に勝ち点を積み重ねてたし、
残留できるサッカーをしてたと思うんやけど、結果的に降格してしまったのは、
選手が勝ちに貪欲になれなかったのも、原因かなと思う。
 
別に俺は東京の選手のやる気を否定しているわけじゃ無くて、
もっと狡猾に戦うべきだったんじゃないかということ。
 
33節の山形戦がそれを象徴してて、平山のゴールで1点を先制した後、
守りに入ったけど、そこまでは良かったものの、ただ引いて守っているだけで、
時間稼ぎをしたり、カードを覚悟でファウルしたりっていうプレーが無かった。
 
確かに、それらのプレーは嫌悪感を抱くものではあるけど、
そんな美辞麗句言ってる状況じゃ無かったのも事実。
 
ちなみに、残留した神戸は、別に残留争いしてなくても、
普段からそんなプレーしてるけどね。
 
それができなかったせいで、なりふりかまわずパワープレイに出た山形に、
同点ゴールを許すという展開に…。
 
もしかして、名古屋に勝ったことで、自分達は残留できたとでも勘違いしたのか、
何が何でも逃げ切らないといけない場面で、あまりにも残念な失点やったわ。
 
 
 
なんか、ガンバの事じゃないのに、あまりにも長々と書いてしまった。
 
まあ、上司も、「絶対に1年で戻る!!」って鼻息を荒くしてるので、
是非とも、東京の選手達には、上司のそんな気持ちに応えて、
1年でJ1に復帰してほしいもんです。
 
ただ、その前に、天皇杯の決勝で会われへんかなぁ。
 
ルーカスの日本での最後の試合は、
古巣の東京相手がいいなぁって個人的に思ってるんでね。
 
 
 
 
 にほんブログ村 サッカーブログ ガンバ大阪へ


 
 
 
 
 
 
 
 
 

2010年12月6日

驚異の3位力発動せず

 
 
一昨日は2010年Jリーグ最終節がありました。
 
俺は、2005年の優勝に立ち会えなかった悔しさもあって、
2006年からはずっと最終節は参戦してたんやけど、
今年は行って無いし、試合も見ていないです。
 
じゃあ、何をしていたのかというと、
 

小学生の頃からの友人の結婚式に出席するために、徳島にいました。
 
結婚式に出席するのって、小学生の時以来やから、
実質初めてみたいなもんやってんけど、新郎のキャラクターがよく反映された、
笑いの要素が多い、とても楽しい結婚式やったわ。
 
もう、披露宴の後半あたりなんて、地元のメンバーで行く時の、
飲み会やカラオケのテンションやったしね。
 
まあ、そんな祝賀ムードが溢れる、披露宴の会場で、
ガンバの試合結果を知り、こっそりガッツポーズをしていたんやけども。
 
 
ガンバ大阪30清水エスパルス
 
 
なんか、俺が見に行かなかった試合に限って良い試合をしたようで。
 
清水もACL出場権を狙ってるし、
日本平は決して得意なスタジアムとは言えないだけに、
難しい試合になるかなとは思ってたけど、この大勝は良い意味で驚きやね。
 
武井にリーグ初ゴールが生まれたのも、彼の今後にとって良かったと思うわ。
 
 
 
リーグが終盤に差し掛かるにつれて、
またしても驚異の3位力を発揮するのかと思ってたけど、
最終節のこの勝利で、ガンバはリーグ戦を2位で終了。
 
ただ、他のガンバサポの方々の多くが言ってるように、
この2位になったチームは、ここ数年の3位止まりだったチームより、
はっきり言って弱かったと思う。
 
でも、ACLの出場権を天皇杯まで持ちこさずに、
リーグ戦の成績で獲得できたわけやし、
とりあえず、リラックスした気持ちでクリスマスまで過ごせそうやわ。
 
 
 
ちなみに、行く方向で調整してた、天皇杯の浦和戦やけど、
万博参戦が決定しました。
 
年末の忙しい時期に、かなりの強行日程やけど、
ガンバの天皇杯3連覇も懸かってるし、ルーカスの日本での雄姿を、
1試合でも多く目に刻んどきたいからね。
 
まあ、それまではクラブW杯でも見て、師走をまったり過ごしたいと思います。
 
 
 
 
 
 にほんブログ村 サッカーブログ ガンバ大阪へ

 
 
 
 
 
 
 
 
 

2010年12月3日

2018ロシア/2022カタール

 
 
先程、チューリッヒで、W杯の開催国の発表があって、
2018年がロシア、2022年がカタールに決定したね。
 
 
 
なんか、FIFAにも色々事情があるんやろうけど、
結局金だったのかと言いたくなるような結果やわ。
 
両国ともオイルマネーで経済は豊かやし、
過去のW杯においても開催経験が無いから、新規ファンの獲得も狙える。
 
それに、ヨーロッパとも時差が少ないから、TV放映権での収益も見込めるしね。
 
2002年の日韓W杯が決まった時に、
「日本は金でW杯を買った」とかいう類の批判があったけど、
今度はこの両国がこの手の批判を受けることになるんやろうね。
 
なんにせよ、W杯開催が決まったからには、
国を挙げてこのW杯と言う大イベントの成功に向けて尽力してほしいと思う。
 
 
 
2022年には日本も立候補してたけど、
2002年に日韓で共催してから、そんなに時間が経ってないから、
正直、厳しい戦いになるんじゃないかとは思ってた。
 
だから、日本の落選は妥当と言っちゃ妥当やねんけども、
もう少しプレゼンの面でインパクトが欲しかったかな。
 
まあ、別に、佐々木りおちゃん達が行った、
日本のプレゼンが悪いとは思わんかったけど、
他国は、首相などの政界のトップクラスがプレゼンを行っていたから、
どうしても見劣りする感はあったよね。
 
英国はベッカムを呼んだし、韓国ですらパク・チソンを呼んだのに、
日本も本田△なり、中田英寿なり呼ぶことはできへんかったんやろうか。
 
厳しい戦いになるとはわかっていても、日本の本気を見たかったなと思うわ。
 
プレゼンの内容なんて、開催国を決めるにあたって、
それほど影響力のあるものじゃないのかもしれんけど、
これじゃあ、本気を出さずに、負けるべくして負けたって感じがして、
どうもモヤモヤしてしまうね。
 
 
 
今回のW杯招致に関しては、個人的に、
何が何でも日本でって感じじゃなかったけども、
せめて、俺が死ぬまでには、W杯とオリンピックを、
日本でもう一度見たいなぁと、ふと思った。