2009年12月29日

さあ、元旦国立だ!

 
 
国立行ってきました。
 

  
最近仕事が忙しくて、肉体的にも精神的にも疲れてたんやけど、
やっぱり、サッカー観戦はいいリフレッシュになるね。
 
ガンバも勝ったことやし、言う事無しやわ。
 
 
 
ガンバ大阪21ベガルタ仙台
 
 
 
前半の3分ぐらいに、ルーカスのビューティフルバイシクルが決まって、
幸先良くガンバが先制。
 
そこからも、ほぼガンバが相手陣内でゲームを進め、
前半の15分だけを見た時点で「これは勝ったな」って思ったわ。
 
でも、NHKの方では、13時からの清水vs名古屋戦が
延長、PKまでもつれ込んだせいで、この時間帯がまるまる
放送されてなかったみたいやね。
 
 
 
ただ、早々に先制点を取って、気が緩んだのか、
そこからのガンバは、受けに回ってしまって、
徐々に仙台にペースを握られてしまったね。
 
試合開始直後の勢いのある時間帯で、もう1点欲しかったな
って思ったわ。
 
 
 
後半に入っても、前半の終盤から続く仙台の勢いは衰えず、
積極的に前に出てきた。
 
その結果、仙台に同点ゴールを許すんやけど、
あのシーンは、ガンバのDF陣を責めるより、
右サイドを個人技で突破した関口を褒めるべきやね。
 
敵ながら、あの切り返しには、
思わず「うまっ!」って言ってもうたし。
 
 
 
ただ、仙台はこの時点がピークやったんか、
そこからペースダウンしたように見えた。
 
そんな相手の綻びを見逃さないのが、ガンバの選手達。
 
同点にされてから7分後に、ルーカスがこの日2点目となる
ゴールを決め、ガンバが勝ち越し!!
 
 
 
そこからのガンバは、まさに横綱相撲。
ボールを上手くキープしながら、試合終了の笛を待つだけっていう
盤石の試合運びを見せていたね。
 
あと、何気に、途中出場の佐々木が、仙台のDF陣をかき回して、
疲れに拍車を掛けさせてた。
 
さすがに、疲れてるところに、あれだけのスピードを持った選手が
出てくるなんて、嫌にも程があるからね。
 
遠藤が言うように、「危ないシーンはいくつかあったけど、
全体的にいい試合ができた」と思うわ。
 
 
 
そういや、この試合では、GKの木村が公式戦初スタメンやったんやね。
 
まあ、いくつか言いたいことはあるけど、
プロ入りして7年目での初先発、しかも天皇杯の準決勝っていう
大舞台で緊張しないわけがない。
 
むしろそれを考えると、本当によくやってたと思うわ。
試合後の「俺たちは大阪さ」のパフォーマンスも楽しかったしね。
 
本音を言うと、キャッチングした後の、スローでの球出しが、
あんまり周りを見てなくて、怖かったけど…
 
 
 
これで、2年連続での元旦決勝が決定。
 
相手は、今シーズン2戦2敗の名古屋グランパス。
まあ、ツッコミんでもツッコミきれない、2敗ではあったけども…
 
とにかく、なんにせよ、
ここまで来たら、勝って賜杯を掲げな意味が無いやろ。
 
サンフレッチェ、ACLの準備しとけよ!!
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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2009年12月20日

死闘の末に、バルセロナの載冠

 
 
去年のマンチェスター・ユナイテッドも、
一昨年のミランも、決勝戦は余力を残しての勝利って感じが
あったけど、今年の決勝は死闘と呼ばれるにふさわしい試合やったね。
 
 
 
エストゥディアンテス12バルセロナ
 
 
 
前半から、バルサがボールをキープしてはいるんやけど、
縦パスが上手く入らず、エストゥディアンテスが、
インターセプトからの速攻でチャンスを窺うっていう展開に、
やっぱり難しい試合になりそうやなって感じがした。
 
バルサは、多かれ少なかれイニエスタが故障で欠場した影響が出てたみたいやね。
 
でも、こういう戦いでも、上手く流れを持ってくるのがバルサやから、
そのうちリズムも出てくるやろうって思ってた、前半37分。
 
左サイドからのクロスにボセッリが合わせて、
なんと、エストゥディアンテスが先制!!
 
いや~、クロスが上がった瞬間は、プジョルとアビダルが
2人付いてたから、クリアできるやろって思ったんやけど、
ちょうど2人のDFの間にボールが来て、それを合わせたボセッリが
上手く合わせたね。
 
 
 
ここからのエストゥディアンテスは、この虎の子の1点を
必死で守り抜く作戦へ転換。
 
対する、バルサは、MFケイタに代えてFWペドロ・ロドリゲスを投入し、
実質4トップ状態で、同点を狙ってきたね。
 
でも、最初はこの交代はどうなんかな?って思ったんよ。
 
スペースの無い2列目にメッシが下がったことで、
ボールを前に運べなくなったように見えたからね。
 
まあ、結果的に、ここでメッシの位置を下げた事よりも、
ペドロを投入したことの方が、功を奏するんやけどね。
 
 
 
後半になってバルサが攻勢に出てきたものの、
それは、いつもバルサが披露する華麗な攻撃じゃなくて、
必死さの漂う、泥臭い攻撃やった。
 
試合終了10分前になると、ピケまでもが前線に上がり、
パワープレーを敢行する、普段のバルサじゃ滅多にお目にかかれない
状況になってたね。
 
でも、この作戦が的中したのか、シャビからのロングボールをピケが競って、
ファーにボールが流れた所に飛び込んだのは、ペドロ!!
 
バルセロナ、試合終了1分前で起死回生の同点劇!!
 
 
 
実際、この同点になった時点で、エストゥディアンテスが勝つ可能性は、
延長を耐え忍んで、PK戦まで持ち込むしかなかったと思う。
 
前半から猛烈なプレスを行っていたエストゥディアンテスの選手達の
体は、後半の途中から疲弊しきってたと思う。
 
特に、欧州でプレーしていた時は、華麗なプレーとは反比例するように、
運動量は少なく、泥臭いプレーとは縁がなかったヴェロンが、
足を攣りながらも、チームの勝利のために
必死にピッチを走り回ってたのが、とても印象的やった。
 
でも、世界一まで残り1分というところで同点に追いつかれたことで、
肉体的な疲労だけじゃなく、精神的にもかなりのダメージがあったやろうね。
 
 
 
そんな、CWCの決勝にふさわしい死闘に決着をつけたのは、
やっぱり、リオネル・メッシ。
 
後半の途中から消えてた感はあったけど、こういう場面で
きっちりと仕事をするあたり、「持ってる」なぁって感じやわ。
 
シャビの右サイドからのアーリークロスを「確実に決めるために」
メッシが胸で押し込んで、バルサが勝ち越し!!
 
いや~、あの体勢からやったら、頭で決めるより、
胸で決めるほうが難しいと思うんやけど…。
 
 
 
この得点が決勝点となり、
 
バルセロナが初の世界一に輝きました!!
 
 
 
両チームとも、見事な戦いやった。やっぱり、サッカーは面白いね。
 
来年のCWCには、ガンバの選手達の姿があることを期待したいね。
…その雄姿を見届けるためにも、積立貯金、頑張らねば!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2009年12月17日

違いを見せつけたバルセロナ

 
 
CWCのせいで、どうも生活時間帯が妙な事になってるんやけど、
この試合はちゃんと見とかんとね。
 
何と言っても、今大会の主役の登場ですから。
 
 
 
バルセロナ31アトランテ
 
 
 
バルサの選手紹介の時、日テレの実況が、
GKの「ヴィクトール・バルデス」を「ファビアン・バルデス」って
紹介した時に、一度目のズッコケ。
 
試合開始5分に、アトランテのDFラインの裏への
ロングボールで、“いかにもバルサらしい”失点を喫した時に、
二度目のズッコケ。
 
試合が始まって、まだ10分も経ってないというのに、
見ている側としては、既に腰砕けな状態やったけれども、
そこからのバルサは、誰もが知ってるバルサやったね。
 
 
 
アトランテは、1点を先制した後、左右のWBがDFラインに落ち、
5バックにして、ガチガチに虎の子の1点を守ってきた。
 
でも、バルサとしてみれば、普段のリーグ戦でも、
相手がそういう戦い方をしてくることに慣れているせいか、
焦らず、じっくりボールを回して、アトランテの守備のほころびを
探してたね。
 
 
 
バルサが同点に追いついたのは、CKから。
 
その前に1度あったCKのチャンスで、ブスケッツが
フリーでヘディングしたように、この試合のアトランテは、
CKの守備がイマイチ良くなかった。
 
まあ、バルサ相手に同じミスを2回もしたら、
さすがに見逃してはくれへんね。
 
ゴールを決めたのが、1回目のCKでヘディングシュートを
決められなかったブスケッツっていうのもまた、
興味深いものやったけど。
 
 
 
前半は、1-1で折り返し、
後半になって、いよいよリオネル・メッシが登場。
 
前半は、試合に出てなかったにも関わらず、
「メッシ、メッシ」と連呼していた日テレの実況が、
メッシ登場により、さらにヒートアップ。
 
まあ、ケガを抱えていて、今大会の出場が危ぶまれていただけに、
あんまり無理はしてほしくなかったんやけど、
そんな心配は、世界最優秀選手の前では、杞憂やったみたい。
 
イブラヒモビッチのパスに、DFラインの裏へ抜けだし、
ファーストタッチで難しいバウンドのボールを処理して、
GKを交わしてゴールって、本当にこの選手はケガしてんの?って
感じの流麗なプレーやった。
 
TV画面越しにも、会場のボルテージが最高潮になったのが、
わかるぐらいの盛り上がりやったね。
 
 
 
そして、この試合のトリを鮮やかに飾ったのは、イニエスタ。
 
まあ、ゴールを決めたのは、ペドロ・ロドリゲスやねんけど、
そのゴールの前のお膳立てのパスで、このシーンは勝負ありでしょう。
 
どうしても、イニエスタって選手は見た目が派手じゃないせいか、
プレースタイルの割に地味な印象しか持たれへんねんけど、
この選手も、メッシに引けを取らない才能の持ち主やからね。
 
DF2人に寄せられた状況で、あの狭いところを通す、
ノールックパス、見事でした。
 
 
 
最後に、対戦相手のアトランテについて。
 
バルサとは実力差があったものの、
昨日の浦項のようにラフプレーには走らず、
自分たちのやり方で勇敢に戦った事に、好感が持てたね。
 
あと、久し振りに、ソラーリが見れたのも嬉しかった。
 
レアル、インテルと、欧州の名門クラブに在籍しながらも、
色んなポジションをこなせるせいか、器用貧乏な
イメージが拭えなかったソラーリやけど、
この試合では、アトランテの中心選手として、チームを牽引してたね。
 
途中交代したのは、残念やったけど、
もうちょっと長く見たかったわ。
 
 
 
これで、今回のCWCの決勝は、
バルセロナvsエストゥディアンテス。
 
まあ、戦力的には、バルサの方が有利やろうけど、
モチベーションは、エストゥディアンテスの方があるやろうね。
 
トヨタカップ時代から、南米勢は、欧州勢有利の前評判を覆して、
欧州勢を破るって事をしてきたからね。
 
今大会は、プジョルとヴェロンのどっちが、
カップを掲げることになるのか楽しみやね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2009年12月16日

南米らしさと韓国らしさ

 
 
今大会、アジア代表は、南米代表と試合すんやね。
 
まあ、前回、前々回と、開催国の日本のクラブがアジア代表だった
こともあり、大会を盛り上げる話題作りのために、
欧州代表と対戦するような組み合わせになってる感はしなくもなかったね。
 
でも、今回はUAE開催で、アジア代表は韓国のクラブということで、
開催国に気を遣って大会を盛り上げる必要が無くなったから、
アジアvs南米と言う組み合わせが実現したんやろね。
 
 
 
エストゥディアンテス21浦項スティーラーズ
 
 
 
いやはや、それにしても酷い試合やったね。
 
スコアだけならいい試合をしてたようにも取れるけど、
実際は、エストゥディアンテスの、良い部分の南米のらしさである、
小気味のいいパスサッカーと、
 
浦項の悪い意味の韓国のらしさである、球際の激しさを履き違えた
ラフプレーが同居する試合やった。
 
でも、試合が進むにつれて、浦項の退場者が続出したあたりから、
後者のイメージが、前者のイメージを薄めてしまったのが残念やね。
 
 
 
エストゥディアンテスの攻撃の中心は、何と言っても、
ファン・セバスティアン・ヴェロン。
 
あの懐の深いボールキープと、ピッチを俯瞰しているような、
視野の広さには、相変わらず驚嘆するばかりやね。
 
チームメイトも、ヴェロンがボールを持つと、
必ずいいパスが出てくるってわかってるから、
前方のスペースにどんどん走りこんでくるんよね。
 
特に、2点目のシーンでそれが良く表れてた。
 
アーリークロスと見せかけて、ロビングであの位置に落とせるのは、
この試合でピッチに立っていた22人の中ではヴェロンだけやろね。
 
 
 
まあ、対する浦項にしてみれば、実力差はあるとわかっていても、
もう少し、上手く戦えなかったかな、と思う。
 
全体的に、攻め込まれるシーンが多かったものの、
完璧に崩されたシーンは、前半の最初らへんだけやったし、
もうちょっと我慢強く持ち堪えたら、得意のセットプレーで、
得点も狙えたんじゃないかなと思う。
 
ただ、エストゥディアンテスの選手がボールを支配して、
なかなかボールが触れないのに、イライラしたのか、
危険なタックルがすごく多かった。
 
主審も、前半からカードを多く提示して、
注意を促していたのにも関わらず、それをやめようとしなかったのが、
結果的に、3人も退場者を出す原因になったんやろうね。
 
退場者が3人って、一見、主審が暴走したようにも思えるけど、
この試合での、主審のジャッジは妥当。
 
浦項の選手が、主審の出すカードに無頓着すぎただけやと思うわ。
 
 
 
まあ、浦項のエースのデニウソンがGKをやるっていう、
面白いシーンは見れたけど、世界各国で放送されてるような、
FIFA主催の大会にアジア代表として出場して、
こんなみっともないプレーをするのはやめてほしいわ。
 
今度の3位決定戦では、そんなことが無いように、
浦項の選手達は頭を冷やしてほしいね。
 
 
 
あと、もう1つ残念な事。
 
2-0の状況で、浦項がデニウソンのゴールで1点返した時、
(まあ、思いっきりオフサイドやったけど)
 
「同点!同点!!」と叫んだ、日テレの実況。
 
ヴェロンと岡山の話ばっかりしてて、
ちゃんと試合を見てなかったんやろうか?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2009年12月13日

4度目にして勝利

 
 
渡鹿してきました。
 
 
 
鹿島とは、1年に何回も当たりたくないよね。
疲れるというか、気が滅入るというか…
 
でも、この日に限っては、帰りの3時間半の道のりも、
苦にならないくらい、晴れやかな気持ちで帰路に着くことが
できたわ。
 
 
 
ガンバ大阪21鹿島アントラーズ
 
 
 
まず、試合の前に印象に残ったのが、
東京駅からの高速バスの車内や、スタジアムで入場待ちしてる、
鹿島サポの中に、Jリーグ3連覇特別記念号を読んでいる人の、
多いこと、多いこと。
 
そういや、ガンバが去年ACL制覇した後の
天皇杯の甲府戦でも、スタンドで特別記念号を読んでいる人が
多かったっけ。
 
こういう、明らかに切り替えれてませんって雰囲気って、
選手に伝染したりするんよね。
実際、甲府戦でガンバは大苦戦したわけやし。
 
 
 
案の定、2週間前と比べると、前半から鹿島は
イージーなミスが多かったと思う。
 
これは、リベンジを果たしたいガンバからすれば、
好都合な展開やね。
 
でも、相手にお付き合いしてるわけでもないねんやろうけど、
この日は、ガンバもイージーなミスを犯して、
鹿島に決定的なシーンを作られることが多かった。
 
ただ、この日は、アウェイスタンド側のゴールマウスの、
クロスバーとゴールポストが大活躍して、
野沢や田代のシュートを弾き返してた。
 
多分、あれが全部入ってたら、この試合も5点ぐらい取られても、
おかしくなかったと思うから、その点、この日は、
ガンバの方にツキがあったってことなんやろね。
 
 
 
その、ガンバにあったツキを、ガンバの勝利に結びつけたのは、
間違いなく山崎でしょう。
 
今年は、与えられたチャンスを生かせないことが多く、
去年ほど、勝ち試合の主役を演じる機会は減ってしまったけど、
ここにきて、持ち前の勝負強さを発揮してくれたね。
 
去年はACL男で、今年は天皇杯男ってことかな?
次の試合でも頼むぜ!!
 
 
 
反対に残念だったのが加地。
 
別に、加地には精度の高いクロスとか、ドリブル突破を求めてるわけじゃないから、
攻撃面で物足りないのは我慢できるんやけど、
最近、セールスポイントであるはずの守備にほころびが見えるんよね。
 
この試合の唯一の失点も、ラインコントロールに、
加地が1人だけ残ってしまって、田代に独走されたのが、
原因やったしね。
 
逆サイドにいる和道が安定してるだけに、
余計にそういう風に思ってしまうわ。
 
 
 
まあ、一番残念だったのは、Jリーグアウォーズで、
Jで最も優秀な審判という称号をもらった西村氏。
 
喧嘩両成敗って考え方なんか知らんけど、
この人って、試合中に小競り合いが起きた時、
当事者全員にカードを1枚ずつ出すのが好きやよね。
 
現にこの試合でも、山口、中澤、岩政が被害者になったし。
選手に注意を与えて、その場を鎮めることができないのかな?
 
西村って、前までは、そんなに酷い審判ってイメージ無かったけど、
最近はジャッジのダメっぷりが目につくようになったよね。
(あの「死ね」発言騒動以来か?)
 
そんな審判が最優秀!? …世も末やな。
 
 
 
鹿島に2週間前のリベンジを果たしたとはいえ、
中澤もブログで言ってるように、これで今季の屈辱を
全てを返したわけじゃないよね。
 
09年対鹿島戦 1勝3敗 得点3、失点10。
 
来年は、この数字を逆にできるようにしたいね!
 


 
 
 
 
 
 
 
 
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2009年12月10日

バレー君、早々に大会を去る

 
 
♪ラ~ラ~ ラララ ララ バレーゴール
 ラララ ララ バレーゴール♪
 
 
 
オークランドシティ20アル・アハリ
 
 
 
…って、ソッコー負けとるがな!!
 
今年は、ACLで日本勢が優勝できなかったので、
今大会で唯一、日本の雰囲気を漂わせてくれる選手やし、
久し振りにバレーが見れるっていうことで、
ほんのちょっとだけ楽しみにしてたんやけど…
 
まあ、バレーがCWCに出るって知ったのは、
ほんの1週間前ぐらいやけどね。
 
 
 
でも、ある程度予想できたとはいえ、
正直、サッカーの試合としては、全然面白くない試合やった。
 
両チームとも、技術レベルが低すぎて、
ハーフウェアラインまでボールを運ぶのがやっと、
それから前では、平均で3本ぐらいしかパスが繋がらんっていう
有様やからね。
 
そんな状態やから、当然1トップに入ったバレーは孤立してた。
 
 
 
そうなんよ、1トップやってたんよ、バレー…
 
わざわざ説明するまでもないんやけど、
バレーの長所は、あの前を向いた時の推進力。
 
比較的プレッシャーの少ない左サイドで前を向いてドリブルで突進、
「そこから打つの!?」っていう距離からズドンっていうのが、
彼の最大の魅力。
 
その代わり、足下の技術に乏しいから、
前線でのポストプレーや、中盤に下がってきてボールを捌くような
プレーを彼に求めるのは、あまりにも酷やわ。
 
でも、日テレの実況では、年俸に見合った活躍をしているって
言ってたから、国内リーグでは、そういったタスクも、
無難にこなしてるんでしょうなあ。
 
 
 
去年はガンバが出場してたから、この大会を見るにあたって、
力が入るもんもあったんやけど、今年は微妙やなあ。
 
まあ、多分そんな事言いながらも全試合見ると思うけど。
 
今年は、純粋に、バルサが他大陸の王者達を
華麗なフットボールで一蹴するのを楽しみにしますかね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2009年12月8日

ACL2010GL組合わせ決定!

 
 
ACLグループリーグの組み合わせ抽選会があったね。
 
まあ、まだプレーオフとかもあるし、
出場チームが全て決定したわけじゃないけど、
東アジアだけサラッと見てみると…
 
 
 
【グループE】
城南一和 メルボルン 北京国安 川崎フロンターレ
 
【グループF】
鹿島アントラーズ 全北現代 ペルシプラ 長春亜泰
 
【グループG】
河南建業 ガンバ大阪 水原三星 東アジアプレーオフ勝者
 
【グループH】
アデレード 山東魯能 天皇杯王者 浦項スティーラーズ
 
 
 
我らがガンバ大阪は、グループG。
 
何と言っても目を引くのが、今年のACLのグループリーグで、
ホームで鹿島を5-1とボコボコにした水原三星やね。
 
重戦車タイプのFW、エドゥーや、中国代表のリー・ウェイフォン
韓国代表のGK、イ・ウンジェなど、タレント揃いのチームやけど、
今年はイ・ジョンス(京都)、昨年はキム・ナミル(神戸)を
引き抜かれた影響からか、今季のリーグ戦では振わんかったみたい。
 
個人的に、この水原三星は、ガンバと試合をしてほしいと
思ってたんよね。
 
と、言うのも、今年のACLでソウルに行った時、
現地のガイドをしてくれたお姉さんが、熱狂的な水原三星のサポーターで、
「今度はガンバと水原がACLの決勝で試合できたらいいですね」
って言ってるのを見て、こういう違う国のサポーター同士の交流こそ、
ACLの醍醐味やなぁって思ったから。
 
まあ、その夢は叶わんかったけど、ステージは違うとはいえ、
来年それが実現して、嬉しいわ。
 
でも、ガイドさんには悪いけど、試合はガンバが勝つけどね。
 
 
 
中国の河南建業に関してやねんけど、上海、北京、大連あたりは、
よく耳にするけど、河南ってあんまり聞いたことないから、
どんなチームなんやろって思ってたら、2年前に、2部リーグから
上がってきたばかりのチームやねんね。
 
でも、どんなサッカーをするのかはよくわからん。
 
河南省と言えば、少林寺があることでも有名やけど、
まさか、カンフーサッカーをやるなんてことないよね?
 
 
 
で、最後のプレーオフの一枠を、
シンガポール・アームド・フォーシズ、ダナン、スリウィジャヤ、
ムアントン・ユナイテッドで争うっていう形。
 
なんか、ダナンにスリウィジャヤっていう、
ガンバサポにもお馴染みの名前が見受けられるけど、
いかんせん遠征するとなると、飛行機の乗り継ぎやなんやらで、
オーストラリアよりもキツイやろ…
 
個人的には、シンガポールに上がって来てほしいわ。
 
 
 
今までは、ACLの国外アウェイとなると、なかなか遠征が
難しかったんやけど、来年は、スケジュールさえ上手くいけば、
グループリーグでも、韓国と中国なら行けそう。
 
今年のACLは、6月であっさり終わっちゃったんで、
来年は、秋まで熱い戦いを期待したいね!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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2009年12月6日

リーグ最終節と去りゆく者たち

  
 
リーグ最終節、万博参戦してきました。
 
  
万博記念公園駅を降りた俺を出迎えてくれたのは、
観覧車が無くなったエキスポランド。
 
 
 
取り壊されたのは知ってたものの、実際に自分の目で見るのは初めてやったから、
そこにあるべきはずのものが無いって言うのは、
感傷的な気分にさせてくれるよね。
 
それに、今日は最終節ということもあってか、
去りゆく選手たちに対しても、感傷的な気分にさせられたわ。
 
 
 
ガンバ大阪20ジェフ千葉
 
 
 
ガンバはリーグでの順位が確定してるし、
ジェフはすでに降格が決まっているということで、
両チームともモチベーションを保つのが難しかった試合やったと思う。
 
実際に、試合そのものよりも、試合後の方が色々あって、
印象に残ったね。
 
 
 
前半から、ガンバが圧倒的にボールを支配…、とはいかなかったけど、
全体的に守備意識が高く、組織的なプレスが機能していたせいか、
ジェフに決定的なシーンはほとんど作らせてなかったね。
 
この日は、山崎だけじゃなく、チョ・ジェジンも、
前線からボールを追いかけてたのが、その意識の高さを
象徴していると思う。
 
ただ、前半途中に中澤が負傷交代して、
高木がCBに入ったあたりから、DFラインが下がり気味になり、
それによって、全体が間延びしてプレスがかからなくなったため、
結果的に、ジェフがリズムを掴んでしまった。
 
まあ、ジェフの決定力の無さに助けられた感もあるとはいえ、
高木は、SBとしてはフィットしてきてるけど、
まだCBとしては、ガンバの高いDFラインに慣れてないのかなって、
ちょっと心配になったね。
 
 
 
この日のガンバの得点は、2点とも遠藤やったんやけど、
特に、1点目のFKは素晴らしいね。
 
キーパーの重心をよく見て、逆を突いてコロコロと流し込む、
アジア最優秀選手にふさわしいプレーやった。
 
それにしても、GKのポジショニングが悪いのか、
ジェフは、よく遠藤にFKを決められるイメージがあるよね。
 
 
 
その後、遠藤が2点目となるPKを決めた直後に、
播戸竜二登場。
 
それから、試合終了までは、まさに播戸劇場。
 
2点を取られたことにより、ジェフが前掛かりに出てきたため、
ジェフのDFラインの後ろに広大なスペースが出現。
 
どんどん裏へ飛び出す動きを繰り返す播戸。
 
それに呼応して、播戸にボールを集めるガンバの選手達。
 
しかし、それをことごとく決められない、播戸竜二orz
 
播戸の獲得を狙っている他のチームの強化部長が、
あの決定機逸のシーンを見て、獲得に二の足を踏まないことを
願うばかりです。
 
 
 
試合終了5分前には、ベンチのメンバーと
ハイタッチをしながら、松代が登場。
 
まあ、正式にはまだ発表されてないけど、
あの交代には、深い意味があるんやと思うけどね。
 
そうじゃなかったら、あんなところで、
当たっていた藤ヶ谷を交代させる意味がよくわからんし。
 
 
 
試合終了後には、恒例のホーム最終戦セレモニー。
 
しかし、今年はその前に、ジェフの斎藤大輔の
引退セレモニーがあったよね。
 
こういう形で、引退セレモニーをやってもらえる選手って少ないし、
ましてや、両チームのサポーターから、
万雷の拍手を受けて引退をする選手ってそうそういないと思う。
 
斎藤選手、お疲れ様。
 
でも、正直、ほとんどガンバサポの中に、いきなり出て来て、
言葉を選んで話すのは難しかったと思うわ。
 
 
 
最終戦セレモニーで、アキラと松代の挨拶が終わると、
ガンバゴール裏で、またしても播戸劇場が開演。
 
 
 
 
ゴールを決めたわけでもないのに、「1,2,3、バーン!!」の
大バーゲンセール。
 
最初は、面白かったけど、5回目あたりになってくると、
「もうええわっ!!」って感じやった。
 
でも、つくづく、ホンマに愛されてた選手やったんやなって
感慨深いものがあったね。
 
 
 
リーグ戦は、昨日で終了しましたが、
ガンバの2009年シーズンはまだ終わっちゃぁいません。
 
次は天皇杯で、また鹿島国に乗り込み、
J3連覇を達成した、鹿のチームとの対戦です!!
 
俺も参戦しますが、前日が忘年会ということで、
おそらく2日酔いでの参戦が濃厚。
 
でも、一度も鹿島に勝てないまま、今シーズンを終えるなんて、
あってはならない!!
 
ガンバの選手達と、アキラの言葉を信じてます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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2009年12月5日

南アW杯GL抽選会、開催!

 
 
南アフリカW杯グループリーグの抽選会が開催されたね。
 
 
【グループA】
南アフリカ メキシコ ウルグアイ フランス
 
【グループB】
アルゼンチン ナイジェリア 韓国 ギリシャ
 
【グループC】
イングランド アメリカ アルジェリア スロベニア
 
【グループD】
ドイツ オーストラリア セルビア ガーナ
 
【グループE】
オランダ デンマーク 日本 カメルーン
 
【グループF】
イタリア パラグアイ ニュージーランド スロバキア
 
【グループG】
ブラジル 北朝鮮 コートジボワール ポルトガル
 
【グループH】
スペイン スイス ホンジュラス チリ
 
 
 
日本の対戦相手は、オランダ、デンマーク、カメルーンときましたか。
 
オランダとは、この間の親善試合でクオリティの差を
まざまざと見せ付けられ、敗れただけに、
手強い相手であることに間違いはないよね。
 
さらに、カメルーンは、ただでさえも強豪やのに、
アフリカ大陸での開催という事で、
準ホームとも言える環境が、日本にとって不利に働くやろう。
 
となると、一見付け入る隙がありそうなデンマークやけど、
トマソンやヨルゲンセンをはじめとしたベテラン勢と、
ベントナーやサイモン・ケアなどの若手陣が上手く融合できているらしいし、
欧州予選を勝ち上がってくるところに、そんな弱いところないしね。
 
まあ、前回大会でオシムが言ってたように、
サッカーは何が起こるかわからんから、3戦全勝も3戦全敗もありえるやろう。
 
何にせよ、W杯ベスト4を謳ってるんやから、
グループリーグはなんとか勝ち抜いてほしいと思ってるけどね。
 
 
 
他のグループに、目を移してみると、開催国の南アフリカと、
北朝鮮はキッツイ組に入ったなぁ、と。
 
南アフリカは、開催国初のグループリーグ敗退も、
ありえるかもしれへん。
 
 
 
一方、イングランドは楽なグループに入ったなぁ…
 
イタリアやスペインも、イングランドほどじゃないけど、
組み合わせに恵まれた感があるよね。
 
これらの組は、2位通過がどこになるかっていうのが、
焦点になってくるやろね。
 
 
 
まあ、今の段階ではそんなに盛り上がっている感は無いけど、
実際、本大会になったら、今までどおり全試合見るんやろうなぁ…
 
俺がサッカーを見るほうにハマッたのは、フランスW杯からやからね。
 
 
 
じゃ、これからリーグ最終戦を見に、万博に行ってきます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2009年12月1日

TBSに言いたい

 
 
内藤×亀田戦の舞台裏でリングアナがTBSに激怒
 
石川遼出場のゴルフ大会でTV中継用カート暴走 引きずられた女性ら負傷
 
スパサカ問題でTBS 岡田監督に謝罪も
 
 
 
もともとそんなに好きなTV局じゃなかったけど、
最近のTBSの暴走振りは、あまりにも目に余るものがあるよね。
 
俺は、ボクシングもゴルフもあまり見るほうじゃないけど、
こんなに問題を起こしているようじゃ、主催者側は、
TBSの締め出しを考えてもいいんとちゃうかな。
 
まあ、どんなスポーツに限らず、スポーツが発展するには、
メディアのサポートが不可欠やから、
なかなかそういうわけにもいかんのやろうけど。
 
 
 
ちょっと偉そうに話をすることになるけど、
スポーツの発展におけるメディアの役割と言う点で、
野球を例に挙げて話をしてみると、
 
野球が日本でこれだけ大きなスポーツになったのも、
巨人が読売グループの強力なバックアップを受けて、
戦後以降、巨人の試合が日本全国で放送されるようになったから。
 
それに、野球は、サッカーやラグビーとかと違って、
断続的に試合が進行するスポーツなので、
放送する側としても、CMなどの中継が入れやすくて、
TV中継向けのスポーツであったのと、
 
投手と打者の1対1の対戦が、武士道とかそういった類の精神を好む、
日本人の性格とマッチしたのが、野球がこれだけ愛されている
理由なんかなと思う。
 
ただ、日本のメディアは、1対1という点をクローズアップしすぎて、
それを野球以外のスポーツにも適用してしまったため、
ファンがチームよりも選手個人を応援するようになってしまった。
 
その影響からか、石川遼や浅田真央みたいに、スター選手がいるうちは、
そのスポーツが注目されているけど、彼らが引退したり、
調子を崩してしまい、勝てなくなったりすると、
メディアは彼らから手を引いてしまい、そのスポーツにおける
ブームは一過性のものとして、過ぎ去ってしまうんよね。
 
それが、あまり日本にスポーツ文化が根付かない原因なんかなと思う。
 
 
 
話をTBSに戻すと、TBSはJリーグの創成期から、
地上波で試合を中継し、スパサカという番組を立ち上げ、
Jリーグバブルが弾けて以降も、サポートを続けてきた。
 
サッカーに興味を示さない、関西のTV局でも、
TBS系列のMBSは、年に2,3回ぐらい深夜に試合を録画放送することもあるし、
最近、GAMBA TVの放送もスタートした。
 
その点では、TBSもスポーツの発展に寄与してきた
メディアだとも言えるし、そういうことも考えると、
個人的にも、TBSに感謝する部分はある。
 
ただ、亀田一家をサポートしだした頃から、
先述の、一過性のブームに乗っかるような報道のやり方が、
散見されるようになってきた。
 
まあ、ランダエタ戦後の、亀田バッシングの後も、
亀田一家をサポートし続けたのは、評価できるけど、
ボクシングという競技全体をサポートしていたのかなと思えば、
疑問符がつく部分があるよね。
 
 
 
TBSは、今年、番組の大幅改編に失敗して、
視聴率が取れなくなって、危機感を感じてるのかもしれん。
 
ただ、今回の、亀田の試合のリングアナの件は、
TV中継しやすいように、選手入場等の時間を主催者側と
話し合って調整するとかじゃなく、こうした方が、TV局的においしいという、
自分たちの一方的な都合に合わせて、競技のやり方そのものに
口を出してしまっているから、まったくの論外。
 
これじゃあ、TV局的には、この選手が勝った方が視聴率が取れるから、
この選手を勝たしてくれなんて、八百長みたいなことが起こっても、
おかしくはない。
 
選手紹介を、俳優の小出恵介に行わせたのだって、
TV局側の一方的な都合やし。
 
そういや、劇場版のルーキーズが放映されてた時も、
TBSのどの番組を見ても、ルーキーズに出演している、
俳優が番宣で出てて、イラッとしたこともあった。
 
 
 
はっきり言って、自分たちの勝手な都合に合わせて、
スポーツ中継を利用するのはやめてほしい。
 
姑息な手段を使って、視聴率を取ろうとせずに、
競技そのもののおもしろさを伝えてほしいと思う。
 
TBSには、スポーツの発展におけるメディアの役割というものを、
もう一度深く考え直してほしい。