2012年11月25日

首の皮一枚繋がった状態でヤマハへ向かう


万博行ってきました。


ガンバ大阪22FC東京


試合後のセレモニーで、松波が挨拶に出てきた時、
ブーイングとともに発生した「辞めろ」コール。

苦しい時期に監督を引き受けてくれて感謝しているけど、
俺も松波に対して言いたい事はいくつもあるから、
「辞めろ」コールをしていた人たちの気持ちはわからなくもない。

この試合に関して言えば、家長をパウリーニョに交代させて、
前線からプレスに行こうとしたけど、これがハマらず、
却って、中盤にデカいスペースを作ってしまった事とかね。

でも、まだ最終的な結果は出たわけじゃないから、
選手とサポーターが一丸となって戦わないと。

ボロカスに言うのはシーズンが終わってからでも遅くはないから、
罵声は取りあえず一旦飲みこんで、
ヤマハに向かう選手達を精一杯サポートせなアカン。

幸い、松波は、柏戦あたりから、
ガンバらしい攻撃的な采配を意識してるように思えるし、
その攻撃的な姿勢が、ヤマハで結実する事を祈るしかないね。



3点取らないと勝てないっていう、
今シーズンを象徴するような試合やったけど、
この試合に関しては、3点目が取れなかったのにも関わらず、
負けなかったっていう言い方もできるかなと思う。

それだけ、とどめをさされてもおかしくないようなピンチを、
再三迎えてたからね。

そんな数多くのピンチに、シュートを外してくれていたのが、
結構な確率でルーカスだったもんやから、
弱り切った古巣に、情でもかけてくれてんのかなぁって思ってしまった。

そのルーカスは、いつもと違う右サイドMFで起用されていて、
右サイドで攻撃の起点となって、倉田と藤春の上がりを抑止し、
ガンバのストロングポイントである、左サイドを沈黙させるという、
FC東京にとって、重要な戦術のタスク担っていたね。

でも、なんとなくルーカスのプレーを見てると、
ガンバが優勝争いをしていた頃の事を思い出して、
懐かしさと同時に、現実とのギャップに感傷的な気持ちになってしまったわ。

あのキープ力、前線からの献身的なチェイシング、
セットプレーの際のニアサイドの守備・・・全てが頼もしかったなぁ。


ビルドアップでミスパスを連発する今野や、
前節で2得点を挙げたのにも関わらず、この日精彩を欠いた倉田を見てると、
残留争いのプレッシャーは、着実にガンバの選手を蝕んでいってるのかなと思う。

まあ、サポーターの俺ですら、ここ数カ月は胃の痛い日々を過ごしているのに、
選手の重圧はそれの比じゃない事ぐらい明らかなんやけどね。

そのプレッシャーから、どういう形で解き放たれるのかは、
泣いても笑っても次で決まってしまいます。

12月1日、ヤマハで全てをこの目に焼き付けて来たいと思います。



にほんブログ村 サッカーブログ ガンバ大阪へ












2012年11月23日

イギリス旅行記 ~アップトンパーク編~


ロンドンでの4日目はアップトンパークで、
ウェストハムvsストークシティの試合を観戦。

でも、試合は20時からと、深い時間からのキックオフなので、
それまで観光したり、職場の同僚にお土産を買うことにしました。

まずは、俺が泊まっているホテルから徒歩で行ける、
チェルシーのホーム、スタンフォードブリッジへ。


今回は歩いて行ったけど、スタンフォードブリッジも、
フルハムブロードウェイっていう駅から3分ぐらいで行ける、駅近のスタジアムで、
スタジアムにはホテルやレストランも併設されているんよね。

この日はチェルシーの試合が無かったので、中には入れなかったんやけど、
前日に行ったロフタスロードと違って、スタジアムの戸締りはちゃんとしてました。

まあ、この辺がビッグクラブとスモールクラブの違い・・・なんだろうか?


上の写真にあるように、バックスタンドのコンコースは、
試合が無い日でも開放しているっぽいけどね。



スタンフォードブリッジを後にした俺は、
ウィンブルドンのテニスコートに行ってみることにしました。

ディストリクト線のウィンブルドンパーク駅から徒歩15分、
ウィンブルドンパークへ到着。


テニスの練習場っぽい場所は見つけたんやけど、
肝心のセンターコートが見当たらないんだが・・・

実は、ウィンブルドンパークって、テニス場だけでなく、
陸上競技場やクリケットグラウンド、ゴルフ場など、
様々なスポーツ施設が併設されてて、かなり広大な公園なんよね。

それで、テニスのチャンピオンシップが行われるセンターコートは、
公園の一番奥のほうにあって、実際は、ウィンブルドンパーク駅から、
徒歩で30分から35分ぐらいかかるみたい。

歩いて行くより、タクシーやバスを利用するほうが賢い選択かも。

そして、満を持してセンターコートに到着。


見学ツアーに参加したら中に入れたんやけど、
参加者が5人以上いないと開催されないとのことだったので、
テニスコートには入れず、ミュージアムとグッズショップだけ見ることになりました。

せっかくここまで来たのに、こういう時って個人旅行は損やなぁって感じたわ。

ミュージアムには、過去の名プレーヤーが使用していたラケットや、
ウェアなどが展示されてて、大会の名場面集の映像が流れていました。


ミュージアムの展示品はかなり多くて、
じっくり回っていたら1時間30分ぐらいかかりそうなボリュームやねんけど、
なんと入場料は無料でした。

一昨日行ったアーセナルミュージアムなんか、
頑張っても30分ぐらいで見て回れるボリュームやったのに、
7£も取られたから、随分良心的やと感じたね。

ミュージアムを見た後は、センターコートに併設されている、
カフェテリアで昼食し、ウィンブルドンを後にすることにしました。


ウィンブルドンを後にした俺は、ロンドンの中心部へ赴き、
ハロッズや三越で、職場の同僚や家族にお土産を購入。

一旦、お土産をホテルに置きに戻り、
初日にも訪れたラーメン屋で晩飯を食った後、
アップトンパークへ向かいます。


実は、アップトンパークで試合を見るのは、2年前に続き2回目。

もう俺もすっかりハマーズファンやな。

前回アップトンパークを訪れた際は、ウェストハムが最下位だったこともあり、
スタジアムの雰囲気がとても悪かったんやけど、
新しく、試合前にファン全員で歌うアンセムみたいなのができてて、
当時よりスタジアムの雰囲気は良いように感じたね。




でも、そんな風に思ってたのは試合前だけだったみたいで、
試合が始まると、ストークに一方的に押し込まれる展開が続き、
ハマーズファンのフラストレーションが溜まっていくのを肌でひしひしと感じたね。

その流れで、前半にストークがCKから巧みなサインプレーで先制するけど、
ハーフタイムでアラダイスがどんな言葉を掛けたのか、
後半はウェストハムが試合の主導権を握り返すと、アンディ・キャロルが同点ゴール。

前回、アップトンパークに来たときは、
対戦相手のニューカッスルの選手としてプレーしたキャロルが、
この2年で、リヴァプールを経て、ウェストハムでプレーしているのを見ると、
時の流れの早さを感じるわ。

その後、熱気を取り戻したハマーズファンの声援を背に、
ウェストハムが果敢にストークのゴールに攻め入ったけど、
追加点は奪えずに、ドローで試合終了となりました。



試合が終わると、もう22時前。

明日帰国するので、急いでホテルに帰って、
帰国する準備をして、就寝しました。



ロンドンでの5日目は、帰国日。

午後の便やったら、午前中はどっか行こうかなってなるんやろうけど、
12時の便だったので、ホテルをチェックアウトした後、
そのまま地下鉄でヒースロー空港に向かうことにしました。



そして、12時の便で帰国の途に着き、
かくして俺の2度目のイギリス旅行は終了しました。

2度目ということで、前回行った時に要領を得ていたこともあり、
余裕を持って観光できたかなと思う。

3度目があるとしたら、マンチェスターやリヴァプールなど、
ノースウェストの方にも足を伸ばしたいね。

このブログで、頭をイギリスモードから切り替えて、
土曜日からは、またガンバサポモードで頑張りたいと思います。














2012年11月22日

イギリス旅行記 ~クレイヴンコテージ編~


ロンドンでの3日目は、クレイヴンコテージで、
フルハムvsサンダーランドを観戦。

でも、試合は16時からなので、それまで観光することにしました。

午前中に訪れたのは、セントラル線のホワイトシティ駅。

駅前には、イギリスの国営テレビ局BBCがあります。


テレビ局の前には、大勢の子供と、引率の先生っぽい人がいたけど、
社会見学か何かかな?

日曜日やのに?って思ったけど。

その、BBCから歩くこと10分、
QPRのホームスタジアム、ロフタスロードがあります。


一見、トレーニングジムみたいな外観で、
スタジアムっていう風に見えへんね。

この日はQPRの試合が無いので、スタジアムの周囲をグルッと周って、
帰ることにしました。

と、思ったら・・・あれ? 入場ゲートが開いてるぞ?


誰もいないみたいだったんで、入ってみることにしました。


スルスルっと、ゴール裏のスタンドまで入ることができました。

忍び込んでる俺が言うのもあれやけど、
試合やってないからといってスタジアムの警備緩すぎやしないか?

と、思ってたら、芝の管理業者らしきおじさんたちが何人かピッチにいて、
俺の方を指差しながら何か言ってたので、なんとなく気まずくなって出て行きました。

なんか、泥棒みたいやな、俺。


そして、ロフタスロードを後にした俺は、
世界標準時を司る、グリニッジ天文台に向かいます。

その道中、セントポール大聖堂に寄り道。


この日は日曜日やったから、中には入れませんでした。

あ、一応、言っときますけど、さっき行ったロフタスロードみたいに、
勝手に中に入って、ささやきの回廊を見たりしてないからね。

一応、マナーの良い観光客のつもりやから。



セントポール大聖堂を後にした俺は、グリニッジ天文台へ。


小高い丘の上にあるせいか、ちょっとしたハイキングやった。




俺の跨いでる線が、経度0度の線です。


東京は東経139°.45やねんな。



天文台を後にした俺は、駅前のマクドナルドで遅めの昼食を取り、
クレイヴンコテージに向かいます。

前日訪れたエミレーツスタジアムみたいに、
イングランドのスタジアムって、駅近にあるところが多いんやけど、
クレイヴンコテージは、最寄り駅のパットリーブリッジから、
徒歩で15分ぐらいかかりました。

テムズ川のほとりをテクテクと歩いて、スタジアムへ向かいます。


クレイヴンコテージに到着。


午前中に行ったロフタスロードはトレーニングジムって感じやったけど、
クレイヴンコテージは工場みたいな外観やね。

ちなみに、クレイヴンコテージのどのへんがコテージなのかっていうと、
この、年季の入った煙突屋根つきの建物がそうらしい。


少ないながら観客席もあるし、一体どういう建物なのか知らんけど、
こういう古きよき時代のスタジアムの雰囲気を、
そのままの状態で残してあるのが、このスタジアムの魅力やねんよな。

そのコテージと並ぶスタジアムの名所と言えば、
バックスタンドの屋根を支えている柱じゃないかな。


多分、柱が邪魔で見にくい席があると思うんやけど、
フルハムのサポーターからしてみたら、AKB劇場の柱と同じように、
この柱が無いとクレイヴンコテージじゃないって感じなんやろか。

いや、本当のところはどうなんか知らんけど。



そして、選手入場。

コテージの中から、選手が列になって入場してきます。


試合の方は、キックオフ直後からフルハムが優勢に試合を進めてたんやけど、
前半31分にハンゲランが退場。

前日見た、ノースロンドンダービーは、アデバヨールの退場で、
ワンサイドゲームになったけど、この試合は、
フルハムに退場者が出て、ようやく互角になった印象を受けたね。

それほど、数的同数の時間帯はサンダーランドが押されっぱなしやった。

逆に言えば、フルハムは、数的不利になっても、
それを感じさせないほど、勇敢に戦ってたんやけど、
誤算だったのが、エースのベルバトフの大ブレーキ。

それに対し、サンダーランドは少ない決定機を確実に得点に結びつけ、
結局、試合はフルハムが1-3で敗れました。

 

前日にノースロンドンダービーを見たこともあってか、
この日のスタジアムは全体的に大人しい印象を受けたね。

まあ、ロンドンのフルハムと、ノースイーストのサンダーランドの間に、
特別なライバル感情は無いやろうからね。

あ、あと、この日はゴール裏で観戦していたので、
フルハムの守護神であり、オーストラリア代表の正GKである、
マーク・シュウォーツァーのプレーを目の前で見ることができました。


特に、ゴール左隅を狙ったサンダーランドの選手のシュートを、
右手一本でスーパーセーブしたシーンを真後ろから見て、
その反応のスピードに鳥肌が立ったわ。

ハーフタイムも、15分あるところを10分で切り上げてきて、
黙々とウォーミングアップしている姿に、プロ意識の高さを感じたね。
 
もう40歳前の大ベテランやけど、
まだまだプレミアリーグの多くのストライカーや、
代表戦で対戦する日本の選手の前に、
大きな壁として立ちはだかるやろうね。



試合後、フルハムブロードウェイで晩飯を食って、
ホテルに帰り、ロンドンでの3日目は終了。

4日目は、アップトンパークでウェストハムvsストークシティを観戦します。

~続く~















2012年11月21日

イギリス旅行記 ~エミレーツスタジアム編~


柏戦後のブログの最後らへんで触れたように、
11月16日から6日間、プレミアリーグ観戦のために、イギリスに行ってました。

イギリスには2年前にも同じ目的で行ってて、今回で2度目。

前回イギリスに行った時は1日に2試合はしごしたり、
ストークシティのホームのブリタニアまで、列車で往復5時間掛けて行ったりして、
あんまりゆっくり観光する時間が無かったんやけど、
今回は、1日1試合で合計3試合、全てロンドンでの試合やったから、
比較的余裕のあるスケジュールで観光する事ができたね。


16日の11時55分の便で成田空港からヒースロー空港に出発。
ロンドンまでは12時間の空の旅。

16日の16時頃にヒースロー空港に到着。

この時期のイギリスはすごく寒いと思って、防寒には余念が無かったんやけど、
そこまで言うほど寒くは無かったかな。

「日本も12月になればこれぐらいやん」っていう感じの気温やったね。

そして、地下鉄のピカデリー線、ディストリクト線を乗り継ぎ、
18時頃、ホテルのあるウェストブロンプトンに到着。


ちなみに、今回泊まったホテルはこんな感じ。

前回泊まったホテルは5階建てで、1つのフロアに5部屋程度の、
こじんまりとしたアパートみたいな感じのホテルやったけど、
今回のホテルは13階建てで、合計500部屋ぐらいあるでかいホテルやった。

ホテルのレストランで朝食摂ってる時に聞こえてくる会話から推測する限り、
俺以外にも、日本からの観光客が結構な人数泊まってる感じやったね。



そして、ホテルに荷物を置いた後、
すぐにロンドン一の繁華街、ピカデリー・サーカスに繰り出しました。


ピカデリー・サーカスには前回も来てるんやけど、
今回は、街の至るところがクリスマスイルミネーションで彩られてて、
前回来た時とは違った印象を与えてくれたね。

まあ、前回来た時は10月で、クリスマスらしいものは何にも無かったからね。


ただ、残念だったのが、ピカデリー・サーカスの待ち合わせの名所でもある、
エロスの像が工事中で、土台の部分が見えなかった事。

なんか、クリスマスイルミネーションで溢れる街の中で、
一ヶ所だけ仲間はずれな雰囲気を醸し出してたわ。



ピカデリー・サーカスのラーメン屋で晩飯を食ってホテルに戻り、
ロンドンでの1日目は終了。

2日目はエミレーツスタジアムで、
アーセナルvsトッテナムのノースロンドンダービーを観戦します。

まずは旅行代理店でサッカーの試合のチケットを貰わないといけないんやけど、
土曜日は代理店が開くのが10時からということで、
それまでロンドンのお約束スポット巡りをすることにしました。

と、言うことで、ウェストブロンプトンの駅からウェストミンスターに向けて出発。


まあ、ウェストミンスターと言えば、これでしょう。


ウェストミンスター宮殿、通称”ビッグベン”です。

相変わらずの荘厳な佇まいで、
周囲にあるどの建築物よりも、ダントツの存在感を放ってたけども、
初めてビッグベンを見た時より、感動は薄かったな。

まあ、2回目やったらどうしてもそうなるか。


そして、そのビッグベンの隣にあるのが、ウェストミンスター寺院。

たしか、ウィリアム王子とケイトさんが結婚式を挙げた場所やったと思う。



ちなみに、ビッグベンの横の道を15分ぐらい歩いていると、
エリザベス女王の住んでる、バッキンガム宮殿に到着します。



前回もバッキンガム宮殿に来たけど、その時は夜に来てしまったから、
ここまで入って来れなかったんよね。

だから、バッキンガム宮殿を見るのは、今回が初めてやったんやけど、
改めて見るほどの場所では無かったかなと思う。

もっと立派な建物なのかと思ってたけど、意外とそうでもないし、
殺風景な白い建物っていう印象を持ってしまった。

宮殿の周りには中国人の観光客がたくさんいたけど、
俺の中ではガッカリスポットやったかな。



バッキンガム宮殿を後にした俺は、
ピカデリー・サーカスにある旅行代理店でサッカーの試合のチケットを受け取り、
ピカデリー線に乗って、エミレーツスタジアムへ向かいます。

エミレーツスタジアムのあるアーセナル駅の前はこんな感じ。


パチもんのグッズを売ってる露店や、ハンバーガーショップなどが並んでて、
いかにもな雰囲気を醸し出しています。

ちなみに、駅前にはダフ屋が大勢いました。

駅から歩く事僅か3分、エミレーツスタジアムに到着。

抜群のアクセスの良さで、しかも住宅街のすぐ側に、
こんな6万人規模のスタジアムが建設できるなんて、
日本では考えられへんよなって、改めて思うわ。


実は、前回もエミレーツスタジアムには来てるんやけど、
その時は試合が無かったから、スタジアムの周りをグルッと周っただけで帰ったんよね。

当たり前やけど、試合があるとスタジアムの雰囲気が違くて、
前回来た場所と同じ場所やのに、違う場所に来たような感覚があったね。



そして、前回、ホワイトハートレーンを訪れた際に衝撃を受けた、
馬に乗ったスタジアムの警備が、ここにもいました。


イギリスっぽい感じはしなくもないけど、相変わらず馬の糞で道路とかが汚れるし、
バイクとかにした方がいいと思うんやけどな。

馬にこだわる理由がよくわかんないです。


試合前には、スタジアムに併設されている、
アーセナルミュージアムに行きました。



レジェンド達のユニフォームや、
過去に獲得したトロフィーとかが展示されているんやけど、
ここにあるトロフィーコーナーは、
もう8年も新しいトロフィーが追加されてないんよな。

マンCやチェルシーと比べて、資金力で劣るのはわかるけど、
また優勝争いに絡めるチームを作るっていう、クラブの志みたいなものを、
見せて欲しいんやけどね。

多分、それがあったら、ファン・ペルシーも出て行かなかったと思うし。

ね、ヴェンゲルさん。



そして、スタジアムに入場。





6万人入るとだけあって、ハコ自体はすごく大きくて迫力があるんやけど、
スタンドの傾斜は緩いし、陸上トラックが無いのにも関わらず、
スタンドとピッチに少し距離があって、
イングランドのスタジアムっていう感じがあまりしないのが残念やね。

ただ、ダービーマッチという事もあってか、
スタンドの熱気はキックオフの笛が吹かれた瞬間から、
火傷しそうなぐらい熱くて、スタンドの傾斜や、
ピッチとスタンドの距離なんか、全然気にならなくなっていたね。

そんな試合は、元アーセナルのアデバヨールのゴールで、
アウェイのトッテナムが先制。


俺の見ていた席のすぐ下が、トッテナムのサポーター席やったんやけど、
ゴールが決まった瞬間、狂喜乱舞のお祭り騒ぎ。

ここまで、トッテナムが優勢に試合を進めていたから、
この先制点で試合の主導権を握る事ができたかなと思ってたんやけど、
トッテナムのファンは、このゴールの後、苦痛を強いられることになってしまったね。

その元凶となったのが、先制ゴールを決めたアデバヨール。

カソルラに対してラフプレーを敢行、一発レッドカードで、
トッテナムは前半で10人での戦いを強いられる事になってしまった。

以前のアーセナルやったら、数的優位に立っても、
引いた相手を上手く崩せずに、苦労することが多かったけど、
今のアーセナルには高さでこじ開ける事ができるから、
前半のうちに逆転する事に成功したね。



ただ、高さが加わったからと言って、
今のアーセナルが強いかと言ったら、そんな事は無いと思う。

スター選手がいなくて、全体的に選手の小粒感が否めないしね。

個人的に、ジルーが化けてくれれば面白いなと思ってるんやけど、
この試合でも面白い具合に周りと噛み合ってなかったから、
まだまだ時間が掛かりそうやね。

でも、あのヘイ・ジュードの替え歌のチャントが、
スタジアム全体にこだまする風景を見てると、
アーセナルのサポーターは、ジルーに期待してんねんなって思うわ。



後半も一方的なアーセナルペースで試合が進み、
正直、7,8点入ってもおかしくないような展開やったけど、
ウォルコットが5回ほどあった決定機を、1回しかモノにできずに、
最終的なアーセナルのスコアは5点どまりやった。

トッテナムは、ベイルが孤軍奮闘してて、
個人技でなんとか1点返す事に成功したけど、それが限界やった。

数的同数の時は、トッテナムが優勢に試合を進める事ができてたのに、
アデバヨールが愚かな行為で試合をぶち壊しにした感が否めないね。

なんか、他のトッテナムの選手がかわいそうな試合やったわ。


エミレーツスタジアムを後にした俺は、
ロンドンのお約束スポット巡りを再開し、
ロンドン塔とタワーブリッジに行きました。



この2か所はすぐ近くにあるんやけど、前回来た時は昼やったから、
その時と違った景色を見せてくれたね。

ロンドン塔は、暗くて不気味なだけやったけど、
タワーブリッジは、ライトアップされてすごく綺麗やった。

ちなみに、今、俺のPCのデスクトップはこの写真にしてます。

ただ、前回行った時も思ったけど、橋の上で屋台をやるのは、
趣が損なわれるから、禁止した方がいいんじゃないかと思う。

誰も、タワーブリッジの上でフライドポテト食いたいと思う人おらんやろ。




ロンドンでの2日目はここで終了。

3日目は、フルハムのホームスタジアム、
クレイヴン・コテージに向かいます。

~続く~