2012年11月15日

久し振りにW杯最終予選らしい試合を見た気がする



日本21オマーン


遠藤と長谷部のダブルボランチがあまり上がって行かないのを見て、
こういうアウェイを意識した手堅い戦術を採用するあたり、
ザッケローニはイタリア人やなぁと再認識させられたね。

それにも関わらず、後ろで回しているだけのパスがずれたり、
何でもないようなボールをトラップミスしているのを見て、
全体的に緩慢な印象を抱いてしまった。

まあ、暑さが影響していたのもあるんやろうけど、
前半10分に、カウンターからスローインを経由してピンチを招いたシーンは、
さすがに、「おいおい、大丈夫かよ」って思ってしまったね。

でも、「ボランチが上がらないなら代わりに俺が」とばかりに、
中盤の選手と見紛うほど前に出ていた今野のロングフィードから、
長友が絶妙な胸トラップで左サイドを抜け出してクロス。

折り返しが相手DFに当たってコースが変わったところを、
清武が詰めて、日本が先制。

正直、あまり良い内容で試合を進めてなかった日本やったけど、
これでひとまず楽に試合を進める事ができたね。



前半35分に、左サイドから単純に放り込まれたボールをフリーでヘディングされ、
ポストを叩くという、ヒヤリとするシーンを作られたけど、
日本1点リードで前半を折り返す事ができた。

後半になると、日が傾いてきて、気温が下がってきた影響もあってか、
両チームの攻守の切り替えが早くなって、徐々に試合内容が締まり始めたね。

そんな状況でザッケローニが切った日本の最初の交代のカードは、
1トップの前田に代えて、SBの酒井高徳の投入。

「どういう布陣になるんだ?」と思って見てたら、
酒井高徳は左SBに入り、長友が1列前へ、左サイドの清武がトップ下、
トップ下の本田が1トップにスライドするという形やった。

この交代を見る限り、ザッケローニは本田の1トップを、
現実的なオプションとして考えてるんやろうけど、
先月の欧州遠征の際のブラジル戦でも露呈したように、
1トップの本田がボールを貰いに中盤に下がってくると、
前線に人がいなくて攻撃が停滞する時があるんよね。

実際、この交代の後、日本が攻撃で良い形を作る回数が減ったから、
この時点では、ザッケローニは悪手を打ってしまったように思えたね。



そして、後半32分についに同点に追いつかれてしまう。

吉田が与えたファウルのFKを、ファーサイドにグラウンダーで決められた形やったけど、
ここでも吉田が川島のブラインドになってしまった感があるね。

この失点シーン以外も、吉田のパフォーマンスは目に余るものがあったし、
もし、この試合で負けようもんなら、
吉田は戦犯として扱われてもおかしくなかったと思うわ。

でも、そんな吉田を戦犯にしなかったのは、試合終了間際の岡崎のゴールやった。

同点になってから、オマーンは引き分けでもOKとばかりに自陣に引きこもり、
スペースが無い状況になっていたし、オマーンのGKは名手アル・ハブシ。

これを崩すのは至難の業やなと思ってたんやけど、
そんな状況で、酒井高徳が左サイドを強引に突破しクロス。

そのクロスボールを、細貝投入でトップ下にポジションを上げていた遠藤が、
ニアでコースを変えると、ファーに詰めていたのは岡崎やった。

交代で投入した選手と、ポジション変更した選手が絡んで、
勝ち越しゴールに繋げるという、狙い通りだったのか、
結果オーライだったのか分からんザッケローニの妙手で、
日本は勝ち点3を獲得する事ができたね。



幸か不幸か、ここまで日本は、
最終予選独特の緊張感を感じる事無く、勝ち点を積み重ねる事ができてたけど、
この試合のラスト10分ぐらいは、
久し振りに最終予選らしいハラハラ感があって、楽しかったわ。

それに、この勝利で、日本は来年のアウェイのヨルダン戦で、
ブラジルW杯の出場権を獲得する可能性が出てきた。

個人的には、ホームでW杯出場の瞬間を見たいっていう気持ちがあるけど、
フランス、ドイツ、南アフリカと、W杯出場が決定した試合は、
全てアウェイだったので、案外、次で決まるかもしれへんね。

選手達は、変にもったいつけずに、次でブラジルW杯出場を決めて欲しいね。




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