2012年11月3日

20回目のナビスコ決勝の主役は柴崎と家本だったね



鹿島アントラーズ21清水エスパルス


奇しくも、ナビスコ決勝の前哨戦となった先週末のリーグ戦で、
清水がアウェイで鹿島を降したのを見て、
なんとなく、ナビスコの決勝は鹿島が勝つんじゃないかと思ってた。

なんでかって言われると、上手く説明はできないんやけど、
ほら、あれやろ、鹿島って、相手サポに「いけるやん」って思わせておいて、
うまいこと“うっちゃる”のが得意やん?

それで、今回も同じ事が起こるんじゃないかなって思ったわけ。

結果的に、俺が思ってた通りの結果になったわけやけど、
そこに至るまでのプロセスはちょっと予想できなかったな。



試合は、やっぱりカップファイナルということもあって、
全体的に、両チームとも大きなリスクを冒して攻めるような場面は少なかった印象。

まあ、清水はオープンな打ち合いの展開に持って行きたかったんやろうけど、
鹿島がそんな風に相手の土俵で試合をしてくれる訳も無く、
なんとなく予想できた展開ではあったね。

試合が動いたのは、後半28分に柴崎が自ら得たPKを沈めて、
鹿島が先制点を挙げたところから。

そもそも、柴崎がこのPKに繋がるファウルを得たシーンは、
鹿島が清水のCKのチャンスを防いだところから始まってんのよね。

このシーンに象徴されるように、相手CKからの鹿島のロングカウンターは、
もはや形式美といってもいいぐらいの完成度の高さやと思うわ。



カップ戦のファイナルという舞台で、百戦錬磨の鹿島相手にビハインドを許し、
残り時間もロスタイムを入れて20分ぐらい・・・と、
清水にとっては絶望的な光景が目の前に広がっていたとは思うけど、
そんな状況をワンプレーで打破できるファンタジスタが、
国立のピッチにいた事を忘れていた訳ではあるまい。

その男の名は、家本政明。

多分、このまま試合が終わったら、
エンターテイメント性に欠けると判断したのやろうか、
お得意の“帳消しPK”を発動。

CKの競り合いのシーンで清水にPKが与えられ、
このPKを大前が沈め、清水が同点に追いついたね。

正直、リプレイのVTRを見ても、
どの辺がファウルやったのかさっぱりわからんかったけども。

それにしても、家本の暴走は、はたから見てる分には面白いんやけど、
自分の応援しているチームの試合は裁いてほしくないよな。

特に鹿島は、去年のナビスコ決勝でも、
東城の謎のジャッジで青木が退場させられてるし、
さすがに同情してしまったわ。



家本の思惑通りなのか、試合はこのまま延長戦に突入したけど、
延長に入ってすぐに、試合を決定づけるゴールが生まれたね。

増田のサイドチェンジを受けた西が、
上手いボールコントロールで中へ侵入し、柴崎へパス。

これを、柴崎がワンタッチ目をわざと大きめに蹴り出してマーカー2人を振り切ると、
そのまま強烈なシュートをゴール左に突き刺し、
鹿島に勝ち越しゴールをもたらした。

この試合での柴崎のプレーは、1点目のPKに繋がったファウルを貰ったシーンや、
決勝ゴールを挙げたシーンといい、ダイナミズムを感じるようなものが多くて、
正直、「こんな選手やったっけ?」って思いながら見てたんよね。

柴崎って、高校時代から遠藤の後継者みたいな感じで言われてて、そのせいで、
俺が遠藤と柴崎のプレーと比べて見てしまってるからやと思うんやけど。

確かに、高校時代の柴崎の方が、遠藤と通じる部分は多かったように思えるんやけど、
鹿島でプレーするようになって、
また違った才能を発揮するようになってきたってことかね。

個人的に、日本代表での遠藤の後継者は柴崎だと思っているので、
順調に右肩上がりの成長を続けていって欲しいね。

まあ、お隣の左利きのボランチは、ガンバサポの感情として、
遠藤の後継者として推したくないから柴崎でっていうのが本音なんですが。



延長戦の終盤は、清水がパワープレーを仕掛けて、
曽ヶ端の守るゴールに攻め込むも、
こんな単調な攻撃で鹿島のゴールが割れるはずも無く、そのまま2-1で試合終了。

鹿島が5度目のナビスコカップ戴冠を果たしました。

2年続けて審判が目立ち過ぎてるナビスコ決勝やけど、
それにも関わらず連覇を成し遂げた、鹿島を素直に称賛したいと思うね。

っていうか、そんなに荒れた試合だった印象は無かったのに、
終わってみれば、両チーム合わせてイエローカードを10枚も提示してる家本って、
一体何なんやろう?



これで、今年のナビスコカップは終了したわけやけど、
ナビスコのチャンピオンって、その後失速するのが、
結構、お約束のパターンだったりするよね?

鹿島は現在リーグ戦で13位やから、ここから良い具合に失速して、
ガンバと残留争いをやりましょう。

鹿島の皆さんの残留争いのご参加を心よりお待ち申し上げています。














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