2014年12月29日

2014年シーズン・参戦記録



天皇杯が終わってから、すっかりブログの更新がご無沙汰になっていたけど、
これを書かないと自分の中でシーズンが終わった気がしないので、
書いておきます。


【2014年シーズン参戦成績】

3月1日 vs浦和レッズ @万博 0-1 負け
3月8日 vsアルビレックス新潟 @ビッグスワン 2-0 勝ち
3月15日 vsベガルタ仙台 @ユアスタ 0-0 引き分け
3月29日 vsサガン鳥栖 @ベアスタ 0-2 負け
4月12日 vsセレッソ大阪 @長居 2-2 引き分け
4月26日 vs川崎フロンターレ @等々力 1-2 負け
5月3日 vs横浜F・マリノス @日産 0-2 負け
5月10日 vs名古屋グランパス @豊田 2-1 勝ち
5月17日 vsFC東京 @味スタ 0-3 負け
8月9日 vs大宮アルディージャ @NACK5 2-0 勝ち
8月23日 vsヴァンフォーレ甲府 @山梨中銀 3-3 引き分け
9月20日 vsセレッソ大阪 @万博 2-0 勝ち
9月23日 vs清水エスパルス @日本平 3-0 勝ち
10月5日 vs鹿島アントラーズ @カシマ 3-2 勝ち
10月12日 vs川崎フロンターレ @等々力 2-3 負け
10月22日 vs柏レイソル @日立台 0-1 負け
11月8日 vsサンフレッチェ広島 @埼玉 3-2 勝ち
11月22日 vs浦和レッズ @埼玉 2-0 勝ち
11月26日 vs清水エスパルス @味スタ 5-2 勝ち
12月6日 vs徳島ヴォルティス @鳴門大塚 0-0 引き分け
12月13日 vsモンテディオ山形 @日産 3-1 勝ち


21戦、10勝4分7敗


3冠を達成したシーズンという事もあって、例年より試合数と勝利数が増え、
2009年以来の20試合以上参戦、2ケタ勝利を達成しました。

去年はJ2で試合数が多かったのにも関わらず、
9試合しか参戦できなかったことを考えると今年は頑張った方だと思う。



そんな21試合の中で、今年初めて行ったアウェイは、鳥栖と甲府と徳島の3か所。

鳥栖はサッカー専用で良いスタジアムだったけど、
土砂降りの悪天候の中での試合だった上、試合も負けたので、
あんまり良い思い出が無かったな。

悪天候が影響して観光らしい事もできなかったしね。

甲府は、今まで行こうとした事は何度もあったものの、
急に仕事や用事が入ったりしてなかなか参戦できずにいたけど、
満を持して今季初参戦。

勝利して東京に帰りたかったところやったけど、得点力不足の甲府相手に、
まさかのラッキーゴール2発と、スーパーロングシュートを叩き込まれ、
3-3のドロー決着。

観光でも、金精軒の水信玄餅が目の前で売り切れるなど、
なかなか後味の悪いアウェイ参戦となってしまいました。

徳島に関しては、9年振りのリーグ優勝を決めたとあって、
忘れられないアウェイ遠征になったね。

凍えるような寒さの中、試合内容もお寒い感じだったけども、
遠藤がシャーレを高々と掲げる瞬間に立ち会えた事は、サポーター冥利に尽きたわ。



来季も、今季に引き続き、20試合ぐらい参戦したいなと思ってるけど、
その中でも、やっぱりACLのアウェイに行きたいね。

2011年のGWにメルボルンに行ったのが最後かな。

ただ、グループステージの日程を見る限り、参戦できる試合が無さそうなので、
日程の都合が合えば、決勝トーナメントの試合に行ければ良いかなと思う。

まあ、そのためにはガンバがグループリーグを突破する必要があるけど、
そこはまあ、やってくれるでしょう。

国内に目を向ければ、昨年、チケットが取れずに断念した、
松本のアルウィンには是非とも行きたいところ。

あとは、7年前に1回行っただけの広島にも、久々に行きたい。

来季は2ステージ制になって、例年とは趣の異なるリーグ戦となると思うけど、
ガンバが試合をやる以上、応援には行くつもりなので、
来季の日程が発表されるのが今から楽しみやね。



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2014年12月14日

クラブ史に永遠に輝くトリプルクラウン


日産行ってきました。




ガンバ大阪31モンテディオ山形


9月、天皇杯で広島を破ったあたりから、
「三冠の可能性があるのはガンバだけ」と言われはじめて、
その言葉を聞く度に「さすがにそれは無いやろ」と思っていたけど、
無いと思っていたことが実際に起こってしまった。

ただ、そんな偉業を達成したのにも関わらず、
喜びを爆発させるでもなく、涙を流すでもなく、
いつもの1勝のように喜びを分かち合う、ガンバの選手達。

そんな選手達と同様に、三冠達成という現実を、
意外と冷静に受け止めているサポーターも多いんじゃないだろうか。

タイトルを獲ったのが嬉しくないのかと言われたら、決してそんなことは無くて、
今までどのタイトルも獲得するのにすごく苦労した記憶があるのに、
J1復帰1年目で、いきなり3つも獲れて、拍子抜けしているというかなんというか。

おそらく、今季達成した事の偉大さって、
何年か経ってから実感できるものなのかなと思う。



この日のガンバのスタメンは、1週間前の徳島戦から阿部と米倉が故障で外れ、
代わりに倉田と藤春が入るという布陣。

まあ、この2人もレギュラーに遜色無い実力は持っているし、
ベストメンバーと言っても差し支えのない布陣だと思う。

対する山形は、キム・ボムヨンが累積警告で出場停止だったのと、
ガンバからレンタル移籍中の川西が、契約条件により出場できず。

上手い具合に山形のパワーダウンに成功したわけやけど、
まさかガンバのフロントも、レンタル移籍の契約をした時は、
こんな重要な試合で契約内容が有効になるとは思ってもみなかっただろうな。



そんな山形は、1週間前の徳島ばりに守備を固めてくるという報道もあったけど、
蓋を開けてみると、前線から積極的にプレスを掛けてきたね。

この試合用にに自分達の戦い方を変えるのではなく、
今季、自分達がやってきたことを貫くという決意は素晴らしいけど、
柏然り、札幌然り、石崎監督の率いるチームって、
どこも同じような戦い方になるよな。

以前のガンバは、バックパスを有効的に使って、前からプレスに来た選手を食い付かせ、
後ろに空いたスペースにミドルレンジやロングレンジのパスを通して仕留めるっていう、
器用なやり方で石崎監督のサッカーを攻略していたけど、
この日のガンバは、「プレスを受け止めて、個のクオリティで試合を決める」
という、強引にねじ伏せた感じの戦い方だったように見えた。

東口のゴールキックをパトリックが競り勝って、
宇佐美に落としたところから生まれた先制点と、
相手CKからのロングカウンターで仕留めた2点目なんかは、
完全に2トップのクオリティが炸裂したシーンだったね。

それにしても、パトリックのデル・ピエロゾーンからの一撃には、
「そんなことできんのかい!」って感じで驚かされた。

まあ、この場面以外はいつものパトリックだったので、
安心(?)したけどね。



ただ、前半のうちに3点目を取るチャンスがあったにも関わらず、
そこで取り切れなかった事が、後半の山形の反撃に繋がってしまった。

山崎に代わって林が投入され、2トップになったあたりから、
思いのほか修正に時間が掛かってしまい、その間に山形にペースを握られてしまったね。

ただ、ディエゴのシュートを東口がセーブする場面はあったものの、
ほとんどのシュートが枠外に飛んだ事で、そこまで冷や汗をかくこともなかったかな。

まあ、それも東口がコーチングでCBを動かして的確にシュートコースを切り、
東口自身はちゃんと限定したシュートコースにポジションを取っているからなんやけどね。

ロメロ・フランクにはゴールを許し、
1点差に詰め寄られたけど、この失点は事故みたいなもの。

多分トラップミスやろうと思うけど、
同じ場面でもう一度同じパスを出せと松岡に言っても、多分出来ないだろうしね。


試合終盤、山田が足を攣ってピッチ外に出ている間に、
宇佐美が3点目のゴールを叩き込み、試合は決着。

2000年の鹿島以来、2クラブ目の三冠を達成し、
ガンバの2014年シーズンは幕を閉じました。

これからオフシーズンに入るわけやけど、
来月はアジアカップ、そして2月からはACLが開幕するので、
去年のように長いオフで退屈を持て余す事はなさそう。

やっている選手は大変だと思うけど、
来季も、この2ヶ月で3回も歌った「カンピオーネ」を歌いたいので、
短いオフだと思うけど、十分に体を休めてください。

See You Next Season !!




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2014年12月7日

鳴門の寒空に銀色のシャーレが輝く



徳島でしっかりと見届けてきました。




ガンバ大阪00徳島ヴォルティス


J2降格が決まり、絶望の中で1年でのJ1復帰を誓った2年前。
絶対条件だった1年でのJ1復帰を達成し、静かに長いオフに入った1年前。
味スタでFC東京相手に叩きのめされ、降格圏でリーグ中断期間に入った半年前。

色々な事があったこの2年間、優勝したいという気持ちは常に持っていたけど、
それが2014年12月6日に訪れるとは思ってもみなかった。

正直、0-0で後半40分ぐらいまで来た時は、
「やらかしてしまったのか」と不安になったけど、恐る恐る他会場の経過を確認すると、
目に飛び込んできたのは、浦和と鹿島がリードされているとの情報。

リーグ最終節で優勝の可能性のあるチームが3チームともやらかすなんて、
毎シーズンのようにドラマチックな脚本が用意されている
Jリーグ以外ではありえないやろうね。

最後まで他力本願だった感は否めないけど、
優勝はこの1試合だけのパフォーマンスで決まるんじゃなくて、
1年間で1番多く勝ち点を積み重ねたチームに与えられるものやから、
そう考えると、今季のガンバは優勝に相応しかったと思う。



個人的に、ガンバで一番リーグ優勝させてあげたかった選手って明神と加地なんよね。

明神に関しては、2006年、柏のJ2降格に伴い、ガンバに移籍してきて、
大明神と呼ばれるほどの大活躍を見せてくれたけど、
ナビスコ、ACL、天皇杯と、カップ戦のタイトルは獲得してきたものの、
リーグでは、優勝争いはするもののあと一歩のところで手に入れられなくて。

そして、ガンバがなかなかリーグ優勝を勝ち取れずにいる中、
古巣の柏がリーグ優勝を果たしたことで、思うところもたくさんあったと思う。

今季はスタメンで出場する機会は少なかったけど、
出場した試合では良いパフォーマンスを見せて、
ガンバの選手層に厚みを加えていたし、
大明神と呼ばれた頃ほどではないにしろ、貢献度は高かった。

明神も、ようやくガンバに来た目的が果たせて、
やっと報われた気持ちなんじゃないだろうか。

加地に関しては、明神と同じようにリーグ優勝したくてガンバにやってきたけど、
それが果たせぬまま今年の夏にアメリカに移籍してしまった。

加地がアメリカに移籍した時期は、
ちょうどガンバが降格圏でリーグ中断期間に入った頃で、
その頃は、まさか半年後に自分がガンバに来た目的が達成されようとは、
加地も思ってもみなかったと思う。

ただ、今季を戦った選手の中に加地の名前はしっかりと刻まれているし、
これまでのガンバの、良い時期も悪い時期も支えてくれた加地にも、
銀色に輝くシャーレを捧げたい。

アメリカではチームが解散するなどして厳しい時間を過ごしているみたいやけど、
この経験を糧に、今後のサッカー人生を実りの多いものにしてほしいね。



正直なところ、勝って優勝を決めたかったっていうのが本音で、
試合が終わってもゴール裏は喜び爆発っていう感じじゃなくて、
「優勝したの?・・・や、やったー(棒)」みたいな感じの人が多かったね。

まあ、首位で最終節を迎えるってなった時に、
徳島には勝てるやろって思ってたサポーターは俺だけではなかったと思うし。

ただ、この試合での徳島の戦いぶりからは、
J1で最下位に沈んでいるような貧弱さは感じられなかった。

かつてコバやんが山形を率いていた時は、ガチガチに守って、
カウンターで奪った虎の子の1点を守り切るってサッカーをやっていたけど、
今季の徳島は昇格チームの割にはそこまで引き籠らない印象だった。

まあ、その戦い方でJ1に挑んだ結果が、今の徳島の成績だと思うんやけど、
この日の徳島の戦い方は、山形のそれだった。

そこに喪章を付け、ホーム最終戦でのホーム初勝利を目指すという、
モチベーションが加わった相手が簡単なわけがない。

今季の徳島にとって、J1の思い出は苦いものだったと思うけど、
少なくとも、ガンバに対して存在意義を示したと思う。

2回目のリーグ優勝を決めた試合で対戦した徳島は、
手強い相手だったってことでね。



遠藤が鳴門の寒空に銀皿を掲げる姿を見て、
達成感みたいなものが体中にこみあげてきたけど、
勝利の美酒に酔いしれるのはまだ早い。

来週、日産で賜杯を掲げる遠藤の姿を見るっていう仕事が、
まだ我々サポーターには残されている。

この2年間、悔しい思いをたくさんしてきたので、
まだまだ喜ぶ体力は残っていますよ。



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