2010年8月30日

アルベルト・ザッケローニ

 
 
日本代表新監督、ザッケローニ氏に決定!
 
 
 
ザッケローニかぁ…。
 
事前の報道では、ペケルマンやフェルナンデス、クーマンなどの
名前が挙がってたから、この人選にはビックリしたね。
 
っていうか、日本のスポーツマスコミはこの期に及んで、
”ザッケローニ・ジャパン”とか言い出すのだろうか…
 
 
 
俺の中でザッケローニは、上手くいってないチームの監督に途中就任して、
そこからチームを立て直すのを得意としている監督ってイメージがある。
 
ラツィオやインテルを指揮した時はそうやったよね。
 
そんで、前のシーズン、チームを上手く立て直したから、
次のシーズンも指揮を執るんやけど、今度は上手くいかずに、
成績不振で解任されるっていうイメージもある。
 
そやから、シーズンの頭から指揮を執るのが苦手な監督なんかなと思ってた。
 
 
 
ザッケローニの代名詞と言えば、
3-4-3というフォーメーションを駆使した、攻撃的なサッカー。
 
今でこそ、アレグッリやガスペリーニみたいに、
守備的なセリエAでも、このフォーメーションを得意としている監督はいるけど、
ザッケローニがウディネーゼやミランで脚光を浴びた、90年代では、
かなり奇抜なフォーメーションやったみたいやね。
 
ただ、あの頃のウディネとミランには、ビアホフっていう、
1トップでFWをやるために生まれてきたような選手がいたから、
あれだけの結果を残せたわけであって、そういうタイプの選手がいない、
日本でどういう風にするかは疑問ではあるよね。
 
まあ、その辺は柔軟に対応してくれればいいんやけど、
トリノで監督やってた時も、典型的なストライカーである大黒を2列目で起用したりと、
結構、自分のやり方に選手を当てはめていくタイプの監督やから、
あんまり期待できへんやろうね。
 
多分、前田や平山、都倉あたりはチャンスがあるんとちゃうかな。
 
 
 
こんな感じで個人的な意見を書いてみたけど、
率直な意見として、あまり嬉しくないというかなんというか。
 
俺的には、候補に挙がってたペケルマンや、ファン・バステンみたく、
現実的なタイプの方が日本にはあってるんじゃないかと思ってたんよね。
 
南アフリカで結果を残したチームのベースを大きく崩さずに、
徐々に自分のやり方を浸透させてくれそうな気がしたし。
 
逆にフェルナンデスやクーマンは、自分のやり方に選手を当てはめて、
理想を追いかけるタイプの監督やから、ハマれば強いと思うけど、
一歩間違えたら、かつてクーマンが指揮したバレンシアのように、
チームが崩壊する危険性もあるしね。
 
 
 
ザッケローニはどっちかっていうと後者の理想を追いかけるタイプの監督やと思う。
 
でも、フェルナンデスやクーマンと比べれば、
あそこまで極端に頑ななタイプじゃないし、副作用も少ないんじゃないかな。
 
それに、かつて韓国代表を指揮したヒディンクだって、
理想を追いかけるタイプの監督やったけど、その理想が韓国のサッカーにフィットして、
W杯で結果を残すことができたわけやしね。
 
だから、理想を追いかけるタイプが一概に悪いかといえば、
そういうわけでもないんよね。
 
ザッケローニが日本にとって理想の監督かどうかは、今の時点ではわかりかねるけど、
それなりに上手くやってくれるんじゃないかなと思うわ。
 
とりあえず、来年の1月に行われる、アジアカップで、
どんなサッカーを見せて、どれだけの結果を残せるのかが、
新監督、アルベルト・ザッケローニの腕の見せ所ではあるよね。
 
 
 
 
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2010年8月29日

磐田に勝って仕切り直し

 
 
先週の日曜、痛恨の敗戦を喫した地、名古屋で、
何か変なものを口にしてしまったらしく、
月曜日から、食中毒で1週間くたばってました。
 
いや~、それにしても、吐き気に下痢に発熱のトリプルコンボは、
身体的にも精神的にもかなりキツかったわ。
 
まあ、もう元気になったんで、ここから俺もガンバもリスタートといきたいところやね。
 
 
 
ガンバ大阪20ジュビロ磐田
 
 
 
シーズン終盤に上位争いに絡んでいくためにも、
絶対に取りこぼせない相手だっただけに、確実に勝ち点3を取ることが出来て良かった。
 
特に、ここのところ調子を落としていた二川と、
ここまでセットプレーで再三チャンスがありながら、
決めることができてなかった高木にゴールが生まれたのが良かったね。
 
橋本の連続ゴールの記録は止まってしまったのは残念やったけど、
今日の試合みたく、普段あまり得点しない人が得点すると、
チームが活性化していくうえでいいんとちゃうかな。
 
もっと言えば、猛烈な追い上げを見せた、昨シーズン終盤のように、
日替わりでヒーローが出てくるのが理想やけどね。
 
 
 
ただ、個人的に残念に思ってるのが、最後の交代のカードが山口だったこと。
 
まあ、体力的に厳しい夏場は、手堅く勝ち切る采配も必要になってくるのは、
十分承知はしているんやけど、それはあくまで1点差の攻防での話。
 
この時点では2点差あったのにも関わらず、わざわざ5バックにしたけど、
別に、山口じゃなくて、佐々木やチョ・ジェジンでも良かったんじゃないかな。
 
確かに、神戸、山形、広島、仙台にはこのやり方で勝てたけど、
鹿島や名古屋には通用しなかった。
 
で、その鹿島と名古屋に通用しなかったやり方で、磐田には勝つことができたけど、
これまたセレッソや川崎に通用するとは思えないんよな。
 
なんか、結局のところ、同じ事を繰り返してるだけのような気がする。
 
まあ、アキラもその辺ちゃんと考えてるやろうから、
どのタイミングで攻撃的にシフトするのか、楽しみではあるけどね。
 
ガンバサポはもちろん、アキラ自身も、
「2点目を取ったら3点目を取りに行く」ガンバが見たいはずやしね。
 
 
 
磐田に勝って、一息つく間もなく、
水曜日にはアウェイでナビスコカップ準々決勝の広島戦、
さらに日曜日には天皇杯と、連戦が控えてます。
 
この試合後から、代表に召集された遠藤と橋本が抜けるから、
戦力的には苦しい状況やけど、代わりに誰が出てくるか楽しみやね。
 
 
 
 
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2010年8月23日

名古屋に痛恨の被ダブルを喫す

 
 
瑞穂行ってきました。
 


ガンバ大阪13名古屋グランパス
 
 
 
完敗。
 
それに加え、試合後の地下鉄名城線の車内で、
知らんおばちゃんに名古屋のサポーターに間違われ、
「グランパス勝ったの?良かったね!」とか言われて、
敗戦のショックを増幅させられてしまった。
 
それにしても、ガンバのユニは着てなかったけど、
UMBROの青黒エナメルバッグ持ってた俺を、
どう名古屋サポと勘違いしたんだろうか?
 
 
 
まあ、試合内容に関しては、負けるべくして負けたかなと思った。
 
こないだの広島戦の後のブログで、
「こんなやり方じゃあ、鹿島や名古屋には通用しない」って書いたんやけど、
本当にその通りになってしまった。
 
そもそも、名古屋のデカブツFW相手に、あの深いDFラインは危険すぎる。
 
こんな時こそ、ガンバの代名詞である、高いDFラインで封殺したかったんやけど、
あれは山口がいてこそ成せる技やから、高木にそこまで要求するのは酷やったか。
 
 
 
あと、セットプレーから2失点を喫したわけやけど、
この試合の名古屋の2点目に、今の名古屋の強さが表れてるなと思った。
 
あのシーンは、最初、マギ●ンとダニルソンがキッカーの位置にいたけど、
ダニルソンは、ボールをスルーして、そのままゴールに向かって走ってったんよね。
 
その間に、マギ●ンがゴール前にボールを入れて、
それをファーサイドで赤チョンマゲが折り返すと、
その折り返しをヘッドで決めたのは、さっきまでキッカーの位置にいたダニルソン。
 
ガンバのゴール裏からは、なんでフリーで打たせんねんって声が出てたけど、
もしかしたら、こんなセットプレーの情報はガンバ側は無かったんとちゃうかな。
 
3失点目のシーンに象徴されるように、
名古屋には、シンプルに放り込んでも高さに勝る選手が多いのに、
こんなにバリエーションが豊富やと、対応するのが難しくなってくる。
 
まあ、3失点目に関しては、中澤が軽率なミスでCKを与えた時点で、
やられそうな感じはしてたけど。
 
やっぱり、運動量を上げたくても上げられない夏場こそ、
セットプレーから点を取れると、随分楽になるからね。
 
セットプレーをいくら貰っても、ゴールが決まる気がしない、
某大阪のチームからしてみたら、羨ましい限りやわ。
 
 
 
攻撃陣に関して言えば、やっぱり橋本の6試合連続ゴール。
 
これで、エムボマやアラウージョという、ガンバのレジェンド達と肩を並べたわけやけど、
橋本本人が一番驚いてるやろうね。
 
こうなってくると、次の試合もどうしてもゴールを期待してしまうけど、
橋本に関しては、今まで通り、攻守にわたって貢献してほしいね。
 
ただ、橋本個人は良かったとはいえ、全体的な印象からすれば、
物足りなさを感じたよね。
 
宇佐美はまだなんかやってくれそうな感じはしたから良かったけど、
イ・グノは、ゴールがなかなか決められない現状に焦ってるのかな?
なんか、ボールが足に付かないようなシーンもあったしね。
 
まあ、これは平井に対しても言えることやけど。
 
 
 
あと気になったのが、遠藤は調子悪いのか?
 
先月の浦和戦では、役者の違いを見せてくれたけど、
仙台戦あたりから、パフォーマンスが低下してるような気がする。
 
つまらないパスミスやボールロストも多いし。
 
シーズン序盤に露呈してしまったように、
ガンバは遠藤の調子が悪いと、チーム全体の調子も悪くなるからね。
 
次節まで1週間空くから、コンディションに不安を抱えてるんやったら、
なんとか整えてほしいよね。
 
 
 
まあ、今シーズンを左右する、鹿島・名古屋との連戦で、
勝ち点1しか取れないという、痛恨の結果に終わってしまったわけですが、
下を向いている暇は無いよね。
 
名古屋も、前節、川崎に4-0と大敗を喫したけど、
この試合では見事に立て直したわけやし、
ガンバも上手く切り替えて、次節のジュビロ戦に備えて欲しい。
 
9月、10月と頑張れば、
またシーズン後半に首位・ACL出場権争いに絡む事ができると思うしね。
 

 
 
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2010年8月18日

橋本が呼びこんだ勝ち点1!!

 
 
万博参戦してきました。
 

試合前、二川の300試合出場を祝う、
「こっそり300!!ひっそり400!?」の横断幕にはウケたわ。
 
 
ガンバ大阪11鹿島アントラーズ
 
 
 
前半開始早々、集中力を欠いたプレーからあっさりと失点。
 
こういうリスタートを抜け目無く行ってくるあたり、
鹿島らしいところやねんけども、こういう大一番にも関わらず、
ガンバDF陣の集中力の無さに驚いたわ。
 
まあ、アキラも言ってるように、ボールボーイの球出しも、
びっくりするぐらい早かったけどね。
 
5月に鹿島と試合した時、鹿島スタジアムのボールボーイが、
ビジターチームにボールを返す時、露骨にノロノロしてたし。
 
まあ、あそこまであからさまにやれとは言わんけど、
万博のボールボーイはもう少し狡猾になるべきなんやろうね。
 
 
 
先制点を挙げてからの鹿島は、いつもと同じパターン。
 
のらりくらりとボールを回し、時折転んで時間を稼ぎながら、
カウンターを狙うスタイルへ。
 
一見、失点してからのガンバは攻め込んでるように見えたけど、
決めれそうで、なかなか決めれないあたり、
徐々に鹿島のペースに引き摺り込まれていってるなぁって感じたね。
 
まあ、本音を言えば、イ・グノには1本ぐらい決めて欲しかったけど。
 
1本決めたら爆発してくれそうな気もするねんけど、
今年の春先には、チョ・ジェジンに対しても同じ事を思ってたのに、
結局のところ、1本も決めることができずにここまで来てるからなぁ。
 
とにかく、イ・グノには、早く目に見える結果を残して、
周囲を納得させて欲しいもんやね。
 
 
 
そんな中で、試合の分岐点となったのは、ナカタコの退場。
 
ただ、ガンバって、数的有利になると、相手に合わせてしまって、
アドバンテージを上手く生かせないのはよくあるパターンやから、
必ずしも有利になったとは言い切れんのが心苦しいところやねんよね。
 
多分、俺以外のガンバサポの人も同じ考えが頭をよぎったんちゃうかな。
 
そんなガンバサポにとって、嬉しい誤算が橋本の超絶ぶり。
 
敗色濃厚のチームを救う、5試合連続のゴールなんて、
なんか変なモンでも食ったんちゃうんか?ゴルゴルの実とか?
 
 
 
そんな橋本とは対照的に残念だったのが、佐々木。
 
まあ、擁護すれば、試合勘が鈍っているとか、
クロスを受ける時の中の動きが悪いとか言えるけど、
それを差し引いても、この試合での出来は酷かったわ。
 
次、練習試合とかあったら、猛アピールして、
アキラの信頼を取り戻すしかないやろうね。
 
 
 
まあ、橋本のゴールで引き分けに持ち込んだものの、
勝てなかったっていうのは事実。
 
鹿島から勝ち点2を削り落したっていう表現はできるけど、
上との差を詰めることが出来たわけじゃないからね。
 
だから、次節の名古屋戦は絶対に勝ち点3を取らなアカン。
 
最近、リーグ戦で勝ててない名古屋やけど、
今までは得意としてた相手やったんやし、今年の元日も国立で破ってるから、
絶対に勝てない相手では無い!
 
日曜日は、瑞穂に参戦してきます!!


 
 
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2010年8月15日

完封勝利は2試合で飽きたらしい

 
 
ガンバ大阪31ベガルタ仙台
 
 
 
仙台は12試合勝ちが無いっていう状況やったけども、
こういう相手に対して、親切に勝ち点3をプレゼントしてしまうのが、
ガンバの悪癖やから、戦前の不安はあったものの、それが的中せんでよかったわ。
 
残念ながら3試合連続の完封勝利とはいかんかったけど、
相手のゴールは、オフサイドっぽかったし、バタバタするシーンは多かったけど、
春先によく見られた、完全に崩されたような形は無かったから、
守備陣に関してはこの試合でもよく頑張ってたね。
 
中澤に至っては、本職の守備だけでなく、
先制点を挙げて、攻撃面でも貢献したしね。
 
まあ、変にクリーンシートが続くと、ガンバらしくなくて気持ち悪いから、
この試合はこれはこれで良かったんじゃないでしょうか。
 
 
 
3年振りの4連勝って事やけど、
この4試合ですべてゴールを挙げているのが、誰であろう、橋本。
 
そりゃあ雨も降るやろ。
 
この試合でも、前半から積極的にシュートを狙ってたけど、
近くにフリーの選手がいるのにシュートを打ったりしてるのを見て、
クレバーな橋本らしくないなとは思ってたんよね。
 
でも、やっぱり欲張らないとゴールって生まれんもんやねんね。
これだけ決められるんやったら、今後もどんどん狙っちゃってください。
 
 
 
それに、平井に久々にゴールが生まれたのも良かったね。
 
遠藤からのパスを受け、ドリブルで1人かわしてから、
“そこしかない”というコースにズドン!!
 
2006年の頃のマグノ・アウヴェスを思わせるような豪快なゴールやったね。
 
今シーズン挙げた10得点を全て下位チームから奪っている平井だけに、
これからの鹿島、名古屋と続く連戦は、
平井のガンバのエースとしての試金石になるやろうね。
 
 
 
ただ、次節の鹿島戦での不安要素と言えば、
やっぱり加地の累積警告での出場停止かな。
 
そもそも、あんなピンチでもない場面で相手選手のパンツ引っ張ってイエローとか、
累積にリーチ懸かってる選手のするプレーちゃうわ。
 
それに、前半の加地はいつも通り安定してて、良いプレーしてたのに、
このイエローに動揺したのか、この後らへんから、
やたら裏取られたり、パスミスしたり、プレーが雑になったように見えたんよね。
 
まあ、鹿島との試合に加地を欠くのは痛いけど、
とりあえず、加地は、握手会とプラチナシートのお出迎えを頑張ってください。
 
 
 
あと、二川の調子が一向に上がって来ないのが気になる。
 
橋本のゴールをアシストしたパスは良かったけど、
それ以外のシーンでは存在感無かったからな。
 
まさかまだ体調が悪いなんてことも無いやろうし。
 
これからシーズン終盤を迎えるにあたって、
二川は絶対に不可欠な戦力やから、早くコンディションを取り戻してほしいね。
 
 
 
次節は、ほぼ1カ月ぶりに我が家である万博に戻って、鹿島戦。
 
鹿島は、内田とイ・ジョンスが移籍、
マルキーニョスがケガと、離脱者が続いてた影響からか、
ここ2試合、らしくない試合をしてるけど、それでも鹿島は鹿島。
 
こっちはホームとはいえど、フルパワーでぶつかっていかないと、
確実にやられるやろうね。
 
と、いうことで火曜日は万博に参戦して、真夏の大一番を見届けてきます!!
 
 
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2010年8月12日

インセプション

 
 
インセプション、見に行ってきました。
 

平日の夕方に見に行ったのに、
映画館にやたら親子連れが多いなと思ったら、今は盆休みやねんな。
 
俺の仕事は盆とか正月とかほとんど関係が無いから、
段々そういう季節感とは疎遠になってくるわ。
 
 
 
で、肝心の映画の話やねんけども。
 
率直な感想を言えば、「1回見ただけじゃ理解できない映画」かな。
 
特に俺なんかは、事前にインセプションがどういう映画なのかっていう、
情報を得ずに映画館に行ってしまったせいか、世界観を理解するのに、
すごく時間がかかってしまった。
 
 
 
この映画のタイトルのインセプションってのは、
人の夢の中に侵入して、別の記憶を植え付けること。
 
逆に、夢の中に侵入して、記憶を取りだすのが、エクストラクト。
 
で、ディカプリオ演じるコブは、依頼を受けてインセプションやエクストラクトを実行し、
ターゲットとなる人の記憶から重要な情報を抜き取ったり、
本来とは違う記憶を植え付けたりすることを生業としている人っていう設定。
 
そんな設定やから、作中では夢の世界と現実の世界が何度も
行ったり来たりするんよね。
 
まあ、夢と現実っていう2つの世界で物語が進むんならまだ理解しやすいと思うんやけど、
夢の中の夢、そのまた夢(作中では第○階層っていう言い方をしている)
っていう風に、何重にも世界が重なって行くから、
今何階層にいるのかっていうのを整理しながら見ないといけないから、
かなり頭を使わんとアカンわ。
 
 
 
でも、頭を使って考えながら見るっていうのは、
俺自身そんなに嫌いじゃないし、結構楽しんで見ることができたけどね。
 
夢の中に入って記憶を操作するなんて、すごく斬新なアイデアやなと思ったのと同時に、
演技しているディカプリオの顔にしわが増えたという事実に、
この人も歳をとったんやなと、一抹の寂しさも覚えたりしてました。
 
まあ、ディカプリオっていうと、どうしてもタイタニックの時のイメージが強いからね。
 
…もうあれから13年も経つのかぁ。
 
 
 
この世界観を完璧に理解するために、
何度も映画館に通うコアな映画ファンがいるらしいけど、
正直、もっとリラックスして映画を見たいって言う人には、
あんまりお勧めできる映画じゃないね。
 
インセプションは、見る人によって、
傑作か駄作か意見の分かれる映画じゃないでしょうか。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2010年8月8日

ストライカーハシモト

 
 
ガンバ大阪20サンフレッチェ広島
 
 
 
広島行こうと思えば行けたんやけど、
今月は既に金沢に行っているうえ、万博と瑞穂にも参戦予定なので、
金銭面を考えて泣く泣く断念。
 
大人しくスポーツバーで観戦してました。
 
それにしても、俺がスポーツバーで観戦すると、結構勝率が悪いんやけど、
勝ってくれてよかったわ。
 
 
 
この試合でも、ここ最近の傾向と同じく、前半飛ばし気味に入ってリードを奪い、
後半は、守備的に戦って逃げ切るっていうやり方を、実践してきたね。
 
でも、この試合や山形戦みたく、上手くいけばいいねんけど、
この戦い方で上手くいかなかった場合の最たる例が、
このあいだのマリノス戦やねんよな。
 
もともとガンバって、守備的に戦って逃げ切れるような器用なチームじゃないし、
それこそ鹿島や名古屋相手にこんな戦い方が通用するとは考えにくいから、
もうちょっと90分通して、上手にペース配分をして戦ってほしいもんやねんけど。
 
まあ、今んとここの戦い方で3連勝してるから、
結果オーライではあるねんけども。
 
 
 
とりあえず、この試合の前半は素晴らしかった。
 
効率よくシュート2本で2点取ったし、相手にボールを持たれている時間帯でも、
決定的なエリアでは仕事をさせてなかったしね。
試合を上手くコントロールしてたと思うわ。
 
っていうか、3試合連続ゴールって、橋本は一体どうしたんやろ?
 
今まで橋本が決めるゴールって、結構ビューティフル系なゴールが多かったけど、
この試合の先制点は、クロスが流れたところに飛び込んでくるという、
まさにストライカーのそれやった。
 
もう、この調子でシーズン2ケタゴール目指しちゃいなよ。
 
それにしても、安田のクロスが得点に繋がったのって、
一体いつ振りやろう…?
 
 
 
2点目の槙野のオウンゴールは、0.7点ぐらいは平井のゴール。
 
あの位置でドリブル突破して、深いエリアまで切り込んだら、
もうそれで勝負アリやろ。
 
実際、槙野が触ってなくても、ファーにガンバの選手が詰めてたから、
どっちみち得点になってたシーンやったと思うわ。
 
 
 
後半は、前半と打って変って、防戦一方の展開。
 
ヤバいシーンも何回かあったけど、
中澤と高木のCBコンビは、集中してよく対応してたと思うわ。
 
ただ、無失点で終わったから良かったものの、藤ヶ谷が結構危なっかしかった。
 
不用意なキャッチングミスもあったし、
かつての藤ヶ谷の十八番やった、中途半端な飛び出しも散見されたしね。
 
今季はずっと神降臨の好調を持続してただけに珍しいわ。
 
たまたまこの試合では調子が悪かっただけ…と信じたいね。
 
 
 
次節は、アウェイで仙台戦。
 
その次の鹿島・名古屋との上位陣との対決を、いい形で迎えられるように、
確実に勝っておきたい試合やね。
 
俺は、残念ながら仕事で参戦できないけど、
仕事が終わったら、すぐにスポーツバーに駆けつけて、
仙台に向けて声援を送りたいと思います。
 
 
 
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2010年8月5日

これが大黒将志の真骨頂!

 
 
昨日の夕方、「今日、東京の試合あるから、後はよろしく」
と、言って、そそくさと定時で帰っていった、東京サポの上司。
 
「今日は、Jリーグの試合もナビスコの試合も無いのに、何があるんだ?」
って、考えてたら、スルガ銀行チャンピオンシップが国立であったんやね。
 
ガンバが、この大会に出て、長居でアルセナルの前に屈したのは、
2年前の話やけど、もう随分昔の事に感じられるわ。
 
 
 
FC東京2-2リガ・デ・キト
    (-3)
 
 
家に帰ってから、TOKYO MXでの録画放送で試合を見てたんやけど、
結構、球際も激しくて、いい試合やってたね。
 
リガ・デ・キトは長旅の影響で疲れてるやろうから、
省エネモードで試合してくんのかなと思ってたら、
意外や意外、前線からのプレスもしっかりやってきて、
この試合に懸ける意気込みが伝わってきたね。
 
リガ・デ・キトと言えば、一昨年、コパ・リベルタドーレスの王者として、
ガンバも出場したCWCで準優勝した、南米屈指のチーム。
 
ただ、ボラーニョスやアラウーホは健在やったけど、
そのCWCで強烈なインパクトを残した、
ファンタジスタのマンソは、移籍したみたいでいなかったね。
 
そんな中でも、#16、今季から加入したという、
アルゼンチン人ストライカーのバルコスは強烈やった。
 
今野を振り切って叩きこんだ1点目然り、バランスを崩していようが、
ゴールから30m以上離れていようが、強烈なシュートを打ってくる。
 
実況の人も言ってたように、風貌も含めてバティストゥータみたいやったわ。
 
あと、ポストプレーが雑なところも結構似てたわ。
 
 
 
東京で気になった選手と言えば、
やっぱりガンバサポの目線は大黒を追ってしまうね。
 
あの、後半ロスタイムでの同点ゴールは、
まさにガンバで得点を量産していた頃の大黒を彷彿とさせるものやった。
 
CBから前線に放り込んだロングボールを、平山が頭で後ろに反らし、
そのボールにトップスピードで走りこんだ大黒が、左足のアウトサイドで当てて、
ファーに流し込むという、超高難度のシュート。
 
この試合に限らず、東京に加入してから数試合しかこなしていないのに、
確実に結果を残しているところを見ると、コンディションも良いみたいやね。
 
今シーズンはJ2で得点ランキングトップだったとはいえ、
イタリアから帰国後、Jにおいて際立った存在感を示せてなかった大黒やけど、
この調子やと、代表返り咲きも夢じゃないね。
 
 
 
あと、この試合で、左SBで起用されてた松下も、
ガンバで同じポジションでプレーしていた時は、あんなに無気力やったのに、
生き生きプレーしているように見えた。
 
PK戦の時の、東京の1番手のキッカーが大黒、
2番手のキッカーが松下だった事を考えると、
城福監督の信頼も厚いみたいやね。
 
2人とも、元ガンバの選手として、今でも応援しているから、
最近の好調さは嬉しい限りなんやけど、
ガンバと試合する時にはおとなしくしといてほしいもんやね。
 
「よりによってなんでコイツに決められるんだ…」っていうのが、
ガンバの十八番だって事は、2人もよくわかってるハズやろ?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2010年8月2日

♪照明スイッチ入ってるかい?♪

 
 
新宿から高速バスに揺られて8時間、金沢に行ってきました。
 

実は、金沢開催のホームゲームって、大阪に住んでた頃から行った事が無くて、
今回が初参戦やったんよね。
 
そうそう、金沢への行きの道中で、SAで休憩を取ったんやけど、
そのSAの名前が…
 
                          松代SA
 
実際の読みは“まつしろ”やねんけど、
これからガンバの試合に行くのに、松代SAで休憩するなんて、
「これは良い予兆かも…!」
 
…と、思ったのは5秒ぐらいで、よく考えたら、
去年の金沢での試合は、松代が後半ロスタイムにやらかして負けてるから、
案外縁起の悪い場所なんかもしれへんって事に気付いた。
 
とりあえず、この写真を撮りながら、
「何も起こりませんように」って祈って、松代SAを後にしましたとさ。
 
 
 
ガンバ大阪10モンテディオ山形
 
 
その、松代SAでの悪い予感は的中せず、
ガンバが今季初の連勝を飾りました。
 
まあ、守備固めのカードを2枚も投入して、コーナーキープで逃げ切るっていう、
はっきり言ってブサイクな勝ち方ではあったけども、
ここんとこ中3日の連戦続き、遠征続きって事を考えると、
こういう戦い方にならざるをえないのかもね。
 
ただ、俺の個人的な意見やけど、イ・グノを早く交代させすぎたような気がする。
 
ガンバに加入後、未だゴールは奪えてないイ・グノやけど、
この試合では前線で攻撃の起点になっていたと思うし、
現に、イ・グノが交代してから、防戦一方になって、
奪ったボールを攻めに繋げられなかったように思うわ。
 
最終的には、宇佐美に代えて、山口を投入して逃げ切った格好になったけど、
この試合では、山形の決定力不足に助けられただけで、
他のチームが相手やったら、“ロスタイムのお約束”を
繰り返す様になってたかもしれへんね。
 
 
 
ただ、この試合で光ったのは、何と言っても橋本のゴール。
 
ゴール裏からは、相手DFに当たってゴールに入ったように見えたんやけど、
意外や意外、無回転系のスーパーミドルやった。
 
前節の神戸戦でのビューティフルボレーといい、
あの、宇宙開発大好きな橋本はどこに行ってしまったんだろう。
 
それにしても、結婚して、父親になってからの橋本のパフォーマンスは素晴らしいな。
 
埼玉の赤いチームの鈴木啓なんちゃらとは大違いやわ。
(余計なお世話か)
 
 
 
でも、山形にしてみたら、この失点した時間帯は、
ちょうどナイターの照明設備が点いたり消えたりしてて、
集中力の維持が難しい状況やったから、不憫ではあったけども。
  

まあ、この試合は18時キックオフやったから、まだ外が明るくて、
大事には至らんかったものの、これがもし19時キックオフやったら、
試合中断みたいな事故に繋がったと思うわ。
 
でも、照明が点いた後の、「照明、オレ!!」のコールは面白かったから、
プラマイゼロかな。
 
俺的には、「♪照明スイッチ入ってるかい?♪」って歌って欲しかったんやけど、
それはいくらなんでも遊び過ぎやな。
 
 
 
なにはともあれ、8月にして、ようやく今季初の連勝を挙げたガンバやけど、
これから広島、仙台とまだまだ遠征続きでタイトなスケジュールやね。
 
仙台には行きたかったんやけど、残念ながら仕事で行かれへん。
 
でも、8月17日の鹿島戦は参戦予定なので、
この2試合をしっかり勝って、“本当のホーム”万博での決戦に、
備えてほしいと思います。
 

 
 
 
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