2010年8月12日

インセプション

 
 
インセプション、見に行ってきました。
 

平日の夕方に見に行ったのに、
映画館にやたら親子連れが多いなと思ったら、今は盆休みやねんな。
 
俺の仕事は盆とか正月とかほとんど関係が無いから、
段々そういう季節感とは疎遠になってくるわ。
 
 
 
で、肝心の映画の話やねんけども。
 
率直な感想を言えば、「1回見ただけじゃ理解できない映画」かな。
 
特に俺なんかは、事前にインセプションがどういう映画なのかっていう、
情報を得ずに映画館に行ってしまったせいか、世界観を理解するのに、
すごく時間がかかってしまった。
 
 
 
この映画のタイトルのインセプションってのは、
人の夢の中に侵入して、別の記憶を植え付けること。
 
逆に、夢の中に侵入して、記憶を取りだすのが、エクストラクト。
 
で、ディカプリオ演じるコブは、依頼を受けてインセプションやエクストラクトを実行し、
ターゲットとなる人の記憶から重要な情報を抜き取ったり、
本来とは違う記憶を植え付けたりすることを生業としている人っていう設定。
 
そんな設定やから、作中では夢の世界と現実の世界が何度も
行ったり来たりするんよね。
 
まあ、夢と現実っていう2つの世界で物語が進むんならまだ理解しやすいと思うんやけど、
夢の中の夢、そのまた夢(作中では第○階層っていう言い方をしている)
っていう風に、何重にも世界が重なって行くから、
今何階層にいるのかっていうのを整理しながら見ないといけないから、
かなり頭を使わんとアカンわ。
 
 
 
でも、頭を使って考えながら見るっていうのは、
俺自身そんなに嫌いじゃないし、結構楽しんで見ることができたけどね。
 
夢の中に入って記憶を操作するなんて、すごく斬新なアイデアやなと思ったのと同時に、
演技しているディカプリオの顔にしわが増えたという事実に、
この人も歳をとったんやなと、一抹の寂しさも覚えたりしてました。
 
まあ、ディカプリオっていうと、どうしてもタイタニックの時のイメージが強いからね。
 
…もうあれから13年も経つのかぁ。
 
 
 
この世界観を完璧に理解するために、
何度も映画館に通うコアな映画ファンがいるらしいけど、
正直、もっとリラックスして映画を見たいって言う人には、
あんまりお勧めできる映画じゃないね。
 
インセプションは、見る人によって、
傑作か駄作か意見の分かれる映画じゃないでしょうか。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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