2012年4月29日

まだ2勝しかしていないのに、もう勝つ気が無くなったのか



カシマ行ってきました。



ガンバ大阪05鹿島アントラーズ


新監督を迎えて今季をスタートし、序盤戦こそ苦戦を強いられたものの、
ここにきて徐々に調子を取り戻しつつあるチーム同士の対戦。

ガンバは、前節の清水戦で良い勝ち方ができたので、
あのパフォーマンスをこの試合でも発揮出来たら、
勝機はあるんちゃうかなと思ってたけど、そんな淡い期待は見事に打ち砕かれた。

まあ、後半だけで10失点しててもおかしくないぐらい酷い内容やったから、
5失点で済んだだけまだマシやと思っておいた方が良いんかもしれへんね。



前半は、鹿島の遠藤の見事なミドルシュートで先制を許したものの、
ボールを保持して攻め込む時間帯もあったし、
今のチーム状態やアウェイと言う事を考慮すると、それなりに戦えてたから、
そこまで悲観的になる必要は無かったと思う。

ただ、後半に2失点目を喫した時点で、試合の流れを完全に持って行かれてしまった。

加地が主審に抗議している間に、素早くリスタートされ、
フリーで左サイドを抜け出した新井場のクロスから、興梠に決められるという、
あまりにも軽率な失点やった。

この試合の加地は、前半から大迫のカットインについて行けずに、
何度も突破を許していたし、
2失点目だけでなく、3失点目、4失点目にも絡んでしまうという、
散々なパフォーマンスに終始していた。

個人的には、まだ老けこむような年じゃないと思ってるので、
劣化という言葉だけで片付けられる前に、早く調子を取り戻して欲しいね。



あと、後半の低調なパフォーマンスに関しては、
選手交代がことごとく裏目に出たっていうのもあるね。

前半の終盤あたりから、寺田が既にガス欠気味だったし、
ラフィーニャも完全に抑え込まれていたから、
後半の頭から、寺田とラフィーニャに代えて、二川と阿部っていうぐらい、
思い切った選手交代をしても良かったんじゃないかなと思う。

狙いのよくわからないパウリーニョとスンヨルの投入は、
チームの機能不全を招いただけやった。



無様に失点を重ねていった試合は、最後に藤ヶ谷が盛大にオチをつけ、
ガンバサポの失笑と共に幕を閉じました。

水曜日には韓国に移動して、ACLの浦項戦を戦う事になっているけど、
正直、こんな試合をやってるチームがJリーグの代表として、
ACLを戦っていいのかと申し訳なさも感じるわ。

でも、試合は待ってくれない。

グループリーグ突破がかなり厳しくなっているACLが、
松波の中でどういう位置付けになっているか知らんから、
どういうスタメンで試合に臨むのかわからんけど、
どうせ倒れるなら、前方にダウンするような試合をしてほしい。




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2012年4月24日

もういくつ寝るとウェンブリー



ロンドン五輪男子サッカーの組み合わせが決定したね。


<;グループA>
イギリス
セネガル
UAE
ウルグアイ

<グループB>
メキシコ
韓国
ガボン
スイス

<グループC>
ブラジル
エジプト
ベラルーシ
ニュージーランド

<グループD>
スペイン
日本
ホンジュラス
モロッコ


どこのグループに入っても、今の日本のチーム力では、
厳しい戦いになることは間違いない…みたいな事を書こうと思ってたんやけど、
オランダ・ナイジェリアと同組やった前回大会と比べると、
グループリーグ突破の可能性は十分にあるグループやと言えるやろうね。

各大陸別の予選の結果次第では、ホンジュラス・モロッコのところが、
アルゼンチン・コートジボワールになってた可能性だってあったわけやから、
そういう意味でも恵まれたと思うわ。

そういや、最終予選のグループも比較的楽な組み合わせやったし、
シルバーコレクターのイメージが付き纏う関塚さんやけど、
くじ運は意外といいのかもしれへん。



日本はグループDに入ったわけやけど、
対戦が一番楽しみなのは、やっぱりスペインでしょう。

まあ、有名どころはユーロの方に出場するやろうから、
オーバーエージでシャビやイニエスタみたいな大物が来るなんて事はないやろうけど、
チアゴ・アルカンタラやムニアイン、カナレス、クエンカのような、
他の国だったらA代表でエースを張ってそうな選手が普通に出場してくると思う。

そんなチームと対戦することは、
今後のサッカー人生において非常に重要な経験になると思うから、
胸を借りるつもりで、全力でぶつかってほしいね。



まだまだ先やと思ってたロンドン五輪もあと3カ月で開幕。

前回の北京はあまりにもあっさり予選リーグで敗退したから、
今回は骨をある試合を見せて、決勝トーナメントまで勝ち進んでほしいね。

…と、言いつつ、遠藤をオーバーエージ枠で招集するのは反対やけどね。




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2012年4月22日

ハードワークで掴んだ勝ち点3



ガンバ大阪31清水エスパルス


ウズベキスタンでの試合から中3日で万博に迎えるのは、
公式戦5連勝中の清水。

累積警告でウズベキスタン遠征に帯同していない遠藤には、
仕事してもらわなアカンなと思いながら試合を見てたんやけど、
やたら目を引くのは故障明けでウズベキスタンに行ったはずの17番。

チーム最年長の34歳のキャプテンがこれだけ献身的にピッチを走り回ってたら、
若手の選手は走らざるを得ない。

得点に絡むプレーこそ無かったものの、
プレーでチームを牽引したその姿に、この試合のMOMを送りたいね。



実の事を言うと、試合前に、スタメンのDFラインの顔ぶれが、
先のブニョドコル戦と変わっていない事を見て、
あんまりポジティヴな印象を受けへんかったんよね。

むしろ、ジミー・フランサの飛び出しや、大前、高木のサイドアタックに対して、
縦にも横にも翻弄されて失点する姿が容易に想像できたんやけど、
この日のガンバのDF陣は一味違った。

前線からDFラインまでの距離感が非常に良くて、
清水のボールホルダーへのチェックが早かったし、
ラフィーニャと佐藤の前線からのチェイシングも素晴らしかった。

あと、気になった点と言えば、SBのポジショニングかな。

ガンバがポゼッションをする時って、両SBが高い位置にポジションを取り、
CBがワイドに開いて空いた真ん中のスペースに遠藤が落ちてくるけど、
この日は、加地が上がれば藤春が下がり、その逆もまた然りといった具合に、
どちらか一方のSBを常にDFラインに残してたね。

おそらく、清水の得意なサイドチェンジからの展開をケアしてのものやと思うけど、
これがすごくうまくいってた。

後半ロスタイムにラッキーパンチを食らった感じで失点してしまったのは残念やけど、
ブニョドコル戦から中3日でよくここまで修正したなと思うわ。



次節はアウェイで、こちらもガンバと同じく、
開幕時の絶不調から復調している鹿島との試合です。

川崎、清水と、自分達の良さを前面に押し出すスタイルのチームとの対戦が続いたけど、
鹿島は相手に合わせて戦い方を変えて、弱点を突いてくるのが上手いチームやから、
そう上手くはいけへんやろうね。

でも、この試合の全得点に絡んだ佐藤は、まだ粗削りな感じはあるけど、
ガンバの前線に不可欠な存在になりつつあるし、
松波の用兵にもなかなか幅が出てきたから、
この調子でカシマスタジアムから勝ち点を持ちかえりたいところやね。

個人的に、新潟戦以来1カ月ぶりの現地参戦となるので、
去年の4-1みたいなスコアを期待して遠征したいと思います。



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2012年4月18日

タシケントの憂鬱



ガンバ大阪23ブニョドコル


土曜日の川崎戦で今季リーグ戦初勝利を挙げて、
このまま上り調子でいきたいところやったけど現実はそう甘くはないね。

長距離移動の影響で後半に運動量が著しく低下することは予想できただけに、
追いかける展開になるのは避けたかったところやったけど、
今のガンバの守備陣に多くの期待をするのは酷やったみたい。

でも、ブニョドコルが強かったかと言えば、そんなに言うほどでも無かったと思う。

倉田の同点ゴールのシーンに象徴されるように、
ブニョドコルのディフェンスは、マークをちょいちょい外すから、
決定機は多く作れていたしね。

そのせいか、累積警告で出場停止だった遠藤の穴はさほど感じなかったけど、
今のガンバには、相手守備陣の綻びをすぐに得点に結び付けられるような、
強力なアタッカーがいないんよね。

それだけに、この試合のファーストシュートで佐藤がヘディングでゴールを決めて、
先制点を奪っていれば、この試合の主導権を握ることができたのになと思う。



そして、守備陣はこの試合でも3失点と安定のザルっぷり。

解説の堀池巧が、しきりに指摘していたように、
ガンバのDFラインはこの日も低かったね。

まあ、中澤・高木コンビで戦った2010年シーズンもDFラインは低かったけど、
あの時はある程度高さで跳ね返すことができてた。

でも、1失点目と2失点目のシーンを見てると、
今の中澤・今野コンビではそれができてないんよね。

それに今のガンバには、低い位置から持って上がれる、グノみたいな選手がおらんから、
DFラインを低くすると、ゴールまでの距離が遠くなってしまうだけで、
攻撃面でもメリットが無い。

今のところ松波は、DFラインの組み合わせを変えてないけど、
色んな所で言われてるように、今野の使い方を考えなアカンのかなと思う。



試合終了間際にパウリーニョのCKから阿部がゴールを決めて、
1点差に詰め寄ったけど、時すでに遅く痛恨の敗戦。

これでACLのグループステージ突破は、
可能性は0では無いけど、ほぼ絶望的な状況になってしまった。

ガンバにはACLに懸ける思いが強い選手が多いだけに、
悔しい思いをしてるやろうと思うけど、日曜日に万博での清水戦が控えてるので、
気持ちを切り替えてリーグ戦に臨んで欲しいね。

この試合でも長距離移動の影響が出そうやけど、
ウズベキスタンに行ってない遠藤が仕事をしてくれることに期待しましょう。



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2012年4月14日

桜の花が散る頃にガンバに春が訪れた



ガンバ大阪32川崎フロンターレ


6試合目にして、今季リーグ戦初勝利。

川崎との試合は打ち合いになることが多いけど、リーグ戦5試合勝ち無しのこの状況で、
打ち合いを楽しんでる余裕なんて無いから、「とにかく勝ち点3」っていう気持ちやった。

それにも関わらず、誰も頼んでないのに前半でいきなり2失点して、
「今日もダメなのか」と思わせといての後半の逆転劇。

やっぱり、エンターテイナーのガンバ大阪にはこういう勝ち方が良く似合うわ。



この日のスタメンには、前節の先制点献上のきっかけになったパスミスを犯した倉田や、
PKを失敗した寺田の名前があって、失敗した選手にもう一度チャンスをやろうっていう、
松波の期待が感じられたね。

2人がその期待に応えることができたら、この試合は勝てるんじゃないかと思ってたら、
キックオフの笛が吹かれてから、誰もボールにも人にも行けずにゴール前まで到達され、
試合開始20秒で先制点を献上。

今季のガンバは、勝利したACLのブニョドコル戦以外、
全ての試合で先制点を献上しているから、
この時点で敗戦フラグは立っていたのかもしれへん。

さらに前半30分にはCKから藤春がマークの小林を見失い、
その小林にドフリーでヘディングシュートを決められ、2点ビハインド。

さらに状況は厳しくなったわけやけど、そんな状況を救ったのが、
前半終了間際の中澤のゴールやった。

あのゴールがあったと無かったとでは、
後半に臨む選手の気持ちが全然違ったやろうからね。



後半は、20分ぐらいまでは川崎のペースやったように思うけど、
二川と阿部の投入で流れを引き寄せた。

特に、ラフィーニャを見切ったのは英断だった。

同点に追いついたシーンで、藤春のクロスにニアで阿部が潰れて、
後ろでフリーになっていた佐藤がゴールを決めたけど、
あれが阿部じゃなくてラフィーニャだったら、
自分が潰れて、後ろの選手をフリーにしようという選択肢は無かったやろなと思う。

あと、2失点目に絡んだ藤春には苦言を呈そうと思ったけど、
あのクロスがあったから、チャラにしといたるわ。



そして、逆転の3点目を生み出すトリガーとなったのが、
倉田に代えて金正也を投入してアンカーに配置し、
遠藤をトップ下に置いたダイヤモンド型の中盤へのシフトやったね。

この日の倉田の動きは良かったのにも関わらず、
それを捨てて、公式戦で試した事の無い布陣を使ったところで、
本当に上手くいくのか半信半疑やった。

でも、憲剛や柴崎ら川崎の中盤からのくさびのパスを、
アンカーの正也がことごとく跳ね返し、
こぼれ球をゴール近くでプレーする遠藤に繋ぐ事で、
攻撃のチャンスを生み出してたね。

そして、ダイヤモンドの中盤にしてから間もなく、
阿部のシュートがゴールネットを揺らした。

こんな用兵は、西野時代のガンバには見られなかったから、
随分新鮮に感じたわ。

新潟戦での横谷の前線での起用と言い、
松波の選手交代は、なかなか斬新で面白いものが多いね。



もう桜も散ってきた時期になって、ようやくガンバに春が訪れました。

試合を見てると、まだまだ本来の姿には遠くて、楽観視できないけど、
この勝利が起爆剤になって、勝ち点を積み重ねていってくれると思います。

次戦は水曜日にウズベキスタンへ遠征してブニョドコル戦です。

ACLのグループステージ突破の可能性はまだ捨てたくないので、
日程や移動の疲れもあると思うけど、勝利を掴んで帰って来て欲しいね。



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2012年4月8日

4月になってもガンバの2012年シーズンは開幕しない



ガンバ大阪14サンフレッチェ広島


前節の新潟戦の後半に見せた、好パフォーマンス。

火曜日のACLでの今季公式戦初勝利。

「この調子でいけば、今節の広島戦で今季リーグ戦初勝利できるんちゃう?」
という淡い期待は、昨季のビッグアーチでも見せられた、
1-4というスコアでもって打ち砕かれてしまった。



この試合のガンバは、キックオフ直後からCKを続けて獲得し、
その流れから佐藤がフリーでヘディングシュートを放つなど、
試合の入り方自体は悪くなかったと思う。

でも、徐々に広島の積極的な前線からのプレスに手を焼き始めると、
倉田が自陣でパスミスを犯し、先制点を献上。

倉田がパスミスしたシーンは、ちょうど両SBが高い位置を取り、
CBがワイドに広がって、「さあ、ポゼッションするぞ」という時だったので、
あまりにも軽率なミスやった。

ただ、ガンバが1点を返したシーンのように、広島にもミスが散見されたから、
つけいる隙はあるのかなという風には見てたんやけどね。



そして、俺と同じことを思ってる人は多いと思うけど、
この試合のターニングポイントは寺田のPKやった。

ここで同点に追いつくことができてたら、広島が前に出ざるを無くなり、
ガンバはカウンターが狙いやすくなっていたかもしれへん。

でも、同点にならなかった事で、ガンバは引き続き前掛かりで攻めざるを無くなり、
逆に広島にカウンターをくらって、3失点目、4失点目を喫してしまった。

PKを決められなかった寺田を責めるのは簡単やけど、
そもそも何故キッカーが寺田やったの?

おそらく、PKを獲得したのが寺田やから寺田に蹴らしたんやろうけど、
この試合の行方を占うような重要なPKやねんから、
松波がベンチから指示出して、ラフィーニャか遠藤に蹴らせるべきだったと思う。

まあ、この問題に関しては、寺田が次からPKを蹴らなきゃいいだけの話やけど、
もっと問題なのは、正GKの藤ヶ谷から、
PKを止めるイメージが全く湧かないことやと思ってるのは、俺だけだろうか。



結果的にスコアは大差がついたけど、
絶望するほど低調な試合をしているわけじゃないと思う。

次戦の万博での川崎戦で、なんとか浮上のきっかけを掴んで欲しいね。



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2012年4月3日

嵐の中、帆を張った松波ガンバ



ガンバ大阪31ブニョドコル


台風並みの低気圧の直撃を受けた日本列島。

定時ダッシュしたにも関わらず、途中で電車が強風の影響で何度も運転を見合わせ、
帰宅して試合を見始めた時は、前半20分ぐらい。

「まさか…もう失点してるとかないよな?」と、おそるおそるスコアを見ると、
なんとガンバが1点リード!!

リプレイで遠藤の見事なミドルシュートを見て、驚きの混じった歓声をあげると共に、
ここ最近の試合では味わえなかった、スカッとするような感覚を、
リアルタイムで味わいたかったなと、良い意味で残念な気持ちにもなったね。

ただ、このシュートは素晴らしかったけど、
90分トータルで見ると、この日の遠藤は手放しで評価しにくいんよな。

いかんせん、自陣での縦パスのミスが多すぎて、
被カウンターの起点になってるようなところがあったからね。

もし遠藤がFWだったら、1試合で何回ミスしても、
1回ゴールを決めれば称賛されるから別にいいんやろうけど、
少なくとも、「ボランチの採点は毎試合6.0でいい」
と言ってる人のプレーじゃなかったね。



前半は、遠藤の先制点直後から徐々に押し込まれる時間帯が長くなったけど、
後半は、DFラインが高くなったことでオフサイドが取れるようになったり、
セカンドボールが拾えるようになったりして、また試合の主導権を取り戻したね。

土曜日のビッグスワンでの試合もそうやったけど、
松波のハーフタイムでの修正能力の高さはアキラを彷彿とさせるものがあるね。

後半には、これまで公式戦で出場機会の無かった丹羽を右SBで投入するなど、
柔軟な選手起用も見せてるし、今のところ非常に好感が持てる采配をしてると思うわ。



個人的に、この試合のMOMに推したいのは、
先制点を挙げた遠藤でも、後半に2点取ったラフィーニャでもなく、倉田。

パスアンドゴーを繰り返して、中盤を活性化するだけでなく、
ボールを奪われた時には、すぐに戻って守備に参加するなど、
攻守において非常に貢献度が高かった。

昨季、ガンバに籍を置きながら、
よりよって自分の意志でセレッソに移籍したということで、
今まで倉田の事を懐疑的な目で見てたけど、
この2年間で、本当に多くのモノを得たんやなって、
この試合のパフォーマンスを見ながらしみじみ思ったわ。

あと、後半の40分ぐらいまでは、
今シーズンで初めて藤ヶ谷を称賛する事ができるなと思ってたんやけど、
最後の失点シーンは開いた口が塞がらなかった。

ディフェンスについている選手に任せても良かったと思うんやけど、
わざわざ飛び出してパンチングに行って、ボールに触れずに決められるとは…

今季公式戦初勝利を初完封で飾れるかなと思ったけど、
藤ヶ谷がいつまでもこんな調子やったら、完封できる試合はまだまだ先のようやね。



試合が終わってみれば3点取ったけど、
後半のラフィーニャの2点はどっちもPKで、相手DF陣を崩したわけじゃないから、
FW陣の低調ぶりが改善されたわけじゃない。

それに、2本目のPKは1回止められたけど、ブニョドコルの選手が、
ラフィーニャが蹴る前にペナルティエリアに入ったとして蹴り直しが認められるなど、
ラッキーな部分もあった。

ただ、今のガンバが何よりも欲しかったのは結果やったから、
この勝利は本当に大きい一歩。

次はリーグ戦での今季初勝利を目指して、
土曜日、ビッグアーチに乗り込んでほしいと思います。




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2012年4月1日

ビッグスワンで見えた兆し



ビッグスワン行ってきました。


ガンバ大阪11アルビレックス新潟


ビッグスワンに行くと、いつも雨降ってるイメージやけど、
今回は特に、2008年の最終節を思わせるかのような、氷雨と強風のコラボレーションで、
入場待機列に並んでる時点で、既に体力を使い果たしてしまいそうになった。

そんな厳しいコンディションの中での試合やったけど、
ガンバの戦いは今後に可能性を感じるものやったね。



松波監督の初陣と言うこともあって、
スタメンにも大幅な変更が加えられるのかなと思ってたら、
前節の磐田戦から、ケガのパウリーニョが倉田に代わっただけという布陣。

まあ、ベンチにFWがいない現状で、
前線の組み合わせを代えるのは難しいっていうのはわかってるけど、
スタメンを見た限りでは、どうも期待が持てなかった。

試合が始まってみると、その予感は的中。

倉田が入った分、二川との絡みで前にボールが運べるようにはなったけど、
それでも前半の決定機と言えば、スンヨルのシュートシーンと、
倉田のパスに抜け出した藤春が倒されてPKを貰ったシーンぐらい。

守備では、懸念されていたセットプレーから失点してしまうなど、
同じリーグ戦3連敗中の新潟相手にここまでやられるのかと、
厳しい現実を見せられてしまった。

ただ、セホーンが監督の時と違うのは、そんな前半で出た課題を、
ハーフタイムでちゃんと修正してきたこと。

後半のガンバは、ボールを支配しながらゴールに迫ると言う、
選手もサポも慣れ親しんだ攻撃のアプローチを見せていたね。

残念ながら、逆転のゴールは奪うことができなかったけど、時間が経つにつれて、
徐々に今までのやり方を取り戻していくガンバの選手達の姿を見て、
今後に期待せざるを得なかった。



ただ、その期待が実を結ぶには、ボール回しの最後の仕上げの部分を担当する、
ラフィーニャに、もっと奮起してもらわなアカン。

この試合ではPKで得点を挙げたけど、流れの中では、
パスを出した後に、どこに走ればいいのかまだ迷っているように見えるし、
ボールもなかなか収まらない。

試合終了間際に倒されたペナルティエリアで倒されたシーンは、
PKでもおかしくなかったと思うけど、ストライカーだったら、
あそこまで行ったら安易に倒れずに、右足でゴールに流し込むか、
中に折り返すかしてほしかったね。

どうしても、得意の左足が使えない状況やったから、
ファウルを貰いに行ったように思えてしまうわ。


次戦は火曜日に万博でACLのブニョドコル戦。

ACLは、浦項、アデレードと2連敗してもう後が無い状況やけど、
失うものは何もないという気持ちで臨んで、勝利を掴んで欲しいね。



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