2010年10月31日

優勝の二文字は台風とともに去っていった

 
 
ガンバ大阪24ヴィッセル神戸
 
 
久々にリアルタイムでガンバの試合を見ることができたわけやけど、
4失点もしてたら、勝てる試合なんて無いわ。
こないだの大宮戦みたく、毎試合5点取れるんやったら話は別やけど。
 
まあ、この試合の攻撃陣にも言いたいことはあるけど、
なんだかんだで2点取ってるから、最低でも勝ち点1は取らなアカンわ。
 
宇佐美のゴールも、イ・グノのゴールも素晴らしかっただけに、
勝利に繋げられへんかったのが、残念で仕方ない。
 
 
 
この日は、武井でも明神でも無く、橋本が遠藤のパートナーとして、
ボランチで先発したわけやけど、中盤での潰し屋としては全然機能してなかったね。
 
橋本は、真夏のゴールラッシュ以降、キレを失ってる印象があるだけに、
アキラは武井をもうちょっと信頼してあげても良かったんじゃないかと思う。
 
それに、DFラインからのパスの精度が悪くて、
前の選手が良い形でボールを受けれてないような気もしたね。
 
まあ、この日のディフェンス陣の悪い所を指摘したらキリがないんやけど、
俺が思うに、後半開始早々に喫した同点ゴールがかなり痛かった。
 
開始直後、得点直後、終了前、一番集中してなければいけないはずの時間帯で、
あんなにあっさりと失点してしまった事で、神戸に流れを持ってかれてしまった。
 
この日のピッチレポーターの中払も言ってたけど、
ガンバは一番やってはいけないことをやってしまったね。
 
4失点目に繋がった安田のパスミスもありえなかったけど、
本来なら、前半終了時の2-1のスコアのまま、
終わらしとくべき試合やったように思うわ。
 
 
 
正直、この重要な時期に、こんな試合をやっているようじゃ、
優勝なんてできるわけがない。
 
まあ、こういう下位チーム相手の取りこぼしは、
ガンバ伝統の悪癖と言ってしまえばそれまでやねんけど、
この日も、セレッソ相手に勝利を収めた、首位の名古屋だって、
以前は、ガンバと同じような悪癖を抱えてたチームやったわけよ。
 
それが今や、試合の内容云々は抜きにして、
下位チームに取りこぼすことなく、順調に勝ち点を積み重ねてる。
 
チームは変われるっていうのを、今シーズン、
名古屋やセレッソあたりが体現していると思うんやけど、
この2チームができて、ガンバにできないとは思われへんのよね。
 
ガンバは若手の押し上げが足りないっていうのは事実やけど、
案外、チームが勝負強くなるか否かっていう、精神的な部分は、
チームが上手くいかない時や、気が緩みそうな時に、
リーダーシップを発揮できる中心選手がいるかどうかやと思うんよね。
 
いくら毎年オフに補強したところで、精神的な部分が変わらなければ、
いつまで経ってもガンバの悪しき伝統はそのまま残り続ける。
 
選手も、監督も、強化部も、その辺に気がつかないと、
もう一度、あの銀皿を掲げる日は、遠い未来の話になってしまうで。
 
 
 
なんか、偉そうな事書いてしまったけど、
今シーズンはこれで終わったわけじゃないからね。
 
優勝がほぼ絶望的となった現状で、モチベーションの部分が心配やけど、
可能性が残されている限り、ファイティングポーズは取り続けて欲しい。
 
次節のFC東京戦は、アウェイ山形戦以来、一ヶ月振りの現地参戦。
 
NACK5やビッグスワンも攻略したガンバにとって、
味スタは最後に残された鬼門と言っても過言じゃないね。
 
11月6日は、飛田給でガンバの勝利を見届けて来たいと思います。
 
 
 
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2010年10月30日

イギリス旅行記 ~ブリタニア編~

 
イギリス旅行記その③としまして、今回はロンドンを離れ、
ストーク・オン・トレントというところまで、
ストークvsマンチェスター・ユナイテッド戦を見に行きます。
 
ロンドンのユーストン駅始発の、ヴァージントレイン、
マンチェスター・ピカデリー行きに乗って、ストーク・オン・トレントへ向かいます。
 



車内ではゆっくりできるのかなと思ってたら、
この日は、ノースウェスト地方で、リヴァプールやアーセナルも試合があるため、
ロンドンから、そっち方面の列車は満員御礼状態。
 
おかげで、ロンドンからストーク・オン・トレントまでの2時間、
ずっと列車の連結部分らへんで立ってました。
 
ただ、そんな車内においても、窓から見える景色は、リアル世界の車窓から状態。
イギリスって全然山が無いから、牧歌的な風景が広がってます。
 

時折、牧場が見えて、羊や馬などが歩いてるのを見ると、のどかな気分になれたね。
 
 
 
そして、ストーク・オン・トレント駅へ到着。
 


試合日には駅前からシャトルバスが出ているので、
それに乗って、ブリタニアスタジアムへ向かいます。
 
そして、バスに乗って15分ほどで、ブリタニアスタジアム到着。
 

イギリスは田舎にも、これだけ立派なスタジアムがあるんやなぁ。
 
ちなみに、ブリタニアスタジアムは、日本で言うところの清水の日本平みたく、
高台にあるため、スタジアムの駐車場から、ストークの街並が一望できます。
 

なんというか、こんな風景を見せられると、バイクで走りに来たいね。
 
あと、違和感を感じた人もいるかもしれへんけど、
いつもドンヨリと曇っているイメージのイギリスの空が、
この日は気持ち悪いぐらいに晴れてました。
 
 
 
ブリタニアスタジアムの駐車場には、ストークのレジェンドである、
スタンリー・マシューズの銅像がありました。
 

まあ、マシューズがどんな選手か知らない人に説明すると、
今や世界最高選手に与えられる賞として有名な、バロンドールの第一回受賞者であり、
そもそも、そのバロンドール自体も、マシューズの功績を称えるために作れらたとも
言われてるんよね。
 
そして、50歳まで現役を続け、そのプロサッカー選手としてのキャリアで、
一度も警告を受けた事が無いという、
フェアプレーの精神を具現化したような、偉大な選手です。
 
50まで現役て…カズやゴンもまだまだやれるってことやな。
 
まあ、その偉大なマシューズ像の前のベンチで、俺はコーヒーを飲みながら、
チーズバーガーをほおばってたんやけども。
 
 
 
そして、入場ゲートに向かう前にスタジアムの前のグッズショップで、
タオマフを購入しました。
 
ここで驚いたのは、トッテナムやウェストハムでは、
タオマフが£8、マッチデイプログラムが£3.5やってんけど、
ストークでは、それぞれ£6、£3やってんよね。
 
やっぱり、ロンドンではチームのグッズも少々お高めなんかね?
 
 
 
タオマフも購入し、いよいよスタジアム入場だという時にトラブル発生!
 
チケットに記載されている、48~50の入場ゲートの番号が、
ホーム側にどこにもないんですが…
 
もしや?と思いつつ、恐る恐るマンUファンが陣取るアウェイ側の入場ゲートに向かうと、
案の定、そこにお目当ての番号を発見。
 
ただ、俺は、旅行代理店の人からチケットを受け取った際、
全てホーム側という説明を受けていたので、
てっきりこの試合もストーク側で見るもんだと思い込んで、
ストークのグッズを買ったのに、まさかのマンU側。
 
日本やったら、そこまで目くじらを立てられることはないんやろうけど、
ここがヨーロッパだという事を考えたら、身の危険を感じたわ。
 
っていうか、手荷物検査でストークのタオマフを見つけられたら、
スタジアムへ入場することすらできへんのちゃうん?
 
まあ、最悪、買ったストークのタオマフを捨てようかなとも思ったんやけど、
一か八か鞄の底に押し込んで、入場ゲート前の手荷物検査へ向かいました。
 
ただ、ここでラッキーだったのが、
ストークもマンUもチームカラーが赤だったということ。
 
警備員にタオマフを触られた時、「ヤバい!」と思ったんやけど、
マンUのタオマフだと勘違いしてくれました。
 
これは危機一髪やったね。
っていうか、あの旅行代理店のオバハン、ぶっ飛ばす。
 
 
 
この試合の席はアウェイゴール裏の、コーナーフラッグの前らへん。
 
もうちょい真ん中が良かったけど、イギリスはゴール裏でも指定席やからね。
 
ただ、目の前でファン・デル・サールがGK練習している光景は、
いつも藤ヶ谷と木村がジェルソンのシュートを受けている光景ばかり見ている、
ガンバサポの俺にとって、かなり非日常的で新鮮でした。
 
試合前のアップの時には、以前チェルシーに在籍していて、
今ストークにいるグジョンセンが、マンUファンに、指をさされながら
「CHELSEA RED BOY!」って野次られていたのが印象的やったわ。
 
 
 
そして、選手入場。
 

ちょうど俺の目の前のプロムナードから、選手が入ってきました。
 
前日にロンドンで見た2試合は、あんまりパッとせん試合やっただけに、
スカッとする試合が見たかったんやけど、
やっぱり、ここまでアウェイ未勝利のマンUは動きが良くないね。
 
っていうか、ガリー・ネヴィルが、
ストークのファンからめちゃくちゃブーイングされてるんですけど。
 
リヴァプールファンとは前にいざこざがあったけど、
もしかしてネヴィルって、マンUファン以外には嫌われてるのか?
 
そんなこんなしているうちに、前半27分、対岸のゴールで、
メキシコ人ストライカー、エルナンデスがゴールを決めて、マンUが先制。
 
遠かったからどうゴールになったんかわからんかったし、
ブリタニアスタジアムのスタジアムMCは、アウェイチームの選手がゴール決めても、
選手の名前は言わないし、オーロラビジョンにも得点者が表示されないので、
マンUファンの「チチャリート」コールを聞くまで、誰が決めたんかわからんかったわ。
 
 
 
そして、ハーフタイム。
 
選手が続々とドレッシングルームに戻って行く中、
アレックス・ファーガソンは審判に詰め寄って文句言ってました。
 

相変わらず元気いいよな、このじいさん。血圧上がり過ぎて倒れんなよ。
 
あと、ファーガソンが目の前におったからかどうかしらんけど、
アウェイゴール裏からは、マンUからの退団を希望しているルーニーに向けて、
「WAYNE、UNITED!!」のコールが発生。
 
やっぱり、最近、浮気騒動から監督との確執やら、
色々問題を抱えているルーニーやけど、なんだかんだでファンからは愛されてんやね。
 
 
 
そして、後半。
 
先制点以降の流れで、相変わらずマンUが押し気味に試合を進めるんやけど、
ストークのある選手の登場でスタジアムの雰囲気が一変。
 
それは先程紹介したグジョンセン…
じゃなくて、トルコ代表のトゥンジャイ・サンリ!!
 
えっ!?
 
失礼な話、いい選手ではあるけど、ワールドクラスとも言えない選手やのに、
なんでこんなに人気あんのやろ?
 
ここから、今まで押されてたストークがリズムを取り戻し、一進一退の攻防に。
 
目の前で繰り広げられる熱戦に対し、なんと、いきなりマンUファンは、
ジョージ・ベストのチャントを歌い始めました。
 
「♪WE ALL LIVE IN THE GEORGE BEST WORLD♪」
 
ビートルズのイエローサブマリンのメロディに乗せて歌うんやけど、
CWCの決勝戦で、マンUファンが歌ってたこともあり、
俺はこのチャントを覚えてたので、一緒になって歌ってました。
 
ただ、目の前の相手を無視して過去のレジェンドのチャントを歌うのは
どうなんやろと思ってたら、ストークにゴールを決められスコアはイーブンに。
 
しかも得点者はトゥンジャイ。
 
歓声で爆発するスタジアム…ほら、言わんこっちゃない。
 
失点直後、マンUはパワープレーに出て、勝ち越し点を狙うものの、
思うようにいかず、またアウェイでドローなんかなと思ってたら、
先制ゴールを挙げた、エルナンデスが再びゴールネットを揺らし、
マンUが試合終了間際に勝ち越し!!
 
今度はアウェイ側ゴール裏が歓喜で爆発。
 
俺も隣におったおじいさんに抱きつかれたり、後ろのおばさんとハイタッチしたりして、
喜んでたんやけど、俺の前列にいたおっさん達が、喜びのあまり、
ピッチに飛び降りて、警官に取り押さえられてました。
 
…俺、誰かが手錠掛けられるところって、生まれて初めて生で見たわ。
一緒になって飛び降りてたら、俺もああいう風になってたかもね。
 
 
 
そして、試合終了。
 

マンUはこの試合で、ようやく今シーズンアウェイ初勝利。
それにしても、エルナンデスって良い選手やわ。
 
 
 
スタジアムを出てからは、駐車場から出ているシャトルバスに乗って、
ストーク・オン・トレントの駅まで戻りました。
 
ここからまたロンドンに帰ったわけですが、
帰りはちゃんと座ることができたので良かったわ。
 
そして、この日の晩御飯は、グリーンパーク駅の近くにある日本料理屋で、
寿司を食いました。
 

まあ、イギリス人向けに作ってるからわさびはほとんど入ってないねんけど、
少々値段が張るだけあっておいしかったね。
 
ただ、ここは1人で来るとこじゃないわ。
 
クラシックが流れている、高級感溢れる店内で、
サッカー観戦帰りの思いっきりラフな格好で1人で寿司を食うのは、
居心地が悪くて、肩が凝ってしょうがない。
 
まあ、店員のお姉さんも、そんな俺の様子を察知してくれてたみたいやったけどね。
 
そして、この日はもうホテルに帰って、シャワーを浴びて就寝。
翌日の昼の便で、帰国しました。
 
そういや、“霧の都”と言われるロンドンで一回も霧を見なかったのに、
帰国したら、成田空港周辺は霧だったという矛盾。
 
 
 
今回、今までテレビの中の世界でしかなかったプレミアリーグを、
初めて現地で見たわけですが、本当に行って良かったなと思う。
 
ピッチとスタンドが近く、試合の熱気がダイレクトで伝わってくるスタジアム、
そんな試合のステージとなる、綺麗な緑色のピッチに、チャントが響き渡る観客席、
何と言っても、この国のどこまでも熱いフットボール熱に触れた事で、
またここに来たいと思わせてくれました。
 
ただ、それと同時に、日本でもサッカーがこれだけ愛される
スポーツになればいいなとも思ったね。
 
俺も微力ながら、ガンバ大阪や日本代表に声援を送ることで、
その一翼を担いたいなと思いました。
  
以上で、イギリス旅行記は終わりです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2010年10月29日

イギリス旅行記 ~ホワイトハートレーン~アップトンパーク編~

 
イギリス旅行記その②としまして、今回は、いよいよプレミアリーグ観戦のため、
地下鉄に乗ってノースロンドンに向かいます。
 
今回はさすがに遠いので、歩いて行くというような、
無謀な事はやりませんでした。
 


ちなみに、イギリスの地下鉄の駅のホームは、大体どこの駅もこんな感じ。
 
ディストリクト線とか、オーバーグラウンド線みたいに、
地上も走る路線の駅はもうちょい広いねんけどね。
 
 
 
ただ、サッカーの試合は昼からなので、午前中は何をしていたかというと、
アーセナルのホームがある、ハイバリーに行ってきました。
 
まあ、アーセナルのホームに行くには、アーセナルっていう駅があるから、
そこから歩けば5分ぐらいで行けるんやけど、今回は、
ハイバリー&イズリントンという駅で降りて、そこから行くことにしました。
 
駅の改札を抜けるとすぐに、ハイバリーパークという公園があるねんけども、
公園の入口に建っていた女神像の足下には、アーセナルのシンボルである、
大砲の銅像が飾られてました。
 


このハイバリーパークは、本当に緑が多くて綺麗な公園で、
朝に散歩をすると清々しい気持ちになったね。
 
セレッソの本拠地がある公園におるようなホームレスもおらんし。
 
まあ、冗談はさておき、このハイバリーパークから歩いて15分、
かつてのアーセナルのホーム、ハイバリースタジアムへ向かいます。
 
スタジアムとは言っても、今は取り壊されてアパートになってんねんけどね。
 

でも、外周を歩いてると、非常階段の所から中の様子を窺い知ることができて、
なにやら、スタンドの跡のようなものが見えました。
 
ちなみに、このハイバリーアパートは、かつてアーセナルで活躍したフランス人、
現:ヴィジャレアルのロベール・ピレスも購入したらしいけど、
全体的にはあんまり売れ行きが良くないらしいです。
 
そして、そのハイバリーアパートのすぐ隣にあるのが、
現アーセナルのホーム、エミレーツスタジアム。
 

前日行ったウェンブリーに匹敵するスケールのデカさ。
しかも、こんなデカいスタジアムが、住宅地に建ってることに驚きやわ。
 
スタジアムの外観には、かつてのアーセナルの名選手達、アンリ、ピレス、シーマン、
アダムス、パーラーなどが、肩を組んでいる後ろ姿が描かれていて、
その下には、アーセナルのチームコンセプトとも言える、
「VICTORY THROUGH HARMONY」の文字が刻まれていました。
 
俺の中で“調和を介しての勝利”、っていう感じで意訳してみたんやけど、
華麗なパスサッカーを披露するアーセナルには、ピッタリの言葉やと思ったし、
そういうチームコンセプトをスタジアムの外観にデカデカと掲げているのが、
またかっこいいじゃないですか。
 
ちなみに、スタジアムのグッズショップはもう開いてたんやけど、
これからホワイトハートレーンに行くのに、アーセナルのグッズなんか持ってたら、
トッテナムのファンに何をされるかわからないので、何も買いませんでした。
 
トッテナムとアーセナルのファンは、ロンドンで一番険悪な関係にあるからね。
 
 
 
エミレーツスタジアムに別れを告げ、いよいよトッテナム・スパーズのホーム、
ホワイトハートレーンへ向かいます。
 
地下鉄のセヴンシスターズ駅から、歩いて20分ほどの距離にある、
ホワイトハートレーン。
 
スタジアムに近づくにつれて、警官の姿も見るようになったんやけど、
俺が驚いたのは、ホワイトハートレーンの警備の警官は馬に乗ってること。
 

これは日本ではお目にかかられへん光景やなと思って見てたんやけど、
道路には、馬のフンが散乱してました。
 
いや、警備は重要だけど、これはこれでどうかと思うぞ。
 
そして、スタジアム周辺のグッズショップでスパーズのタオマフを購入、
厳重な持ち物検査も通過し、いよいよスタジアムに入場。
 

端っこの席やったけど、やっぱりサッカー専用スタジアムだけあってかなり見やすい。
 
まあ、スタンドの裏のコンコースが万博以上に狭いし、
トイレが汚かったのは残念やったけど。
 
ちなみに、スタジアムの外観の写真が無いのは、
スタジアムのすぐ側まで住宅街になっていて、
スタジアム全体を撮れるような場所が見つからなかったから。
 

トッテナムは人気のあるチームやから、もうちょっとキャパシティが欲しいらしいけど、
スタジアム周辺がこんな状況やから、拡張工事ができへんらしい。
 
なんか、ロンドン五輪でメイン会場に使用するスタジアムを、
ホームにする案もあるらしいけど、おそらく陸上トラックもつくやろうし、
それはそれでファンの心境としてどうなんかなとも思ったけどね。
 
 
 
そして、いよいよトッテナム vs エヴァートンの試合がキックオフ。
 
ミッドウィークのチャンピオンズリーグ試合で、GKゴメスの退場により、
数的不利の状況でインテルと戦ったトッテナムは、やっぱり疲労の色が濃く、
全体的にあんまり良くなかったね。
 
対するエヴァートンも、前節、宿敵リヴァプールに勝利したとはいえ、
低迷するリーグの順位が表わすように、
こちらもお世辞にもいいサッカーをしているとは言えず。
 
結局試合は1-1のドローでした。
 
 
 
試合中は、俺の隣で見ていたトッテナムファンの若者3人組が、
トッテナムのふがいないプレーに対して、
しきりに「ファッ●ン、ファッ●ン!!」言ってたのが印象的やったわ。
 
あと、ガンバゴール裏がセットプレーの際に歌う、
「♪フォルツァガンバファッチュンゴール♪」のメロディに乗せたチャントを、
スタジアム全体で歌う光景は、まさに壮観やった。
 
これぞイングランドフットボールやなと思った、これを見れただけでも、
イギリスに来て良かったなと思ったね。
 
あ、ちなみに、昨シーズンまでアーセナルにいて、
今シーズンからトッテナムにいるギャラスは、
味方のファンからもブーイングされてました。
 
 
 
ホワイトハートレーンの次は、ウェストハムvsニューキャッスルの試合を見に、
ロンドンのイーストエンドに位置する、アップトンパークへ向かいます。
 
そういや、以前、ガンバのスタッフブログでも、アップトンパーク紹介してたね。
 
まあ、本当はアップトンパークってのはただの地名で、
スタジアム自体はブーリングラウンドっていうらしいけど。
 
そのアップトンパークですが、俺、ロンドンに来るまでは、
ホワイトハートレーンの方がいいスタジアムやと思ってたんやけど、
意外や意外、アップトンパークの立派さに圧倒されたわ。
 


プレミアリーグって最下位のチームでもこんなにいいスタジアム使ってるんやね。
 
ちなみに、ウェストハムも、トッテナム同様に、
ロンドン五輪のメイン会場で使用するスタジアムに移転する案があるらしく、
どちらかというと、ウェストハムの方トッテナムより熱心らしい。
 
こんな素晴らしいスタジアムがあるのに、移転なんてもったいなすぎるわ。
いらんねんやったらガンバにくれよって感じやね。
 
 
 
ちなみに、スタジアムの近くは、いかにも下町って感じで、
アップトンパークの道路を挟んだ反対側にあった市場は活気で溢れてました。
 

ホワイトハートレーンの近くは、
どっちかっていうと閑静な住宅街って感じやったからね。
 
そして、スタジアムのメインゲートには、
THE ACADEMY OF FOOTBALLの文字が。
 

欧州サッカーに詳しい人なら説明するまでもないと思うけど、
ウェストハムっていうチームは、
イングランド代表の名選手を数々輩出してきた、育成の名門クラブ。
 
昔なら、先のブログでも紹介した、ボビー・ムーア、
今やったら、ランパード、ファーディナンド、ジョー・コール、
デフォー、キャリックあたりがそうやね。
 
“フットボールの学校”の名に恥じない名手を輩出し続けてるわ。
 

で、試合の方やねんけど、ウェストハムのサッカーを見てて思ったのが、
最下位になるのも無理はないなって事。
 
まあ、ロングボール一発で何度も裏を取られていた、
ニューキャッスルのDF陣も褒められたもんじゃなかったけど、
ウェストハムのDF陣はそれ以上に酷い。
 
まず、ニューキャッスルで一番注意しなければいけない選手は誰ですか?
イングランド期待の新進気鋭のエース、アンディ・キャロル君でしょうが。
なんで彼が何度も前向いて、フリーでボール持つんですか?
 
攻撃に関しても、ゴール前で味方の選手がフリーなのに、
早く先制点が欲しい焦りからか、強引にシュート打って外してるし、
始まってから10分ぐらいで、こりゃ駄目だなって思った。
 
でも、そんなサッカーやってて、ウェストハムが先制したのには驚いたけど、
案の定、ノーランとキャロルにゴール決められて、あっさり逆転負け。
 
スタジアムの雰囲気に関しては、最初は良かったんやけど、
やっぱり、チームが不甲斐ないプレーを続けるたびに、
どんどん悪くなっていったね。
 
特に、ウェストハムのGKのグリーンは、ゴールキックを、
しょっちゅう、ニューキャッスルの選手にプレゼントして、
ホームのファンからもブーイングされてたしね。
 
っていうか、グリーンってこんなに下手なキーパーやったっけ?
W杯でのシュート後逸事件以降、自信を失ってんのかな?
 
なんにせよ、このままじゃスタンドを埋めた満員のハマーズファンが
哀れなので、ウェストハムにはここから意地を見せてほしいもんやね。
 
あと、ウェストハムも、ニューキャッスルも、
「ユナイテッド!」っていうコールするから、どっちの応援かわからん。
 
 
 
そして、スタジアムからの帰路につきました。
 
ちなみに、地下鉄のアップトンパーク駅は、ホームがそんなに広くないから、
駅に入るまで、警察に従って列に並ばなあかんねんけど、俺の約5m前方で、
高校生ぐらいの若者が、ロープを飛び越えて割り込みをしたんよね。
 
どこの国に行っても、こういうマナーのなってない若者がおんねんなと思ってたら、
警官が2人ぐらいでその若者を取り押さえて、連行していったのにはビックリした!
 
日本のスタジアム警備はマナー違反の客がいても、ここまでせえへんしな。
 
良かったのか、悪かったのかわからんけど、
日本じゃ見られない、珍しい光景が見れました。
 
 
 
晩飯は、またホテルの近くのレストラン、ガーファンクルで、
アメリカンホットピザを頼みました。
 

イギリスに旅行に来てるのに、アメリカンと名のつくものを食すのもどうかと思ったけど、
前日の晩にラーメンを食った事を思い出して、どうでもよくなりました。
 
まあ、焼き方はずいぶん雑やったけど、味の方はまあまあでした。
 
そして、ホテルに戻り、シャワーを浴びて就寝。
翌日は、ロンドンを離れ、ストークシティへ向かいます。
 
イギリス旅行記~ブリタニア編~へ続く。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2010年10月28日

イギリス旅行記 ~ロンドン市内観光編~

 
先日のブログの冒頭でも触れたように、
21日から6日間、プレミアリーグ観戦のため、イギリスに行ってました。
 
ガンバのACLの試合で韓国は何回か行ってるけど、
イギリス、ましてやヨーロッパ自体、人生初だったので、
不安な部分もあったんやけど、すべて杞憂に終わるほどの有意義な旅でした。
 

21日の午後の便で、成田空港からヒースロー空港へ向けて出発。
ロンドンまでは約12時間の空の旅。
 

日本とイギリスは、時差が8時間あるとはわかっていても、
昼間に日本を出発して、12時間飛行機に乗ってたのに、
現地に着いたらまた昼っていうのが、やっぱり違和感感じるわ。
 
それに、気温が一ケタ台だというのに、“サマータイム”ってのも違和感やし、
そんな状況で、普通に半袖を着てるイギリス人にも違和感。
 
やっぱり、シュンスキ・ナカミューラがセルティック時代に言ってたように、
日本人と欧米人では、寒さに対する感覚が違うんやね。
 
 
 
空港からはバスでホテルまで向かったわけやねんけども、
18時にホテルに着くはずが、道中で交通事故による大渋滞に巻き込まれ、
なんとチェックインしたのが21時前という軽い惨事。
 

せっかく、ホテルに着いたら、さっそくピカデリー・サーカスに繰り出して、
ショッピングでもしようかと思ってたのに、急な予定変更で、
ホテルの近くにあったガーファンクルというレストランで、
晩飯を食べることにしました。
 
ちなみに、このガーファンクルというレストランは、
チェーン店らしく、ロンドンの色んなところで見かけたわ。
 

そこで俺が食べたのは、イギリスではお馴染みとも言える料理、
フィッシュ&チップス。
 
イギリスは食べ物がおいしくないという評判は聞いてたけど、
若干油っこいなとは思ったものの、別に問題無く食べれたわ。
 
そして、フィッシュ&チップスを平らげ、ホテルに戻ると、
22時半を過ぎたあたり。
 
さすがに疲れていたので、シャワーを浴びてさっさと寝ることにしました。
 
 
 
そして、翌日22日金曜日。
 
朝飯を食べると、さっそく市内に繰り出す事にしました。
 

写真は、かなり薄暗いけど、朝7時頃、
ホテルの窓から撮った写真です。
 
 
 
まずは翌日、翌々日に見に行く、サッカーの試合のチケットを受け取りに、
ピカデリー・サーカスにある、旅行代理店へ向かいます。
 
地下鉄で行けば良かったんやけど、ロンドンの街並みを楽しみたかったから、
ホテルから1時間半ぐらい歩いて行きました。
 

ピカデリー・サーカスは、ロンドンで一番の繁華街で、
写真は、ロンドンの待ち合わせの名所として有名なエロスの像です。
 
まあ、日本で言うところの渋谷のハチ公像だと思ってもらえれば結構です。
 
旅行代理店でサッカーの試合のチケットを受け取り、
さらにそこから徒歩で1時間かけて向かったのは、ベイカー・ストリート。
 

シャーロック・ホームズで有名なこの場所やけど、
日本人には、名探偵コナンの方で有名かな。
 
駅前には、ホームズの銅像が建ってました。
 

ホームズの銅像に別れを告げ、そこから歩いて30分ほどのところにあるのが、
ビートルズのアルバムのジャケットで有名な、アビーロード。
 
アビーロードに向かう道中、頭の中では、俺がビートルズで一番好きな曲、
“HERE COMES THE SUN“がリピートしてました。
 


実を言うと、俺は結構なビートルズ好きで、
この場所には前々から行ってみたかったんやけど、
車がビュンビュン走ってて、あまり歴史的な場所って感じがしなくて、
思ってたほど感動しなかったかな。
 
ただ、同じ飛行機に乗って、ロンドンに来た日本人旅行客を、
この近くで何人か見たわ。
 
やっぱり、見たいものは皆一緒やねんな。
 
 
 
アビーロードの後は、ウェンブリーに向かいました。
 
また歩いていこうかなとも思ったんやけど、ここまで歩き続けて、
さすがに疲れてきてたので、電車で行く事にしました。
 
そして、ロンドンの北西のはずれにある、フットボールの聖地ウェンブリーに到着。
 

ただ、今度、フットボールはフットボールでも、
アメリカンフットボールの、ブロンコスと49ersの試合がウェンブリーであるらしく、
スタジアム周辺は、その広告で溢れてました。
 

その、ウエンブリーのグッズショップでイングランドのタオマフを購入。
値段は£10。大体、1600円ぐらいかな。
 

そして、ウェンブリーのスタジアムメインゲートで、
この人がお出迎えしてくれました。
 
…鹿島スタジアムにあるジーコ像ちゃうで。
 
この銅像は、1966年、地元開催のW杯で優勝したイングランド代表のキャプテン、
ボビー・ムーアの銅像です。
 
ムーアと言えば、DFとしての実力もさることながら、
W杯の表彰式で、エリザベス女王と握手する際、
「汗にまみれた手で女王様に触るのは失礼だ」と思い、
ハンカチで手を拭いてから握手をしたという、とても紳士的な人物だったらしいね。
 
まあ、サッカー選手としてのピークが短かった事を裏付けるかのように、
女たらしで大酒飲みだったっていうエピソードもあるねんけど。
 
 
 
一通りウェンブリー周辺を散策した俺は、
ようやくロンドンに来た観光客なら誰でもいくであろう名所巡りに出発。
 
まずは、ロンドン塔から。
 

ここは昔、貴族達の牢獄・処刑場になってた場所で、世界遺産にも登録されてます。
 
世界最大のダイヤモンド、アフリカの星も展示されてるらしいけど、
俺が行った時は、時間が遅くて、入場できへんかったのが残念やったわ。
 
続きまして、ロンドンのランドマークでもある、タワーブリッジ。
 

まあ、橋自体も建築物としてかなり興味深かったんやけど、
俺が行った時は、やたら中国人観光客が多かったのと、
橋の上で、黒人のお兄さんがフライドポテトの屋台やってたのが印象的やったわ。
 
そして、そのタワーブリッジが架かる、テムズ川のほとりには、
シティ・ホールという、一風変わったデザインの建物があります。
 

何する所か知らんけど、ヒースロー空港で、
WELCOMEの看板の背景に、この建物の写真が使われてたから、
結構有名な建物なんかもしれへんね。
 
 
 
タワーブリッジを後にした俺は、
ロンドン最大の名所ともいえる、ウェストミンスター宮殿、
通称:ビッグベンに移動。
 
なぜ、ビッグベン見物をこんな夜にしたかというと、
夜にライトアップされたビッグベンがすごく綺麗だという話を聞いたから。
 
実際の写真がこちら。
 

なんとも幻想的というか、とても荘厳な雰囲気で、
ホンマに心の底から「きれいやなぁ」って思ったね。
 
ちなみに、ビッグベンは15分おきに鐘が鳴るんやけど、
思いのほか鐘の音が小さいし、この近くは結構車の通りや人通りが多くて、
騒々しいから、ボンヤリしてたら鐘の音を聞き逃すところやったわ。
 
そして、ロンドンの新名所となりつつあるのが、
このビッグベンのテムズ川を挟んだ対岸にある、
世界最大の観覧車BAロンドン・アイ。
 

俺、あんまり観覧車好きじゃないから乗らんかったんやけど、
こちらもライトアップされてて、とてもきれいやったわ。
 
あと、この近くにバッキンガム宮殿もあんねんけども、
夜に来てしまったせいで門が閉まってて見れませんでした。
これに関しては失敗やったね。
 
 
 
一日中歩き回り、かなり腹が減ってたので、
またピカデリー・サーカスに戻って晩御飯を食べることに。
 
俺が食べたのは、亮というラーメン屋の味噌ラーメン。
 

まさかロンドンまで来て味噌ラーメン食うとは思わんかったけど、
イタリアやフランスみたいな食文化の無い、イギリスだからこそできる、
晩御飯のチョイスやったと思うわ。
 
ラーメン自体も野菜が多くておいしかったしね。
 
 
 
晩御飯を食べ終わると、ホテルに戻って、シャワーを浴びて就寝。
 
しかし、この日は合計で5時間ぐらい歩いたせいか、
久々に足が棒になったんちゃうかって思うほど疲れた。
 
次の日は、いよいよ待ちに待ったプレミアリーグ観戦です。
 
 
 
ホワイトハートレーン・アップトンパーク編に続く…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2010年10月26日

雨の西京極で京都を降す

 
 
さっき録画見終わりました。
 
最近、どうもバタバタしてて、ガンバの試合をリアルタイムで見れてないんよね。
 
先週の木曜から今日まで長期休暇を取得して、
プレミアリーグ観戦のためにイギリスに行ってまして、
その影響で、今回の京都戦に関しては、
ちょっと試合から日が空いての更新になってしまいました。
 
まあ、そのイギリス旅行の事は、後日UPする予定なので、
興味がある方はまたここを覗きに来てください。
 
 
 
ガンバ大阪21京都サンガ
 
 
試合の方やねんけど、J1残留に向けてもう後が無い京都は、
試合開始早々からかなりのハイペースで試合に臨んできたね。
 
これだけ集中して試合に入れたら、戦力的にもJ2に落ちるチームじゃないと思うんやけど、
それができへんからエレベータチームの域を脱されへんのやろうね。
 
ただ、そんな京都のパフォーマンスを抜きにしても、
この試合の前半のガンバのパフォーマンスは酷かった。
 
攻撃面に関しては、シュート2本の体たらく
守備面もやたら藤ヶ谷の好セーブが目立つ展開やったね。
 
まあ、京都にしてみたら、前半に訪れた決定的なシーンを決められへんかったのが、
この試合の敗因とも言えるねんけど。
 
 
 
そんな状況を見かねたのか、ビハインドでもないのに、
アキラはハーフタイムで武井→明神、橋本→佐々木の2枚代え。
 
アキラにしては珍しく早めに動いてきたね。
 
特に、橋本に関しては、夏場の好調時のキレは感じられなくなってきてるとはいえ、
今までのアキラやったら、ピッチに残しておいてたと思うし、
交代で入るのも、二川じゃなくて佐々木っていうのも、おもしろいなと思った。
 
近年揺るぎなかった黄金の中盤の序列が揺らぎ始めてるんかなと思ったね。
 
 
 
ただ、そう思ったのと同時に、遠藤と明神の地位は、
そう簡単に揺るぎそうにないなと思ったのも事実。
 
佐々木の先制ゴールに繋がった、遠藤のスルーパスは絶品やったし、
後半から入った明神も、故障明けとは思えない驚異的なパフォーマンスで、
中盤の主導権を一気に奪い返したね。
 
武井も頑張ってはいるねんけど、この日の明神のような存在感を示せるかと言えば、
やっぱりまだまだ実力不足やなと思った。
 
でも、今後のガンバの将来のためにも、
武井には明神からポジションを奪ってもらわな困るんやけどな。
 
 
 
佐々木の先制点の後、平井が自分の背番号と並ぶ、
今季14点目となるゴールを決めて、2-0。
 
まあ、このゴールは9割方宇佐美のゴールみたいなもんやったとはいえ、
ホンマに平井は下位のチームからは確実に点取るよな。
 
ガンバと試合するチームにしてみたら、平井にゴール決められたら、
自分達が格下判定されてるみたいで気分悪いやろうなと思ってみたりする。
 
 
 
まあ、その後、京都の安藤にゴールを決められてしまうのが、
相変わらずなところやねんけど、とりあえず2-1で勝ち。
 
名古屋も勝ったから、勝ち点差8は変わらんけど、
ガンバは勝ち続けるしかないわけやから、この試合はこれでOKやね。
 
次節は、万博で自称関西の盟主の神戸を迎えての試合。
 
正直、神戸の試合を見る限り、京都よりチーム状態が悪そうな気もするんやけど、
だからと言って油断したら、この間の山形戦みたいになりかねんから、
一戦必勝のスタンスで試合に臨んでほしいね。
 
俺は、参戦はできへんけど、山形戦以来、
久々にリアルタイムでガンバの試合が見れそうやから、
TVの前で勝利の念を万博に送りたいと思います。
 
 
 
 
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2010年10月17日

ゴールラッシュの大宮戦

 
 
ガンバ大阪51大宮アルディージャ
 
 
ダイジェストでしか試合見てないので詳しい事はわからないけど、
ここ2週間、山形戦、栃木戦とスッキリとしない試合をしていただけに、
この快勝で再び勢いがつくことを期待したいね。
 
 
 
試合の方は、前半開始早々、セットプレーからのお約束の失点。
 
アンラッキーな部分はあるとはいえ、
もう少しなんとかならんのかと言いたいところやったけど、
早い段階でイ・グノが同点ゴールを決めてくれたおかげで、
大事には至らずに済んだわ。
 
大宮は残留争いをしているチームやから、1点取って守りを固められると、
その状況を崩すのはしんどいからね。
 
 
 
そして、同点に追いついた直後のマトの一発退場が、
この試合の分岐点やろうね。
 
携帯サイトの速報で見た時は、審判が暴走してんのかなとも思ったんやけど、
実際、映像で見たらレッドの判定は妥当やね。
 
マトは来年からWWE参戦決定やな。
 
ただ、マトの退場で数的有利になったとはいえ、
数的有利になると相手に合わせてしまって、それを上手く生かせないっていうのも、
ガンバの悪癖のひとつやから、心配な部分もあったけど、この日に限っては杞憂やった。
 
 
 
マトの退場後から、13分後にガンバは勝ち越すわけやけど、
その宇佐美のゴールは、まさにこの試合のハイライト。
 
相手のパスをかっさらうと、そのままドリブルで30m以上独走、
DFが2人ついている状態で左足を一閃。
 
ドリブルもさることながら、あのタイミングでのシュートは予想できへん、
しかも、それを決めてしまうなんて、天才としか言いようがないわ。
 
末恐ろしすぎる、18歳…。
 
 
 
試合をひっくり返してから、もはやガンバのオフェンス練習。
 
前節の山形戦で、勝利には繋がらなかったものの、
久々のゴールを決めた平井は、この試合で2得点。
 
ガンバ移籍後、ゴール欠乏症に陥ってたイ・グノも、
同点ゴールを含む2得点と、結果を残したね。
 
特に、イ・グノに関しては、ルーカスがケガの影響で今季絶望とも言われてるだけに、
ここにきての復調は大きい。
 
この調子で、京都戦もゴールを期待したいところやね。
 
 
 
まあ、この試合は大勝やったわけやけど、
マトの退場を含め、大宮の自滅の部分もあったと思う。
 
宇佐美の勝ち越しゴールに繋がる不用意なパスミスをしたり、
無意味に高いDFラインを敷いて、その裏を取られて平井に2点決められたり、
数的不利のチームとは思えない戦いぶりやった。
 
次節の西京極での京都戦は、去年の事があるから、
絶対に勝たなアカン試合やけど、昨日の京都と清水の試合を見る限り、
残留に向けて躍起になってるみたいやから、この日の大宮のようにはいかんやろうね。
 
まあ、ようやく今さら、危機感を感じ始めたのかとも思うんやけど。
 
今日、名古屋が新潟に負けて、若干勝ち点差が縮まったから、
京都にもしっかり勝って、名古屋を追走してほしいね。
 
 
 
 
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2010年10月13日

日韓の鍔迫り合いは互いに譲らず

 
 
日本00韓国
 
 
どこがフレンドリーマッチやねんと突っ込みたくなるぐらい、
W杯予選ばりに球際の激しい試合やった。
 
韓国と試合すんのは今年これで3度目やから、
若干食傷気味なところがあったけど、やっぱり日韓戦はこれじゃないと困るわ。
 
まあ、日本は地理的に欧州や南米の強豪国とのマッチメイクが難しいから、
W杯基準の実力をもち、なおかつフレンドリーマッチでも、
これだけ真剣に立ち向かってくるチームの存在って貴重なんかもしれへんね。
 
 
 
試合の方は、両チームともDFラインとFWまでの距離をコンパクトに保って、
前半から中盤で激しい主導権争いが繰り広げられてたね。
 
前半からこんなに飛ばしてると、後半はバテてくるやろうから、
後半の残り15分ぐらいが勝負やろうなと思ってたんやけど、
両チームとも最後まで集中力が途切れんかった。
 
こういう実力伯仲の試合は、1試合のうちに1回訪れるか否かのチャンスを、
確実に決められるかどうかが勝負の分かれ目になるんやろうけど、
日本にとってみたら、後半に松井と長谷部に訪れた場面がそれにあたるんかなと思う。
 
結果的にスコアレスで終わったのは物足りん気はしなくもないし、
今年韓国と3回も試合して1勝もできなかったのは残念やけど、
両チームとも球際が激しくて、緊迫した見応えのある試合やったわ。
 
 
 
俺的に、このアルゼンチンと韓国の2試合で収穫やったなと思ってるのが、
栗原と今野のCBコンビが意外と機能したこと。
 
まあ、CB2人だけでディフェンスをやるわけじゃないのは、百も承知やけど、
まさか、この急造CBコンビでアルゼンチンと韓国の強力オフェンス陣を、
完封できるとは思わんかった。
 
中澤と赤チョンマゲのバックアッパーの不在っていうのは、
岡田、いやオシムの頃から指摘されてきたことやったけど、
2人のこの2試合でのパフォーマンスは、
バックアッパーとして及第点以上のものやったんとちゃうかなと思う。
 
この2人以外にも、槙野や岩政もいるし、
CBのポジション争いもなかなか白熱してきそうやね。
 
 
 
最後に、この韓国戦で我らが遠藤保仁が代表100試合出場を達成しました。
 
史上4人目の快挙、MFでは史上初ということやけど、
ガンバと代表の掛け持ちという、殺人的スケジュールをこなしての、
100試合達成には、ホンマに頭が下がるわ。
 
ガンバは週末に大宮戦を控えてるけど、この2試合での遠藤のパフォーマンスを見る限り、
ケガの状態は良くなってきていると見てよさそうやね。
 
遠藤は、年明けのアジアカップにも意欲を示してるみたいやけど、
その前に、リーグ戦や天皇杯もあるんで、とりあえず今年一杯は、
そっちの方を全力でお願いします。
 
 
 
 
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2010年10月10日

ガンバ大阪秋の恒例行事

 
 
ガンバ大阪32栃木SC
 
 
まあ、本来なら、「試合見てないから何とも言いようがない」と、
書きたいところやねんけども、毎年の恒例行事のため、
大体どんな試合をしていたか予想できてしまうのが、ガンバサポの悲しい性か。
 
先週の山形戦の後、こんな試合をしてたら栃木に足下をすくわれかねんって
書いたけど、実際にそうなりかけてしまったみたいやね。
 
ただでさえも、天皇杯でJ2のチームと当たると苦戦するのに、
栃木の監督が、神戸の監督時代にガンバを得意としていた松田浩ときたら、
油断する要素なんて無いはずなんやけどな。
 
まあ、こんな試合をやってても、最終的には今年・去年と天皇杯を連覇してるわけやけど、
本音を言えば、あんまり心臓に悪い試合は見たくないから、
いい加減この負の連鎖をどっかで断ち切ってほしいもんやねんけどね。
 
 
 
冒頭にも書いたように、試合は見てないので、
軽く二つほどポジティヴな要素に触れておきます。
 
まずは、イ・グノのガンバ移籍後初ゴール。
 
こないだ読んだGAZZETTAのインタビューでも、
ガンバで結果が残せない事に対して、随分悩んでるなぁって、
印象を受けたから、このゴールは嬉しいね。
 
できれば、もっと大勢の観客の前で決めたかったやろうから、
今度はリーグ戦でのゴールに期待したいところやね。
 
 
 
二つ目は、この試合の決勝点となった大塚のプロ初ゴール。
 
これは、大塚本人も嬉しかったやろうけど、
ユースの時から大塚を応援している俺もかなり嬉しかった。
携帯サイトのスコア速報を見て、思わず声をあげてもうたし。
 
でもまあ、大塚の場合、去年の磐田戦と今年の大宮戦での痛恨の決定機逸があるから、
今頃初ゴールかよって感じでもあるけどね。
 
ただ、誰もが認めるように、大塚のサッカーセンスは抜群なんやから、
このゴールで自信を深めて、今後のガンバでのプレーに繋げてほしい。
 
あと、大塚は来月に中国で開催されるアジア大会のメンバーにも選ばれてるから、
そこで何かを掴んで帰ってきて、ガンバに還元してほしいね。
 
 
 
次戦はホームで大宮戦。
 
大宮には4月にアウェイで勝ってるけど、元韓国代表のなべやかん
…じゃなくてイ・チョンスと、イ・ホを獲得したりして、
あの時に比べたらチーム力も上がってるやろうから、侮れん相手やね。
 
10月に入って気温が下がったのと同時に、ガンバもお寒い試合をやってくれているので、
ここは、熱い試合、勝利を期待したいところやね。
 
 
 
 
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