2010年10月13日

日韓の鍔迫り合いは互いに譲らず

 
 
日本00韓国
 
 
どこがフレンドリーマッチやねんと突っ込みたくなるぐらい、
W杯予選ばりに球際の激しい試合やった。
 
韓国と試合すんのは今年これで3度目やから、
若干食傷気味なところがあったけど、やっぱり日韓戦はこれじゃないと困るわ。
 
まあ、日本は地理的に欧州や南米の強豪国とのマッチメイクが難しいから、
W杯基準の実力をもち、なおかつフレンドリーマッチでも、
これだけ真剣に立ち向かってくるチームの存在って貴重なんかもしれへんね。
 
 
 
試合の方は、両チームともDFラインとFWまでの距離をコンパクトに保って、
前半から中盤で激しい主導権争いが繰り広げられてたね。
 
前半からこんなに飛ばしてると、後半はバテてくるやろうから、
後半の残り15分ぐらいが勝負やろうなと思ってたんやけど、
両チームとも最後まで集中力が途切れんかった。
 
こういう実力伯仲の試合は、1試合のうちに1回訪れるか否かのチャンスを、
確実に決められるかどうかが勝負の分かれ目になるんやろうけど、
日本にとってみたら、後半に松井と長谷部に訪れた場面がそれにあたるんかなと思う。
 
結果的にスコアレスで終わったのは物足りん気はしなくもないし、
今年韓国と3回も試合して1勝もできなかったのは残念やけど、
両チームとも球際が激しくて、緊迫した見応えのある試合やったわ。
 
 
 
俺的に、このアルゼンチンと韓国の2試合で収穫やったなと思ってるのが、
栗原と今野のCBコンビが意外と機能したこと。
 
まあ、CB2人だけでディフェンスをやるわけじゃないのは、百も承知やけど、
まさか、この急造CBコンビでアルゼンチンと韓国の強力オフェンス陣を、
完封できるとは思わんかった。
 
中澤と赤チョンマゲのバックアッパーの不在っていうのは、
岡田、いやオシムの頃から指摘されてきたことやったけど、
2人のこの2試合でのパフォーマンスは、
バックアッパーとして及第点以上のものやったんとちゃうかなと思う。
 
この2人以外にも、槙野や岩政もいるし、
CBのポジション争いもなかなか白熱してきそうやね。
 
 
 
最後に、この韓国戦で我らが遠藤保仁が代表100試合出場を達成しました。
 
史上4人目の快挙、MFでは史上初ということやけど、
ガンバと代表の掛け持ちという、殺人的スケジュールをこなしての、
100試合達成には、ホンマに頭が下がるわ。
 
ガンバは週末に大宮戦を控えてるけど、この2試合での遠藤のパフォーマンスを見る限り、
ケガの状態は良くなってきていると見てよさそうやね。
 
遠藤は、年明けのアジアカップにも意欲を示してるみたいやけど、
その前に、リーグ戦や天皇杯もあるんで、とりあえず今年一杯は、
そっちの方を全力でお願いします。
 
 
 
 
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