2010年10月31日

優勝の二文字は台風とともに去っていった

 
 
ガンバ大阪24ヴィッセル神戸
 
 
久々にリアルタイムでガンバの試合を見ることができたわけやけど、
4失点もしてたら、勝てる試合なんて無いわ。
こないだの大宮戦みたく、毎試合5点取れるんやったら話は別やけど。
 
まあ、この試合の攻撃陣にも言いたいことはあるけど、
なんだかんだで2点取ってるから、最低でも勝ち点1は取らなアカンわ。
 
宇佐美のゴールも、イ・グノのゴールも素晴らしかっただけに、
勝利に繋げられへんかったのが、残念で仕方ない。
 
 
 
この日は、武井でも明神でも無く、橋本が遠藤のパートナーとして、
ボランチで先発したわけやけど、中盤での潰し屋としては全然機能してなかったね。
 
橋本は、真夏のゴールラッシュ以降、キレを失ってる印象があるだけに、
アキラは武井をもうちょっと信頼してあげても良かったんじゃないかと思う。
 
それに、DFラインからのパスの精度が悪くて、
前の選手が良い形でボールを受けれてないような気もしたね。
 
まあ、この日のディフェンス陣の悪い所を指摘したらキリがないんやけど、
俺が思うに、後半開始早々に喫した同点ゴールがかなり痛かった。
 
開始直後、得点直後、終了前、一番集中してなければいけないはずの時間帯で、
あんなにあっさりと失点してしまった事で、神戸に流れを持ってかれてしまった。
 
この日のピッチレポーターの中払も言ってたけど、
ガンバは一番やってはいけないことをやってしまったね。
 
4失点目に繋がった安田のパスミスもありえなかったけど、
本来なら、前半終了時の2-1のスコアのまま、
終わらしとくべき試合やったように思うわ。
 
 
 
正直、この重要な時期に、こんな試合をやっているようじゃ、
優勝なんてできるわけがない。
 
まあ、こういう下位チーム相手の取りこぼしは、
ガンバ伝統の悪癖と言ってしまえばそれまでやねんけど、
この日も、セレッソ相手に勝利を収めた、首位の名古屋だって、
以前は、ガンバと同じような悪癖を抱えてたチームやったわけよ。
 
それが今や、試合の内容云々は抜きにして、
下位チームに取りこぼすことなく、順調に勝ち点を積み重ねてる。
 
チームは変われるっていうのを、今シーズン、
名古屋やセレッソあたりが体現していると思うんやけど、
この2チームができて、ガンバにできないとは思われへんのよね。
 
ガンバは若手の押し上げが足りないっていうのは事実やけど、
案外、チームが勝負強くなるか否かっていう、精神的な部分は、
チームが上手くいかない時や、気が緩みそうな時に、
リーダーシップを発揮できる中心選手がいるかどうかやと思うんよね。
 
いくら毎年オフに補強したところで、精神的な部分が変わらなければ、
いつまで経ってもガンバの悪しき伝統はそのまま残り続ける。
 
選手も、監督も、強化部も、その辺に気がつかないと、
もう一度、あの銀皿を掲げる日は、遠い未来の話になってしまうで。
 
 
 
なんか、偉そうな事書いてしまったけど、
今シーズンはこれで終わったわけじゃないからね。
 
優勝がほぼ絶望的となった現状で、モチベーションの部分が心配やけど、
可能性が残されている限り、ファイティングポーズは取り続けて欲しい。
 
次節のFC東京戦は、アウェイ山形戦以来、一ヶ月振りの現地参戦。
 
NACK5やビッグスワンも攻略したガンバにとって、
味スタは最後に残された鬼門と言っても過言じゃないね。
 
11月6日は、飛田給でガンバの勝利を見届けて来たいと思います。
 
 
 
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