2010年11月3日

乱打戦を制したサックスブルー

 
 
ジュビロ磐田53サンフレッチェ広島
 
 
決勝の対戦カードが決まった時は、正直、地味なカードやなと思ったんやけど、
こんなに面白い試合になるとは予想できへんかった。
 
中立地一発勝負のカップ戦のファイナルで、
両チーム合わせて8回もゴールネットが揺れるなんて、
そうお目にかかれるもんじゃないしね。
 
 
 
とは言っても、前半はまだ落ち着いた試合展開で、
前半の見所らしい見所は、前半終了間際、李忠成の同点ゴールに繋がった、
ミキッチが右サイドで3人をぶち抜いたシーンぐらいかな。
 
ゴールを決めたのは李忠成やけど、
8割ぐらいはミキッチのゴールと言っても過言じゃないやろうね。
 
このゴールが広島の勢いに火を点けたのか、
後半開始早々に、左サイドから縦パスに抜けだした山岸が、
GK川口の動きを冷静に見極め、逆転ゴール!
 
ただ、このシーンに関しては、直前にイ・ガンジンが足を痛めたんやけど、
磐田の交代が認められず、一瞬、磐田DF陣の足が止まったところを、
広島に上手く突かれた格好になってしまった。
 
こういう大舞台では、一瞬の気の緩みが命取りとなるだけに、
この失点はいただけなかったね。
 
 
 
1点ビハインドになったことで、菅沼や山崎亮平を投入して、
同点を狙う磐田と、1点リードとなったことで、
青山や横竹を投入して、逃げ切りを狙う広島。
 
後半の途中から、両チームとも狙いがはっきりと分かれたけど、
狙いが功を奏したのは、磐田。
 
後半もロスタイムに入ろうかという時に、
CKのこぼれ球を詰めた前田が、起死回生の同点ゴール!
 
「どうしてここまで来て逃げ切る事ができないんだ」っていうのが、
この時の広島サポの偽らざる心境なんやろうけど、
広島は普段こういう戦い方してへんから、しょうがない部分もあるねんけどね。
 
まあ、俺もガンバを応援してて、似たようなシーンを何度も見せられてきたから、
広島サポの気持ちは悲しいかな、よくわかってしまうねんけど。
 
 

延長の前後半15分に入ると、さらにオープンな展開に。
 
延長前半12分、CKから那須が逸らしたボールを菅沼が決めて、
磐田が勝ち越し、さらにその直後、山崎亮平が決めて4-2。
 
これで勝負あったかと思ったら、延長前半ロスタイムに、
槇野が直接FKを決めて、4-3。
 
延長後半に入ると、前田がゴールを決め、5-3!
 
結果的に、この前田のゴールが広島の息の根を止める形となり、
 
ジュビロ磐田が12年振り2度目のナビスコカップ制覇を果たしました!!
  
 
 
広島も、延長前半早々の、高萩のクロスバーを叩いたミドルが決まってれば、
また違う展開になったんかもしれへんけどね。
 
ただ、試合終了間際に、槇野が自らダイブして得たPKを、
川口に止められたのには、思わず爆笑してしまった。
 
いつものように、後ろを向いてからPKを蹴った槇野やけど、
残念ながら、川口が止めるイメージしかできへんかったわ。
 
表彰式の時に、壇上で磐田の選手が喜んでいるのを、
下から悔しそうに見つめる槇野が印象的やったけど、
最後にオチがついてしまった感が否めないね。
 
 
 
かつて黄金時代を築いたが、最後にタイトルを獲ってから7年も経ってる磐田、
一方でクラブ初タイトルに臨む広島。
 
そんな試合で勝負を分ける活躍をしたのは、磐田の黄金時代を知る前田や西、
マリノス時代にJリーグ連覇を経験している那須といったベテラン陣やったね。
 
それにしても、この試合で2ゴール2アシストを決めて、MVPに輝いた前田は、
この試合に出場した選手の中でも別格の存在感やったね。
 
どうも地味な印象が拭えない前田やけど、
個人的には日本人で一番能力の高いFWやと思ってるんで、
世間に実力に見合った評価をしてもらえるように、代表でも頑張って欲しいね。
 
 
 
最後に、ここ3年連続で言ってるけど、
来年はガンバがこの、文化の日国立の舞台に立っていたいよね。
 
なんか、しばらくナビスコカップのタイトルから遠ざかってるせいか、
ナビスコカップ欲しくなってきたなぁ…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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