2010年11月9日

日本>中国

 
 
日本30中国
 
 
いや~、ここ最近の日本政府の、腫れ物に触るかのような
弱腰対中外交に辟易していただけに、この快勝は気分が良いですな。
 
試合が進むに連れて、スタジアムに響く、
「加油(ジャーヨ)!!加油(ジャーヨ)!!」の声援が、
どんどん小さくなっていくのが印象的やったわ。
 
 
 
この試合のスタメンを見て、名前は知ってるけど、
実際にあんまりプレーを見たことが無い選手が多いっていう印象を受けたね。
 
かと言ってU-21世代には、良い選手がおらんっていうわけでは無くて、
名古屋の金崎とか、FC東京の権田みたいに、
J1のクラブでスタメン張ってる選手もいてるんやけど、
この大会には招集されてないんよね。
 
そんな実力のある選手達がなんで呼ばれてないのかと言うと、
過密日程などの影響で、数年前からJクラブが、代表の招集に対して、
あまり協力的じゃなくなったから、彼らのようないい選手ほど、
代表に呼びにくくなってしまったのが、そもそもの原因。
 
だから、関塚さんにしてみれば、そんな状況で勝てるチームを作るっていうのは、
なかなか大変な仕事やと思うわ。
 
まあ、クラブからすれば、代表チームに選手を無償で貸し出すわけやから、
ユース年代の大会ごときでケガでもされたら困るってのもあるんやろうけど、
先月、宇佐美が招集されてたU-19の大会みたく、若年層の日本代表が、
国際大会で早期敗退を繰り返してる現状は決して良いとは思えんけどね。
 
でも、この手の代表チームとクラブ間の問題って、日本だけじゃなく、
世界中で議論されてる問題やから、なかなか双方が納得のいく形で、
解決するのは難しいやろうね。
 
 
 
で、肝心の試合やねんけど、前半は磐田の山崎のゴールで日本が先制したけど、
内容としては結構拮抗してて、いい試合してたと思うわ。
 
それにしても、永井の浮き球のパスからの山崎のボレーは、綺麗な形で決まった。
 
3日のナビスコカップの決勝でも思ったけど、山崎はホンマに良い選手やわ。
この試合でも、キレキレやったしね。
 
あと、永井のあのパスは、たまたま上手くいっただけのような気がする…
あんな見事なパス、そう狙って何本も通せるもんじゃないし。
 
 
 
後半に入ると、その永井が、見事な頭トラップからのゴールで、2-0。
 
まあ、ヘディングしようとしてミスっただけなんやろうけど、
そこからのこぼれ球への反応が、ビックリするぐらい早かったから笑ってもうたわ。
 
その永井のゴールの直後に、
セットプレーから新潟の鈴木がゴールを決めて、日本が3-0と突き放す。
 
水沼のキックも素晴らしかったんやけど、中国も、2点目を取られたあたりから、
集中が切れたような感じになってたからな。
 
解説の金田さんも言ってたけど、中国って韓国とは違って、
メンタル的にはあんまり強くないんかな?
 
 
 
そんな快勝した日本の中で、一番印象に残ったのは、やっぱり永井。
 
1ゴール1アシストっていう結果もそうやけど、
フェイントをほとんど使わず、ボールを大きく前に蹴りだすだけで、
スピードでぶっち切ってしまう、あのドリブルは圧巻やったわ。
 
試合から消えてる時間も多いんやけど、後半に見せたような、
オフサイドをかいくぐる動き直しなんかを見ると、
ワンプレーで決定的な仕事ができそうな怖さがあるよね。
 
Jクラブの多くが注目しているのが、納得のできる選手やわ。
 
どこに入団すのかはまだわからんみたいやけど、
是非、ガンバ戦だけは大人しくしといてほしいもんやね。
 
 
 
まあ、そもそも、この試合は、ガンバから招集されている、
大塚と菅沼が出場するかなと思って見始めたんやけど、
2人ともベンチ入りはしたんやけど、出場機会は無かったね。
 
ただ、中1日で行われる、10日のマレーシア戦には出場予定らしいので、
是非とも頑張って欲しいもんやね。
 
 
 
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