2011年3月29日

きっと東北にも届いたと思う

  
今日は長居で、日本代表とJリーグ選抜の慈善試合があったね。 
 
本来やったら、国立でキリンカップのニュージーランド戦があるはずで、
俺も見に行く予定やったんやけど、残念ながら幻のチケットになってしまったわ。 
 


日本代表21Jリーグ選抜   

慈善試合とは言うものの、「真剣勝負」とか、「気持ちを伝えたい」って、
各選手が言っていたように、お祭りムードだったのは、
闘莉王の変な髪形ぐらいで、前半からなかなかの好ゲームが展開されてたね。
 
ただ、やっぱりこういう展開になると、2日前に集合して、
練習を1日こなしただけの急造チームより、1カ月の大会を通じて寝食を共にして、
連携を深めたチームの方が、完成度で一日の長があるのは明らか。
 
前半、日本代表が押し気味に試合を進めたのは予想通りやったわ。
 
 
 
そんななか飛び出した、遠藤のFK。
 
こういう日本中が注目している試合で、あれだけ完璧なFKを蹴れるなんて、
やっぱり役者が違うわって思ったわ。
 
まあ、遠藤が日本代表で素晴らしいFKを見せる度に、
「なんでそれをガンバでやってくれないんだ」って思うのは、
毎回の事になってしまったけど。
 
それに、2点目の、本田のスルーパスから岡崎のループシュートも、秀逸やったね。
 
 
 
後半に入って、日本代表は大きくメンバーを入れ替えてきたけど、
これによって前半の勢いを失ったね。
 
まあ、代表チームはアジアカップで連携を深めたとはいえ、
その大会でスタメンで出てたメンバーは、ほとんど前半で退いたから、
サブ組中心のチームで同じパフォーマンスを発揮するのはさすがに厳しいわな。
 
これでJリーグ選抜も若干盛り返したけど、
俊輔が時折、光るプレーを見せるものの、やっぱり連携不足が顕著で、
ゴールを脅かすシーンは数えるほど。
 
後半、盛り上がったシーンと言えば、
交代で出てきた俊輔とカズの名前が、アナウンスされた時ぐらいで、
試合自体は、前半の白熱ムードとは一転、かなりの凡戦ムードを漂わせていたね。
 
 
 
ただ、こんなスタジアムの雰囲気を一瞬にして変えてしまうのが、
キングカズのキングたる所以なんだろう。
 
変な髪形のアカチョンマゲの落としから、DFラインの裏へ飛び出し、
ショートバウンドしたボールを、見事に対峙したGKの肩口へコントロールした、
完璧すぎるフィニッシュやったわ。
 
そして、カズのゴールが決まってからのスタジアムの盛り上がりが、
TV画面越しにもビシビシ伝わってきて、俺もあの場にいたかったなって思ったね。
 
でも、カズがすごいのは、おいしいところだけを持って行ったんじゃなくて、
途中出場してから、ずっと攻守に走りまわって、
いつ来るかわからないチャンスを、ひたすら窺っていたっていうこと。
 
44歳になっても、これだけひたむきな姿勢を見せ続ける選手から、
近くにいた平井が何かを感じてくれればいいなぁって思ったね。
 
 
 
この試合は選手たちのプレーだけじゃなく、
サポーターも、ベガルタ仙台の応援歌を歌ったりして、
スタジアム全体が被災地へ気持ちを届けるんだっていう思いが伝わってきた。
 
復興にはまだまだ時間が掛かると思うけど、被災地の人たちも含め、
日本全国のサッカーファンが、ひとつのボールの行方に一喜一憂出来る日が、
一日でも早く来てほしいなと思ったね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
                                

2011年3月22日

池袋でクラシコを見てきた

 
 
クラシコって言っても、長野パルセイロと松本山雅の、
信州ダービーを取り上げたドキュメンタリー映画やねんけどね。
 
 
この手のサッカーのドキュメンタリー映画を見るのは、
去年見たレフェリーに続き2回目。
 
レフェリーを上映していた渋谷のアップリンクは、
スタジオみたいな空間にイスを並べて、上映会みたいな感じで放映してたけど、
今回、クラシコを上映していた池袋シネマロサは、
どこにでもあるような普通の映画館やったわ。
 
 
 
映画の内容に関しては、主に松本山雅のサポーター目線で、
長野パルセイロとのダービーに懸ける思いや、
長野と松本の歴史的な対立関係、そして、全国で最も厳しいと言われている、
北信越リーグの実情を紹介するというもの。
 
日本で行われているダービーには、マスコミやクラブ主導で、
ライバル関係を煽るような形で行われていることが多くて、
本当にダービーと言われるような試合は数えるほどやと思う。
 
でも、松本は、もともと筑摩県っていう長野県とは別の県の県庁所在地で、
筑摩県の県庁が火事で焼けたことで、長野県と合併したっていう歴史背景があって、
それ故、松本市民は長野県民だって言う意識が低く、
長野市民を敵視してる傾向があるらしい。
 
そういう歴史背景がサッカーのライバル関係に反映されているのは、
日本ではこの2チームだけっていう風に紹介されてて、とても興味深かったね。
 
 
 
松本と長野の両チームのサポーターが、
口々にダービーに懸ける思いを語る場面が何度もあるんやけど、
その中でまるちゃんっていう居酒屋の店主をやっている、
強烈なキャラクターの山雅サポーターのおじさんがとても面白かった。
 
なんか、この映画自体、3分の1ぐらいは、
このまるちゃんのテンションでもっているって言ってもいいぐらいやったわ。
 
「反則してでもパルセイロには勝て」とか、
「パルセイロが優勝するぐらいなら、ジャパン・サッカー・カレッジに
優勝してもらった方がマシ」とか、言いたい放題。
 
今シーズンから、山雅で元マリノスの松田直樹がプレーすることになったけど、
松田の山雅入団が決まった時、まるちゃんがどんなリアクションをしたのか、
映画を観終わった後、ちょっとだけ興味が沸いたわ。
 
 
 
ただ、批判的な事を言うなら、
もうちょっと長野と松本に特化した内容でも良かったんじゃないかなと思ったね。
 
金沢や上田のチームまで出てきたりして、
一度にいろんなものを紹介しようとしすぎてる感じもしたし。
 
特に、元ヴェルディの永井秀樹が出てきて、
地域リーグの選手はレベルが低い云々っていう話はいらんかったと思う。
 
レフェリーは、内容に一貫性があった分、
クラシコは全体的にまとまりに欠ける印象があったわ。
 
 
 
俺は3年前にホムスタで神戸vs山雅の試合を見たことがあって、
試合自体は8-0と神戸にフルボッコにされてたけど、
試合以上に印象的だったのが山雅のサポーターやったんよね。
 
ゴール裏の応援は、地域リーグのものとは思えないほど完成されてたし、
バックスタンドからもゴール裏のコールに合わせて手拍子が起こったり、
地域リーグにこれだけ質の高いサポーターを抱えてるチームがあるのかって、
驚いたのを今でもよく覚えてるわ。
 
あれから3年経って、山雅は地域リーグから1つ昇格して、
JFLで戦ってるけど、こういう、多くの地域の人達に愛されているチームこそ、
Jリーグへ昇格してほしいね。
 
それに、スクリーン越しに見る山雅のホームスタジアム、アルウィンは、
とても雰囲気の良いスタジアムやったし、いつか行ってみたいなと思ったわ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2011年3月20日

それでも勝ってしまう強さ

 
 
さっきのトッテナムvsウェストハムに引き続き、
もう1試合TV観戦したので、そっちの方も書きます。
 
 
マンチェスター・ユナイテッド10ボルトン
 
 
リーグ戦でチェルシー、リヴァプールに連敗、
ファーディナンド、ヴィディッチをはじめケガ人を多く抱え、
ファーガソンも審判に暴言を吐いた影響で、5試合のベンチ入り禁止処分。
 
まあ、ファーガソンはベンチ入り禁止になったけど、
観客席から電話でベンチに指示出してたから、
いない影響はさほどなかったと思うけどね。

ただ、この試合では、ユナイテッドらしからぬパスミスを連発し、
チーム状態の低調さを窺い知ることができたうえ、
後半にはエヴァンスの退場で10人になりながらも、
なんだかんだで勝っちゃうのが、常勝軍団と呼ばれる所以なんだろうな。
 
 
 
一方で、首位のユナイテッド相手にとても良い試合をしておきながら、
後半終了間際にゴールを献上し、敗れたボルトン。
 
ボルトンと言えば、アラダイス政権時代の、
愚直なまでの縦ポンサッカーのイメージがどうしても強いけど、
オーウェン・コイルが監督に就任してから、ポゼッションも取り入れるようになって、
戦術の幅が広がった感があるよね。
 
ただ、この試合に関して言えば、前半のムアンバのシュートと、
後半のテイラーのドフリーヘッドは決めておくべきやったな。
 
さっきの試合のウェストハムもそうやったけど、
格上相手にいくら良い試合したって言っても、ゴール奪えんかったら、
勝てる試合も無いんやから。
 
 
 
首位のユナイテッドが勝ち、2位のアーセナルが格下のWBA相手に引き分け。
 
今シーズンのユナイテッドは、そこまで圧倒的な強さは感じないものの、
2位のアーセナルがここまで不安定やと、このまま逃げ切る可能性も高そう。
 
まあ、アーセナルはすでにチャンピオンズリーグで敗退して、
ユナイテッドよりは日程面で有利やから、
そこらへんのアドバンテージを上手く生かせるかが今後のカギやね。
 
そのへんを踏まえて、今後のプレミアの戦況を楽しみたいと思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2011年3月19日

何気にロンドンダービーです

 
 
今日はイングランドでロンドンダービーが開催されたね。
 
カードは、チェルシーvsアーセナル…
じゃなくて、若干こじんまりとしたものやったけど。
 
 
トッテナム00ウェストハム
 
 
両チームとも、俺が10月にロンドンに行った時に見たチームなんやけど、
この試合でのウェストハムには驚かされたね。
 

俺がアップトンパークで見たウェストハムは、
DFラインは単純なロングボールで簡単に裏を取られ、
攻撃陣は各々の思いつきでプレーしてて、全く連動性を感じられず、
最下位に沈んでるっていうのも納得できるチームやった。
 
ところが、この日のウェストハムは、さすがに押し込まれてはいたものの、
DFラインが崩されるようなシーンはほとんど無くて、攻撃に関しても、
中盤のパス回しから、カールトン・コールが抜けだしてシュートを放ったりと、
あの時と同じチームやとは思えんほど良いチームやったわ。
 
前半戦の低迷を受けても、グラント監督を解任しなかった事が功を奏したみたいやね。
 
チャンピオンズリーグでベスト8に進出したチームと、
プレミアで18位のチームの試合やとは思えんほど、実力が拮抗した好ゲームやったわ。
 
 
 
ただ、この日のウェストハムは、エースのカールトン・コールが大ブレーキ。
 
トッテナムのような強豪チームが相手の場合、
数少ない決定機をいかにモノにするかがカギになってくるのに、
それを3回も逸してしまうのはいただけないわ。
 
まあ、トッテナムも同じようにデフォーが大ブレーキやったから、
結果的に相殺される形になってたけど。
 
 
 
一方のトッテナムは、クラウチの不在が痛かったかな。
 
デフォーもファン・デル・ファールトも、クラウチのポストプレーを利用して、
ゴール前に飛び出していく選手やから、この2人が2トップを組んでも、
イメージが共有できてなくて、あまり効果的な攻撃はできてなかった。
 
それに、クラウチっていうターゲットマンがいないせいで、
クロスをゴール前に放り込むっていう攻撃パターンが無くなって、
サイドで手詰まりになってしまう場面が多かったわ。
 
トッテナムには、ファン・デル・ファールトやモドリッチ、
ベイルっていうタレントを揃えているけど、案外一番代えが利かないのが、
クラウチなんかもしれへん。
 
 
 
結果だけ見ればスコアレスドローやったけど、
ゴールが入らなかっただけで、両チームともアグレッシヴに攻めてたから、
試合自体は面白かった。
 
ランチタイムキックオフの試合に見られがちなまったり感も無かったしね。
 
あと、やっぱりホワイトハートレーンの雰囲気の良さは、
TV画面越しで見ても伝わってくるね。
 
この試合を見て、またホワイトハートレーンに行きたくなったわ。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2011年3月17日

セレッソも中国のアウェイに屈する

 
 
セレッソ大阪02山東魯能
 
 
日本がこういう状況じゃなかったら、初のACLアウェイで、
中国の洗礼でも受けて来なさいって感じで、試合を見てたと思うけど、
この日に限っては、セレッソに勝ってほしいと思ってる自分がいた。
 
セレッソの選手たちも、ガンバの選手たちと同じようなプレッシャーを抱いて、
試合に臨んでたと思うと、なおさらそう思えたんよね。
 
 
 
山東は、昨年の中超リーグのチャンピオンというだけあって、普通に強かったし、
前半で2点リードしたってこともあるんやろうけど、
ラフプレーや遅延行為も少なくて、昨日ガンバが試合した天津よりはフェアな相手やった。
 
おそらく、ガンバが2009年に試合した時の山東よりも、
今回の山東の方が良いサッカーをしてたんとちゃうかな。
 
先制点はチームのストロングポイントである、高さを生かしたセットプレーやったし、
1点ビハインドになったセレッソが前掛かりに出てくると、
それを逆手に取ってカウンターで追加点を奪うあたり、
山東としては、自分達のやりたいことがピタリとはまったって感じやった。
 
PKを獲得しておきながら、3点目を奪えなかったのは誤算やったやろうけど、
あれは、蹴り直しの判定にも動じず、コースを読み切った、
セレッソのGK、キム・ジンヒョンを褒めるべきやね。
 
 
 
一方のセレッソは、ガンバと試合した時もそうやったけど、
前線に新加入の選手が多いせいか、連携が合わなくて、攻撃で良い形を作れず、
ペナルティエリア外からのミドルシュートでしか、山東ゴールを脅かせなかった。
 
後半から小松が入って、前線でボールが収まるようになったのは良かったけど、
小松が受けたくさびのリターンを受けに来る選手がいなくて、
チャンスを生かしきれてない印象やったね。
 
あと、クルピは、乾やキム・ボギョンを交代させた一方で、
倉田を90分間ピッチに残したあたり、随分倉田を信頼してんねんなと驚いた。
 
倉田は、この日のセレッソで一番多く決定機を迎えたと思うけど、
少なくとも一本は枠にシュートを飛ばしてほしかったな。
 
まあ、ガンバ時代から倉田の仕様はこんなんやったけど、
万博でのあのゴールはやっぱりまぐれやったんやろうか?
 
 
 
ガンバ、セレッソと2日連続で中国のアウェイで敗戦を喫し、
被災者に勇気を与えるような試合はできなった。
 
でも、こうやってサッカーを見ながら一喜一憂してると、
日常が戻ってきた感じがして安心するよね。
 
そう考えると、この2日間に感謝しなければいけないし、
そんな当たり前の日常が、一日でも早く戻ってくるように、
今は祈るばかりやね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2011年3月16日

皆が望んだハッピーエンドは中国には存在しなかった

 
 
ガンバ大阪12天津泰達
 
 
試合の序盤から、やけに選手の動きが重いように感じたのは、
前の試合から間隔が空いてしまったのもあるやろうし、
ボールが転がりにくい芝に手こずったのもあると思う。
 
でも、一番大きな原因は、選手たちがサッカーの試合以外の面で、
プレッシャーを感じ過ぎていたんじゃないかな。
 
未曾有の国難に見舞われている日本の国民を勇気づけるために戦うっていうことは、
単純にタイトルが懸かったビッグマッチを戦う時のプレッシャーとは、
また違う類のもので、その重圧は計り知れなかったんやろうね。
 
 
 
ただ、前半に関しては、押されてはいたものの、
そこまで悲観するような内容でも無かったと思う。
 
1失点目は、高いDFラインを敷いている時に、よく見られるガンバの失点パターン、
ボールを奪われた後、高い位置で左右に揺さぶられてからの失点やったし、
イ・グノの同点ゴールから、徐々にガンバにペースは傾いてきてたしね。
 
それだけに、高いDFラインを統率し、ガンバの良い流れを生み出していた山口が、
前半終了間際に負傷交代したのはあまりにも痛すぎた。
 
山口の代わりに入った高木は、去年1年通してCBのレギュラーを務めあげたとはいえ、
今シーズンの公式戦はこれが初出場。
 
それに、金正也との急造コンビということもあって、不安要素は多かった。
 
そして案の定、DFラインの裏へ出されたロングボールのバウンドの処理を高木が誤り、
PKを献上、勝ち越しゴールを許すという、掴みかけてた試合の流れを手放すには、
十分すぎるほどの軽率なプレーやったわ。
 
 
 
まあ、1点ビハインドになったとはいえ、まだ後半8分やったから、
本来の試合では、そんなに焦るような時間帯でも無かったけど、
この失点の後から、ガンバの選手たちがイージーなミスを連発。
 
こういう展開になるとメンタルの弱さを露呈してしまう下平を筆頭に、
DFラインはビルドアップもままならない状態で、
前線で孤立しているアドリアーノは、たまにボールを持てば個人プレーに走り、
すべてが悪い方向に流れて行ってるように見えたね。
 
そして、そんな俺たちのモヤモヤした気持ちを逆撫でするように、
天津の選手達がラフプレー、遅延行為。
 
挙句の果てには、観客が藤ヶ谷にレーザーを当てるなど、
試合前の黙とうは一体何だったのかと言いたくなるような光景が、
TV画面の向こうで繰り広げられてたわ。
 
 
 
試合前は、日本で苦しむ人たちに少しでも喜んでもらえたらと思ってたし、
俺たちが愛するガンバ大阪にはそれができると思ってた。
 
でも、蓋を空けてみれば、あんな奴等に負けてしまった。
 
今まで、タイトルを争う試合で負けた悔しさは何度も経験してるけど、
今回の負けは、屈辱的というか、また違った意味で悔しいわ。
 
だから絶対に、4月の済州ユナイテッド戦は勝ってほしい。
 
4月になっても、まだJリーグは再開してない可能性が高いやろうから、
今回と同じようなシチュエーションでの試合になると思うけど、
この試合の独特のプレッシャーを経験できたから、
ガンバの選手たちは同じ轍は二度踏まないと思います。
 
 
 
 
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2011年3月11日

地震

 
 
今日の昼、東北地方を中心に大きな地震があって、
関東、俺の住んでる地域でもかなり強い揺れを感じました。
 
揺れの大きさからして、結構震源が近いのかなと思ってTV付けたら、
震源が宮城県沖って見て驚いたわ。
 
それに、こんなに長く揺れた地震は初めてで、
なんかちょっと乗り物酔いみたいになってもうたし、
今でも震度1くらいの余震が30分~1時間間隔で起こってる。
 
まあ、幸いな事に、俺は今日仕事が休みで、
地震が起こった時、昼寝してたから何も被害は受けてないけど、
状況を見聞きする限り、かなり深刻な状況みたいやね。
 
最近、東北地方でよく地震が起きている。
 
小学2年生の時とは言え、阪神・淡路大震災を経験してるので、
地震の恐怖はわかっているつもり。
 
被災者の方々が1日でも早く、
地震の恐怖から解放される日が来ることを切に願います。
 
 
 
あと、Jリーグ2節の全試合中止が発表されたね。
 
まあ、明日の埼玉スタジアムでの試合を楽しみにしてた人も多いやろうけど、
サッカーに限らず、お客さんあってのプロスポーツやから、
皆が安心して観戦できない今の状況を考えれば、この決定は当然と言えば当然。
 
ガンバの選手達は、大阪に帰らずにそのまま天津へ向かうみたいやから、
延期になった浦和戦の分まで暴れて来て欲しいと思います。
(あ、カンフーじゃなくて、あくまでサッカーでね)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2011年3月6日

勝って然るべき大阪ダービー

 
 
大阪ダービー行ってきました!!
 
開幕戦なんて、それだけでも盛り上がる要素があるのに、
わざわざダービーをここに持って来なくてもいいやんって思ってたけど、
オリーブの入口の上に、去年のダービーで使用した、
今までガンバが獲得したトロフィーの巨大ゲーフラが貼りだされてるのを見て、
否応にもテンションが上がってしまいました。



ただ、ゴール裏の所に貼ってあった横断幕は、
昨年お叱りを受けた影響からか、豚が○○に書き変えられてました。
 
まあ、見る人が見たら、何を書きたいんかわかるから、
書き変えてもあんま意味無いと思うけど…。
 
 
ガンバ大阪21セレッソ大阪
 
 
試合の結果は当然のものとして、万博の雰囲気は、
去年の同じカードと比べると、随分緩かったかなと思う。
 
ゴール裏の応援も、新チャントと旧チャントが混ざって聞こえてきて、
声量もセレッソのゴール裏とさほど変わらんかったし、
去年、俺たちをあれだけ昂らせてくれた、試合前のVTRも、
今年は山口のヒーローインタビューの映像をいじっただけの、
驚くほどお粗末なものやった。
 
そんな万博の雰囲気が選手にも伝染したのか、前半は酷く緩い内容。
 
遠藤のPK然り、ピンパォンの藤ヶ谷との1対1然り、
普段なら決めてるやろみたいな場面で、ことごとく外す外す。
 
ガンバは押し込んではいたものの、お互いに球際の激しさとかがあまり感じられず、
ダービーの緊張感を味わうことの無いまま前半終了。
 
 
 
後半も、前半の流れのまま、緩い雰囲気で試合が進んでたけど、
アドリアーノの先制ゴールで万博の雰囲気が一変したね。
 
やっぱり、下平はメルボルン戦の後、アキラに怒られたんやな。
細かいミスはいくつかあったけど、あの試合とは積極性が全然違ったわ。
 
そして、このアドリアーノの古巣相手の一発で、
今まで、攻撃陣の連携不足を言い訳にして守ってばかりいたセレッソが、
追いかける立場になって、前に出てきたせいか、
俄然、球際の攻防が激しくなって、ダービーが熱を帯びてきた。
 
 
 
そんな中飛び出した、“ガンバで何もしなかった男”倉田秋の同点ゴール。
 
まあ、倉田に対しては、試合前の選手紹介の時に、ブーイングもあったりしたけど、
個人的には、ブーイングに値する選手じゃないと思う。
 
倉田がセレッソに移籍した時、「播戸さんや家長さんも通った道」って言ってたけど、
ガンバサポが播戸や家長がブーイングしてるのは、ガンバに貢献した選手だからであって、
ただ期待されてただけで、ガンバで何の結果も残せなかった男を、
同列に考えるわけにはいかんよ。
 
本気のブーイングをされたいんやったら、今日のような結果を何シーズンも続けて、
ガンバサポに本当に嫌がられる存在になりなさい。
 
 
 
とはいえ、倉田の同点ゴールが試合展開を面白くしたのは事実やったけど、
実際、ダービーらしいダービーは、ここから3分で終わってしまいました。
 
なぜなら、ガンバの千両役者、遠藤が試合を決定づける決勝ゴールを決めたから。
 
なんであんなに難しいゴールが決められるのに、
前半のPKを外すのかがイマイチ説明できないけど、
このゴールで万博のボルテージは最高潮。
 
 
 
ここからガンバは、キム・スンヨンがセレッソの選手の前で、
QBKのレクチャーをしたり、平井がダイエットをしに出てきたり、
1点差しか無いのに余裕を見せつけまくり。
 
そんなガンバを相手に、セレッソは再び同点にする気力も無く、意気消沈。
 
試合後、ヒーローインタビューを受けているアドリアーノへのブーイングは、
セレッソサポの負け犬の遠吠えにしか聞こえなかったね。
 

まあ、約束されていた勝ち点3やったとはいえ、
開幕戦を勝利で飾れるのはとても気分の良いこと。
 
去年は開幕ダッシュに失敗しただけに、今年はこの良い流れを続けて行きたいね。
 
次節は、皆がセレッソと同じくらい好きな埼玉の赤いチームが相手やから、
ここも確実に勝利を掴みたいね。
 
 
 
 
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2011年3月2日

今シーズンは随分お目覚めがよろしいようで

 
 
いよいよ2011年シーズンがスタートしました。
 
相手チームのトンプソンやオールソップなどの懐かしい名前を見ると、
アジアを制した2008年のグループリーグを思い出すね。
 
今年こそアジア王者奪還を目指して頑張って欲しいわ。
 
 
ガンバ大阪51メルボルン・ヴィクトリー
 
 
毎年、グダグダ発進がお約束になっていたガンバさんですが、
今年は妙に目覚めが良かったようで、5得点の大勝発進。
 
去年に引き続き、シーズン初戦はACLやったけど、
少なくとも、去年の水原戦のような閉塞感は感じられへんかったわ。
 
 
 
攻撃陣に関しては、アドリアーノとイ・グノはコンディションが良さそう。
 
2点目のシーンでは、グノが左、アドリアーノが中、
3点目のシーンでは、グノが中、アドリアーノが右って感じで、
宇佐美を含めた3人で、流動的にポジションを入れ替えながら、
ゴールに迫ってたのが印象的やった。
 
宇佐美も、消えてる時間帯があるのは相変わらずやけど、
相変わらずボールを持てばスーパーやしね。
 
あと、解説の堀池巧も指摘してたように、
去年に比べて、あんまり前線から激しくチェイシングしないなって思ったんやけど、
これはルーカスがいなくなった影響が大きいんかな。
 
前線で奪ったボールをすかさず預けられる選手がいなくなったから、
低い位置でディフェンスのブロックをしっかり作って、
そこで奪ったボールをスペースの空いた前線に素早く入れて、
前線の選手のスピードを生かそうという考えやね。
 
今年の前線の顔ぶれを見る限り、このやり方の方が良さそうやわ。
 
 
 
守備に関しては、仕様やからしょうがない部分はあるけど、
カウンターとセットプレーでヒヤヒヤするわ。
 
下平がPKを献上したシーンは、加地がカバーに来てたから、
もうちょっと辛抱してほしかったかな。
 
あと、ルーキーながら、いきなりスタメンフル出場の金正也は、
ビルドアップで危なっかしい部分はあったけど、
90分で見れば及第点やったと思うわ。
 
まあ、この試合では相手のレベルがアレやったから1失点止まりで済んだけど、
週末のセレッソや浦和が相手やと同じようにはいかんから、気を付けてほしいね。
 
 
 
途中出場した藤春やキム・スンヨンもいい働きをしたし、
スンヨンに至ってはゴールも決めたしね。
 
アジアカップでも証明したように、ベンチメンバーが活躍すると、
チームも活性化するし、これは良い傾向やわ。
 
まあ、ずっとこんなに上手くいくとは思って無いけど、
週末の大阪ダービーは参戦するので、弱い方の大阪相手に、
大量得点を期待したいね。
 
 
 
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