2010年7月29日

関東の港町では負けたが、関西の港町では勝った

 
 
ガンバ大阪31ヴィッセル神戸
 
 
 
相性の悪かった、ホムスタで勝利!!
 
まあ、Jリーグタイムのダイジェストでしか試合を見てないので、
内容についてはあれこれ言うことはできないんやけども、
ミスが多かった割には、勝ち点3という結果を残せたのは良かったと思う。
 
それにしても、宇佐美がゴール決めても、
最近あまり驚かなくなってきたな。
 
まあ、もちろんこの試合の先制ゴールも、角度の無いところからの
難易度の高いものやったけど、宇佐美の実力を以ってしたら当然っていうか、
逆に決められないと、何やってんねんって思うようになってきたし。
 
それだけ、宇佐美に対しては、期待の若手としての働きよりも、
主力としての働きを期待したいっていう意識がでてきてんのかもね。
 
 
 
この試合では、前の試合のスタメンから、明神と山口が外れ、
武井と高木がスタメンに名前を連ねたんやけども、
これには正直驚いたかな。
 
個人的に、明神と山口は、遠藤や加地と同じくらいに、
アキラの頭の中で、アンタッチャブルな存在になってるんやとばかりに
思ってたけど、意外にも入れ替えてきたね。
 
2人ともコンディション不良って事らしいけど、
特に、今季の山口に関しては、彼本来のパフォーマンスからは程遠い出来に
終始してるから、外されるのもやむなしって感じかな。
 
でも、今までのアキラやったら、山口がそんな状態でも起用してたと思うけど、
それをしなかったアキラの柔軟な用兵が、この試合では功を奏したね。
 
 
 
2点目を挙げた橋本に対しても感想はあるけど、
あえてここで書きたいのは、3点目を挙げた平井。
 
なんか、この試合でも決定機を外しまくってたらしいけど、
なんだかんだ言って1点取ってるから、FWとしては合格やろ。
 
ただ、やっぱり平井には、上位チームとの対戦でのゴールを期待したいところ。
 
イングランドでは、下位のチームから得点を量産するけど、
上位のチーム相手にはゴールを決められないFWの事を、
“ラビットハンター”なんて言い方をするんやけど、
残念ながら、今の平井にはこれが当てはまってしまう。
 
まあ、皮肉な事に、平井がかつて目標にしていたアンリも
そういう風に呼ばれていた時代があったんやけどね。
 
ガンバはしばらく、上位陣との対戦は無いけども、
来月の鹿島戦でゴールを決められるか否かが、
平井のエースとしての試金石になりそうやね。
 
 
 
次戦は、金沢でのホームゲーム、山形戦です。
 
山形は、中断明けからフォーメーション変更をして、
今までの粘り強い守備に加えて、攻撃力が上がっている印象があるから、
侮れない相手やね。
 
まあ、それでも負けるわけにはいかないので、コバやんの泣きっ面を拝みに、
新宿からの高速バスに乗って、北陸の地に行ってきます!
 
 
 
 
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2010年7月26日

平井の結婚と、ゼの退団

 
 
平井がタレントと結婚!出会いは中澤結婚式
 
 
それにしても、サッカー選手って結婚すんの早いよな。
 
マリノス戦でのロスタイム敗戦の傷も癒えないタイミングで、
こんなめでたい系のニュースが飛び込んでくるとは思わんかったわ。
 
今年に入ってからの調子の良さには、こんな裏があったのね。
 
まあ、ゴール決めた後に、リングキスのパフォーマンスをしてたから、
薄々、そういう存在がいるんだろうなとは思ってたけど。
 
これから、良き伴侶の支えの下、ますますサッカーに没頭して、
ガンバのエースに成長してくれ!
 
とは言うものの、ここ2試合、満足のいくプレーができてないやろうから、
とりあえず、次節の神戸戦は、その脚で奥さんにいいプレゼントをしてほしいね。
 
 
 
G大阪FWゼ・カルロス退団へ
 
 
あぁ~、まあ、予想通りっちゃ予想通りか。
 
っていうか、この選手に興味を持っていたJクラブが複数あったっていうことと、
ガンバに来てからのほとんどの時間をダイエットに費やしてたのに、
年俸7500万も貰ってたって言うのに、2重のビックリやわ!
 
どんだけセレブ待遇のダイエットやねん、
下手したら、タイガー・ウッズの性依存症のリハビリよりも、
セレブ待遇かもしれへんぞ。
 
まあ、随所に見せるシュートテクニックの高さなんかを見れば、
もともとは良い選手やったんやろうけど、
あの、運動量の無さと、スピードの無さは、あまりにも痛いわ。
 
ネタ系の外国人選手の部類に入るんやろうけど、
そういう意味でも、前任者のミネイロほどのインパクトは残されへんかったから、
そのうち忘れられる存在になりそうな感じやね。
 
 
 
その一方で、チョ・ジェジンは残留するとか。
 
う~ん、ゼ・カルロスほどじゃないけど、
チョ・ジェジンもあまり試合に出てないのにも関わらず、
年俸は1億っていう話やからな。
 
そんな高給取りをベンチに置いておくのも、
チームとして不健全やと思うけど、その年俸が逆にネックになって、
買い手が見つからんっていう話もあるしね。
 
イ・グノを獲ってきたから、ますます出場機会は限られるやろうし、
一体、強化部はガンバをどうしたいんだろうか?
 
山本の悪口を言い出したらキリがないから、
この辺にしとくけど、いつまでこんな事を繰り返すのかなと不安になるわ。
 
まあ、ガンバの内情を憂いても、俺達にできることは、
応援することぐらいしか無いんやし、とりあえず今言えることは、
「将生、おめでとう!」ってことぐらいやね。
 
 
 
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2010年7月25日

後半ロスタイムのお約束

 
 
日産行ってきました。
 


自宅から一番近いスタジアム、日産。
 
でも、行きの道中のJR横浜線の車内には、結構ガンバサポも多くて、
ガンバは関東サポの多いチームやなと再認識させられたわ。
 
なんか、俺が大阪からこっちに引っ越してからの、
1年半の間だけでも、どんどん関東でサポが増えてる感があるねんな。
 
まあ、そんな大勢の関東のガンバサポを満足させる試合を見たかったんやけど、
そういう風にならないのが、今年のガンバなんよな。
 
 
 
ガンバ大阪0-1横浜F・マリノス
 
 
 
後半ロスタイムもわずか、藤ヶ谷からボールを受けた安田が、
自陣の低い位置から長い距離のドリブルを仕掛ける。
 
それに猛然とプレスを掛ける、坂田。
 
…なんかもう、この時点で「あ、やばい!失点する!!」って思ったわ。
 
この試合での安田は、珍しく1試合を通していいプレーを続けてたから、
一皮剥けたかなと思ってたんやけど、最後の最後にそれかよ。
 
まあ、安田の問題点は、守備力とか、状況判断の悪さとかが言われてるけど、
これらは、集中力が90分もたないことから来てんのかなと思う。
 
集中してる時の安田は、粘り強い良い守備するし、
ナビスコの決勝や、ACLの決勝というような大舞台でも、
ゴールを決めることができる。
 
22歳は、年齢的には若手の部類に入るかもしれへんけど、
キャリア的には、もう十分に中堅クラスなんやから、
もうちょっと精神的に成熟してほしいよなと思うわ。
 
 
 
まあ、仮に0に抑えたところで、ゴールを奪われへんかったから、
どっちみちこの試合に関しては、勝つ見込みはなかった。
 
珍しく、前半の入り方が良かったのは、前半で試合を決めて、
後半は楽して逃げ切ろうっていう魂胆からくるものやったと思うけど、
この作戦は、前半で点が取れないと、後半になるとバテてしまって、
攻撃するパワーが無くなってしまうから、そういう面でリスクのある戦い方なんよね。
 
その点、マリノスは、ちゃんと後半まで戦えるように、
ペース配分しながら戦ってたし、その結果が、最後のあの場面での、
天野のオーバーラップに繋がったんやと思う。
 
まあ、ガンバから見たら、想像以上に俊輔のパフォーマンスが良かったのと、
小野君が予想以上に良い選手過ぎたのが誤算やったけどね。
 
まだ17歳…、前途の明るい有望な選手やと思うけど、
乾、水沼Jrと、逸材の育成に失敗してるマリノスだけに、
小野君をどう育てるんかが、他サポながら見物ではあるわ。
 
 
 
ただ、無得点だったとは言うものの、ルーカスの不在で、
前線でボールが収まらなかった割には、1試合を通じて決定機は作れてたし、
決めるところで決めないと、こういう結末が待ってますよっていう、
典型的なパターンやったね。
 
でも、アキラは、この「ルーカスの不在で、前線でボールが収まらない」
という事態を予想以上に重く受け止めたのか、
その結果が、ハーフタイムでの平井→二川の交代やったとんかな思う。
 
まあ、結果的にこの交代は、前線での人数不足を招く結果になってしまい、
その残った前線も、加入したばっかで連携もままならないイ・グノじゃあ、
得点できる見込みも無かったんかな。
 
 
 
前節、浦和に劇的に勝利して、良い感じで連勝といきたかったんやけど、
痛い星を落としてしまいました。
 
やっぱり、残念ながら、今年はそこまで力強く戦えるほどの、
チーム力を持ち合わせてないってことなんかね。
 
次節のホムスタでの神戸戦は行けないし、どうしても外せない会社の飲み会で、
中継も見れないけど、8月1日は金沢に参戦予定なので、
いい感じに金沢に乗り込めるように、良い試合をして勝利してほしいね。





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2010年7月22日

巻と高原の移籍から、世代交代について考える

 
 
巻、ロシアリーグ・アムカルへ完全移籍
 
高原、水原決定的今季期限付きで合意へ
 
 
 
2007年6月、アジアカップを戦う、
オシム率いる日本代表の2トップを務めていたのは、
高原と巻だった。
 
あれからまだ3年しか経ってないのに、2人とも厄介払いみたいな形で、
移籍することになった。
 
確かに、高原は日本に復帰以降コンディション不良が続いてたし、
巻もJ2で結果を残せていなかった。
 
そのうえ、サッカーの世界は、人の入れ替わりが激しいから、
しょうがない部分もあると思う。
 
ただ、だからと言って一方的に三行半を突き付けるやり方はどうかと思うし、
特に巻なんかは、千葉の功労者と言っても過言じゃないんやから、
もうちょっと双方にとって、いい別れ方ってなかったかなと残念に思ってしまうわ。
 
 
 
そもそも、2人が放出されたのは、千葉と浦和が世代交代を進めて、
その中で、ベテランと呼ばれる選手の出場機会が限られてきたから、
っていうのもあるんよね。
 
ただ、ベテランを放出して、若手に出場機会を与えることが、
それ即ち世代交代に繋がるとは必ずしも言い切れへん。
 
やっぱり、チームに見本となるベテラン選手がいないと、
それに続く若手も育ってこないと思う。
 
その点、高原や巻のような、日本代表として世界の舞台で戦ってきた選手こそ、
見本となる選手であったやろうし。
 
 
 
浦和や千葉に限らず、今のJリーグって、女子アナの世界みたく、
30歳がひとつの節目みたいになってるところがあるよね。
 
しかしながら、30歳を越えたからと言って、選手としての能力が落ちるかと言われれば、
必ずしもそんなことはない。
 
むしろ、経験値が高いから、状況判断が良くなって、
20代の頃よりいいプレーができると思う。
 
ただ、20代の前半は、1週間に2試合ペースで試合に出てても、
コンディションの維持にそれほど苦労しなかったのが、
30代だとそうはいかなくなる。

でも、適度に休みを与えながら起用すれば、30代の選手でも、
1年を通して見れば20代の選手以上の働きができると思うんよね。
 
その辺を一番上手くやってるなと思うのが、マンUのファーガソンで、
普段はベテランと若手を上手くやり繰りしながらも、勝負所と言われる試合では、
ギグスやスコールズあたりのベテランを先発で起用してくるしね。
 
 
 
世代交代は、ガンバも直面してる問題。
 
あんまりこんなことは言いたくないけど、
遠藤や明神などの選手も、いずれはガンバを去ることになる。
 
でも、その時は、今回の千葉や浦和のように、一方的に戦力外にするんじゃなくて、
選手とクラブが、お互いにわだかまりの無い別れ方をしてほしいなと思う。
 
まあ、こればっかりは難しい問題でもあるねんけどね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2010年7月19日

真夏の遠藤劇場

 
 
ガンバ大阪32浦和レッズ
 
 
 
いや~、もう凄過ぎて何て言ったらいいのか…
 
南アフリカでの活躍を見たせいで、忘れてるかもしれへんけど、
今季のガンバでの遠藤は、別人かと思うほどの低調なパフォーマンスに終始してた。
 
でも、この試合のピッチに立っていた遠藤は、間違いなく俺達の知ってる遠藤やった。
 
今年の元日のピッチを完全に独壇場にした、あの遠藤やった。
 
南アフリカW杯での活躍を引っさげ、日本に凱旋後の初戦、
否応にも注目が集まるであろう、その試合で、
こんな活躍を見せることができる選手なんて、
世界中を探しても、そんなにいるもんじゃないわ。
 
おかえりなさいヤット、これからもガンバをよろしく頼みます!!
 
 
 
と、まあそんな遠藤劇場だったこの試合ですが、
試合の序盤は、水曜日の京都戦の続きを見ているような試合展開。
 
ボールを支配して、小気味の良いパスワークで攻めてくる浦和と、
ボールを奪ってから、一本のパスで前線の平井と宇佐美を狙うガンバ。
 
一昔前のこのカードの真逆とも言える展開やけど、
こんな風になってしまうのも、今のガンバの調子が良くないことの表れかなと。
 
守備陣にしても、サイドのクロスボールに対して、
あっさりと中にフリーの選手作って先制点を決められるしね。
 
 
 
この試合も、これまでのように悶々とした気持ちを抱きながら、
見なきゃならないのかなと思ってたら、前半ロスタイムに
ガンバの至宝がやってくれました。
 
左サイドからの遠藤のパスを受けた宇佐美が、
バランスを崩しながらも、ゴールにねじ込み、同点!!
 
今考えたら、ここで同点に追いつけたのが大きかったかなと。
 
 
 
後半は、前半の体たらくぶりが一転、ガンバがボールを支配して、
浦和ゴールに攻め立てる。
 
すると、遠藤のパスを受けることができるガンバの選手が羨ましかったのか、
浦和の山田暢久が、遠藤のアウトサイドでのパスを自陣ゴールに
ヘディングで決め、ガンバが勝ち越し。
 
ドSのアキラは、さらに追加点を狙って、新加入のイ・グノを投入するも、
その直後に、ルーカスがバックチャージをかまし、
一発レッドカードで退場、行け行けムードが一気に守勢に回ることに…
 
この5分ほどの時間で一気に試合が動いた格好になったけど、
それにしても、あのルーカスのプレーはアカン。
 
微妙な判定とか言ってる人もおるけど、スパイクの裏を見せて、
後ろから行ってるからね、一歩間違ったら大惨事になるとこやった。
 
ピッチから去る時に、かなり荒れてたルーカスやけど、
頭を冷やして、しっかり猛省してほしいね。
 
 
 
1人少なくなった後は、武井や高木を投入し、守備固めに入ったことで、
浦和の攻撃をなんとか凌いでいたガンバやけど、
後半ロスタイムにセットプレーから、あっけなく同点ゴールを許す…
 
本来なら、2-1で逃げ切っとかなければいけない展開、
やっぱり今年のガンバは、ここで勝ちきれるほどのチーム力は無いんやな。
 
…と、ネガティヴな事考えてたら、後半ロスタイムの4分も終わろうとする頃に、
我らが遠藤保仁の勝ち越しゴールが炸裂!!
 
すごい!! これだからガンバサポはやめられない!!
 
 
 
遠藤の劇的決勝弾で、ガンバは勝ち点3を積み上げ、
現在、勝ち点18で8位。
 
まあ、良くもないけど、そんなに悲観するほどの順位でもないかな。
 
次節は、開幕直後は調子良いのかと思ってたら、
気が付いたらガンバの下にいるマリノス。
 
決して相性のいい相手じゃないけど、この良い流れを持続して言ってほしいね。
 
今週の土曜日は、仕事が終わったら、ダッシュで日産に駆けつけます!!
 
 
 
 
 
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2010年7月17日

抜けた穴の埋め方

 
 
鹿島アントラーズ21川崎フロンターレ
 
 
 
鹿島は内田、川崎は川島とチョン・テセ。
 
両チームとも、南アフリカW杯終了後に主力選手を放出して、
どういう風に戦い方を変えてくんのかなっていう点を楽しみにして見てた。
 
 
 
試合の序盤は、まあ予想通りの展開。
 
試合の主導権を握るため、先制点を狙って前からガツガツ来る鹿島と、
相手が前掛かりになったところを、カウンターで陥れようとする川崎。
 
ただ、鹿島は内田がいなくても今までのやり方でいけそうやけど、
川崎の場合は、フィジカルを生かして前線で優位に立てる、
チョン・テセが抜け、さらにジュニーニョまでケガでいないとなると、
今までのやり方で鹿島に相対するには、結構しんどいもんがあるよね。
 
 
 
先制点は鹿島のフェリペ・ガブリエル。
 
大迫のシュートが川崎のGK相澤に当たり、
大きく浮いたところを、詰めたものやったね。
 
ただ、このシーン以外でも、後半にただ押し込むだけのシュートをポストに当てたり、
今日は大迫の日じゃなかった。
 
俺は別に鹿島のサポーターじゃないから、大迫のプレーをよく見ているわけじゃないけど、
あんなにゴールに背中を向けてプレーする選手やったっけ?
 
マルキーニョスに気を遣って、ポストプレーに専念してるのか知らんけど、
もっとゴールに向かってプレーしないと得点できないと思うわ。
 
 
 
先制点を挙げて、ここからのらりくらりの鹿島タイムが始まるのかなと思ったら、
川崎が得意の自陣からのロングカウンターを発動、黒津が抜け出し、
そのままイ・ジョンスを振り切って、豪快に同点ゴール!!
 
すごい。単純にすごいゴール。ロッベンかと思ったわ。
 
ただ、ここで川崎に向いた流れが、稲本の退場で台無しになってしまった。
 
1枚目のカードは審判への抗議でやし、2枚目は不必要なチャージやったし、
軽率としか言いようが無かったわ。
 
 
 
数的有利になった鹿島やけど、単純に1人多いほうが有利とも言い切れんのが、
サッカーの面白いところ。
 
鹿島もなかなかそのアドバンテージを生かせてなかったね。
 
ただ、それでもセットプレーから勝ち越しゴールを奪ってしまうから、
さすがの鹿島の勝負強さやなと思ったわ。
 
でも、この勝ち越しゴールから、試合終了までの15分ぐらい、
全力で時間稼ぎしてた鹿島の選手に閉口させられたけど。
 
 
 
この試合の結果を受けて、鹿島が勝ち点27で首位に浮上。
 
まあ、上位は混戦やからまだわからんけど、
いつも通りの展開になってきたなって感じやわ。
 
ガンバとしても、明日の浦和戦で勝利を収めてもらって、
上位に食らいついていってほしいもんです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2010年7月15日

そういや今年のガンバはこんなだった

 
万博行って来ました。
 

確か、最後に万博に来たのは、去年のホーム最終戦の千葉戦やから、
7ヶ月以上来てなかったわけやな。
 
ガンバサポやのに、ホーム参戦をおろそかにしすぎやわ。
申し訳ない。
 
その、7ヶ月前の千葉戦の時は、遠藤が2得点して勝利したわけやけど、
この試合では、その遠藤は不在。
 
こういう時こそ、ガンバの地力が試されると思うんやけどね・・・
 
 
 
ガンバ大阪11京都サンガ
 
 
 
万博での京都戦って、毎回天気が悪いっていうイメージがあるんやけど、
この日も、例に違わず、雨が降ったり止んだりの悪天候やった。
 
ガンバの選手達には、この曇天をスカッと晴れさせるような、
気持ちいい試合を見せて欲しかったんやけど、
前半から、見ていて眠たくなるような低調な試合内容。
 
南アフリカW杯でサッカーに興味を持って、
万博に足を運んでくれた、ファンの皆さんにしてみたら、
あまりに残念な試合展開やったわ。
 
どんだけ低調で退屈な試合やったかっていうと、
ハーフタイムにこんな写メを撮ってしまうほど・・・って言ったらわかるかな?
 

おTOILET(笑)
 
「おトイレ」と読ませたいのだろうか・・・
 
びっくりするほどお粗末な案内板やけど、
こういう手作り感が、万博の魅力・・・と言えなくもないかな。
 
 
 
そんなこんなで始まった後半。
 
いきなり平井がゴールを決めて、ガンバが先制!!
 
まあ、増嶋のナイスアシストでもあるけど、
試合の流れとは関係無しに、ゴールを奪ってしまう、
平井の決定力には、「さすが」の一言やわ。
 
この調子をシーズン終盤まで維持して欲しいね。
 
 
 
ただ、そんな平井の頑張りに応えられないのが、今年のガンバ。
 
失点の直後、京都は2人の選手を交代して、
フォーメーションを変更。
 
これにガンバDF陣が対応しきれず、あっさりと同点弾を献上。
 
藤ヶ谷も、前半、ドゥトラとの決定的な1対1をストップするなど、
相変わらずの神降臨ぶりを見せつけてたけど、こればっかりは止められんかったか。
 
 
 
こうなると、ガンバも選手交代で流れを取り戻したいところやけど、
この日のアキラの交代策は、ことごとく裏目。
 
別に佐々木が悪かったとかじゃなくて、
確かに、この日の二川は調子が良くなかったけど、
この試合のピッチから二川がいなくなったら、誰がゲームを作るの?
 
さらには、宇佐美を投入して、ドリブルで仕掛けてもらうのかなと思ったら、
結局、チョ・ジェジン目がけたパワープレーに終始して、試合終了。
 
なんか、試合終了に近付くにつれて、どんどん流れを手放してるように
感じたのは俺だけか?
 
 
 
W杯が終わった後、Jのある日常が帰ってくるって、
テンションが上がってたけど、そういや今年のガンバはこんなだったなって、
現実を再確認する1試合やった。
 
結局、遠藤頼みになってしまうっていうのは心苦しいところやけど、
日曜日の浦和戦には、遠藤が帰ってくると思うので、
この日とは違うガンバを見せて、勝利して欲しいなと思います。
 

・・・っていうか、美味G横丁のトムヤムクンラーメン、
もやし75%、麺25%の比率やって、ラーメン食ってるって感じせえへんかってんけど?
 
平日の試合見に、わざわざ東京から来てる俺に、
こんな嫌がらせせんでもいいやろ(笑)
 
 
 
 
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2010年7月12日

スペイン初載冠

 
 
スペイン10オランダ
 
 
 
スペイン、W杯初優勝!!
 
 
このスペインの優勝は、8カ国目のW杯優勝国として、
名前を刻むだけでなく、ゴールまでのプロセスで観客を魅了するスタイルは、
結果重視の現代サッカーに一石を投じるものになったね。
 
ただ、“華麗なパスサッカー”と言われる、スペインのサッカーやけど、
実際、このW杯でその華麗さが披露されたのは、準決勝のドイツ戦だけだったと思う。
 
それに、そのドイツ戦にしても、決勝点はセットプレーからの、
プジョルのヘッドやったし、ベスト8のパラグアイ戦でのヴィジャの決勝点も、
ペドロのシュートがポストに弾かれたのを、しぶとく詰めてのゴールやった。
 
これらに象徴されるように、今大会でのスペインで光ったのは、
勝負所での集中力。
 
これまで、勝負弱いと揶揄されてきたスペインやったけど、
2年前のユーロの優勝で、完全に変貌を遂げたね。
 
今のスペインには、98年W杯、00年ユーロを連続で制した、
フランスに似通った強さを感じる。
 
このスペインの強さがいつまで持続されるのか、楽しみやね。
 
 
 
今大会の決勝戦の事前の予想として、
両国とも、攻撃サッカーを志向するチーム同士。
 
スペクタクルな展開になると予想されてたけど、
やっぱり、両国ともに初優勝が懸かっているから、
前半から中盤での攻防が激しい、タイトな展開やったね。
 
ただ、その中で気になったのは、レフェリーがカードを出し過ぎだったかなってこと。
 
デ・ヨングが、シャビ・アロンソに見舞った、
前蹴りは、一発レッドカードでもおかしくなかったと思うけど、
それ以外は、カードを出すには厳しすぎるんじゃないかっていうのも、結構あったしね。
 
それに、試合を止めて、選手に注意する時間が長すぎるようにも感じたし。
 
まあ、この試合の主審が、この間渋谷で見てきた映画、
【レフェリー 知られざるサッカーの舞台裏】で登場した、
ハワード・ウェブやったから、感情移入してしまう部分もあったんやけど、
この試合に関してはコントロールし切れてなかったかなと思った。
 
負けたオランダの選手が、審判に文句を言ってるみたいやけど、
まあ、熱くなるのも無理はないかなと。
 
ただ、あんまり言い過ぎると、オランダのジーザス、クライフが、
「醜い」とか言い出すやろうから、その辺にしておいた方がいいと思うわ。
 
 
 
スペインを優勝に導く決勝点を決めたのは、
アンドレス・イニエスタ。
 
見た目と同様、実力の割に、かなり存在が地味なイニエスタやけど、
こういうおいしいところを持っていくのは、案外彼だったりするんよね。
 
ゴールを決めた後、ユニフォームを脱いで走り回るイニエスタを見て、
一昨シーズンの、チャンピオンズリーグ準決勝、スタンフォード・ブリッジでの、
バルセロナ vs チェルシー戦を思い出したのは俺だけじゃないはず。
 
しかし、今回は、アンダーシャツに、
昨夏、急逝した、元エスパニョール主将、ダニ・ハルケへの
メッセージを書いているなんて、顔に似合わず、
男前なことをするじゃないか、イニエスタ。
 
多分、ハルケも、天国でアントニオ・プエルタと一緒に、
スペインの快挙を喜んでいるはずやわ。
 
 
 
これで、1カ月にわたり続いた、サッカーの宴が終わり、
また水曜日からはJリーグのある日常が帰ってきます。
 
浮かれた気分は今日で終わり、また明日からはじっくりと腰を落ち着けて、
サッカーを見る日々が始まるね。
 
次の宴は2014年、ブラジルで。
 
今度はどんな熱い戦いが繰り広げられるのか、楽しみやわ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2010年7月7日

レフェリー ”知られざるサッカーの舞台裏”

 
 
今日は、渋谷のUPLINKという所へ、
【レフェリー “知られざるサッカーの舞台裏”】という、
映画を見に行ってきました。
 

今、行われている南アフリカのW杯でも、誤審が問題になってるけど、
個人的な意見を言わせてもらえば、現代のサッカーの試合は、
一昔前のサッカーの試合と比べると、格段にスピードアップしてるから、
そんな試合を3人で裁けっていう方が無理があると思うんよね。
 
それにも関わらず、89分間完璧に試合をコントロールしていても、
残りの1分で1回でもミスがあると、まるで犯罪者のように、
世間から批判されて、さらには家族まで脅迫されるなんて、
審判って本当に大変な職業やなと思うわ。
 
 
 
今回の映画で、そういう批判の対象になってたのが、
イングランドを代表する審判の、ハワード・ウェブさん。
 
ウェブさんは、EURO 2008のオーストリアvsポーランド戦で、
ポーランドの選手がセットプレーの際に、ゴール前の小競り合いの中で、
オーストリアの選手を掴み倒したとして、試合終了間際にオーストリアにPKを
与えたんやけど、この判定にポーランドが激怒。
 
まあ、微妙な判定ではあったんやけど、この判定に対して、
ポーランドの首相が殺意を含んだ発言をするなど、結構問題になったんよね。
 
この試合の後、ウェブさんが、他の審判仲間から、
「気にするな」とか、「お前の判定は正しかった」みたいな、
声をかけてもらってたのが印象的やったね。
 
その声をかけた側の審判も、いつウェブさんと同じ境遇に陥るかわからんから、
建前じゃなく、心からそういう言葉をかけられるんやと思ったね。
 
 
 
俺も、サッカーの試合中に、微妙な判定があると熱くなったりするけど、
今回、この映画で審判達の苦悩を目の当たりにして、
彼らに同情してしまった。
 
これらの誤審を無くすには、ビデオ判定を導入するのが手っ取り早いけど、
ビデオ判定に関しては、反対意見も多いしな…
 
昨シーズンのUEFA EUROPA LEAGUEでは、両ゴール裏に審判を配置して、
5人で試合を裁くなんて試みもしてたけど、根本的な解決になったとは言い難いしね。
 
この手の議論は、サッカーというスポーツが存在する上で、
永遠に続いていくものなのかもしれへんね。
 
 
 
この映画を見て、興味深かったのが、審判がつけているマイクの音声を録音して、
試合中に副審や第4審判と、どういうやり取りをしてるのかわかったこと。
 
ある試合で誤審があると、主審1人に責任が押しつけられがちやけど、
実際、上手く試合をコントロールするためには、
この4人が、上手く連携を取り合う事が大事なんやなって思ったね。
 
ただ、試合中に、「俺たち頑張ってるよな?」
「あぁ、頑張ってるよ」みたいなやり取りをしてたのには笑ってもうたけど。
 
これこそが、“知られざる舞台裏”やと思ったわ。
 
 
 
サッカーに限らず、スポーツのドキュメンタリーって選手目線であることが多いから、
こういう、審判目線のドキュメンタリーって、新鮮やったし、
なかなか面白い作品やったと思う。
 
また、こういう企画の作品を見てみたいね。
【ホペイロ “知られざるサッカーの舞台裏”】とか。
 
なんか、レフェリーに比べてだいぶ地味になったな…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2010年7月3日

山本のミッションって、イ・グノだったの?

 
 
FW イ グノ選手 完全移籍加入のお知らせ
 
 
まあ、今年はFWに外国人選手が5人という、
なんとも節操の無い編成で、シーズンをスタートしたわけですが、
5人中、合格点をあげられるのはルーカスのみ。
 
他の4人は、ユニフォームを投げ捨てて、ブラジルに帰っちゃったり、
メタボだったり、深刻なスランプに陥ってたり、
もっさりしてたりで、満足した成績を残せてるとは言い難いよね。
 
その結果、現状、平井、ルーカス、宇佐美の3人で
FWの2つのポジションを回していることを考えれば、
あと1人は欲しかったところやから、今回のイ・グノの獲得は、
わからないでもないかなと。
 
でも、このままじゃ明らかに人員過多やから、
余剰戦力の整理は必要になってくるやろうけどね。
 
 
 
この、イ・グノの加入によって、
平井や宇佐美のポジションが脅かされるんじゃないかと思う人もいるやろうけど、
俺は、そんな心配はしてないかな。
 
イ・グノは、昨年来日した時のパフォーマンスが強烈やったから、
すごい選手っていうイメージを持たれてるけど、
今年はまだ1ゴールしか挙げてないんよね。
 
おそらく、ジュビロがイ・グノを切った理由も、
高給取りの割に、今年はそこまで傑出した結果を残せていないからっていうのも、
あるやろうし。
 
だから、平井が中断前のパフォーマンスをそのまま維持できれば、
アキラはこれからも平井をスタメンで使い続けるんじゃないかと思うけどね。
 
だからと言って、イ・グノの実力を否定するわけじゃない。
 
決定力の高さに関しては、昨年実証済みやし、
ドリブルも上手いうえ、運動量も豊富やからね。
 
シーズン後半に平井のパフォーマンスが、落ちる可能性だってあるし、
春先のように、ルーカスや平井がケガする可能性だって否定はできない。
 
そんな時にイ・グノのような選手がいれば、
チームとしてのパフォーマンスを落とすことなく、
シーズンを戦えるんじゃないかと思うけどね。
 
 
 
ただ、今回のイ・グノの移籍で引っ掛かるのが、
凶化部長の山本は、何しにブラジルに行ってたんだ?
 
先日行われた、サポーターミーティングに行ってないから、
直に社長の話を聞いたわけじゃないけど、そんな旨の話をしてたんやったら、
てっきり補強するならブラジル人やと思ってたのに、
まさかの韓国人、イ・グノやったね。
 
イ・グノとブラジルで交渉してたの?
そんなわけないでしょうに。
 
ここからはあくまでも俺の予想やけど、山本は、ブラジルに欲しい選手がいて、
交渉に行ったけど、交渉決裂して日本に帰国。
 
帰国したら、ちょうどいいタイミングでジュビロから、
イ・グノの売り込みが来て、ガンバにフィットするか検証もせずに、
「ちょうど良かった、獲得しよう」…ってそんなオチじゃないのか?
 
う~ん、凶化部はいい仕事してるとは思えないんやけどなぁ、
この数年で、結果を残せない外国人選手を何人も獲ってきて、
チームのお金を無駄遣いしてるのに、なんで給料上がるんだ?
 
今度のサポーターミーティングでは、ガンバのフロント陣の
給料の査定基準でも教えてほしいもんやね。
 
 
 
まあ、イ・グノの加入に対して賛否両論あるやろうけど、
これからガンバで一緒に戦う選手として、応援しましょうや。
 
 
 
 
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