2011年7月31日

「もはや鬼門なんて存在しない」と強気で言ってみる

 
 
磐田行ってきました。
 
 
東海地方のアウェイって、関西と関東の熱狂的なサポーターが両方参戦するから、
ゴール裏も盛り上がるし、個人的に好きなんよね。
 
それに、試合前は激しく降っていた雨も、キックオフの頃には止んでくれて良かったわ。
 
 
ガンバ大阪21ジュビロ磐田
 
 
相性の悪いヤマハスタジアムでの試合の上、
過密日程の影響もあってか、序盤から押しこまれるガンバ。
 
磐田の選手のシュートが何度かゴールポストに弾かれるシーンもあり、
さらに、松村主審の不可解な笛も相まって、
いつ失点してもおかしくないような状態が続いたね。
 
そういや、試合前の練習の時、ガンバの選手のシュートが、
ことごとくゴールポストに弾かれてたんやけど、今思えば、
アウェイゴール裏側のゴールマウスは、試合前からその好調さをアピールしてたんやな。
 
試合が始まってみたら、ガンバの12番目の選手として活躍してくれたわ。
 
 
 
ただ、押し込まれてはいたものの、先制点を奪ったのはガンバ。
 
セットプレーのこぼれ球を中澤が詰めたものやったけど、
昨シーズンからの中澤の得点力の向上ぶりには目を瞠るものがあるね。
 
本職のディフェンスの方でも、
これぐらいの成長ぶりを見せてくれたら、何も文句は無いねんけども。
 
 
 
先制点を奪って、1-0で前半を折り返したのは良かったけど、
後半開始後すぐに同点に追いつかれてしまうのは、もはや想定の範囲内。
 
それを見てアキラは、すかさずスンヨンに代えてラフィーニャを投入。
 
ただ、いくらラフィーニャを投入したところで、
前半から、武井のところにボールが入ると、
攻撃が詰まってしまう感があったから、それが解消されないと、
2点目を取るのが難しいかなとは思ってたんやけどね。
 
武井も2列目でチェイシングは良く頑張っているんやけど、
去年の橋本のように、攻守両面で気の利いたプレーを見せるのはやっぱり難しいんかな。
 
佐々木と交代させられたのも、この場面では妥当やったと思うわ。
 
 
 
そして、佐々木の投入直後に、その佐々木からのクロスを、
ラフィーニャが頭で決めて、なんとガンバが勝ち越し。
 
交代出場の選手2人で取った点やから、西野采配ズバリ的中と言ってもいいやろうね。
 
それにしても、ラフィーニャは素晴らしい。
 
2試合連続途中出場でゴールを奪うっていう芸当もそうやけど、
守備も献身的にやるし、福岡時代はMFだったこともあって、
中盤に下がってボールをもらう動きも上手いしね。
 
すでに、中東の方から油の匂いが漂ってきた感があるけど、
少なくともシーズン終了まではガンバにいてください。
 
 
 
最後は、ヘロヘロになっていた二川さんに代えて横谷を投入し、
時間稼ぎをしながら試合終了。
 
両チーム合計で3点しか入ってないから、なんとなく物足りない気がするんやけど、
実際はこれぐらいが普通なんやろうね。
 
そこらへんの感覚が麻痺してしまうのは、ガンバサポの悲しい性なんやろうか。

 
それにしても、今まで幾度となくガンバの挑戦を跳ね返してきた、
カシマとヤマハの2連戦で連勝を飾るなんて、何かの間違いじゃないかと思ってしまうわ。
 
8月は6試合すべてが関西での試合と言う事もあり、移動の面で楽になるけど、
こういう時に気が抜けて勝ち点を落としてしまうのが、ガンバの悪癖。
 
ただ、移動の面は楽とは言え、セレッソ、名古屋、川崎、柏と、
重要なカードが控えてるので、気を引き締めて臨んでほしいね。
 
 
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2011年7月28日

カシマからの帰路がこんなに楽しかったことってあっただろうか

 
渡鹿してきました。
 

 
真夏にカシマスタジアムに来るのって初めてのような気がする。
 
大体ここに来る時って、春か秋の印象が強いからね。
そして、そのほとんどが、肩を落として帰路についていたんやけども。
 
今年もカシマへ向かう道中は、いつものように、
気が滅入るような気持ちはあったんやけど、まさかこんな晴れやかな気持ちで、
カシマスタジアムを後にできるとは思ってもみなかったわ。
 
 
ガンバ大阪41鹿島アントラーズ
 
 
地震の影響で照明設備が壊れたカシマスタジアム。
 
現在は2階席のスタンドに照明設備を設置して対処してるんやけど、
従来より少ない照明の数で、今までと同じ明るさでピッチを照らさなアカンせいか、
照明の1台1台がまぶしいのなんのって。
 
サポーターですらまぶしいと感じているのに、
選手たちがプレー中に照明が目に入ったりしたら、すごくやりづらいだろうなと思ったね。
 
 
 
この日のスタメンで目に付いたのは、
やっぱりグノ、スンヨンの韓流2トップと、武井のトップ下起用。
 
韓流2トップに関しては、「仲の良い2人を組み合わせとけばなんとかなるやろ」
っていう、アキラの丸投げ感が読み取れたような気もしたけど。

でも、武井の先制ゴールは、スンヨンの前線からのチェイシングで、
相手のパスミスを拾ってからの流れやったから、
この采配は的中って言っても良いやろうね。
 
 
 
ただ、先制点を奪っても、やっぱり踏ん張り切れないのがガンバのDF陣。
 
野沢のFKが藤ヶ谷のファンブルを誘い、それを増田に詰められて、
あっけなく同点にされてしまいます。
 
でも、この場面に関しては、DFやGKのせいと言うより、
遠藤さんが、気の利かない守備に奔走して、
相手にセットプレーを与えまくっていたのが原因やわ。
 
この日の主審の西村のジャッジには、不可解な点がいくつもあったけど、
遠藤に2枚目のイエローを出さなかった点は、ガンバ的に良かった。
 
 
1-1で前半を折り返して迎えた後半。
 
おじさん達が主力を務める両チームだけあって、
どちらの脚が先に止まるかが勝負の分かれ目やなと思ってたんやけど、
ここはガンバに軍配が上がったね。
 
前半からガンバは、グノ、スンヨンの2トップと、加地、下平の両SBが、
かなりワイドに広がってポジションを取り、ボールを動かしてたから、
鹿島の選手は前半から左右に走らされだいぶ消耗してた。
 
それでも鹿島の選手は粘ってたと思うけど、
ラフィーニャのシュートのこぼれ球をグノが詰めて勝ち越しゴールを奪えば、
あとはリングの端に追い込んでタコ殴り状態。
 
佐々木のスルーパスに抜け出したラフィーニャが、
キーパーをかわし、無人のゴールに流し込み、3-1!!
 
さらにラフィーニャの左サイドからのサイドチェンジを、
右サイドでドフリーで受けたグノが4点目のゴールを決めて勝負有り。
 
個人的には、2009年の33節をやりかえすために、あと1点取って欲しかったけど、
試合の最後の方は、ゴール裏は10分間通して飛び跳ねてたせいで、
皆結構脚にきてたから、今回はこれぐらいにしといたるわ。

 
次節はアウェイで磐田戦。
 
1週間に2度もリーグ戦で対戦するなんて、何か変な気分やけど、
せっかく苦手の鹿スタで勝って4位に浮上したので、
同じく苦手な部類に入るヤマハでも、このまま良い流れで勝利を収めたいところやね。
 
 
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2011年7月25日

ウルグアイは古豪ではなく、立派な強豪です。

 
 
南米の2大勢力、ブラジルとアルゼンチンのいないコパ・アメリカの決勝。
 
ウルグアイとパラグアイでは、ネームバリューに劣ることもあってか、
世間ではイマイチ盛り上がりに欠けてた感はあったけど、
南米の勢力図を変えようとしている両国同士の対決という見方をすれば、
とても興味深い対戦だったと思うけどね。
 
まあ、個人的には、両代表チームに好きな選手が多いから、
決勝で無くても注目カードではあったんやけどね。
 
 
ウルグアイ30パラグアイ
 
 
決勝と言う事もあり、1点差勝負の固い試合になるかなと思いきや、
意外にも、ウルグアイが大差でパラグアイを降し、
大会史上最多となる15度目のコパ・アメリカ制覇を果たしました。
 
その原因と言えばなんやけど、パラグアイは、決勝まで勝ち上がってきたとはいえ、
決勝トーナメントに入ってからは、ブラジル、ベネズエラを、
120分間の戦いの末、PKで破るっていう戦いをしてきた。
 
ただ、その試合のどれもが、120分間の試合の中では押し込まれる展開が長く、
それを粘り強く凌ぎきって、PKまで持ち込んだものやったから、
一歩戦い方を間違えれば、ブラジル戦でもベネズエラ戦でも、
こういう決勝のような展開になることは十分に考えられたんよね。
 
ウルグアイは前の試合から中4日、パラグアイは中3日で、
コンディションの面で不利はあったのかもしれんけど、
パラグアイに戦い方を間違えさせた一番の要因は、
この試合のスアレスの先制点やったんとちゃうかなと思う。
 
前半の早い段階で失点してしまったことで、前に出て行かざるをえなくなり、
守備を固めてじっくりと戦うっていう、自分達のペースに持ち込めずに、
バランスを崩してしまった感じがするよね。
 
 
 
一方のウルグアイは、やはりスアレスの先制点から試合を優位に運ぶことができた。
 
味方からのパスが、パラグアイのDFに当たってコースが変わったところに、
一番早く反応して、シュートに持ち込むあたり、
これぞストライカーの嗅覚やなと言わせるものやった。
 
これ以外にもスアレスは、パラグアイのDFのチャージを受けながらも、
ボールをキープしたり、サイドに開いてチャンスメイクしたりと、
まさに圧巻のパフォーマンスやった。
 
その後、フォルランが2点取って、スアレスに得点は無かったけど、
個人的には、スアレスがこの試合のMOMやね。
 
あと、ネルソン・バルデスのクロスバー直撃のシュート以外、
パラグアイにこれといった決定機を作らせなかった、
ウルグアイのDF陣も称賛に値するね。
 
 
 
春には日本が参加するかどうかで、議論になったコパ・アメリカ。
 
結局、日本は不参加になり、放送権を獲ったNHKは損した格好になったけど、
ブラジルとアルゼンチンがベスト8で敗退したり、
南米のお荷物だったベネズエラが躍進したりと、
大会自体は色んなサプライズがあってとても面白かった。
 
これで、今年はもう代表チームの大きな大会は無いけど、
来年は欧州選手権があるから、また盛り上がりたいね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2011年7月24日

明神がいればどうにかなるってもんじゃない

 
 
ガンバが万博で磐田と対戦している間、
俺は会社の人たちとフットサルに興じていました。
 
ブログで「ガンバの選手の運動量が足りなくて…」とか偉そうに指摘してるけど、
当の本人は1時間もすればバテバテで、自分の不甲斐なさを痛感させられたね。
 
フットサルよりも広いピッチで、90分走り切るなんて、
サッカー選手ってすごいんやなって再認識させられたわ。
 
一応、休憩時間に携帯サイトの速報で、ガンバの試合はチェックしてたんやけど、
課題の守備の立て直しは、この日も上手くいかなかったみたいやね。
 
 
ガンバ大阪22ジュビロ磐田
 
 
試合の内容に関しては、Jリーグタイムのダイジェストでしか映像を見てないので、
サクッと書きたいと思います。
 
この日のスタメンには、負傷離脱していた明神が復帰。
 
おそらく、アキラは守備の安定を図りたくて、
故障明けの明神をぶっつけでスタメン復帰させたんやろうけど、
今シーズンの失点の多さは、誰誰がケガでいないからとか、
そういった類のものじゃないような気がするんよな。
 
高木がガンバに来たばかりの時に、
「ガンバのDFラインは約束事が少ない」って言ってたけど、
それがここに来て、悪い方向に顕著に出てるんやと思う。
 
こういう時こそ監督の腕の見せ所なんやろうけど、
今までの失点の多さを「スタイル」の一言で一蹴していた監督に、
あまり多くの事を期待は望めんしね。
 
それこそ「困った時の3バック大作戦」なんてやられたら、
余計に困った状況に陥るのは目に見えてるだけに、
ここは山口や明神あたりが、DFの選手を集めて話し合い、
選手主導で立て直してもらうことに期待するしかないね。
 
 
 
そんな問題だらけの守備陣と違い、
攻撃陣はこの日も2得点と、一定のノルマは達成。
 
特に、イ・グノはあの髪形に変えてから絶好調やね。
 
この日のゴールも、コースの無い所からやったけど、
素晴らしかったわ。
 
でも、ゴールの後に喜ばなかったのは、
古巣の磐田サポーターを考慮してのものやったのかもね。
 
 
 
今月は、大宮戦、甲府戦と、現地に行く予定だった試合が急に行けなくなり、
フラストレーションが溜まっていたけど、
水曜のアウェイ鹿島戦と、土曜のアウェイ磐田戦は参戦します!!
 
特に、鹿島戦は、ACLの関係で未消化になっていた試合ということもあり、
その日に他のチームはリーグ戦の試合が無いので、
ここで勝てれば首位と勝ち点を詰めるチャンスやね。
 
ここ最近、リーグ戦で鹿島に勝ててないけど、
勝ち点3を持って帰れるように、頑張って応援してきます。
 
 
 
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2011年7月18日

日本の女性は美しく、そして強かった

 
 
試合前には、リラックスした表情を見せていた日本の選手たちやったけど、
いざ試合が始まると、やはり焦りがあるのか、
普段ならじっくりとボールを回す場面でも、縦に急いでパスミスをして、
アメリカにカウンターをくらってしまう場面が多かった。
 
今大会、“女子サッカー界のバルセロナ”と称された日本のパスワークは、
この試合では垣間見ることはできなかったね。
 
そんな一方的に押し込まれる中でも、完璧な形からのワンバックのシュートが、
クロスバーに阻まれたのを見た時、この日は日本にツキがあるのかなと思った。
 
ただ、試合が進むにつれて、
そんな俺の予感も勘違いやったんかなと思うようになってしまった。
 
後半に先制された後、宮間が同点ゴールを決めた時には、
「まだ行ける」と思ったけど、延長前半でのワンバックのゴールには、
「さすがにもう無理やろ」とほぼ諦めてしまったね。
 
でも、今となっては、そんな風に思ってしまった事を選手に謝りたい気持ちやわ。
 
延長後半の澤の同点ゴールに関しては、ニアで合わせたのはわかったけど、
どうやってゴールマウスに飛ばしたのか説明ができないようなシュートやった。
 
決勝戦のクライマックス、しかもあんな切羽詰まった状況で、
「もう1回やってみろ」と言われても、できないようなシュートを決めてしまうなんて、
澤と言う選手は、そういう星の下に生まれてきた選手としか説明のしようが無いね。
 
PKは時の運と言うけれど、PK戦が始まる前の円陣で、
日本の選手たちの顔に笑みがあった時、
根拠は無いけど、これは勝つんじゃないかと確信した。
 
グループリーグ初戦、格下ニュージーランド戦で辛くも勝利を収めてから、
日本のキャプテン澤が、決勝のアメリカ戦後に、
トロフィーをフランクフルトの空に掲げるまでのストーリーは、
どんなに才能のある脚本家でも書くことのできない、劇的なドラマやったね。
 
 
日本22アメリカ
     PK(
 
 
日本がサッカーのW杯で頂点に立つ。
 
南アフリカでベスト16という結果を残した男子ですら、
優勝となると手に届かないぐらい高い目標やと思う。
 
でも、女子はそんな快挙を成し遂げた。
 
トロフィーを掲げる澤の姿をTVで見て、ふと思ったのが、
男子も世界の頂点に立つことができるんじゃないかって事。
 
それがブラジルになるのかロシアになるのか、はたまたカタールかはわからんけど、
少なくとも「不可能な事なんて無いんやな」って思わせてくれたわ。
 
おめでとう、なでしこJAPAN。
 
しばらくは戦いの傷を癒しながら、世界一の余韻に浸ってください。
 
 
 
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2011年7月17日

そのうちこんな風に負けるんじゃないかとは思っていたけど…

 
 
ガンバ大阪34ヴァンフォーレ甲府
 
 
「ガンバのDF陣が苦手にしているのはスピード系のFWで、
長身FWは高いDFラインで封殺できる。」
 
…な~んて、強気な事を言ってられたのは、一昔前の話。
 
蓋を開けてみれば、その長身FW、
ハーフナー・マイクに2ゴール1アシストと見事にやられまくりました。
 
まあ、6戦無敗で甲府に乗り込んだとは言え、
ここ最近のDF陣の体たらくぶりを考えれば、
こういう負け方をする可能性は十分に考えられただけに、
悲しいかな、特別驚きも無いんよね。
 
 
 
この試合は、前節のスタメンから、宇佐美の抜けた所に佐々木、
そして、横谷が外れて、遠藤が復帰してた。
 
佐々木に関しては、二川と併用するとどちらかが活きないという変な傾向があるけど、
この日に関しては、2人ともアシストを決めたから良かったと思う。
 
ただ、遠藤に関しては、CKから中澤のゴールをアシストしたとはいえ、
両足首の状態が思わしくないのか、試合を通して見れば、
本来のパフォーマンスとは程遠いものやった。
 
こうなってくると、必然的に武井の負担が大きくなるけど、
その武井も、3失点目のPK献上、4失点目のハーフナーへのアシストと、
甲府の勝利に大きく貢献してしまう有様。
 
アキラは3枚目のカードで、武井に代えて横谷を投入し、
前述の通り、ボロボロの状態の遠藤をワンボランチに置いて、
中2日で完璧に疲弊してしまっているチームをコントロールさせようとしたけど、
この采配には何の期待も持たれへんかったわ。
 
 
 
幸い、攻撃陣はこの日も3得点を挙げて、健在ぶりをアピールしてくれたから、
この点に関しては、ポジティヴに考えてもいいと思う。
 
イ・グノはあの新しいヘアースタイルが気に入ってんのか知らんけど、
最近好調やし、平井も久し振りにゴールを決めたし。
 
次節の磐田戦まで1週間空くうえ、ホームで戦えるから、
未だリーグ戦無敗の万博で仕切り直しといきたいところやね。
 
 
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2011年7月14日

フランクフルトの勝利の女神は、最初から日本に微笑んでいた

 
 
日本31スウェーデン
 
 
この勝利で、日本はW杯で初の決勝進出・メダル確定。
 
これだけでもすごいことなんやけど、特筆すべきなのが、
ただ試合に勝ってるんじゃなくて、華麗なパスワークで観客を魅了して勝つという、
内容も伴った試合をしていることやね。
 
だから、この結果はサプライズでも何でもない、「なでしこはすごい」じゃなくて、
「さすがなでしこ」という言い方の方が彼女たちには相応しいのかもしれへん。
 
 
 
この試合のスタメンは、準々決勝のドイツ戦から永里が外れ、
今大会初出場の川澄が名を連ねたね。
 
まあ、女子サッカーをそんなに熱心に見てる訳じゃないから、
川澄って選手がどんな選手か知らなかったっていうのもあるけど、
ドイツ戦ではあまり良くなかったとはいえ、ポストプレーヤーである永里を外すと、
前線にくさびのパスが入らなくなるんじゃないかと思った。
 
それに、もし外すんであれば、ドイツ戦で後半から入って流れを変えた、
丸山を頭から使う方がいいんじゃないかと思ったんよね。
 
ただ、そんな心配は杞憂に終わった。
 
佐々木監督がコンディションの良さを買って、スタメンに抜擢しただけあって、
抜群の運動量を生かし、前線からチェイシングをしたと思いきや、
神出鬼没な動きでペナルティエリアに侵入したりして、
常にスウェーデンにとって危険な存在であり続けたね。
 
川澄の2得点は、誰が出てもパフォーマンスが落ちない、
日本のチーム力の高さを証明する結果となったと思う。
 
 
 
まあ、さっきから日本をべた褒めしてるけど、先制したのはスウェーデン。
 
澤がCBに戻したボールが弱く、スウェーデンの選手に掻っ攫われ、
そのままシュートを決められてしまった。
 
まあ、澤本人も言っていたように、こういう試合で一番ミスをしてはいけない選手が、
ミスをしてしまったわけやけど、そのミスを自分のゴールで帳消しにしてしまうあたり、
幾多の修羅場をくぐり抜けてきた、女子サッカー界のパイオニアだからこそ、
成せる技なのかもしれへんね。
 
 
 
そして、決勝の相手はアメリカ。
 
強豪であることは今さら言うまでも無いけど、
そんな相手に対しても、自分達のスタイルを貫いて戦って欲しいね。
 
今の日本ならきっとやってくれるはず!!
 
 
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宇佐美を送り出すのに、これほど相応しい試合は存在しない

 
 
ガンバ大阪32ヴィッセル神戸
 
 
いつもより30分以上早く始まった、試合中継。
 
宇佐美のJリーグでのゴール集や、インタビューを見ながら、
しみじみと「もう俺たちだけの宇佐美じゃなくなるんやな」って感じで浸ってたら、
スタメンに遠藤の名前が無くてビックリ。
 
てっきり、浦和戦で痛めた両足首が大宮戦で悪化したのかと思ったけど、
急性の腰痛らしいね。
 
正直、「こんな大事な試合で…」って思ってしまったけど、
武井と、遠藤の代わりに入った横谷のダブルボランチでも、
意外と戦えてたのが、良い意味で計算外やったわ。
 
まあ、中盤のタメとか、展開力とか、物足りない部分はあるにはあったけど、
普通のボール回しですら、見ててヒヤヒヤしてしまうDFラインに比べたら、
よっぽど安心して見てられたね。
 
 
 
前半は、加地さんが珍しく見事なアーリークロスを入れたのにも関わらず、
イ・グノがヘディングを決めれなかったり、平井が良いタイミングで裏に抜け出したのに、
トラップが長くなってそのままゴールラインを割ってしまったりと、
崩せそうで崩せない展開。
 
このまま前半終了かなと思ってたら、
宇佐美がゴール前中央から右サイドのイ・グノへ展開、
イ・グノのシュートのこぼれ球を押し込んだ、二川のゴールで先制!! 
 
ガンバが誇る10番から、ガンバユースの後輩へ送る惜別のゴールで、
良い感じで前半を終了したけど、これで安心しているガンバサポはいなかったはず。
 
後半の早い段階で追加点が欲しいところやったね。
 
 
 
しかし、後半は前半と試合展開にさしたる変化は無く、
刻々と時間だけが過ぎていったんやけど、そんな閉塞感を打ち破るべく、
アキラが切ったカードは平井に代えてキム・スンヨン。
 
TV画面越しから伝わってくるスタンドの盛り上がりは、
彼が色んな意味で人気者やということを証明してるわ。
 
ただ、てっきり、大宮戦の時と同じようにスンヨンはFWに入るのかと思ったら、
中盤左サイドに入り、宇佐美が1列上がってイ・グノと2トップを組む形に。
 
こういう交代って今まで無かったけど、アキラは宇佐美のラストゲームで、
宇佐美自身にゴールを決めて欲しかったんやろうね。
 
 
 
そして、そのアキラの期待に2分後に応えてしまうのが、宇佐美が千両役者たる所以。
 
左サイドからDFラインの裏へ抜け出したイ・グノが、GKと1対1。
 
イ・グノは自分で打つ事も出来たやろうけど、右斜め後ろを走る宇佐美へ、
「どうぞ決めてください」というメッセージ付きののラストパス。
これを宇佐美がきっちりと決め、自身のラストゲームに華を添えたね。
 
「やっぱりこういう試合でゴールを決めるあたり、宇佐美は持ってる選手なんやな。」
「ガンバでのデビュー戦の、FCソウル戦もそうやったもんな。」
 
…って、感激してる間に、スローインのミスからあっさりと失点してしまうのが、
ガンバ大阪というチーム。
 
わかってはいるんやけど、もう少し余韻に浸りたかった…
 
 
 
でも、宇佐美劇場はまだ終わらない。
 
今度は、右サイドの宇佐美から、ゴール中央へ走り込んだイ・グノへ、
さっきのお返しと言わんばかりのスルーパス。
 
これをイ・グノがきっちりと押し込んで、3点目。
 
そして、このゴールの後、遠藤と佐々木が投入され、
宇佐美のラストゲームのエンディングの舞台は整った…かに思いきや、
ポポのヒールパスから、パク・カンジョに決められ3-2。
 
「やっぱりこうなるのね」と苦笑いしながらも、
同点ゴールを許すという、ありえない失態までは犯すことなく、
このままスコアは動かず試合終了。
 
まあ、ラストプレーで、ガンバキラーの茂木がシュートモーションに入った時は、
背筋が凍りつきそうになったけども…。
 
 
 
本音を言えば、宇佐美がこれまで見せてくれたプレーを思い出しながら、
この試合での宇佐美の一挙手一投足を目に焼き付けたいと思ってたけど、
最後らへんはハラハラして、正直、それどころじゃなかったね。
 
でも、宇佐美のガンバでのラストゲームは、
これ以上無いって言うほど、いかにもガンバらしい試合やった。
 
宇佐美はこういうガンバを見て育ったんやと思うし、
むしろ、これはこれで良かったんやと思う。
 
試合後の挨拶で、「寂しいけど、自分には夢がある」って宇佐美は言ってたけど、
宇佐美の夢はガンバサポの夢と同義。
 
ガンバサポの夢を背に、ヨーロッパでも輝け!宇佐美貴史!!
 
  
  
♪宇佐美貴史 オオ 宇佐美貴史 オオ 
宇佐美ゴール 宇佐美ゴール 宇佐美貴史! Get Goal!!♪
 
 
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2011年7月11日

大宮にてスンヨンごめんなさい祭り開催

 
 
関東サポの自分としては、NACK5での試合は、
是が非でも行きたかったところやったんやけど、
昨日は仕事だったので、参戦できませんでした。
 
しかも、そんな行けなかった試合に限って、
こんなに面白い試合をするんやもんな。
 
 
ガンバ大阪32大宮アルディージャ
 
 
試合を見てないので、内容の方はサクッと書きます。
 
前半早々にイ・グノのゴールで先制したのは「良かった」けど、
「これで大丈夫だ」と思ったガンバサポはいなかったはず。
 
案の定、前半終了間際に同点に追いつかれ、
後半に入ると逆転されてしまったね。
 
夜の8時半頃に携帯サイトで、1-2で負けてるっていう速報を見た時は、
「もうこれはアカンかな」と思ったんやけど、
その10分後にもう1回サイトをチェックしたら、逆転してやんの。
 
たった3分間で逆転したってのにも驚きやったけど、
逆転ゴールを決めたのが、スンヨンやったのに、さらにビックリ。
 
そのままガンバが逃げ切り、勝利を収めたけど、
試合の映像を見てない者としては、「何が起こったんだ!?」
っていう気持ちが残る試合やったね。
 
 
 
それにしても、サイドバックで失格の烙印を押され、
起用法に困った揚句、FWで起用されるスンヨンを見て、
3年前にも同じような外国人がいたなぁって思ってたけど、
3年前の彼は笑えるエピソードだけ残して、結果は残さんかったからね。
 
その点、スンヨンはこの試合で決勝ゴールを挙げたことにより、
片足を突っ込んでいたミネイロキャラから脱することができたと思う。
 
中澤に、「色んなポジションをやらされすぎて、自分を見失ってる」
とまで言われてただけに、このゴールを機に、迷い無くプレーして欲しいね。
 
それにしても、ゴールを決めた後の土下座は、
今までチームに迷惑を掛けたという謝罪の意を表してるのか、
それとも敬礼パフォーマンスに代わる新たなパフォーマンスなのか…
 
 
 
大宮戦の逆転勝利の余韻に浸る間もなく、
水曜日にはホームで神戸戦です。
 
この試合で、青黒のユニフォームを着て、
宇佐美と一緒に戦えるのも最後になります。
 
世界に挑戦する若者を気持ちよく送り出すためにも、
この試合には絶対に勝って欲しいね。 
 
 
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2011年7月10日

ヴォルフスブルクの勝利の女神は日本に微笑んだ

 
 
日本10ドイツ
 
 
素晴らしい試合やった。
 
W杯準々決勝で、相手は大会3連覇を目指すホスト国ドイツ。
 
地元サポーターで溢れかえる、ヴォルフスブルクのスタジアムは、
日本にとって完全にアウェイの雰囲気やった。
 
それにも関わらず、延長まで縺れ込んだ激闘を制して、
日本は準決勝に駒を進めた。
 
驚きとともに、まだまだこのチームは強くなるんじゃないかっていう、
期待を抱かせてくれる、歴史的勝利やったね。
 
 
 
試合は前半から、日本は、ショートパスを繋いで攻め、
ドイツはロングボールを多用するという感じで、
両チームのチームカラーがぶつかり合う展開。
 
そんな日本のショートパス主体のサッカーが、大会が行われているドイツでは、
まるでバルサのようだと評価されてるらしい。
 
まあ、男子にも言えることやけど、
日本人は欧米人と比べて長くて正確なボールを蹴る力が劣るから、
ショートパスをベースにせざるを得ない側面もあるんやけどね。
 
この試合も、ボランチあたりまではよくボールは回っていたんやけど、
そこから前に入った時に、すぐドイツの守備陣に潰されて、
なかなか前線でボールがキープできなかった。
 
ポゼッションでは上回っているのに、
なかなかチャンスが作れないっていう、もどかしい前半やったわ。
 
 
 
そんな日本のアクセントになったのが、後半から投入された丸山やったと思う。
 
永里のように中央でポストプレーをするんじゃなくて、
中盤に下がったり、サイドに開いたりしながらボールを受け、
ドリブルでボールをキープして、前線で時間を作ってたね。
 
その影響で、澤が前半より高い位置でプレーできるようになったから、
前半より可能性のあるボールが前線に供給されるようになった。
 
これが、延長後半の丸山の決勝ゴールへの伏線になったとも考えられるね。
 
 
 
その丸山のゴールに関しては、見事と言う他無い。
 
角度の無いエリアやったから、切り返して左足で中へ折り返すことも考えられたけど、
キーパーの脇の下を抜いて、逆側のサイドネットに突き刺さる、
素晴らしいゴールやったわ。
 
しかも、このゴールをアシストした澤は、
延長前半の早い時間帯で、内転筋を痛めたみたいで、
痛みに顔を歪めながらプレーしていただけに、
あの時間帯で、あれだけの精度のパスを出せるのは流石の一言。
 
それやのに、試合後のヒーローインタビューで丸山が、
「岩渕からいいボールが来た」って言ってたのには、
「おい!(笑)」って思ってしまったけど。
 
 
 
これで日本は史上初のW杯ベスト4進出。
 
これから、またドイツのような強豪国と対戦することになるけど、
日本ならきっとやってくれるはず。
 
準決勝では、個人的に、この試合で途中出場したにも関わらず、
これと言った活躍ができずに途中交代させられてしまった、
岩渕の奮起に期待したいところやね。
 
この試合が終わった後、皆が喜んでる中、
とても悔しそうな顔をしてたのが印象的やったからね。
 
 
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2011年7月7日

悩めるセレステ・イ・ブランコ

 
 
世間では、「アルゼンチン代表のサッカー選手と言えば?」
って聞かれると、メッシの名前が一番多く挙がるんやろうけど、
俺の中でアルゼンチン代表っていうと、未だにバティストゥータや、
ベロンのイメージが強いんよね。
 
それは、メッシのバルセロナでの輝かしいキャリアとは相反して、
アルゼンチン代表ではこれといった功績を残せていないから。
 
メッシ自身は愛国精神が強いだけに、
代表チームで結果を残せてない現状に心苦しい思いをしていると思うけど、
今回の自国開催のコパ・アメリカはアルゼンチン代表として、
何かを達成するチャンスではあると思う。
 
ただ、その道はなかなかに険しいもんやわ。
 
 
アルゼンチン00コロンビア
 
 
アルゼンチンでのメッシは、バルセロナと同じく、
3トップの真ん中の位置で起用されて、攻撃の全権を委ねられてるけど、
周囲と確固たる連携が確立されていない代表チームで、
バルセロナのように中央でメッシに色んな事をやらせるのは酷。
 
むしろ、バルセロナでデビューしたばかりの頃のように、
右サイドに張ってプレーした方が、役割も明確になっていいと思うんやけど。
 
それに、前の試合のボリビア戦を見てても思ったけど、
アルゼンチンは、3トップとその他7人の距離が空き過ぎて、
攻守分業みたいになるシーンが多いんよね。
 
普段、バルセロナで、シャビやイニエスタなどの中盤の選手の、
的確なサポートを受けてプレーしているメッシにしてみたら、
これはやりにくい環境ではあると思う。
 
実際、後半にイグアインを投入して、メッシをフィニッシャーの役割から解放し、
さらにガゴを投入して、メッシを中盤と前線とのリンクマンの役割から解放したことで、
メッシがやるべき事をある程度限定したあたりから、チームのリズムが良くなったしね。
 
そう考えると、今のアルゼンチン代表は、
メッシ1人を最大限に生かすために、チーム全体を犠牲にしてる印象を受けるわ。
 
 
 
対するコロンビアはとても良いサッカーをしていたと思う。
 
アルゼンチンのGKのロメロが大当たりだったせいで、
ゴールを割ることができなかったけど、攻守の切り替えが速くて、
ボールを奪ったら、一気に前線に畳み掛けるカウンターは見応えがあったわ。
 
個人的には、ポルトでプレーしているラダメル・ファルカオに注目してたんやけど、
この試合では、あまり存在感を発揮できてなかったね。
 
まあ、個人で打開するタイプの選手じゃなくて、
DFラインとの駆け引きで勝負するタイプの選手やから、
中盤からいいパスが来ないとさすがに苦しいか。
 
決勝トーナメントでは、今シーズンのポルトでの活躍に見合った
パフォーマンスを見せて欲しいね。
 
国際試合の大舞台から遠ざかって久しいコロンビアやけど、
ファルカオもそうやし、中盤のスニーガなど、いい選手も多いから、
かつて南米の第3勢力だったコロンビアが帰ってくる日も近そうやわ。
 
 
 
これでアルゼンチンは、グループリーグ2試合を終えて2分け。
 
まあ、次、コスタリカに勝てば決勝トーナメントには進めるけど、
パフォーマンス的な部分に関して言えば、
試合後の観客の大きなブーイングが象徴してるわ。
 
自国開催の南米選手権で、よりによってライバルのブラジルに、
花を持たせるような事はあってはならないので、
セレステ・イ・ブランコの意地に期待したいね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2011年7月3日

あの日から空白になっていた時間を取り戻すための第2節

 
 
埼スタ行ってきました。
 

写真を見てもらえばわかると思うんやけど、
ゴール裏のチケット争奪戦に敗れたため、メインアッパースタンドからの観戦でした。
 
ガンバのアウェイゲームを、ゴール裏以外から観戦するのは初やったし、
しかもそれが自分の周りが赤に囲まれることが必至である、
埼スタでの浦和戦になるとは思ってもみなかったわ。
 
でも、メインアッパーにはガンバサポの人も多くいたみたいで、
宇佐美のゴールの時、自分の周囲からも歓声があがったのは心強かったけどね。
 
 
ガンバ大阪11浦和レッズ
 
 
ガンバの選手で浦和戦が大好きな選手と言えば、遠藤さん。
 
しかも、ここ最近は絶好調で、3試合連続ゴール中という事もあり、
4試合連続ゴールは固いかなと思ってたら、そう上手くはいかんかったね。
 
と、言うのも、前半から鈴木啓太が徹底的なマンマークで、
遠藤の側を片時も離れず、自由にプレーさせないようにしてた。
 
だって、遠藤がDFラインでのボール回しに参加するために、
CBの山口と中澤の近くにボールをもらいに行っても、鈴木啓太がついてきてたからな。
 
まあ、実際、ガンバは遠藤を経由して良い形は作れてなかったし、
浦和の遠藤封じに関しては、これはこれで機能してたんやと思うけど、
鈴木啓太が交代してから、浦和が猛攻を開始したように、
浦和の選手にとってみれば、やりにくかったんやろうね。
 
今後も、同じようなやり方で遠藤を抑えに来るチームもあると思うから、
そういう時は二川と武井あたりが、
どれだけ遠藤に代わって中盤を作れるかが重要になってくるんやろうけど、
この日に限って言えば、2人にそれが出来ていたかと言えば、出来てないわな。
 
 
 
ガンバがこの試合に勝てなかった要因として、
やっぱり2点目を取れなかったことかなと思う。
 
リーグ戦で毎試合失点してる事を考えれば、
「1点取って逃げ切れる」なんて事を考えてたガンバサポはいなかったやろうし。
 
逆に、1試合平均1.1点しか取れてない浦和の攻撃陣を考えれば、
平井やイ・グノが決定機をしっかりとモノにして、2点目を挙げてれば、
浦和にとどめをさすこともできたはず。
 
アドリアーノが移籍したことで、ガンバ本来のパス回しが蘇り、彼の移籍後3試合は、
「逆にアドリアーノいなくなって良かったんちゃう?」って感じやったけど、
この試合に限って言えば、初めて彼が抜けた穴を感じた試合やった。
 
 
 
一方で、浦和はエジミウソンが抜けたことが逆に功を奏したように見えた。
 
中央でボールを収められるエジミウソンがいなくなったことにより、
ガンバの両SBの後ろのスペースにロングボール攻勢を仕掛け、
原口や田中達也を走らせることで、チャンスを多く作ってたね。
 
原口の同点ゴールもこの形からやったし。
 
まあ、いい形を作られても、田中達也や原のシュートが全然枠にいかなかったのが、
ガンバ的には救われたんやけど、浦和はそういう最後のフィニッシュの部分を、
新加入のセルビア人FWに任せたい考えなんかもね。

この試合に勝てなかったことは残念やったけど、
首位の柏が、お隣さんごときにボロ負けしてくれて、
勝ち点差が5に縮まったので、及第点。
 
次節の大宮戦は、参戦予定やったけど、
急遽仕事が入ってしまったので、現地で応援はできません。
 
でも、浦和戦から中7日あるし、
上手い事調整して、もう一度埼玉に乗り込んで欲しいね。
 
 
 
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