2011年7月14日

フランクフルトの勝利の女神は、最初から日本に微笑んでいた

 
 
日本31スウェーデン
 
 
この勝利で、日本はW杯で初の決勝進出・メダル確定。
 
これだけでもすごいことなんやけど、特筆すべきなのが、
ただ試合に勝ってるんじゃなくて、華麗なパスワークで観客を魅了して勝つという、
内容も伴った試合をしていることやね。
 
だから、この結果はサプライズでも何でもない、「なでしこはすごい」じゃなくて、
「さすがなでしこ」という言い方の方が彼女たちには相応しいのかもしれへん。
 
 
 
この試合のスタメンは、準々決勝のドイツ戦から永里が外れ、
今大会初出場の川澄が名を連ねたね。
 
まあ、女子サッカーをそんなに熱心に見てる訳じゃないから、
川澄って選手がどんな選手か知らなかったっていうのもあるけど、
ドイツ戦ではあまり良くなかったとはいえ、ポストプレーヤーである永里を外すと、
前線にくさびのパスが入らなくなるんじゃないかと思った。
 
それに、もし外すんであれば、ドイツ戦で後半から入って流れを変えた、
丸山を頭から使う方がいいんじゃないかと思ったんよね。
 
ただ、そんな心配は杞憂に終わった。
 
佐々木監督がコンディションの良さを買って、スタメンに抜擢しただけあって、
抜群の運動量を生かし、前線からチェイシングをしたと思いきや、
神出鬼没な動きでペナルティエリアに侵入したりして、
常にスウェーデンにとって危険な存在であり続けたね。
 
川澄の2得点は、誰が出てもパフォーマンスが落ちない、
日本のチーム力の高さを証明する結果となったと思う。
 
 
 
まあ、さっきから日本をべた褒めしてるけど、先制したのはスウェーデン。
 
澤がCBに戻したボールが弱く、スウェーデンの選手に掻っ攫われ、
そのままシュートを決められてしまった。
 
まあ、澤本人も言っていたように、こういう試合で一番ミスをしてはいけない選手が、
ミスをしてしまったわけやけど、そのミスを自分のゴールで帳消しにしてしまうあたり、
幾多の修羅場をくぐり抜けてきた、女子サッカー界のパイオニアだからこそ、
成せる技なのかもしれへんね。
 
 
 
そして、決勝の相手はアメリカ。
 
強豪であることは今さら言うまでも無いけど、
そんな相手に対しても、自分達のスタイルを貫いて戦って欲しいね。
 
今の日本ならきっとやってくれるはず!!
 
 
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