2016年12月30日

2016年シーズン・参戦記録



ホーム吹田スタジアムでの戴冠の夢破れ、
予定より少し早めのオフに突入してしまったことで、
頭の中はすっかり高校サッカー選手権モードになっているのですが、
一応、毎年、シーズンの締めに書いているこ記事なので、
今年も書き留めておきたいと思います。



【2016年シーズン 参戦記録】

3月6日 J1 vs甲府 @小瀬 1-0 勝ち
4月10日 J1 vs 仙台 @ユアテック 3-1 勝ち
4月24日 J1 vs 福岡 @博多の森 1-0 勝ち
4月29日 J1 vs 川崎 @吹田 0-1 負け
5月8日 J1 vs 新潟 @ビッグスワン 0-0 引き分け
5月29日 J1 vs FC東京 @味スタ 0-1 負け
7月2日 J1 vs 鹿島 @カシマ 3-1 勝ち
7月13日 J1 vs 大宮 @NACK5 0-0 引き分け
7月23日 J1 vs 柏 @日立台 2-3 負け
8月13日 J1 vs 磐田 @エコパ 2-0 勝ち
8月27日 J1 vs 湘南 @平塚 2-1 勝ち
9月17日 J1 vs 名古屋 @豊田 3-1 勝ち
10月1日 J1 vs 浦和 @埼スタ 0-4 負け
10月9日 LC vs 横浜 @日産 1-1 引き分け
10月15日 LC vs 浦和 @埼スタ 1-1(PK 4-5) 負け
10月22日 J1 vs 横浜 @日産 2-2 引き分け
11月3日 J1 vs 川崎 @等々力 3-2 勝ち
11月20日 J3 vs YS横浜 @三ッ沢陸 0-2 負け
12月24日 EC vs 横浜 @日産 2-1 負け



19戦、8勝4分7敗



関東サポなのでアウェイの参戦が中心ながら、
直近の2年間は2桁勝利を達成していたのですが、
ここに来て途絶えてしまいました。

例年、夏場から調子を上げてくる傾向のあるガンバさんですが、
今季に関しては、タイトルレースが佳境に差し掛かる10月以降で、
勝ち点3を取りこぼす試合が目立ったね。

その、10月以降の試合が、関東アウェイが多かったことで、
自分の参戦成績にも影響が出てしまったかなと思う。

今季は、吹田スタジアム元年と言うこともあって、
ホームの試合の参戦数を増やしたかったところだったけど、
結局、参戦できたのはゴールデンウィークの川崎戦のみ。

シーズン序盤は、ホームで勝ち点を落とす試合が多く、
「ホームなのに鬼門」と言われることもあったけど、
シーズン終盤になるとホームでの戦績が向上し、
吹田スタジアムをようやく自分の家にした感があったね。

来季は、3年ぶりに大阪ダービーが開催されるということもあるので、
今季より多く、吹田スタジアムに足を運びたいと思います。





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2016年12月26日

日産スタジアムに青黒サンタからのプレゼントは届かなかった



日産行ってきました。





ガンバ大阪12横浜F・マリノス


3連覇を目指して挑んだ今季の天皇杯だったけど、
その挑戦はベスト8であっけなく幕を閉じました。

ガンバが天皇杯の3連覇に挑むのは今回が2度目だけど、
今季の天皇杯の決勝の会場は、我らがホームの吹田スタジアムと言うこともあって、
決勝進出は至上命題と言っても過言じゃなかっただけに、
この結果は物足りないと言わざるを得ないね。



11月上旬に天皇杯の4回戦を戦ってから、
約1か月半ぶりの試合と言うこともあって、
フィジカルとメンタルの両面で調整が難しかったというのは、
もちろんあったはず。

ただ、メンタル面での調整と言う意味では、
この1か月半の間、チーム内での不協和音が取り沙汰されていた、
マリノスの方が難しさを抱えていると思っていたので、
今季、3分1敗と一度も勝てていない相手ではあったけど、
付け入る隙は十分にあるんじゃないかと思っていた。

ところが、蓋を開けてみると、
ケガをしているわけでもないのにスタメンを外れた阿部、岩下、大森。

マリノスからの興味が囁かれていた金正也のミスで与えたPKから、
献上した先制点。

後半アディショナルタイムの明後日の方向に飛んで行った大森のシュート。

一体感に欠けていたのはガンバの選手達の方だったように見えたね。



また、1か月半のブランクの間に故障者を出したのも誤算だった。

この試合では東口の代わりに藤ヶ谷がゴールマウスを守っていたけど、
ゴールキックを自陣にいるマリノスの選手に渡してしまうなど、
終始、キックは不安定だったように思う。

失点に関しては、東口でも防ぐことはできなかったと思うけど、
オフサイドを取ってもらった失点を免れた場面に関しては、
お家芸の中途半端な横っ飛びも見られたしね。

まあ、藤ヶ谷のこのパフォーマンスは今に始まったことではないので、
今更どうにかなるとは思っていないけど、
この藤ヶ谷よりも計算できないほど、田尻は使えないんだろうか。



これで今季の全日程が終わり、1か月半ぶりに試合をしたばかりなのに、
これからまたオフに突入します。

試合後の長谷川健太の話を聞く限り、
来季は攻撃的なチーム作りを目指そうとしているみたいだけど、
今のところ、INよりもOUTの話題が多い中で、
どんなチームになるんでしょうね。

まあ、ガンバにACLプレーオフ出場権が転がり込んでくることに期待して、
鹿島と川崎の天皇杯の戦いぶりを眺めつつ、
移籍市場の情報を追いますかね。




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2016年12月4日

大阪ダービーは好きだけど、セレッソ大阪が勝つのは嫌いだ



セレッソ大阪10ファジアーノ岡山


僕は東京に住んでいるので、自分の周りにいるガンバサポーターは、
「浦和戦が一番燃える」と言う人が多いんだけど、
大阪在住だった頃も含めて15年と言う、
人生の半分の年月をガンバサポーターとして過ごしている自分にとって、
一番燃える試合は今も昔も大阪ダービーである。

なので、今回、セレッソがJ1昇格プレーオフを制したことで、
来季から大阪ダービーが復活するのは、喜ばしいことのはずなんだけど、
セレッソの選手が喜んでいる姿を見るのは気分が悪いので、
非常に複雑な心境でセレッソのJ1昇格と言う事実を受け止めている。



条件反射的に、セレッソの対戦相手のチームを応援する癖がついているせいか、
この試合でも、何の躊躇もなく岡山を応援。

自身が元セレッソであるにも関わらず、
「J1に大阪のチームは2つもいらんでしょ」なんて、
大きなことを言っていた、我らがキング・カジの存在も、
岡山を応援する要素になったね。

前半、セレッソに主導権を握られながらも、
粘り強く耐えて0-0で試合を折り返し、
後半から前に出ていくというのは、岡山のプラン通りだったと思う。

ただ、強い雨が降っていた影響もあったとは思うけど、
平凡な繋ぎのミスや、ボールのコントロールを誤る選手が多く、
何度か訪れたカウンターのチャンスも、決定機につなげることができなかった。

チーム最多得点の押谷が体調不良でこの試合を欠場した影響はあっただろうけど、
この戦力では、J1に上がったところでまともに戦えないだろうなと、
思わざるを得なかったね。



ただ、岡山と比べて戦力が充実しているはずのセレッソが、
岡山と対して変わらないレベル感のサッカーをしていたのには驚かされた。

ガンバサポがセレッソを見ているので、
どうしてもかなり偏見の入った評価になってしまうけど、
どうやって点を取るのか、どこでボールを奪うのかと言った、
共通理解がチームの中に存在せず、
タレントの質だけでなんとなくチームが成り立っている感が否めなかった。

こんなサッカーをしているようでは、
これまで昇格プレーオフを勝ち抜いてJ1昇格を決めたクラブと同様に、
1年でのJ2降格の憂き目に遭うだろうね。

まあ、もっとも、来季は大熊がフロントに戻り、
ベンチには尹晶煥が座ることになると思うので、
こんな無秩序なチームは今季で見納めになるだろうけども。

ただ、セレッソの軟弱な選手たちが、
尹晶煥がサガン鳥栖で見せていたような、「走れ、ぶつかれ」の、
軍隊サッカーを体現できるとは想像し難いけどね。



これまで、大阪ダービーは何度も行われているけど、
吹田スタジアムで行われるダービーは初めてなので、
これまでとは違う雰囲気が味わえるという意味での楽しみはあるね。

3年ぶりにJ1のピッチに戻って来るセレッソに、
J1の厳しさを改めて教えてやろうじゃありませんか。















2016年12月3日

鹿島を勝利へ導いたペトロヴィッチ



浦和レッズ12鹿島アントラーズ


お互いに様子を窺いながら試合を進めていた1stlegとは打って変わって、
チャンピオンシップを制するためには、
2点以上を奪ったうえでの勝利が必要な鹿島が、
序盤から前掛かりに出たことで、早い時間帯から動きの多い試合になったね。

また、1stlegでは、家本の神経質な笛が、
試合を細切れにしていた感があったけど、
この試合を裁いた佐藤隆治主審が、上手く試合をコントロールしたことで、
お互いに攻守の切り替えが早く、球際の激しい好ゲームを見事に演出したね。

両チームのファン以外の人が見ても満足できる、
好ゲームだったんじゃないでしょうか。



この試合の先制点は浦和。

右サイドからの高木のクロスを、ファーでフリーになっていた興梠が、
見事なボレーで鹿島のゴールマウスを陥れたね。

このゴールは、アタッキングサードで興梠と入れ替わるような形で、
ニアサイドへ走ってマークを引きつけ、ファーの興梠をフリーにした、
武藤のフリーランニングが秀逸だったね。

すると、やられた側の鹿島が、
前半の終盤に、同じような形のゴールで同点に追いついたのは面白かった。

遠藤康が利き足とは逆の右足で上げたクロスに対し、
ファーでフリーになっていた金崎が頭で押し込んだものだったけど、
この場面では柴崎がニアへ走ってマークを引きつけていたからね。

同点に追いついたことで勢いづいた鹿島は、
後半34分に、鈴木優磨が槙野に倒されて得たPKを、
金崎が決めて逆転に成功。

1点リードして、残りの時間で茨城県の南沿岸部に伝わる伝統芸能、
鹿島るを披露し始めた鹿島の選手たちの前では、
リーグ戦で鹿島に勝ち点差15をつけていた浦和ですら無力だったね。



アウェイで行われた1stlegで勝利し、ホームで行われた2ndlegでも先制し、
圧倒的に有利と見られていた浦和が敗北。

ここ数年、終盤の失速でタイトルを獲得できずにいた浦和だったけど、
10月のリーグ戦とルヴァンカップの決勝で目の当たりにした浦和からは、
憎たらしいほど強かった2000年代中頃の雰囲気が感じられたので、
正直、この結果は意外だった。

結果的に、槙野のPK献上が試合を決定づけることになってしまったけど、
この試合の戦犯はペトロヴィッチだったのは火を見るよりも明らか。

前半のうちにタイスコアに戻されたとは言え、
チャンピオンシップ制覇のために鹿島はあと1点必要な状況だったので、
有利なのは浦和の方だったはずなのに、
何を思ったのか、青木、駒井、ズラタンと、
バタバタと交代カードを切って、チームのバランスを崩し、
みすみす鹿島に付け入る隙を与えてしまった。

2年前のリーグ32節や、今年の元日の天皇杯決勝などで、
ガンバサポーターは既視感のある光景だったんじゃないだろうか。

リーグで勝ち点74という素晴らしい成績を残したけど、
これはあくまで浦和の選手達の頑張りによるもので、
この監督自身は何も成長していないんじゃないかと思わせられる試合だったね。



昨季は、年間勝ち点1位の広島が順当にチャンピオンシップを制したことで、
理不尽な状況は起きなかったけど、
今季は、2ステージ制というルールにより、
リーグ戦3位の鹿島が年間チャンピオンという、
歪な状況が出来上がってしまった。

そして、その2ステージ制の被害者になったのは、
2ステージ制復活に一番反対していた浦和だったというのは、
何と言う皮肉だろうか。

まあ、来季からはまた1シーズン制に戻るので、
浦和の皆さんは、気を取り直して年間勝ち点1位を目指してください。

ただ、強いチームがずっと勝ち続けられるほど、
Jリーグは甘くないよとは言っておくけどね。