2011年9月28日

所詮は弱い方ということですわ

 
 
セレッソ大阪16全北現代
 
 
まあ、所詮セレッソやから、そのうち負けるやろなと思ってたけど、
いくらなんでも弱過ぎるやろ。
 
前半はまだ持ち堪えてたけど、
後半に2点目入れられてから、やられ放題やったやんけ。
 
先週の1st legが終わった後のブログで書いたように、
別にセレッソを応援してたわけじゃないけど、
ガンバに勝って次のステージに進んだんやから、もうちょっと根性見せろよって感じ。
 
どれだけの日本人がこの日のセレッソを応援したか知らんけど、
一応日本代表として戦ってんのに、こんなみっともない姿を国際舞台で晒すなよな。
 
 
 
確かに、前半開始直後にキム・ボギョンが鼻骨を砕かれたシーンに象徴されるように、
ラフプレーは多かったけど、韓国とか中国のチームってこんなんやん。
 
彼らのラフプレーを肯定する気はさらさら無いけど、
全北がこういうプレーをしてくることは、事前に予想できたわけやから、
今更、大声を上げて指摘するような問題じゃないと思うし。
 
まあ、そう考えると、ガンバがアジアチャンピオンになった時は、
決勝トーナメントで韓国・中国勢と当たらなかったのはラッキーやったと思うね。
 
 
 
でも、この試合で一番驚いたのは、後半の松木やったな。
 
あんなにおとなしくサッカー観戦できるんやね。
NHKで中継してんのかと錯覚してしまいそうやったわ。
 
 
 
セレッソがACL敗退したことで、JのチームがCWCの出場権を得るためには、
リーグ優勝して、開催国枠での出場を狙うしかなくなりました。
 
とは言っても、残りのリーグ戦をCWCの出場権の為に戦うっていうのは、
ちょっと違うかな。
 
ガンバがACLを制した時も、CWCに出たいっていう気持ちじゃなくて、
純粋にアジアチャンピオンになりたいっていう気持ちの方が強かったと思うしね。
 
だから、Jリーグの優勝チームにCWCの出場権が与えられるっていう風になっても、
純粋にリーグ優勝をしたいっていう気持ちがブレたらアカンと思う。
 
CWCとか、そんなんは一旦横に置いといて、
あの銀皿を天高く掲げることを目標に、1試合1試合戦っていきたいね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2011年9月25日

また西野朗が3バック症候群を発症してしまった

 
 
ガンバ大阪02ヴァンフォーレ甲府
 
 
昨日は仕事だったので、試合を見ることができませんでした。
 
まあ、家帰ってから、録画を見返そうと思ってたんやけど、
結果を知ってしまった以上、そんな気が起こるはずも無く…。
 
せっかく録画してくれたHD君には申し訳ないけど、
この試合の映像は見ずに消去させてもらうわ。
 
 
 
試合を見ていないから、詳しい事は言えんのやけども、
内容を聞く限り、今年もアキラがあの病気を発症してしまったようですな。
 
『突発性3バック症候群』
 
ガンバが困った状況に陥った時に発症するが、
ほとんどの確率でさらに困った状況になってしまうという、
なんとも厄介なウチの監督の持病なんですわ。
 
しかも、今回に関しては、事前に練習もしていなかったせいで、
マークの受け渡しの確認をしている間に失点してしまうという、
首位に立つチームとは思えない、なんとも情けない失態。
 
アキラがこれだけ失敗しても、まだ3バックを攻撃のオプションとして考えてるのは、
2007年のナビスコカップの決勝で上手くいったことに味を占めてるからなんやろうけど、
「あれからもう4年も経ってるんやぞ」って、誰か教えてやってくれ。
 
 
 
あと、ビハインドの状況で平井が投入されたみたいやけど、
この交代もよくわからんよな。
 
今まで、劣勢の状況で平井を投入して、
上手くいった試しなんて無いと思うんやけど。
 
大体、平井がゴールを決める時って、
1点差か2点差でリードしている状況っていうのが多いからね。
 
最近の試合では、アフォンソを優先的に起用してきたのに、
ここに来て平井とは、アキラのベンチメンバーの序列はどうなってんやろ?
 
 
 
マリノスが仙台に負けたことで、勝ち点を引き離すチャンスやったのに、
ホームでこの取りこぼしはあまりにも痛すぎる。
 
次節はアキラの大好きな浦和戦。
 
ガンバの創立20周年記念試合やけど、この試合のように監督がブレてしまうと、
せっかくのメモリアルゲームに泥を塗ってしまうかもしれへん。
 
34節が終わった後に、順位表の一番上にいたいと本気で考えてるんやったら、
これ以上の取りこぼしは絶対に許されへんね。
 
 
 
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2011年9月22日

鳥栖スタジアムで奏でるモノトーン

 
 
21日は、仕事から帰って、
家で晩飯を食いながらU-22の試合を見ようかなと思っていたのに、
台風で電車動かんから家帰れねーでやんの。
 
とりあえず、19時30分まで駅の構内で電車動くの待ってたんやけど、
「今から家帰っても、キックオフの時間に間に合わんよな~」
って思ったので、駅から徒歩1分のスポーツバーで観戦することに。
 
 
こんな台風の日に、スポーツバーで代表の試合を見ようなんて人は少ないのか、
それとも、今のU-22の人気が無いのか知らんけど(後者でないことを祈る)、
50席の店内に客は俺を入れて3人だけという、ほぼ開店休業状態。
 
スポーツバーをほとんど貸し切った気分でサッカー観戦するのも、
悪い気はしなかったけど、やっぱりこういう場に来たからには、
大勢の客と一緒に盛り上がりたいなぁと思ったね。
 
まあ、こんな試合展開じゃ、大勢の客がいても盛り上がりに欠けたと思うけど…。
 
 
日本20マレーシア
 
 
正直、個人のレベルで言えば、スコア以上の差はあった。
 
原口のドリブルはファウル無しでは止められないぐらいやったし、
永井のスピードには、誰も全然ついていけてなかったし、
清武と東の大分ユース時代から培った連携は、相手守備陣を翻弄していた。
 
でも、2点しか獲れなかった。
 
相手GKが当たっていたってのもあるけど、最大の理由は緩急だったと思う。
 
 
 
日本の攻撃を見てると、ほとんど同じリズムで攻め続けてて、
速攻と遅攻を使い分けるような工夫が乏しかった印象を受けたね。
 
前半の早い時間帯は、日本の攻撃にマレーシアがついていけなくて、
先制することができたけど、時計が進むにつれ、
マレーシアが日本の攻撃のリズムに慣れてくると、上手く守られてしまい、
なかなか追加点を奪うことができなかった。
 
ハーフタイムに関塚さんからその辺の指摘があったのか、
後半に入って、緩急をつけようとする試みが垣間見えたけど、
後半14分に永井が投入されてから、
永井を狙ったロングボールが増えて、また単調になってしまった。
 
まあ、U-22だけじゃなく、A代表でも、
遠藤が試合に出てないとこんな感じになることがあるから、
つくづく遠藤の代わりが務まるプレーヤーって日本にいないんやなって思ってしまうわ。
 
 
 
とは言え、このチームの最大のミッションは、五輪の出場権を獲得することやから、
内容云々は抜きにして、結果的に2-0での勝利は合格。
 
グループ4チーム中1位しか五輪へのストレートインができないという、
厳しいレギュレーションやけど、
個人的には2位通過で大陸間プレーオフを戦うのもアリかなと思う。
 
この世代は、U-20W杯の出場を2大会連続で逃していることから、
ガチな国際試合の経験が少ないんよね。
 
だから、このままストレートで本大会に出場しても、
北京の二の舞になる可能性は高いと思う。
 
そう考えると、大陸間プレーオフっていう緊迫感のある試合を経験した方が、
本大会に出場した時に活きるんちゃうかな
…って、そんな事をガラガラのスポーツバーで考えてたんやけどね。
 
 
 
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2011年9月19日

この勝ち点1がどういう意味を持つかは、今後の戦い方次第

 
 
日産行ってきました。
 
 
最近、ロードバイクを購入し、鶴見川のサイクリングロードをよく走っているので、
日産スタジアムの近くはほぼ週1、2のペースで訪れています。
 
大体、自宅から20分ぐらいの距離やねんけど、駐輪所に停めてて、パクられたら嫌なので、
今回はJR横浜線でゴトゴト揺られながら来ました。
 
 
ガンバ大阪11横浜Fマリノス
 
 
「加地リョー」という、元代表選手に対するあまりにもリスペクトを欠いた
選手紹介のアナウンスで始まったこの試合。
 
前半から一進一退の攻防が続くも、先制したのはマリノス。
 
あれだけゴール前でワンタッチでボール動かされたら、
なかなか止めるのは難しいかな。
 
兵藤のシュートも巧かったし、これは相手を褒めるしかないね。
 
 
 
堅守を誇るマリノス相手に序盤でビハインドを背負う苦しい展開。
 
こういう時こそ、リーグ最多得点の攻撃陣の真価が問われるところやったけど、
この日は、遠藤さんの調子が今一つ上がらず。
 
神戸や大宮相手なら、故障を抱えていても省エネモードでなんとかなったけど、
マリノスのような強豪が相手になってくると、
そういう小細工はなかなか通用しないっていうことなんかね。
 
こういう展開なら、二川が遠藤に代わって攻撃のタクトを振うべきなんやろうけど、
その二川の動きもイマイチで、中盤がどうにもこうにもいかなくなってた。
 
さらに、右サイドの武井の所で攻撃が詰まるシーンが多くて、
グノが右サイドのフォローに回っていたけど、
結果的にこれがゴール前の人数を減らしているような印象を受けたわ。
 
この試合の流れから言って、
後半に入ってアキラが二川と武井を交代させたのは納得のいく采配やったわ。
 
 
 
後半11分に、前を向いて勝負ができるスンヨンとアフォンソが入ったことで、
グノとラフィーニャがゴール前に専念できる状況が出来上がり、
マリノスゴールに畳み掛けるガンバ。
 
ここ3試合失点が無かったから、ビハインドを追いかける時の、
鬼気迫るガンバを見ていなかったので、この攻撃は本当に見応えがあった。
 
そして、後半13分に藤春のクロスを、
中央で待ち構えていたラフィーニャが合わせ、待望の同点弾。
 
藤春は、前半はかなり微妙やったけど、尻上がりに調子を上げてきたね。
 
中が高いマリノスの守備網をかいくぐる、見事なクロスやったわ。
 
 
 
この後も、アフォンソとグノに決定機が訪れるも、
ポスト直撃と飯倉の好セーブに阻まれて、得点することができず。
 
逆にセットプレーでピンチを招く場面もあったけど、
ここは俊輔と狩野が出てなかったから助かったね。
 
6月での万博での試合の時は、遠藤のプレースキックから2点獲ったから、
遠藤の故障で、その飛び道具が使えないのは痛いなと思ってたんやけど、
あちらさんも同じ事情を抱えてるみたいやね。
 
 
優勝争いのライバルとなるマリノスを、直接対決で叩けなかったのは残念やったけど、
ホーム8連勝中で、リーグ最少失点を誇るマリノス相手に、
追いついて勝ち点1はそんなに悪くない結果やと思う。
 
ガンバとマリノスは勝ち点3差やけど、得失点差がガンバの+22に対し、
マリノスは+14で、実質勝ち点4差ぐらいの差はあるから、
むしろここで勝っときたかったのはマリノスの方じゃないのかな。
 
ここからガンバは甲府、浦和と下位のチームとの対戦が続きます。
 
ガンバとの直接対決で2回とも負けてるくせに、
図々しくも首位を窺おうと2位につけてる柏の思い通りにさせないためにも、
ここでの取りこぼしは避けたいね。
 
 
 
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2011年9月15日

バカ試合の専売特許は奪われてしまったようだ

 
 
俺は、Jリーグの世界的なステータスが上がって欲しいと思ってるから、
ACLでは基本的にガンバの試合の時以外は、日本のチームを応援してるんよね。
 
だからと言って、素直にセレッソを応援できたかと言えば、
ガンバサポとしてそういうわけにもいかず。
 
じゃあ、全北を応援したのかと言われれば、
日本人としてそういうわけにもいかず。
 
どっちが勝ってもいいから好きにやってくれって感じで、
中途半端なスタンスで試合を眺めていたら、こんな面白い試合をしやがるもんやから、
なんでガンバがこの場におらんねんって、ちょっと悔しくなったわ。
 
 
セレッソ大阪43全北現代
 
 
こういうバカ試合はガンバの専売特許じゃなかったのか…。
 
セレッソは先の広島戦でも5-4というバカ試合をしたばかりやのに、
2試合続けてこんな試合を見れるなんて、
心なしかセレッソのサポーターが羨ましく感じてしまうわ。
 
…いやいや、間違ってもそんなこと思ったらアカン。
 
まあ、セレッソは勝ったとはいえ、
情けないことに相手にアウェイゴールを3つも与えてるしね。
 
2nd legで全州に乗り込んだ時に、
このアウェイゴールがどう効いてくるかやな。フッフッフッ…
 
 
 
試合後のニュースでは、2ゴールを挙げた清武の事が、
大きく取り上げられていたけど、試合を見てて特に目に付いたのが、
前線での播戸の存在感。
 
前半の同点ゴールだけでなく、1トップとしてポストプレーも無難にこなしていたし、
それに何と言っても、敵DFがガツガツくると見るや、
わざと突っかかって、カードを誘発するベテランならではの狡猾さ。
 
播戸がガンバにいる時は、播戸を1トップで起用する選択肢なんて無かったけど、
セレッソでその役割をしっかりとこなしているのを見ると、
すごく体がキレてるんやなと思う。
 
まあ、それはここ最近の成績にも表れてるけどね。
 
 
 
セレッソは若いチームやから、このままACLを制してしまうかもしれへんし、
その反面、すぐに崩れそうな脆さも抱えてると思う。
 
ただ、もし崩れるんやったら、今はその時じゃない。
 
セレッソと言えば、タイトル目前でコケるのが代名詞。
 
決勝戦まで勝ち進みながら大敗したセレッソを尻目に、ガンバがリーグ優勝して、
クラブW杯の出場権をかすめ取るのだ。フッフッフッ…。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2011年9月12日

済南で連戦の最後を勝利で締め括る

 
 
日本10中国
 
 
11日間で5試合をこなす、超過密日程の五輪予選もこの試合で終わり。
 
既に本大会進出を決めている日本のスタメンは、
今まで出場機会の少なかったメンバーが中心やったね。
 
傍から見れば消化試合やけど、この試合に出場していたメンバーにとってみれば、
本大会へ向けてのアピールと言う意味で、重要な試合やったと思う。
 
 
 
試合は序盤からホームの中国が押し気味に試合を進めてたね。
 
特に、中国の8番と10番は、ボールを持ったら1人でゴールまで突進して行って、
見ていてすごく迫力があったわ。
 
ただ、ここ数年の中国の課題と言われている、決定力不足がこの試合でも露呈し、
日本から見て、「やられた!」と思う場面を何度も迎えるものの、
それをことごとく外してくれたのは助かった。
 
もちろん、GKの福元を始め、ディフェンス陣の頑張りがそうさせてたとも言えるけどね。
 
 
 
日本の先制点は、後半12分。
 
川澄のCKを、ファーサイドで岩清水が合わせたシュートは、
一旦クロスバーを叩くも、跳ね返りをボランチの田中明日菜が決めて、日本が先制。
 
そういや、この試合と同じようにベンチメンバー中心で臨んだタイ戦でも、
ほとんどのメンバーが持ち味を発揮できずにいる中で、
田中はゴールを挙げてアピールしてたね。
 
そして2試合目の出場となったこの試合でもゴールを決めたし、
出場機会の少ない中で結果を残すなんて、結構勝負強い選手なんかも。
 
まだ若いし、レギュラーを脅かす存在になっていってほしいね。
 
 
 
1点リードした後、佐々木監督は前線の選手を入れ替えたりして、
色んなパターンを試してたけど、正直、丸山の投入はやめといた方が良かったかな。
 
交代でピッチに出てきた時、ひざに巻いたテーピングが目について、
「大丈夫かな?」って思ったけど、どうやら大丈夫じゃ無かったようで、
雨でピッチが濡れてるとか、そういうのに関係無く、
足の踏ん張りが利かずに、ピッチに倒れるシーンが何度かあったしね。
 
最終的には、ピッチに座り込んで動けなくなったから、
なんでこんな状態の選手を試合に出すかなと思ったね。
 
なんか、最後の最後で後味が悪いなと思ったわ。
 
 
 
まあ、何はともあれ、アジア最終予選を首位で通過した日本。
 
W杯女王らしく、実力を見せつけて勝ったっていう試合は、正直無かったけど、
悪いなりにもきっちりと勝ち点3を獲るあたり、
勝負強いチームになったんやなぁと思ったね。
 
この勝負強さを来年のロンドン五輪でも発揮して欲しいね。
 
個人的にも、W杯と今回のアジア予選で、だいぶ女子サッカーにも興味が出てきたので、
時間があれば、今年中になでしこリーグの試合も見に行ってみようかなと思います。
 
 
 
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2011年9月11日

3試合連続完封勝利なんて、どういう風の吹きまわしだろうか

 
 
ガンバ大阪20大宮アルディージャ
 
 
試合前には、「ケガで遠藤が欠場か」なんて報道されておきながら、
何事も無かったかのように、その試合のスタメンに遠藤の名前があるのは、
もう何年もガンバを見ていればお馴染みの光景。
 
確かに、いつも以上に運動量は少なかったし、
普段なら最低でも枠に飛ばしていたであろうシュートも大きくふかすなど、
らしくない場面はあったものの、それでも、2点目の起点となったスンヨンへのパスや、
試合を落ち着かせる、戦術眼はさすがといったところ。
 
フィジカルを武器にしてるタイプの選手じゃないから、
小さい故障程度なら抱えていてもなんとかなるのかもしれへんね。
 
 
 
代表戦の関係で2週間リーグ戦が休みだったので、
コンディションも回復し、万全の状態でこの試合に臨めるやろうと思いきや、
試合が始まってみれば、イマイチな展開になるっていうのも、
これもガンバを長年見ていれば、お馴染みの光景。
 
試合間隔が空くと、勘が鈍るのか知らんけど、
ガンバってむしろ連戦が続いてた方がいい試合をするんよね。
 
その2週間のリーグ戦の中断で鈍っていたのは、
ガンバの選手たちだけじゃなく、NHKのアナウンサーも同じだったようで、
ラフィーニャとラファエルを言い間違えまくり。
 
まあ、ラフィーニャも本名ラファエルやから、
細かい事言えば間違いではないんやけど。
 
 
 
ガンバの先制点は、前半終了間際、
そのラファエル…じゃなかったラフィーニャから。
 
大宮の金澤のバックパスをかっさらって、ラフィーニャがシュート!
一旦は、GKに弾かれるものの、こぼれ球をグノが決めて、ガンバが先制。
 
一見、相手のミスからという、ラッキーな形での得点ではあるけど、
ラフィーニャは、前半の早い時間帯から、相手のDFとGKに積極的にプレスに行って、
ミスを誘発しようとしていたし、ある意味必然のゴールではあったと思う。
 
平井がスタメンで出場してたら、こんな形の得点は生まれてなかったやろうね。
 
 
 
リードして前半を折り返したとは言え、その差は1点。
 
後半の早い時間帯で追加点が欲しいところやったけど、
ボールは持てても、なかなかシュートに行けないっていう展開が続いてたね。
 
その停滞感を打ち破ったのは、二川からキム・スンヨンへの交代やった。
 
これまで攻撃に関しては、グノとラフィーニャの2人だけで攻めてる感のあったところに、
機動力のあるスンヨンが入って、攻撃に厚みが出たように見えたね。
 
そしてこの交代が、ガンバの追加点となる、
ラフィーニャのゴールを呼びこんだと言っても過言じゃないやろうね。
 
それにしても、先月の柏戦で交代策が的中してから、
アキラのベンチワークがノッてきている印象を受ける。
 
好調なチーム同様、監督もこの調子で行って欲しいね。
 
 
 
2点リードしたガンバは、遠藤をお役御免とばかりにベンチに下げ、
時間を使いながら、難なくクロージング。
 
しかも、これで3試合連続完封という、初秋の珍事。
 
今までCBの組み合わせは、中澤AND(山口OR高木)って感じやったけど、
これまであまり試されてこなかった、山口と高木の組み合わせになった途端、
完封勝利が続いているのは、単なる偶然なんかな?
 
いや、別に今まで失点が多かったのは中澤のせいなんて言わないけども。
 
まあ、高木がDFラインにいると、どうしてもDFラインが下がりがちになるから、
この3試合は、ガンバのパスワークがあまり出せていないっていう弊害もあるんやけどね。
 
そう考えると、中澤の入り込む余地はまだまだ残されているから、
早くケガを治してレギュラーに復帰できるように頑張ってください。
 
 
 
次戦は、俺の自宅から一番近い、日産スタジアムでマリノス戦。
 
個人的には、先月の大阪ダービー以来1カ月ぶりの現地参戦です。
 
あまり相性の良いスタジアムでは無いけど、
ここで勝ち点3を取れれば、終盤戦に向けて本当に大きい勝ち点の上積みになるね。
 
累積にリーチが懸かっていた選手も、大宮戦では誰もカードを貰わなかったので、
18日は総力戦でマリノスを倒して欲しいと思います。
 
 
 
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2011年9月9日

北朝鮮には勝てなかったけど、ロンドン五輪出場権は勝ち獲った

 
 
日本11北朝鮮
 
 
この試合に勝てば、他会場の試合に関係なく、
ロンドン五輪の出場権が手に入るという、重要な一戦。
 
2枚しかないロンドン行きの切符を、
日本はオーストラリア戦と同じ布陣で勝ち獲りに来たね。
 
 
 
まず、前半で印象に残ったのが、北朝鮮がDFラインを高く押し上げ、
前から積極的に日本にプレスを掛けてきたというところ。
 
そのせいで、ボランチの澤と阪口がなかなか良い形でボールをもらえず、
日本のパスワークが封じられてしまったね。
 
過密日程なのは、日本も北朝鮮も同じなのに、
よくこんなに動けるなぁと、北朝鮮のスタミナと精神力に感心したわ。
 
ただ日本も、韓国戦の後半を思わせるような、
押しこまれる展開が続きながらも、粘り強く守っていた。
 
日本のDFラインとGKの間に放り込まれるボールに対し、
海堀の飛び出しの判断が危なっかしかったのは気になったけど、
岩清水と熊谷の両CBは集中力を切らさず、良いディフェンスをしていたと思うね。
 
 
 
そして、後半に入り、さすがの北朝鮮も運動量が落ち始めると、
日本が試合の主導権を握りはじめたね。
 
ただ、いつもの日本と違ったのは、パスワークではなく、
ロングボールで北朝鮮のDFラインの裏を狙うような攻撃が多かったことかな。
 
北朝鮮は、運動量が落ちたとはいえ、
それでもDFラインを高く保って、攻撃的な姿勢は貫いていたので、
このやり方は非常に効果的やったと思う。
 
そして、そのロングボール攻撃は後半37分にそれが実を結んだね。
 
右サイドでボールを受けた岩清水がゴール前に放り込むと、これを永里が合わせる。
 
永里のシュートは一旦、キーパーに弾かれるも、こぼれ球が相手DFに当たって、
そのままゴールマウスへ転がり、日本が先制!!
 
 
 
ラッキーだったとはいえ、狙い通りの形で先制した日本。
 
あとは、コーナーキープで時間を使って逃げ切るだけっていう展開やったけど、
最後の最後で詰めの甘さが出てしまったね。
 
北朝鮮の右サイドからのクロスを、ファーサイドで近賀がクリアミス。
このボールを繋がれてしまって、北朝鮮に同点ゴールを許してしまった。
 
まあ、確かにこの場面では近賀のミスは痛かったけど、
その前から全体的に、クリアボールを相手に渡してしまう軽率な場面が多かったし、
この同点ゴールは、ある意味入るべくして入ったようなもの。
 
ここで失った勝ち点2は、本大会へ向けての授業料と考えても良さそうやね。
 
 
 
この試合でロンドン五輪の出場権は獲得できなかったけれど、
この日の夜に行われた中国とオーストラリアの試合で中国が敗れたため、
日本がロンドン五輪の出場権を手にしました。
 
まあ、彼女たちの本音は、勝って出場権を手にしたかったやろうけど、
W杯が終わった後、マスコミからかなり注目されて、
今までのように試合や練習に集中できなかったやろうし、
W杯王者として臨む、今回の予選はかなりのプレッシャーやったと思う。
 
その中で、きっちりと皆が望む結果を得ることができたのは、
「素晴らしい」と言う一言に尽きるわ。
 
予選はあと1試合、中国戦が残っているけど、
ひとまず、「お疲れさん」と声を掛けてあげたいね。
 
 
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2011年9月7日

この勝ち点1は、及第点じゃなくて最低限の結果

 
 
日本11ウズベキスタン
 
 
清武の代表初先発が予想された、このウズベキスタン戦やったけど、
蓋を開けてみれば、阿部を起用するという手堅い用兵術から、
やっぱりザッケローニはイタリア人なんやなと納得。
 
ただ、スタメンの11人を見る限り、
南アフリカW杯でやった4-1-4-1みたいな感じになるのかなと思ったら、
長谷部をトップ下で起用する4-2-3-1やったのは予想外やった。
 
でも、個人的に一つ気になるのが、
なんでそこまでして香川を左サイドで使いたいんやろうって事。
 
どうせ後半から清武を入れて香川を中央でプレーさせるんやったら、
最初から本人が最も得意とする場所でやらせてあげた方がいいと思うんよね。
 
そこらへん、ザッケローニの意図がよくわからんところやわ。
 
 
 
ただ、試合の最初の方は、そのよくわからん布陣が機能したのか、
トップ下の長谷部が強烈なミドルシュートを放つなど、
日本が優勢に試合を進めているように見えたね。
 
でも、その直後の前半8分、ウズベキスタンの左サイドからのクロスが内田に当たり、
こぼれ球を今野がヘッドでクリアしようとするも、
このクリアが小さく、ウズベキスタンに叩きこまれ先制点を献上。
 
しかも、ウズベキスタンの得点者はジェパロフ。
 
俺は覚えている。
 
あれは2008年、ガンバ大阪がACLを制し、その原動力となった遠藤が、
アジア最優秀選手を獲得するものと見られていたのにも関わらず、
なぜか表彰式で名前を呼ばれたのがジェパロフだったことを。
 
まあ、次の年に遠藤が同賞を受賞したからチャラになったけど、
あの時の理不尽さには本当に腹が立ったもんやったわ。
 
 
 
そのジェパロフのゴールで先制を許した日本やったけど、
試合の残り時間はあと80分以上あるのに、
焦りからか、突然日本の選手たちが浮き足立ち始めた。
 
前線の選手は、早く同点にしたいとゴールへ急ぐに対し、
ディフェンスの選手は、カウンターを警戒してラインをあまり上げないもんやから、
中盤が完全に間延びしてしまい、ウズベキスタンにボールを回され放題。
 
試合前は、パフタコールの芝の状態が悪くて、
日本の得意のパスサッカーが出来ないって言われてたけど、
それ以前に、こんなに選手同士の距離が空いた状態やったら、
どんなに芝の状態が良くてもパス繋がらんて。
 
この試合の前半は、少なくともザッケローニの監督就任以降では、
一番内容の悪い展開やったんとちゃうかな。
 
 
 
これを見て、ザッケローニは後半から阿部に代えて清武を投入。
また、ハーフタイムの修正が効いたのか、前半に比べて持ち直した印象やったね。
 
そんな日本の歓喜は後半20分。
 
内田の右サイドからのクロスを岡崎が代名詞のダイビングヘッドで合わせて、
日本が試合を振り出しに戻したね。
 
 
 
ここから一気に逆転と行きたかったところやけど、
この得点の直後に投入された、ハーフナー・マイクが思いのほか機能しなかった。
 
まあ、北朝鮮戦でもあんまり機能してなかったけど、
これは、日本が普段から前線の高さのある選手を活かすようなサッカーをしてないから、
しょうがないとも言える。
 
ただ、ハーフナーに勘違いして欲しくないのは、君が今着ているユニフォームは、
普段王様扱いしてもらってる甲府のものじゃなくて、日本代表のものだということ。
 
ボールを奪われて審判に文句言ってるヒマがあるんやったら、
取り返しに走らんかい!!
 
 
 
そして、試合はこのまま1-1で進み、終盤へ。
 
そこで、駒野に代えて槇野を投入したのを見ると、
ザッケローニ的には引き分けでもOKっていう感じやったんやろうけど、
ピッチにいる選手の意思統一がされてなくて、攻撃を急ぐあまり、
マイボールを簡単に失ってカウンターを食らう場面が目についたね。
 
ただ、この日はGKの川島に神が降臨していたのと、
途中から入った槇野が守備面でいい働きをしたおかげで、
なんとか引き分けに持ち込む事ができたね。
 
それにしても槇野は、自分で自分のことを攻撃的DFとか言ってるくせに、
途中出場にも関わらず、ちゃんと試合の流れに入っていって、
本職で気の利いた仕事が出来るのには感心した。
 
これが名古屋のちょんまげやったら、前線にオーバーラップして、
「俺にボールをよこせ」とか言ってそうやなって変な想像してもうたわ。
 
 
 
アウェイで勝ち点1と言えば、聞こえは悪くないけど、
この試合は決して褒められた内容じゃ無かった。
 
日本が厳しいグループに入っていることは承知しているけど、
個人的に3次予選は、2試合を残して最終予選進出を決めるぐらいの余裕が欲しかったね。
 
慢心じゃなくて、今の日本やったらそれぐらいできる力はあると思うし。
 
次はタジキスタンやけど、ここは、まあ大丈夫でしょう。
 
っていうか、タジキスタンを格下と思えないようやったら、
今後の日本サッカーの先が思いやられるわ。
 
だからこの2連戦、きっちりと2つ取って、最終予選進出を確実なものにしてほしいね。
 
 
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2011年9月6日

過密日程がキツかったのはオーストラリアの方だったようで…

 
 
日本10オーストラリア
 
 
中1日の過密日程の3戦目。
 
しかも、相手はフィジカルで勝るオーストラリアということもあって、
厳しい試合になるかなと思ってたら、そうでもなかったね。
 
むしろ韓国戦より動きが良かったし。
 
まあ、決めるところで決め切れなくて、
自分達で試合をしんどくしてしまった感はあったけど、
予選において何よりも重要な勝ち点3を手に入れたので、
ミッションコンプリートでしょう。
 
 
 
この日の日本のスタメンは、
前の韓国戦から安藤が永里に代わっただけで、後はいつものメンバー。
 
オーストラリアが引いてブロックを作る守り方をしてくることが予想されるから、
DFラインの裏へ抜けるスピードが持ち味の安藤より、
フィジカルを生かしたプレーができる永里っていうチョイスだと思う。
 
まあ、W杯の時はこの2人が2トップを組む試合が多かったんやけど、
この五輪予選で2人を同時に起用しようっていう風にならないのは、
川澄が絶好調だからやろうね。
 
この日も、決定機を何度か外してはいたけど、
結局、日本の選手で唯一ゴールネットを揺らしたのは川澄やったしね。
 
それに対し永里は、川澄のゴールをアシストした、
ポストプレーからの一連の流れは良かったけど、
FWやったら前半の2度の決定機は決めとかなあかんし、
それ以外にも、トラップが定まらずにシュートに行けないシーンが何度かあった。
 
確かに、川澄は運動量が豊富で周りを使うこともできる良い選手やけど、
持ってる能力を考えれば、永里も安藤ももっとできるはず。
 
次戦の北朝鮮戦では、2人のゴールに期待したいね。
 
 
 
ただ、日本が多く決定機を作れたのは、オーストラリアの出来が、
予想以上に悪かったからっていうのもあると思う。
 
簡単なパス回しや、トラップミスとかで、
みすみす日本にチャンスを与えているようにも見えたし、
球際も激しさを感じなかった。
 
エースのデバンナも、確かにスピードはあるんやけど、
ケガの影響からか全然運動量が無いし、日本がDFラインでボールを回していても、
見ているだけで取りに行かないから、全くと言っていいほど怖さがなかった。
 
暑さに弱い白人にとっては、高温多湿の東アジアで連戦をやるのは、
日本人が同じ事をするより過酷なんかもしれへん。
 
そう考えると、試合前は懸念材料として考えられていたこの中1日の過密日程は、
日本にとって有利に働く要素やったのかもね。
 
 
 
次戦は中2日空いて北朝鮮戦。
 
北朝鮮は、主力5人が出場できないにも関わらず、
きっちり勝ち点を積み重ねているのを見ると、やっぱり実力があるなという感じ。
 
厳しい相手やけど、ここできっちりと勝ち点3を手に入れて、
ロンドン五輪の切符を掴んで欲しいと思います。
 
 
 
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2011年9月4日

韓国との消耗戦を制す

 
 
日本21韓国
 
 
韓国戦はロンドン五輪予選において重要な一戦ということもあり、
この日の日本のスタメンは、前のタイ戦から、
中盤の構成をW杯スタメン組の4人に戻し、2トップは川澄と安藤という布陣。
 
おそらく、2トップの組み合わせが、
川澄、安藤、永里の3人のうちのいずれか2人になるだけで、
他のポジションに関しては、ほぼ不動と言ってもいいやろうね。
 
まあ、タイ戦で露呈したように、この固定メンバーは、
スタメン組とベンチ組の実力差の乖離を生み出してしまう弊害もあるけど、
W杯でも証明したように、連携面は完成されている感があるよね。
 
試合は序盤から日本がその連携面を生かし、韓国を圧倒。
 
特に前半10分、シュートは打てなかったけど、
安藤→宮間→川澄→安藤の素晴らしい連携から得たCKを、
阪口が決めたあたりまでを見ると、日本は完璧な試合運びをしていたと思う。
 
 
 
ただ、チ・ソヨンに同点ゴールを決められたあたりから、
韓国が試合の主導権を取り戻したね。
 
韓国の女子サッカーって、男子のように縦に速いサッカーをやんのかなと思ってたら、
意外に、日本と同じようなポゼッションスタイルを志向してるんやね。
 
女子サッカーの場合、キック力と走力が男子より劣るのに、
男子と同じ広さのピッチを使うから、ポゼッションにならざるをない側面もあるんやけど、
それでも男子の代表と似通ったサッカーをする国は多い。
 
でも韓国は、男子とは逆のスタイルを志向してるのにも関わらず、
それが高いレベルで完成されてるっていうのが、興味深かったね。
 
そんな韓国に押し込まれる時間帯が続いたけど、
前半ロスタイムに大野が決めた勝ち越しゴールは大きかった。
 
ただ、このシーンに関しては、ゴールを決めた大野よりも、
アシストした川澄が、あの状況でよく大野を見てたなと思ったね。
 
 
 
後半に入ると、前半のハイプレスが祟ったのか、
日本の選手の足が止まりはじめ、中盤が間延びして韓国にボールを回され放題。
 
後半25分に、前線でフィジカルを生かしてボールをキープできる永里を、
安藤に代えて投入したあたりから、試合が落ち着いたけど、
いつ同点に追いつかれてもおかしくない展開やったわ。
 
よく逃げ切ったと思う。
 
次戦は、ただでさえも中1日でコンディションがキツイのに、
フィジカルを前面に押し出してくるオーストラリアが相手。
 
かなりしんどい日程やけど、頑張って勝ち点3を獲得して欲しいと思います。
 
 
 
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2011年9月2日

やっぱりW杯予選はこうでないと

 
 
日本10北朝鮮
 
 
やっぱりW杯予選は一筋縄ではいきませんな。
 
北朝鮮が、チョン・テセを1枚残して、あとの9人は引いて守るっていう、
お馴染みのやり方で試合に臨んできたせいで、
なかなか北朝鮮のディフェンス陣を崩すことができなかったね。
 
まあ、北朝鮮はこのやり方で南アフリカ行きの切符を掴んだわけやし、
そう簡単に攻略できるもんでもないんやろうけど。
 
それと、北朝鮮のGKのリ・ミョングクが大当たりしてたのも、
日本が苦戦した要因の一つやろうね。
 
でも、個人的には、この試合に関しては、
本田△が不在の影響が大きかったように思う。
 
本田やったら、密集地帯でも持ち前のフィジカルを生かして、
ボールをキープしてくれるから、縦のくさびのボールを入れやすくなるんやけど、
本田の代役として出場した柏木はタイプが違うからなぁ。
 
後半に柏木に代えて清武を投入し、香川が中央でプレーするようになってから、
日本が良い攻撃を見せはじめたように思ったね。
 
ただ、ハーフナー・マイクの使い方に関しては、
まだまだ改善の余地があるように見えたけど。
 
 
 
守備面に関しては、北朝鮮のキーマンである、リャン・ヨンギを上手く抑えてたから、
1トップのチョン・テセが良い形でボールを受けられなかったので、
そんなに危ないシーンは作られなかったけど、この試合の問題はやはり攻撃陣。
 
攻めても攻めても点が入らず、
「地震が起こったアリューシャン列島ってどのへんやろ」
なんて考えながら試合を見てたら、気づけば後半ロスタイム。
 
このまま引き分けかなと思っていたら、
ショートコーナーからの清武のクロスを、頭で合わせたのは吉田麻也。
 
ジーコ政権下での大黒のゴールを彷彿とさせるような、
劇的な試合終了間際の決勝ゴールやったね。
 
 
 
本音を言えば、もっと楽に勝ちたかったところやったけど、
ホームで授業料代わりに勝ち点2を失うなんていうことにならんでよかったわ。
 
次戦はアウェイでウズベキスタン戦。
 
アジアの中でも強敵の部類に入るウズベキスタンやけど、
アウェイのウズベキスタン戦と言えば、岡崎のゴールで、
2年前に日本が南アフリカ行きの切符を勝ち取った縁起の良いカード。
 
ここでもしっかりと勝ち点3を奪って、
最終予選進出をグッと引き寄せて欲しいね。
 
 
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3点取っても快勝とは言いにくい

 
 
日本30タイ
 
 
結果だけ見れば、3点取って快勝って感じやったけど、
特に前半あたりは、人数を掛けて守備を固めてくるタイに、
随分てこずったなという印象を受けたね。
 
それと同時に、日本代表って、男子でも女子でも、
引いて守る相手をなかなか崩せないっていう部分は、
良く似てるんやなって思ったけども。
 
 
 
この日のスタメンは、先日の女子W杯を制したメンバーから、中盤を総取っ替え。
 
相手のタイが明らかに格下であることと、
今回のロンドン五輪予選は、過密日程ということもあり、
主力選手のコンディションを考えて、
佐々木監督は、こういう思い切った布陣を敷いてきたんやろうね。
 
まあ、そんなサブ組中心の布陣でも、タイとの実力差は明らかなので、
試合自体は前半から日本のペースで進めることが出来てたけど、
なかなかゴールを奪うことはできなかった。
 
それに、時間が経つにつれ、カウンターからタイにゴールを脅かされる場面も増え、
あまり褒められた前半じゃなかったね。
 
 
 
そんな閉塞感の漂う状況を打破すべく、佐々木監督は、宇津木に代えて
本来使いたくなかったという宮間を投入し、左MFへ。
 
前半から、佐々木監督は、左サイドの連携に問題があると見てたのか、
鮫島や上尾野辺ら左サイドの選手の配置を変えたりしてたけど、
俺にはむしろ、右サイドの高瀬と近賀の縦の連携が全然機能してないように見えたけどね。
 
ただでさえも、引いて守られてスペースが無いのに、
変に自分の持ち味を発揮しようとして、無謀なドリブル突破を試みて、
被カウンターの起点になってしまってる感があったから。
 
勝った今やから言えるけど、宮間と大野の投入のタイミングは、
逆でも良かったんじゃないかなと思う。
 
 
 
後半は、川澄、田中、大野が誘発したオウンゴールで、
日本が3点取って快勝したけど、
やっぱり、主力組とサブ組の実力差に開きがあるのは問題やなと思った。
 
佐々木監督も、過密日程のロンドン五輪予選のことを考えると、
あんまり主力は使いたくなかったやろうから、
格下のタイには、サブ組だけで勝利して欲しかったっていうのが本音やろうね。
 
次戦の韓国戦は、試合結果如何では、
今後の予選の戦い方に、大きく影響してくると思うので、
是非ともW杯で見せた力を発揮して勝利して欲しいなと思います。
 
 
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