2011年3月17日
セレッソも中国のアウェイに屈する
セレッソ大阪0-2山東魯能
日本がこういう状況じゃなかったら、初のACLアウェイで、
中国の洗礼でも受けて来なさいって感じで、試合を見てたと思うけど、
この日に限っては、セレッソに勝ってほしいと思ってる自分がいた。
セレッソの選手たちも、ガンバの選手たちと同じようなプレッシャーを抱いて、
試合に臨んでたと思うと、なおさらそう思えたんよね。
山東は、昨年の中超リーグのチャンピオンというだけあって、普通に強かったし、
前半で2点リードしたってこともあるんやろうけど、
ラフプレーや遅延行為も少なくて、昨日ガンバが試合した天津よりはフェアな相手やった。
おそらく、ガンバが2009年に試合した時の山東よりも、
今回の山東の方が良いサッカーをしてたんとちゃうかな。
先制点はチームのストロングポイントである、高さを生かしたセットプレーやったし、
1点ビハインドになったセレッソが前掛かりに出てくると、
それを逆手に取ってカウンターで追加点を奪うあたり、
山東としては、自分達のやりたいことがピタリとはまったって感じやった。
PKを獲得しておきながら、3点目を奪えなかったのは誤算やったやろうけど、
あれは、蹴り直しの判定にも動じず、コースを読み切った、
セレッソのGK、キム・ジンヒョンを褒めるべきやね。
一方のセレッソは、ガンバと試合した時もそうやったけど、
前線に新加入の選手が多いせいか、連携が合わなくて、攻撃で良い形を作れず、
ペナルティエリア外からのミドルシュートでしか、山東ゴールを脅かせなかった。
後半から小松が入って、前線でボールが収まるようになったのは良かったけど、
小松が受けたくさびのリターンを受けに来る選手がいなくて、
チャンスを生かしきれてない印象やったね。
あと、クルピは、乾やキム・ボギョンを交代させた一方で、
倉田を90分間ピッチに残したあたり、随分倉田を信頼してんねんなと驚いた。
倉田は、この日のセレッソで一番多く決定機を迎えたと思うけど、
少なくとも一本は枠にシュートを飛ばしてほしかったな。
まあ、ガンバ時代から倉田の仕様はこんなんやったけど、
万博でのあのゴールはやっぱりまぐれやったんやろうか?
ガンバ、セレッソと2日連続で中国のアウェイで敗戦を喫し、
被災者に勇気を与えるような試合はできなった。
でも、こうやってサッカーを見ながら一喜一憂してると、
日常が戻ってきた感じがして安心するよね。
そう考えると、この2日間に感謝しなければいけないし、
そんな当たり前の日常が、一日でも早く戻ってくるように、
今は祈るばかりやね。
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