2014年12月7日

鳴門の寒空に銀色のシャーレが輝く



徳島でしっかりと見届けてきました。




ガンバ大阪00徳島ヴォルティス


J2降格が決まり、絶望の中で1年でのJ1復帰を誓った2年前。
絶対条件だった1年でのJ1復帰を達成し、静かに長いオフに入った1年前。
味スタでFC東京相手に叩きのめされ、降格圏でリーグ中断期間に入った半年前。

色々な事があったこの2年間、優勝したいという気持ちは常に持っていたけど、
それが2014年12月6日に訪れるとは思ってもみなかった。

正直、0-0で後半40分ぐらいまで来た時は、
「やらかしてしまったのか」と不安になったけど、恐る恐る他会場の経過を確認すると、
目に飛び込んできたのは、浦和と鹿島がリードされているとの情報。

リーグ最終節で優勝の可能性のあるチームが3チームともやらかすなんて、
毎シーズンのようにドラマチックな脚本が用意されている
Jリーグ以外ではありえないやろうね。

最後まで他力本願だった感は否めないけど、
優勝はこの1試合だけのパフォーマンスで決まるんじゃなくて、
1年間で1番多く勝ち点を積み重ねたチームに与えられるものやから、
そう考えると、今季のガンバは優勝に相応しかったと思う。



個人的に、ガンバで一番リーグ優勝させてあげたかった選手って明神と加地なんよね。

明神に関しては、2006年、柏のJ2降格に伴い、ガンバに移籍してきて、
大明神と呼ばれるほどの大活躍を見せてくれたけど、
ナビスコ、ACL、天皇杯と、カップ戦のタイトルは獲得してきたものの、
リーグでは、優勝争いはするもののあと一歩のところで手に入れられなくて。

そして、ガンバがなかなかリーグ優勝を勝ち取れずにいる中、
古巣の柏がリーグ優勝を果たしたことで、思うところもたくさんあったと思う。

今季はスタメンで出場する機会は少なかったけど、
出場した試合では良いパフォーマンスを見せて、
ガンバの選手層に厚みを加えていたし、
大明神と呼ばれた頃ほどではないにしろ、貢献度は高かった。

明神も、ようやくガンバに来た目的が果たせて、
やっと報われた気持ちなんじゃないだろうか。

加地に関しては、明神と同じようにリーグ優勝したくてガンバにやってきたけど、
それが果たせぬまま今年の夏にアメリカに移籍してしまった。

加地がアメリカに移籍した時期は、
ちょうどガンバが降格圏でリーグ中断期間に入った頃で、
その頃は、まさか半年後に自分がガンバに来た目的が達成されようとは、
加地も思ってもみなかったと思う。

ただ、今季を戦った選手の中に加地の名前はしっかりと刻まれているし、
これまでのガンバの、良い時期も悪い時期も支えてくれた加地にも、
銀色に輝くシャーレを捧げたい。

アメリカではチームが解散するなどして厳しい時間を過ごしているみたいやけど、
この経験を糧に、今後のサッカー人生を実りの多いものにしてほしいね。



正直なところ、勝って優勝を決めたかったっていうのが本音で、
試合が終わってもゴール裏は喜び爆発っていう感じじゃなくて、
「優勝したの?・・・や、やったー(棒)」みたいな感じの人が多かったね。

まあ、首位で最終節を迎えるってなった時に、
徳島には勝てるやろって思ってたサポーターは俺だけではなかったと思うし。

ただ、この試合での徳島の戦いぶりからは、
J1で最下位に沈んでいるような貧弱さは感じられなかった。

かつてコバやんが山形を率いていた時は、ガチガチに守って、
カウンターで奪った虎の子の1点を守り切るってサッカーをやっていたけど、
今季の徳島は昇格チームの割にはそこまで引き籠らない印象だった。

まあ、その戦い方でJ1に挑んだ結果が、今の徳島の成績だと思うんやけど、
この日の徳島の戦い方は、山形のそれだった。

そこに喪章を付け、ホーム最終戦でのホーム初勝利を目指すという、
モチベーションが加わった相手が簡単なわけがない。

今季の徳島にとって、J1の思い出は苦いものだったと思うけど、
少なくとも、ガンバに対して存在意義を示したと思う。

2回目のリーグ優勝を決めた試合で対戦した徳島は、
手強い相手だったってことでね。



遠藤が鳴門の寒空に銀皿を掲げる姿を見て、
達成感みたいなものが体中にこみあげてきたけど、
勝利の美酒に酔いしれるのはまだ早い。

来週、日産で賜杯を掲げる遠藤の姿を見るっていう仕事が、
まだ我々サポーターには残されている。

この2年間、悔しい思いをたくさんしてきたので、
まだまだ喜ぶ体力は残っていますよ。



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