2017年10月23日

決着がつかなかった嵐の中の殴り合い



埼スタ行って来ました。






ガンバ大阪33浦和レッズ


近年、タイトルが懸かった状況で行われることが多かったこのカードだけど、
この試合が行われる前の時点で、ガンバは勝ち点40で10位、
対する浦和は勝ち点45で7位。

優勝争いをするでもなく、かと言って残留争いをしているでもないという、
お互いに中途半端な立ち位置で相まみえることになったわけだけど、
2ヶ月勝ち星から遠ざかっているガンバから見れば、
先日、ACL決勝進出を決めた浦和は後光がさしている印象すらある。

そう言えば、9年前の10月22日は、
ガンバと浦和がACLの決勝進出を懸けて、埼玉スタジアムで激突した日だったか。

あの試合は、自分の人生の半分を占めるサポーター人生に於いて、
ベストバウトとして深く胸に刻まれている。

今のガンバには、そんなタイトルに挑める力は持ち合わせていないけど、
これまで何度もタイトルが懸かった状況で鎬を削ってきた戦友として、
浦和レッズのACL決勝での幸運を祈っているよ。



前節から中7日で休養十分のガンバと、ACL準決勝の上海上港戦から中3日の浦和。

日程としてはガンバに分がある状況だったにも関わらず、
球際で競り負ける上に、攻守の切り替えも遅いという有様に、
思わず頭を抱えそうになった。

案の定、両サイドがことごとく破られ、浦和に何度も決定機が訪れる展開になったけど、
ラファエル・シルバの舐めプなループシュートなど、浦和の拙攻に助けられ、
前半は辛うじてスコアレスで終えることができたね。

ところが、スコアが動かなかった前半とは打って変わり、
後半の早い時間帯に生まれたラファエル・シルバのゴールがゴングとなり、
乱打戦が幕開け。

どちらを応援しているわけでもないファンからすれば、
たくさんゴールが決まって面白い試合だったと思うけど、
守備ブロックを敷いているのに簡単に間を通されたり、
セットプレーでボールウォッチャーになって棒立ちになったりと、
両チームの守備の拙さが浮き彫りとなるような、大味な試合展開になってしまった。

今季初ゴールを挙げた赤﨑と呉屋、
セットプレーで良いボールを供給していた初瀬はポジティブな要素だったけど、
相変わらず課題は多いなと改めて認識させられる試合だったね。


次節はホームで仙台戦。

タイトルの可能性も無く、ただリーグ戦の残り試合を消化していくだけという状況で、
モチベーションの維持が難しいのは理解できる。

だけど、サッカーを生業としているプロのスポーツ選手として、
ホームの観客をこれ以上失望させるのはいただけないので、
次節こそ勝利を挙げて、吹田スタジアムに勝利の凱歌をとどろかせてほしいと思います。




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