2017年10月14日
呂比須にくれてやる勝ち点なんて無いはずなんだけど
ガンバ大阪0-1アルビレックス新潟
呂比須ワグナー。
セホーンという傀儡を監督に仕立て上げ、
この男にヘッドコーチというポジションでチームの実権を握らせた人事は、
ガンバ大阪というクラブの最大の黒歴史と言ってもいいだろう。
前年にクラブ史上最多の勝ち点70を積み上げ、
最終節まで優勝争いをしていたクラブを瞬く間に凋落させ、
9ヶ月後のJ2降格の礎を築いた罪は、幾年月が流れようとも許されるものではない。
それだけに、新潟のフロントがJ1残留のタスクを呂比須に託したことに、
狂気を感じずにはいられなかった。
今季の新潟の戦力では、誰が監督になっても難しいところがあると思うけど、
それでも、16試合勝利から見放されているという状況を見ると、
やはり呂比須の手腕に疑問を感じずにはいられないね。
ところが、そんな新潟に17試合ぶりの勝利を献上したのが、
あろうことか我々ガンバ大阪だった。
ただでさえも、先週のルヴァンカップでピンクの前に屈した傷が未だに癒えていないのに、
憎き呂比須にまで勝ち点を献上するなんて、
ガンバ大阪はいつから勝ち点を対戦相手に配る慈善事業を始めたんでしょうかね。
そんなものに付き合わされているサポーターの身にもなってほしいものだけど。
低調なパフォーマンスを続けるチームの中で、
先週のルヴァンカップで出色のパフォーマンスを見せた赤﨑と初瀬をベンチに置き、
またしても長沢とオ・ジェソクをスタメンで起用した長谷川健太。
オ・ジェソクに与えられたタスクは、「山崎を止めろ」というものだったらしいけど、
この人には、対戦相手が最下位のチームであっても、
自分たちで試合を支配しようという考えは無いんでしょうかね。
現に、井出とオ・ジェソクが縦に並んだ右サイドは、
全くと言っていいほど機能していなかった。
それに、そんなに守備を重視して試合に入ったにも関わらず、
相手にドフリーの決定機を何度も作られているという矛盾は、
先日の代表戦でよもやの3失点を喫した東口に、
ハリルホジッチの御前でアピールさせてあげようという解釈でいいのだろうか。
挙句の果てには、韓国代表の欧州遠征から強行軍でこの試合に出場したオ・ジェソクが、
負傷でピッチから去るという悪循環。
FC東京が来季の監督として長谷川健太をリストアップしているみたいだけど、
来季からとは言わず、今すぐにでも飛田給に連れて行ってくれませんかね。
次節はアウェイで浦和と対戦。
今季の浦和は、成績不振でペトロヴィッチが解任されるなど、
難しいシーズンを送っているけど、来週のミッドウィークに、
ACL決勝進出を懸けてホームで上海上港と対戦するという状況は、
今のガンバが置かれている状況と比べると後光が差している印象すらある。
奇しくも、9年前の10月22日は、
浦和とガンバがACLの決勝進出を懸けて埼玉スタジアムで相まみえた日。
チームが置かれている状況はどうであれ、
浦和との対戦はいつだって気持ちが昂るものだけど、
今のガンバでは、あの頃のような胸が躍るような試合は観られそうにないなと、
一抹の寂しさを感じていたりもするのよね。
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