2011年4月30日

この心臓に悪い展開こそ、ガンバ仕様

 
 
ガンバ大阪32モンテディオ山形 
 
 
普通に、前半の2点リードを守り切って勝てばいいものを、
それだけじゃ見ているサポーターは面白くないだろうと、わざわざ同点に追いつかれ、
試合終了間際のラッキーなゴールで勝ち越すという、
ガンバのエンターテイナーぶりが最大限に発揮された試合やったね。
 
どちらのサポーターでもない人から見れば、面白い試合やったかもしれへんけど、
ガンバサポ的には、とても心臓に悪い試合やったわ。
 
 
 
この日は、右サイドバックに加地が待望の復帰。
 
加地の故障離脱以降、ガンバサポのほとんどが、
キム・スンヨンと下平のディフェンスに、ヒヤヒヤしていただけに、
スタメンに加地の名前があるのを見ただけで、ホッとした人も多かったはず。
 
それに、故障明けにも関わらず、あれだけの高パフォーマンスを見せられると、
「さすが加地やな」と言わざるを得なかったわ。
 
その一方で、負傷で途中交代した下平に代わり、
左サイドバックで出場したキム・スンヨンは、この日も散々の出来。
 
失点シーンも、2点とも「なんでそんなところにおるん!?」
って言いたくなるような、滅茶苦茶なポジショニングから、
ガンバの左サイドを破られて失点したものやったしね。
 
まあ、キム・スンヨン1人の責任じゃなくて、
これまでの試合で適性が無いって分かりきってるのにも関わらず、
このポジションで起用し続けているアキラの責任もあると思うけど。
 
とりあえず来週のメルボルン戦では、藤春の先発を希望します。
 
 
 
攻撃陣に関しては、2ゴールを挙げたアドリアーノも良かったけど、
やっぱり1ゴール2アシストと、全得点に絡んだイ・グノは素晴らしかった。
 
本人も言ってるように、決勝ゴールはラッキーだったと思うけど、
90分間、前線を右に左に精力的に走り回る姿を見てると、
今年のグノは本当にコンディションが良いんやなって再認識させられるわ。
 
あと、今年から韓国代表に復帰してるのも、
彼にとって良いモチベーションの材料になってるのかもしれへんね。
 
宇佐美が波に乗りきれてないのは気掛かりやけど、
2トップの連携も向上してきてるし、
今年は攻撃陣にさほど心配はいらなそうな気がするわ。
 
個人的には、ベンチ入りはしているものの、
まだ出場機会の訪れていない、アフォンソを見てみたいね。
 
 
 
これでガンバは、ACLの日程の関係で
来月の福岡戦までリーグ戦の試合は無し。
 
その間に、他のチームに先に行かれる可能性はあるけども、
これは地震の影響とかそんなの関係無く、事前に決まっていた事なので、
ここはACLに集中して、残り2戦を2連勝で飾って1位通過を決めてほしい。
 
俺も、4日のメルボルン戦は現地参戦するので、
オーストラリアでガンバの勝利を見届けてきたいと思います。
 
 
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