2012年2月12日

伝統のナショナルダービーは、ユナイテッドが制す



マンチェスター・ユナイテッド21リヴァプール


イングランドのフットボール史において、
数々の栄光を知るクラブ同士ということもあって、
“ナショナル・ダービー”と称されるこのカード。

でも、今回の対戦が、いつもとちょっと雰囲気が違ったのは、
昨年10月、アンフィールドでのこのカードの際、
スアレスがエヴラに人種差別的な発言をしたとして、
8試合出場停止になるという因縁があったから。

この出来事を象徴するかのように、スアレスがエヴラとの握手を拒否するなど、
試合前からピリピリした雰囲気が伝わってきたね。

そういや、このシーンを見て、2年前のチェルシー対マンチェスター・シティ戦の時に、
当時シティに在籍していたブリッジが、
元カノを寝取ったテリーとの握手を拒否したシーンを思い出したのは、
俺だけじゃないはず。



試合の方は、前半から両チームとも不用意なボールロストが多く、
ナショナルダービーに相応しい、レベルの高い試合とは言い難かったね。

ただ、ボールは奪えても、どちらも前半は慎重に行く作戦だったのか、
DFラインの押し上げが遅く、前線に人数が足りないっていう場面が多くて、
ゴールマウスを脅かすシーンは数えるほどやった。

どちらかというとキックオフから、前半30分ぐらいまでは、
リヴァプールのペースで試合が進んでたんやけど、
ギグスの左サイドからのクロスを、フリーのスコールズが頭で合わせたシーンから、
徐々にユナイテッドに流れが傾いたなっていう印象。

このスコールズのヘッドは、レイナの正面を突いて得点には至らなかったけど、
ギグスのクロスの前に、左サイドに展開したのはスコールズやったから、
この一連のプレーに、両ベテランの健在ぶりを垣間見る事ができたわ。



後半に入ると、試合は一気に動く。

後半2分、ユナイテッドのCKから、
ヘンダーソンがクリアし損なって後ろに流れたボールを、
ルーニーが叩き込んで、ユナイテッドが先制。

そして、その3分後に、スピアリングのパスミスを起点に、
またしてもルーニーが決めて、ユナイテッドがあっという間に2点リードを奪ったね。

ナショナルダービーという重要な試合で、きっちり結果を残せるあたり、
やっぱりルーニーって、試合を決定づけられる選手なんやなと思う。

リヴァプールは、スアレスやジェラードがそういう役割を担える選手やと思うんやけど、
スアレスは、後半1点取ったとはいえ、体にキレが無く、
明らかに長期の出場停止の影響で、勘が鈍ってる感じがしたね。

ジェラードに関しては、流石のボール捌きを見せる時もあるんやけど、
ゴールから離れた位置でプレーするシーンが多くて、
ユナイテッドDF陣の脅威になっていたとは言い難かった。

ジェラードだけでなく、長身FWのキャロルを投入したのにも関わらず、
全然ロングボールを使用しなかったり、アダムを投入したのに、
FKをベラミーに蹴らすなど、ダルグリッシュの采配は疑問点が多いわ。

2005年にビッグイヤーを獲得した時は、ホンマに魅力的なチームやったのに、
今のチームにその影を見る事ができないのは、残念でならないね。



結局、試合は2-1でユナイテッドが勝利。

試合後、エヴラが喜びを爆発させてたのを見て、
相当な意気込みでこの試合に臨んでたんやなぁって思ったけど、
それと同時に、今回のイザコザはこれで終わりにして欲しいなとも思ったね。

因縁があるのも面白くていいけど、やっぱりこの両チームには、
ナショナルダービーとしての純粋なライバル関係でいて欲しいわ。














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