2016年2月21日
この時期の停滞感には慣れているつもりだ
ガンバ大阪1-3サンフレッチェ広島
自分は関東サポなので、本来なら参戦対象になる試合だけど、
法事で大阪に帰省していたため、実家でTV観戦。
盛り上がりに欠ける展開の上、冷たい雨と風の中での試合ということで、
サッカーを見るにはタフな観戦コンディションだったと思う。
現地参戦された皆さんお疲れさまでした。
この試合の大勢を決めた2点目が誤審だったということが、
ネットのニュース等で取り上げられていたけど、
この丹羽のプレーは、PKを取られても文句は言えないんじゃないかなと思う。
確かに、柏のクロスは丹羽の手ではなく顔に当たっていたので、
ハンドではなかったけど、そもそも、ペナルティエリア内で、
両手を挙げてスライディングに行くのはあまりにも軽率なプレーだった。
それに、主審はこのプレーを背後から見ていたし、
線審にとっても遠いサイドでのプレーだったから、
あの一瞬でボールが当たったのは手なのか顔なのかを判断するのは難しいと思う。
まあ、この手の判定云々の話を突き詰めていくとキリが無いので、
この辺にしておきますが、プレーのスピードが上がった現代サッカーの試合を、
半世紀以上前から導入している、主審、線審、第4審判の4人体制で裁くのは、
物理的に無理があるというのは火を見るより明らかやけどね。
攻撃面に関しては、システム化されて個人がやることが明確な広島と比べ、
個人の裁量に頼る部分が多いガンバとでは、完成度が雲泥の差だった。
特に、アデミウソンと阿部が全然合って無かったように思う。
新スタジアムのこけら落としの時は、流れの中から良い形は少なかったものの、
昨季、マリノスで共にプレーした藤本がアデミウソンの近くでプレーしたこともあり、
アデミウソンの良さが見える場面も多かったけど、
この試合ではアデミウソンの良さは見えなかった。
アデミウソンと、既存のガンバの2列目の選手の融合は、
前半戦のガンバの課題になってくるところやね。
あと、広島のような、守る時はしっかりと引いて守ってくる相手には、
スペースが無いと持ち味を発揮できないパトリックよりは、
前線できちんと収められて、守備もできる長沢の方が良いんじゃないかと思ったね。
まあ、広島相手では長沢の方が機能するというのは、
昨季のCSや天皇杯でも証明したことではあるけども。
リオ五輪予選を戦った井手口のコンディションが良さそうだったのが光明ではあるけど、
チーム全体のパフォーマンスを見るとだいぶ低調なので、
今季も安定のスロースタートになりそう。
ただ、リーグ戦のスロースタートはある程度許容できても、
水曜日から始まるACLのグループステージでは、安い勝ち点献上はいただけない。
そもそも、昨季、危うくACLのグループステージで敗退しかけているので、
水曜日の試合は、ある程度計算できる昨季のレギュラーメンバーで臨んで欲しいと思う。
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