2018年7月18日
Jリーグのある日常が苦痛とともに戻ってきた
ガンバ大阪0-4サンフレッチェ広島
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この前半戦の結果を真摯に受け止め、
今まで以上にクラブが一丸となってクルピ監督率いるチームを支え、
この中断期間をチーム立て直しの大きなチャンスととらえ、
チーム戦力が向上するためのあらゆる手段を講じる
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先月の11日、ガンバ大阪の山内社長はホームページ上で、
上記のような声明を発表したけど、結果的に今回の中断期間でガンバがやったことって、
お隣の8番に実現性の乏しいオファーを出した挙句、断られて恥をかいたことと、
宇佐美と飯を食うためだけに梶居がドイツに行ったということだけじゃないのか。
ガンバより下の順位に沈んでいる鳥栖と名古屋は、今回の中断期間で補強を敢行し、
J1に残るぞという気概を内外に向けて発信しているのに、
ウチはこんな舐めプなスタンスでいいんでしょうかね。
結果的にJ2に降格することになったけど、
夏の中断期間にレアンドロ、家長、岩下を補強した6年前の方が、
現状に対する危機感はあったように思えるんだけども。
W杯による中断期間が空けて最初の相手は、首位を快走するサンフレッチェ広島。
そんな強敵と相対するガンバ大阪は、
股関節の故障により長期離脱していたアデミウソンが戦列復帰し、
両SBは初瀬と米倉、右サイドMFに髙江が入るという布陣を敷いてきたね。
ところが、試合の入りこそ悪くなかったと思うんだけど、
ファビオが青山に悪質なスライディングタックルを見舞い一発退場となったことで、
前半9分で試合は終わってしまった。
連日、日本列島を襲う猛暑の中、アディショナルタイムも含め、
80分以上を10人で戦うことをチームメイトに強いたファビオには猛省を促したいね。
1人少なくなってからのガンバは、
時折、倉田が低い位置からドリブルで持ち上がる以外に攻撃の術は無く、防戦一方。
そんな守る以外に手立ての無くなったガンバの守備陣の脅威となったのは、
昨年まで同じチームでプレーしていたパトリックだったというのも何の因果だろうか。
今季、首位をひた走るチームで力強く攻撃を牽引しているパトリックの姿を見ていると、
一昨季、ヒザに大怪我を負ったパトリックを終わった選手とみなし、
昨季、残留争いに巻き込まれている広島に移籍が決まった時も、
「移籍が決まって良かったね」などという、
若干、上から目線でエールを送っていたことが恥ずかしく思えてくる。
ただ、ガンバ大阪での晩年は充実した時間を過ごしたとは言えないパトリックだけど、
ゴールを決めた後喜ぶことも無く、アウェイゴール裏に向けて
申し訳なさそうに手を合わせている姿を見ると、
どうやら彼は今でもガンバ大阪というクラブに感謝の気持ちがあるんだろうね。
この日お見舞いされた2つの恩返しゴールは、
不甲斐ない戦いを続ける古巣への喝だと思って、ありがたく受け取っておくわ。
次節は中3日でホーム清水戦。
わりと相性の良いイメージのある相手だけど、
今節はセレッソ相手に3-0と圧勝しているので、
苦しい試合を強いられることは覚悟しておいた方が良いだろうね。
ただ、中断期間に入る前は、ホームでの戦績は良かったので、
中断空け後もその良い流れが持続していてくれることを期待します。
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