2011年11月12日

8-0の後だと、4-0ですら物足りなく感じる

日本40タジキスタン
 
 
長居での試合を見る限り、よっぽどヘタをこかない無い限り、
この相手に負けることは無いと思ってたから、
この試合に関しては、どう勝つかが重要やったかなと思うね。
 
 
 
試合を見始めて、真っ先に目に飛び込んできたのは、
もはや芝と呼ぶのもためらうぐらいの劣悪なピッチ。
 
試合の主導権は日本が握ってはいたものの、
ボールのコントロールに苦労しているように見えたね。
 
一方のタジキスタンは、ボールは日本に支配されてはいたものの、
ホームと言うこともあってか、長居で試合した時と比べると動けている印象。
 
特に、あのポスト直撃のミドルシュートには肝を冷やしたわ。
 
 
 
均衡が破れたのは、前半36分。
 
中村憲剛のシュートのこぼれ球を、
ビルドアップの流れから前線に上がってきていた今野が蹴り込んで日本が先制。
 
前半でスコアレスいう事を考えても、
特に攻撃意識が高い選手でもない今野が、何故あの位置にいたのかは謎やけど、
押し込んでいたものの、なかなか得点を奪えなかった日本にとって、
この今野の代表初ゴールが、大きかったことは確かやね。
 
 
 
前半を1点リードで折り返した日本は、後半も押し気味に試合を進め、
後半16分には岡崎がヘディングで決めて2-0。
 
まあ、このシーンに関しては、香川にドフリーでクロスを上げさせた、
タジキスタンの守備に問題があるような感じやったけども。
 
 
 
この岡崎のゴールで2点リードしてからは、日本がペースを落としたため、
目を瞠るようなシーンが少ない時間が続いたけど、
そんな中で飛び出した、前田の右足一閃は素晴らしかった。
 
故障でしばらく代表から遠ざかってたから、
このチャンスで結果を残したいという気持ちが強かったんやろうね。
 
先発したハーフナー・マイクがあまり見せ場を作れなかっただけに、
この2人にチュンソンを加えた、1トップのレギュラー争いは、
さらに熾烈になりそうやね。
 
 
 
前田と同じく、与えられたチャンスでしっかりと結果を残したのが清武。
 
試合終了間際の岡崎の2点目をアシストしたのもそうやけど、
心なしか清武が入ると、日本のボール回しがスムーズになる印象を受けるよね。
 
スタートから見たい選手ではあるけど、清武は故障の多い選手でもあるから、
酷使しないように慎重に起用していってほしいね。
 
 
 
故障と言えば、
右足内転筋のケガを抱えながら出場を続ける遠藤の状態が気になるところやけど、
この試合でも、随分と省エネで動いてたね。
 
セットプレーのキッカーはこの試合でもやってなかったけど、
右足と左足で1本ずつ強烈なシュートを打っていたから、
前よりは状態は良くなっているのかもしれへん。
 
でも、次の北朝鮮戦で、また悪化する可能性も否定できへんから、
北朝鮮戦は休ませて欲しいっていうのが本音やね。
 
まあ、ガンバに帰って来たところで、
鹿島戦の後には、「残り3試合、遠藤を外すかも」って言っていたアキラが、
「やっぱり全試合スタメンだ」とか言い出す可能性も十分考えられるだけに、
どのみち、遠藤がじっくり治療に専念するには、
オフまで待たないといけなさそうやねんけども。
 
 
 
同じグループCのもう一つのカード、
ウズベキスタンと北朝鮮の試合で、ウズベキスタンが勝ったため、
2試合を残して日本の最終予選進出が確定。
 
来週の北朝鮮戦は消化試合になるから、フレッシュな顔ぶれをみたいところやけど、
ザッケローニはイタリア人らしく、新しい選手の起用には慎重なタイプやから、
大幅にメンバーを変えることはなさそうやけどね。
 
まあ、北朝鮮戦と、来年2月のウズベキスタン戦の2試合を上手く使って、
新しい選手じゃなくても、新しい戦術を試したりなんなりして、
チーム力の底上げを図っていって欲しいなと思うね。
 
 
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