2012年9月23日

埼玉・秋のゴール大収穫祭 実施報告



埼スタ行ってきました。



ガンバ大阪50浦和レッズ


名古屋に同じスコアで勝った時は、相手に退場者が出た事が、
ガンバに有利に働いた事は否めなかったし、
札幌に7-2で勝った時は、相手とのレベルの差が顕著やった。

でも、この試合では、数的優位に立っていたわけでもなく、
実力的にも、現在、リーグ戦の順位表で上から3番目に名前があるチーム。

そんな相手にこういう勝ち方ができるなんて、素晴らしいの一言やね。

シーズン終了後に、今シーズンのベストマッチを選ぶんやったら、
この試合を是非推したいところやけど、
そんな事考えるより、残留するための星勘定の方を優先的に考えやんとな。



試合の立ち上がりは、90分後に5-0というスコアになるとは思えないほど、
落ち着いたものやったけど、ジリジリした展開になる前に、
ガンバの攻撃の口火を切ったのは阿部。

久々のスタメン起用に驚いたのは、ガンバサポだけではなく、
浦和の選手も同様だったようで、レアンドロと家長にマークが集中する中、
阿部は捕まえられずに、右サイドで何度もフリーでボールを受ける事ができたね。

シュートも、右サイドで加地からパスを受け、
反転して左足で放ったものやったけど、
左右両足を同じように使える、阿部らしいシュートやったと思うわ。

そして、前半36分に、レアンドロがヘディングでゴールを決めて追加点。

レアンドロはフリーで、難易度の高いゴールでは無かったけど、
このゴールに至るまでのプロセスが素晴らしかった。

中盤で浦和のボールを奪ってカウンターを仕掛けるんやけど、
上手くいかんくて、最終ラインまで戻して組み立て直してるんよね。

そこから左サイドに展開して、
藤春のクロスをレアンドロが頭で決めたわけやけど、
こういう、「押してもダメなら引いてみる」っていうところに、
ガンバが長年蓄積してきた、ポゼッションサッカーの真髄を見たような気がするわ。



前節の新潟戦では、ハーフタイムで修正を施された相手に、
後半は押し込まれ、結局、勝ち点を取りこぼす結果になってしまったけど、
この試合では、後半も集中して入る事ができた。

そして、後半15分に二川のヒールパスに抜け出した藤春が、
ペナルティエリアの左サイドをえぐり、レアンドロへマイナスのクロス。

これをレアンドロがヒールで流し込むという、
オシャレなシュートで3点目を挙げ、試合の大勢を決めてしまった。

その後、前掛かりになったうえ、間延びした浦和相手に、
途中出場のパウリーニョが2ゴールを挙げ、
終わってみれば、アウェイの埼玉スタジアムで5-0という、夢のスコアで大勝。

それにしても、パウリーニョは、ポゼッションサッカーに組み込みにはイマイチやけど、
お互いに間延びしてスペースができ、
カウンターの応酬のような展開になると良い動きするよね。



スコアだけ見れば、攻撃陣が爆発して勝利したように見えるけど、
この試合で90分間通して言える事は、前線からの守備が上手くいってたなって事。

高い位置でボールを奪って、そこから早い攻撃に繋げる事ができてたし、
前線からの守備が機能する事で、DFラインも高く保つことができ、
全体がコンパクトになったから、パス回しもスムーズやったしね。

次節の万博での鹿島戦でも、このサッカーができれば、十分に勝機はあるはず。

アウェイではこの試合と同じ、5-0というスコアで敗れているので、
是非とも雪辱を果たし、鹿島の皆さんにも残留争いに参加してもらいましょう。



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