2012年10月16日

今日は代表の今野じゃなくてガンバの今野の顔をしていたね



日本04ブラジル


フランス戦に比べれば、よくボールも回せてたし、
断片的に見たら、いい試合をしていたようにも見えたんやけどね。

ただ、攻撃のシーンではなかなかシュートまで持ち込めなかったし、
ボールを失うと、瞬く間にピンチに陥った。

この試合のブラジルは、球際の寄せも緩くて、“親善試合モード”やったけど、
アタッキングサードやディフェンシブサードに入った時だけ、
“僅か”に気合いを入れる感じやったね。

ところが、その“僅か”なクオリティの差だけで日本は、
ブラジルに赤子の手を捻られるが如く退けられてしまった。

でも、ジーコが代表監督をやってた2005年のコンフェデの時のように、
ブラジルと中途半端に良い試合するより、
こんな風にコテンパンにやられた方が、変な勘違いをせずに済むから、
日本にとっては却って良い結果やったのかもしれへんね。

まあ、もちろん選手は悔しいやろうけど。



この試合では、南アフリカW杯以来となる、
本田の1トップでスタートしたけど、結果として失敗やったね。

本田がボールを貰いに中盤に頻繁に下がってくるから、
トップの位置に誰もいなくて攻撃に繋げられないシーンが何度かあったし、
その本田も、フランス戦を欠場した故障の影響もあってか、
いつもよりボールの収まりが悪いような気もしたね。

9月に行われたW杯予選のイラク戦では、
全体が間延びしてスペースが生まれ始めた後半に本田の1トップを試したけど、
スタートの布陣としては、まだまだ改善しなければいけないやろうね。



あと、フランス戦で散々なパフォーマンスに終始した長谷部やったけど、
この試合でも先発出場。

どうやらザッケローニは、「ヴォルフスブルクで出場機会が無い分、
できるだけ代表で出場機会を与えてやろう」って考えてるみたいやね。

その“リハビリ”の効果があったのか、惜しいミドルシュートも放ってたし、
フランス戦の時よりは、プレーにキレがあったように見えたね。

これだけ信頼を寄せてくれているザッケローニに余計な心配をさせないためにも、
早くヴォルフスブルクから抜け出して、
コンスタントに出場機会が与えられる職場を見つけて欲しいなと思うわ。



最後に、このブラジル戦に出場した事で、
代表戦の出場試合数が123試合となり、歴代1位になった遠藤。

その記念試合はある意味忘れられない結果になってしまったから、
あんまり祝福モードって感じではないかなと思う。

だから、すぐにJリーグモードに切り替えて、
ガンバのJ1残留に向けて、少しでも多く勝ち点を取れるように貢献してください。

代表の最多出場記録をお祝いするのは、
ガンバがJ1残留を決めてからでも遅くないと思うしね。



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