2013年5月27日

千両役者の活躍で首位浮上



ガンバ大阪21愛媛FC


日曜19時30分のキックオフだったにも関わらず、
1万人を超える観衆を集めた、この日のニンニジアスタジアム。

愛媛はJ2の観客動員数がワースト2位であることや、
バックスタンドが愛媛国体の準備の関係で工事中と言う事を考えると、
この数字はガンバ特需の賜物といっても過言じゃないやろうね。

さらに、そんな大勢の観衆の前で、
ガンバさんは相変わらずのエンターテイナーぶりを披露。

前半に「これはハンデだぜ」と言わんばかりに、
自らのミスで先制点をプレゼントし、「これはガンバに勝てるかも」と思わせておいて、
後半、この試合を最後にしばらくチームを離れる代表選手のアベック弾で逆転という、
どこぞの構成作家が用意していたかのような安っぽいシナリオで勝利。

愛媛の皆さん、ガンバを楽しんでいただけましたでしょうか。



まあ、勝ったからこんな風に面白おかしく言えるものの、
負けていたらホンマに笑えない試合やったね。

加地の右足アウトサイドでのスルーパスなんて見た事が無いのに、
それを愛媛の選手に通してしまうんやからビックリしたわ。

前節、西野のクリアミスから失点した事が何も教訓として生かされていないし、
しかも、加地のようなベテラン選手がこんな気を抜けたプレーをしたことに、
ガッカリしてしまった。

その後も、藤ヶ谷が意味不明な飛び出しで危ないシーンを作れば、
前節、あれだけ褒めちぎったパウリーニョも、
以前の、ボールを持ったら無暗にミドルシュートを打つだけの
選手に成り下がってしまっていたし、
ガンバの悪い部分ばかりが目立つ前半やったね。



さすがにこれには健太さんもまずいと思ったのか、
ハーフタイムにすかさず修正を掛けてきたね。

後半になって明らかに変わったのが、愛媛の中盤でのプレスを避け、
愛媛の3バックの横のスペースへ、ロングボールを多用し、
レアンドロや倉田、そして後半からパウリーニョに変わって入った、
家長を走らせるようにしたことかな。

これにより、前半は1本も無かったCKを、後半だけで6本獲得し、
そのうちの2つを得点に繋げる事ができた。

今野の同点ゴールは、西野がファーで折り返したボールを決めたものやったけど、
遠藤は1本目のCKからファーを狙って蹴っていたし、狙い通りの形やったと思う。

その後も遠藤はCKをファーに蹴り続け、愛媛のGKの秋元に、
「遠藤はCKをファーに蹴ってくる」という意識を植え付ける事に成功したね。

その結果が、後半36分の逆転ゴールやった。

秋元のポジショニングが外寄りになったのを見逃さずにニアに蹴った、
キック精度もさることながら、同点ゴールの時点で、
既に逆転ゴールへの伏線を張っていた、遠藤の戦術眼には脱帽やわ。

おそらく、この試合で遠藤がCKをニアに蹴ったのは、
このゴールシーンが唯一だったんじゃないかな。

久し振りにワールドクラスの技巧を見せてくれたわけやけど、
まあ、代表で1ヶ月チームを離れるわけやし、これぐらいはやってもらわんとね。



昼間の試合で神戸が鳥取に不覚をとってくれたおかげで、
ガンバが首位に浮上しました。

ここからがっちりと首位固めといきたいところやけど、
遠藤と今野抜きで戦う6月の、一発目の相手が栃木と、なかなか骨太な相手。

一筋縄ではいかなそうやけど、代表組の不在は前もってわかっていたことやから、
きっちりと準備もしてきたやろうし、その成果を発揮して、
ホームで勝ち点3を獲得して欲しいね。



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