2015年12月3日

ガンバサポ以外にとっては非常に面白い試合だったんじゃないでしょうか



ガンバ大阪23サンフレッチェ広島


拮抗した白熱の前半から徐々にオープンな打ち合いになり、
後半ロスタイムの逆転という劇的な試合展開。

ライト層にJリーグを知ってもらうという、
CS制度導入の目的は十分に果たせたコンテンツだったんじゃないでしょうか。
(TBSの中継があまりにも酷かったっていう批判も出てるけど)

まあ、ガンバサポの立場で言わせてもらえば、
良い試合だったなんて口が裂けても言いたくないけども。



2ndステージ最終節から中9日の広島に対し、
つい4日前に浦和と120分の激闘を演じたガンバ。

コンディション面でどちらに分があるかは火を見るよりも明らかだったけど、
この日のガンバからは疲労による動きの重さは感じなかった。

むしろ、パトリックに代わり先発起用された長沢を始め、
前の選手達は前線からのプレスというタスクを、
いつも以上に献身的にこなしていたと思う。

森崎和幸のミスから生まれた長沢の先制ゴールも、
前線からのプレスを怠らなかったことによって生まれたとも言えるしね。



ドウグラスに同点ゴールを許したものの、
その後、すぐに今野のゴールで勝ち越すことができたので、
比較的良い流れで試合を進めてるな思ってたんやけど、
オ・ジェソクの退場で一気に流れが悪くなってしまった。

1点リードしている状況にも関わらず、相手の挑発に乗ってしまったのは、
あまりにも軽率だったと思うし、レッドカードは妥当だと思うので、
オ・ジェソクを擁護するつもりはない。

でも、胸を小突かれたのに顔を押さえて転げまわる清水の姿には、
思わず吐き気がしそうになったけどね。



結果的に、この後2失点を喫し、逆転負けを食らったことで、
敗因はオ・ジェソクの退場という図式が確立されてしまった。

ただ、長谷川健太と今野の罪も大きいと思う。

前者は、長沢を下げてパトリックを投入したことで、
長沢のマークに手を焼いて自由に球出しが出来ていなかった青山を、
楽にさせてしまった。

パトリックは、浦和戦後に色々あったので、
この試合で頑張って欲しいという気持ちはあったけど、
この試合展開で投入するにはミスキャストだったように思う。

後者は、1人少ない状況で無理して勝ち越し点を狙いに行き、
スローインをミスするという、
経験のある選手にあるまじきプレーをしてしまった。

あそこは2-2で試合を終わらせることを考えるべきだったね。

確かに、オ・ジェソクの退場の影響は大きかったと思うけど、10人になった時点で、
試合の残り時間はアディショナルタイムを入れても10分切っていたんやし、
やりようによっては、10人で1点差を逃げ切ることもできたんじゃないかなと思う。

まあ、今季は試合終盤に失点して勝ち点を落とす試合が多かったので、
これが今季のチームの実力だと言われればそれまでやねんけども。



これでガンバがCSで優勝するには、
敵地で2点差以上での勝利がノルマになりました。

守備が堅い広島相手なので、正直、厳しい条件と言わざるを得ないけど、
ついこの前、埼玉スタジアムで3-1の勝利を挙げているので、
決して不可能なミッションでは無いと思う。

CS制度に反対していたのにも関わらず、
がっつりCSを楽しんでいる自分に対し、矛盾を覚えているけど、
ガンバの選手達がやってくれることを期待して、
土曜日は8年振りのビッグアーチへ向かいたいと思います。



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