2016年11月12日

OSAKO IS NOT HALFWAY



日本40オマーン


金曜日の夜にカシマスタジアムで試合なんて、
誰が見に行くねんって思ってたら、観客数は3万3千人ですか。

正直、そこまで客を呼べるようなサッカーをしているとは思えないんだけど、
いやはや、代表人気は大したものですな。



この試合の位置付けは、
サウジアラビアの下位互換として見立てたオマーンに大勝することで、
良いイメージを持って来週のサウジアラビア戦に臨むというものだったと思う。

まあ、オマーンの選手たちのモチベーションが低かったのも相まって、
上記の目的は達成できたんじゃないだろうか。

ガンバサポとしては、井手口に代表キャップ1がつかなかったのが残念だけど、
久々に代表に招集された大迫が結果を残したことは、
今後、最終予選を戦ううえでポジティヴな要素やね。

特に2点目のシュートの切り返しは、
所属のケルンで好調を維持しているところから来る、
ゴール前での余裕のようなものが感じられた。

後半の早い時間にベンチに下がったことからも、
来週のサウジアラビア戦での先発は当確と見ていいだろうね。



大迫以外で気になった選手と言えば、清武かな。

所属クラブで出場機会を失っているので、
試合勘が鈍っているのではと思っていたけど、
見事な1ゴール2アシストでその心配が杞憂だったことを証明したね。

ただ、清武がベンチに下がった後半から、
攻撃が単調になり、ゴールへ迫る回数が減ったことからもわかるように、
今のチームにはゲームメイクが出来る選手が清武しかいない。

遊戯王ばりにデュエルを強調するのも良いけど、柏木を招集するなり、
大島にもう1度チャンスを与えてみるなりしてはどうだろうか。



所属クラブで出場機会を失っていると言えば、
清武だけではなく、本田圭佑にも当てはまること。

この試合の本田は、大迫の2点目に繋がった、右サイドからのカットインは、
往年の輝きが垣間見えたものの、全体的なパフォーマンスは、
決して良くなかったと思う。

ただ、代役が務まりそうな選手が、この試合で見当たらなかったので、
結局、サウジアラビア戦でも本田を起用せざるを得ないだろうね。

本田との交代でピッチに入った浅野は、
PKを獲得するなどの働きは見せたものの、
まだチームにはフィットできていないように思えるし、
左サイドMFで先発した齋藤学は、及第点の働きは見せていたけど、
彼は右サイドができないし。

まあ、何だかんだ言われつつも、日本代表の本田は、
今まで何度もチームを勝利に導いてきたので、
サウジアラビア戦でもきっとやってくれると思います。



正直、この試合のオマーンが、
仮想サウジアラビアになったとは思えないんだけど、
4点も取ったので、ある程度チームが勢いづくかなとは思います。

以前のブログで、ある程度苦戦をしなければ、
W杯予選はつまらないという旨の記事を書いたけど、
次戦のサウジアラビア戦を落とすようであれば、
いよいよロシア行きに黄色信号が灯りかねないので、
是が非でも勝利を収めてほしいね。




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