2017年5月15日

藤本淳吾、ようこそガンバ大阪へ



札幌行って来ました。





ガンバ大阪20北海道コンサドーレ札幌


藤本淳吾。

自分は、なかなかこの選手のことを受け入れられずにいたのだけど、
ここ最近の試合に於ける彼のパフォーマンスを見て、
徐々にその考えは改悛しつつあった。

そして、日曜日の札幌の夜を鮮やかに彩った、
すすきのの街並みを思わせるかのような妖艶なループシュート。

ホームで無類の強さを誇る札幌との鍔迫り合いの中で、
ガンバに大きく流れを引き寄せることになったこのゴールを以って、
シンプルにこの選手のことを応援しようと決心した。

長谷川健太のお気に入りだから、
結果が出てなくても試合に使われているなんて、もう言わない。

結果が出ていない時期は、藤本自身も相当悩んだことだろうと思うけど、
これからはその鬱憤を晴らすかのような活躍を見せてくれ。



遠藤をダイヤモンドの頂点に置き、倉田と藤本が両サイド、
アンカーに井手口を配するという布陣を採用したこの試合。

一昨年に、対3バック用のシステムとして何度か採用した形ではあったけど、
この試合に関しては、何か特別な狙いがあったわけじゃなくて、
ケガ人の状況や、U-20の代表に4人が招集されているという、
苦しい台所事情を考慮して採用したものだったのかなと思う。

そして、2トップには、長沢と赤﨑と言う、
まるで得点の匂いがしない2人が並ぶことに。

札幌の攻撃の一つのキーである、”クォーターバック”福森から、
都倉と金園のツインタワー目掛けたロングボールを、
献身的な前線からの守備で封じ込めることに成功したものの、
2人には、FWの本分は得点を挙げることと言うのを忘れないで欲しい。

シュートは打っているけど決まらない赤﨑に関しては、
まだエクスキューズの余地はあるけど、
長沢に関しては、アシストは記録しているものの、
ボールを持っても前を向こうとすらしなくなった感がある。

以前、ハリルホジッチが長沢に注目しているような記事を見たけど、
現状の長沢より、札幌の最前線で獅子奮迅の働きを見せている都倉の方が、
代表のブルーのユニフォームに相応しいと思いますがね。





試合終了間際に途中出場の泉澤が加点し、2-0で試合は終了。

試合前の両者の順位は3位と15位ではあったけど、
それほど差が開いているとは感じられないような難しい試合だった。

ファビオのハンドを見逃してもらったり、
途中出場した札幌の外国人選手が軒並みブレーキだったりで、
こちらにツキがあったのが勝因の一つだったようにも思うね。

次節の相手の鳥栖は、アウェイでの戦績が奮わず、
豊田や谷口といった主力にケガ人が出ているという状況なので、
確実に勝ち点3を獲得したい試合ではあるけど、
こちらとて、ホームで勝ち点を落とす試合が続いているので、
油断せずに臨みたいところやね。




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