2017年7月9日

古巣の記念試合に花を添えた長谷川健太



日本平行って来ました。






ガンバ大阪02清水エスパルス


過去に名古屋と浦和の20周年記念試合で空気を読まずに大勝したことで、
記念試合クラッシャーという裏設定があった我らがガンバ大阪。

清水が今節をクラブ創設25周年記念試合として位置付けた時は、
ガンバにとって勝利フラグになるのではないかと思っていた。

ところが、どうやら長谷川健太にその気は無かったようで、
古巣のメモリアルに花を添えるために、
斬られ役としてかつての本拠に乗り込んだようだったね。



過密日程だったので、メンバーを入れ替えてくるのは当たり前なんだけど、
ポストプレーやチャンスメイクができず、
1人でシュートに持ち込めるわけでもない呉屋の1トップで、
どうやって点を取ろうとしているのか全く分からなかった。

赤﨑を起用して2トップでも良かったかなと思うけど、
その赤﨑は、契約の関係で出場できなかった鹿島戦があったとはいえ、
この3連戦で一度も出場機会が訪れず、
何のために獲得したのかわからない状態になっているね。

さらに、中盤を浮遊する遠藤が、攻撃にも守備にも貢献できず、
キャプテンとしてチームを牽引するどころか、
逆に倉田と井手口の負担を増やすような状態になっていた。

この3連戦に入る前、遠藤の起用法について考えるべきと書いたけど、
結局、長谷川健太は3試合全てで遠藤を起用したね。

フル出場ではないとはいえ、37歳の選手に8日間で3試合は酷すぎる。

ガンバと同様に3連戦をこなした鹿島は、
水曜日のガンバ戦のみ小笠原を起用したことを考えると、
倉田をボランチで起用してみるとか、市丸を抜擢してみるとか、
もうちょっと柔軟な采配があっても良かったんじゃないかな。



攻撃が機能不全に陥っただけでなく、前半に易い失点を2つ喫したこともあって、
遠藤と初瀬に代えて、後半から長沢と藤春を投入。

この交代が功を奏し、チームの推進力が上がり、
前半と比べて清水のゴールに迫る場面が増えたね。

ところが、
つい3日前に決められるところで決めなかったツケを味わったばかりなのに、
またしても攻撃陣が決定力不足を露呈。

長沢や泉澤にも決定機があったものの、
一番決めなければいけない状況が訪れたのは呉屋。

前半に決定機が訪れなかったのは、呉屋の責任というよりは、
長谷川健太の編成ミスによるところが大きかったと思うけど、
後半の決定機逸に関しては、全く言い訳の余地なし。

ゴール前以外の場面での貢献度が低いタイプのFWなのに、
あれを枠にすら飛ばせないなんて、存在価値が問われる。

まあ、そんなFWをピッチに残して、
泉澤に代えてアデミウソンを投入した長谷川健太の采配に関しても、
最後までクエスチョンマークが消えなかったけども。





この試合から、Jリーグはサマーブレイクに突入。

3週間ほど試合が無い日が続くけど、
中断空け最初の試合は、生意気にも首位に立つセレッソとの大阪ダービーなので、
この中断期間に良い準備をして臨んで欲しいと思う。

ただ、今の調子だと、水曜日の天皇杯の試合で、
千葉に足もとをすくわれそうな気がしてならないんだけども。




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