2014年11月23日

優勝争いの期間、2週間延長でお願いします



埼スタ行ってきました。







写真のアングルを見てもらえば分かる通り、
アウェイゴール裏のチケット争奪戦に敗れてしまい、
バックアッパースタンドで観戦してました。

周囲は赤い人たちがほとんどだったけど、
青いユニフォームを着た人も何人かいたので、
四面楚歌って感じにはならずに心強かったね。


ガンバ大阪20浦和レッズ


ここ数年、観客動員が減少傾向で、
埼スタにかつての雰囲気が無くなってきているなと感じていたけど、
少なくとも、この試合のスタジアムの雰囲気は、
2006年の最終節に味わったものに近いものが感じられた。

まあ、前節が終わってからの3週間、メディアがこぞって、
優勝が懸かった大一番と煽ったおかげっていうのもあるんやろうけど。

そんな雰囲気の中で行われた試合と言うだけあって、
浦和の選手はとても気合いが入っていたこともあり、
試合の大半に於いて、ガンバは劣勢を強いられることになってしまった。

ただ、セカンドボールの出足も良く、
球際もファイトしていた浦和の選手に足りなかったのは、
ゴール前での責任感だろうな。

シンプルにシュートを打っておけばいい場面で、
無駄に手数を掛けてチャンスを潰してくれていたおかげで、
ボールを支配される時間が長かった割に、
ゴールを脅かされる場面はそれほど多くなかったしね。



「両チームのGKが良いと締まった試合になる」という言葉があるように、
この試合も例に漏れず、東口と西川が共に攻守を見せた事で、
均衡が破れずに終盤まで時計が進んだわけやけど、
このまま引き分けかと思われた試合を動かしたのは、
パトリックに代わって途中出場していた佐藤だった。

浦和のFKのこぼれ球からのカウンターで、
宇佐美に代わって途中出場していたリンスのパスから、
佐藤がゴール右隅に決めた作品。

思えば、今季の序盤戦はこの2人の2トップやったけど、
その時は、こんなカウンターで得点する日が来るとは、思ってもみなかったな。



試合終盤に1点リードした事で、
後はコーナーキープして逃げ切りっていう意図が見て取れたけど、
ひょんな流れから今野から倉田へボールが繋がり、
倉田が左足のシュートで西川の脇を破ってみせた。

リンス、佐藤、倉田と、途中出場の選手が結果を出したことで、
長谷川監督としてはしてやったりやろう。

試合前は、浦和の布陣が3バックだということで、
ナビスコカップ決勝の広島戦で散々ボロが出た、
ダイヤモンド型の中盤を採用してくるのかなと思ってたら、
蓋を開けたら、いつもの慣れ親しんだ4-4-2でスタート。

選手交代も、布陣変更では無く、同じポジションの選手を交代だったので、
一見、消極的な采配に見えがちやけど、
相手を意識せず、あくまで自分達の良さが一番出る戦い方を突きつめて、
大一番に臨んだ長谷川監督の英断は素晴らしかったと思う。

対するペトロヴィッチは、引き分けでも良かった試合だったはずが、
最後まで勝利を狙って前掛かりに戦ったことで、
ガンバに付け入る隙を与えてしまったという印象かな。

まあ、これがこの人のブレない信念なんやろうけど、
その信念が、今までタイトルを獲得した事が無いっていう、
事実に繋がっている気もするけどね。

あと、ガンバサポの俺が気にする事でも無いんやろうけど、
興梠は誰の目にも試合に出れる状態じゃなかったと思うんですけど?



この試合に勝って、優勝が決まったような気分でいる人も多いと思うけど、
浦和との勝ち点差はまだ2あるのが現実。

他力本願の状況は変わらないけど、浦和の次節以降の星勘定を気にする前に、
神戸と徳島相手にきっちり2つ勝って天命を待ちましょう。



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