2014年11月27日
元日じゃない国立じゃないピッチに辿りついた
青くライトアップされた、魔境・味の素スタジアム。
これを綺麗だと思える感情は、俺の中に全く無く、
闇夜に不気味に照らし出された要塞のように見えたのは、
被害妄想が過ぎるんだろうか。
ただ、この日、ガンバサポが陣取った場所が、
何度も辛酸を舐めさせられてきたアウェイゴール裏ではなく、
ホームゴール裏だった事が、味スタの魔力を弱めたのかもしれない。
ガンバ大阪5-2清水エスパルス
土曜日のリーグ戦から3人スタメンを入れ替えたガンバに対し、
清水は9人の入れ替え。
これだけ選手を入れ替えると、さすがに個の力の差は明確で、
前半の早い時間に宇佐美とパトリックが立て続けにゴールを決めて、
あっさりと2点リードを奪ってみせた。
早々に楽勝ムードが漂う中、ここから清水の反撃に遭い、
加々美と高木次男にゴールを決められ、試合は振り出しに。
やはり、味スタの試合では一筋縄ではいかないと思ったけど、ここからズルズルいかず、
倉田のクロスから、パトリックが1点目と同様に圧巻の高さと強さを見せて、
再びリードを奪ったことで、悪い流れを前半のうちに食い止めることができたね。
この日の左サイドは、昨季のレギュラーである倉田と藤春のユニットやったけど、
高い位置でワンツーや細かい連携で崩そうとして失敗し、
被カウンターの起点になっているように見えた。
藤春に関しては、次節の神戸戦のスタメンが濃厚やねんから、
もっと奮起して欲しいね。
その2人の後ろに控える左CBは金正也に関しても、
安心して見れるとまではいかなかったけど、
最近の岩下も大概やから、さほど気にならんかったかな。
むしろ、相棒が安定感を欠いているせいか、
最近の丹羽が頼もしく見えてきているのは俺だけだろうか。
ハーフタイムを挟んで迎えた後半は、
5ゴールが飛び交った前半とは打って変わって落ち着いた内容やったけど、
パトリックの落としから宇佐美が見事なループを決めて、4-2。
ここ最近、ゴールから遠ざかっていた宇佐美やったけど、この日は2得点。
得点以外の場面でも動きが良く、閉じていたケチャップの蓋が外れて、
ドバドバ出だす予兆みたいなものを感じたし、
次節の対戦相手は相性の良い神戸なので、是非とも期待したいところ。
そして、氷雨の降る中、平日の味スタに足を運んだガンバサポを、
最後に沸かせたのは仕上げのリンス。
11月26日(良い風呂の日)にリンスが仕上げるなんて、
どういう縁なんだろうかって思ってみたりしたけど、
よく考えたら、清水は7月と9月のリーグ戦でもリンスに仕上げられてるから、
このままやと髪の毛がサラサラになるどころか、
オーバートリートメントで毛穴が詰まってハゲそうやな。
これでガンバは元日じゃない国立じゃないピッチに辿りつく事ができたね。
対戦相手は山口率いる千葉・・・ではなく、山崎と川西を擁する山形。
特に最近の川西の活躍はよく伝え聞くところやし、
対戦が楽しみではあるけど、天皇杯決勝の事を考えるのは、
来月の徳島戦が終わってからでも遅くは無いし、
それはJ1昇格POを控える山形にとっても同じ事。
今は、直近の目標にそれぞれ集中し、お互いに目的を達成した状態で、
12月13日の今季最後の試合で顔を合わせましょう。
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