2015年5月21日

宇佐美にはFCソウルのユニフォームが神戸のユニフォームに見えているようだ



ガンバ大阪31FCソウル


ACLで毎年のように好成績を残している韓国勢の中でも、
とりわけFCソウルはACLに強いイメージがある。

現に、今まで参加したACLでベスト8以下だった事が一度も無いらしいね。

そんなチームと対峙すると言う事で、
アウェイゴールを奪ったうえでの1点差以内の負けなら許容範囲かなと思ってたけど、
まさか3つもアウェイゴールを積み上げてくるとは思わなかった。

誰もが思っているように後半ロスタイムの失点があまりにも余計やったけど、
FCソウルがベスト8に勝ち抜けるためには、万博で3得点を挙げることが最低条件。

西野時代ならともかく、
慎重な長谷川健太がホームで3失点もするようなタクトを振うとは思えないし、
ガンバが1点でも取れば試合を終わらせることができるわけやし、
これでACLのワクワク感を秋まで楽しめる事が、ほぼ確実やね。



終わってみれば快勝やったけど、
前半でシュート15本を放った土曜日の川崎戦からは打って変わって、
シュート0本に終わった前半はどうなることかと思った。

シュートに行けそうな場面と言えば、
セットプレーで今野が主審にファウルされた場面と、
大森がカウンターのチャンスをフイにした場面ぐらいだったかな。

ただ、ピンチになりそうな場面も、
右サイドから流したボールを正面からミドルシュート打たれた場面ぐらいで、
お互いに慎重な試合をしているなという印象やったね。



試合が動いたのは後半から。

今季、一向に調子の上がって来ない大森に代わって、
後半頭から投入された倉田のシュートが反撃の合図。

前半、ガンバの脅威となっていた右サイドのチャ・ドゥリは、
守勢に回ると相変わらずのザルっぷりで、
ガンバとしては左サイドを起点に良い攻撃ができるようになってきたね。

そして生まれた、宇佐美の先制点。

左サイドの藤春からのクロスを、
右足ボレーで見事にゴールネットを揺らした宇佐美の技術も然ることながら、
藤春にパスが出るところまでのパスワークも含め、
長谷川政権下のガンバで最も美しいゴールじゃないだろうか。

こんなゴールはそうそう見れるもんじゃないと思っていたら、
宇佐美のゴールから約10分後、藤春のクロスから、
今度は米倉がボレーシュートを決めて2点目。

SBのクロスをSBが決めると言う、
ロベルト・カルロスとカフーがいた頃のブラジル代表みたいなゴールやったけど、
フカさないように体を倒してシュートすると言う、
ボレーシュートの鉄則を体現した米倉のシュートモーションには、
元FWの名残が見て取れたね。

そして、敵地でのゴールラッシュを締めくくったのは宇佐美。

スペースがある状況だったとはいえ、
1対2の局面で、細かいフェイントから、振り抜きの速いミドルシュートという、
高度な技術の合わせ技によるゴールやったけど、
それだけ難易度の高いゴールを決めても、
宇佐美なら当然だよねと思わせてしまうのが、この男のすごいところである。



ハリルホジッチが代表監督になってから、
これまでのストロングポイントだったオンザボール時のプレーだけでなく、
オフザボールの動きも改善されて、称賛されている宇佐美やけど、
それ以上に、藤春のハリルホジッチが監督になってからの成長加速度は、
目を瞠るものがある。

これまで、トップスピードでボールを受けたら、
勢い任せにクロスを上げていたのが、
今は中の味方の位置を確認できる余裕も出てきている。

さらに、課題だった守備面でもだいぶ球際を戦えるようになってきて、
以前は、藤春のサイドに流れた相手チームのCFにポストプレーをされて、
攻撃の起点を作られる事が多かったけど、それもめっきり無くなった。

個人的には、今でもガンバの左SBは下平が相応しいと思ってるんやけど、
最近の藤春のプレーは認めざるを得ない。

今の日本代表は長友と内田が共に故障がちで、
左右のSBが固定できていない状態であるので、
米倉も含め、藤春には代表に定着できるチャンスは大いにあると思う。

まあ、ガンバからあまり代表選手が出てしまうと、
ガンバでのプレーに影響が出そうで、痛し痒しなところではあるねんけども。



去年までならACLのベスト16の1st legと2nd legの間に、リーグ戦があったけど、
今季は、協会がACL出場チームをサポートすると公言したからなのか、
柏とのリーグ戦が6月に延期になり、中6日で2nd legを戦えるという、
日程面にも恵まれた。

まだベスト8進出が決まったわけじゃないけど、
1st legでこれだけの結果を残せたのなら、
今週末は普通にリーグ戦をやっても良さそうな気がするけどね。

まあ、せっかく協会が配慮してくれたんやから、
ありがたくそれに甘えさせてもらって、
2nd legでは前半に複数得点して、試合を決めてしまおう。

そして、井手口と堂安を途中出場させ、
ACLの雰囲気を経験させるという展開に持って行ければ最高やね。




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